Owners Manual

3. サーマルグリースアプリケータ(注射
メモ: サーマルグリースは、1 回のみ使用することを目的としています。使用後は、アプリケー
タ(注射器)を破棄してください。
c. ヒートシンクをプロセッサの上に置きます。
d. ヒートシンクをシステム基板に固定する 4 本のネジを締めます。
メモ: 対角関係にあるネジを締めていきます。ヒートシンクを取り付ける際に、ヒートシンク固
定ネジを締めすぎないでください。締めすぎを避けるには、ヒートシンク固定ネジを抵抗を感
じ始めるまで締めて、ネジが固定されたらそれ以上締めないようにします。ネジの張力が 6 in-
lb6.9 kg-cm
を超えないようにしてください。
次の手順
1. 冷却エアフローカバーを取り付けます。
2. 該当する場合、PCIe カードを取り付けます。
3. 冷却ファンアセンブリを取り外した場合は、取り付けます。
4. システム内部の作業のあとに」に記載の手順に従います。
5. 起動中に F2 を押してセットアップユーティリティを起動し、プロセッサの情報が新しいシステム構成
と一致していることを確認します。
6. システム診断プログラムを実行し、新しいプロセッサが正しく動作することを確認します。
電源装置ユニット
お使いのシステムでは、以下のうちいずれかひとつをサポートしています。
495 W750 W、または 1100 W AC 電源装置モジュール 2 台、または
1100 W DC 電源装モジュール 2 台、または
750 W 混在モード電源装置モジュール 2
メモ: Titanium 電源装置ユニットの公称定格は、200240 VAC 入力限定です。
メモ: 同一の PSU 2 台搭載されている場合、電源装置の冗長性 1+1 – 冗長性あり、または 2+0 –
冗長性なし) システム BIOS で設定されます。冗長モードでは、ホットスペアが無効の場合、システ
ムへの電力供給は両方の PSU から同等に行われます。ホットスペアが有効になっている場合、効率を
最大限にするため、システムの使用率が低いときに
1 台の PSU がスタンバイモードに切り替わります。
メモ: 2 台の電源装置ユニットが使用されている場合は、最大出力電力が同じである必要があります。
メモ: AC 電源装置ユニットについては、、拡張電源パフォーマンス (EPP) ラベルが背面に貼付されてい
る電源装置ユニットのみを使用してください。旧世代のサーバーからの電源装置ユニットと混在させ
ると、電源装置ユニットがミスマッチの状態となったり、または電源が入らなかったりすることになる
可能性があります。
ホットスペア機能
お使いのシステムではホットスペア機能がサポートされており、電源ユニットの冗長性に関連する電力のオ
ーバーヘッドが著しく軽減されています。
ホットスペア機能を有効に設定すると、冗長電源装置がスリープ状態に切り替わります。アクティブな電源
装置が負荷の 100% をサポートするため、より高い効率で稼動します。スリープ状態の電源装置は、アクテ
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