Owners Manual

DC 電源装置ユニットの取り付け
前提条件
警告: –4860V DC 電源装置ユニット(PSU)を使用する装置の DC 電源接続およびアース接続
は、適切な資格を持つ電気技術者が行う必要があります。
DC 電源またはアースの接続はご自分で行わ
ないでください。すべての電気接続は、システムの使用地域およびその国の条例と慣行に準拠する必要
があります。デルで認められていない修理による損傷は、保証の対象となりません。製品に同梱の安全
にお使いいただくための注意をすべてお読みになり、指示に従ってください。
手順
1. 両方の電源装置のタイプと最大出力電力が同じであることを確認します。
メモ: 最大出力電力(ワット数で表記)は PSU ラベルに記載されています。
2. 新しい電源装置ユニットをシャーシに挿入し、完全に装着されてリリースラッチが所定の位置にカチッ
と収まるまで押し込みます。
メモ: ケーブルマネージメントアームのラッチを外している場合は、再びラッチをかけます。ケー
ブルマネージメントアームの詳細については、システムラックのマニュアルを参照してください。
3. アース端子付きワイヤを接続します。
4. 電源装置ユニットに DC 電源コネクタを取り付けます。
注意: 電源ワイヤを接続するときは、ストラップでワイヤを電源装置のハンドルに固定します。
5. DC 電源にワイヤを接続します。
メモ: 新しい電源装置の通常の取り付けや、ホットスワップまたはホットアッドによって交換また
は取り付けを行う際には、システムが電源装置を認識して状態を判断するまで 15 秒待ちます。電
源装置ステータスインジケータが緑色に点灯すれば、電源装置は正常に機能しています。
システム基板
システム基板の取り外し
前提条件
注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者しか実行できません。製品マニュアルで許可され
ている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によって
のみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない修理
(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。お使いの製品に同梱の「安全にお使いいただく
ために」をお読みになり、指示に従ってください。
注意: 暗号化キーと共に Trusted Platform Module TPMを使用している場合は、プログラムまたは
システムのセットアップ中にリカバリキーの作成を求められることがあります。このリカバリキーは
必ず作成し、安全に保管しておいてください。このシステム基板を交換した場合は、システムまたはプ
ログラムの再起動時にリカバリキーを入力しないと、ハードドライブ上の暗号化されたデータにアクセ
スできません。
注意: マザーボードから TPM プラグインモジュール を取り外さないようにしてください。TPM プラ
グインモジュールをいったん取り付けると、特定のマザーボードに暗号化されてバインドされます。取
り付けられた
TPM プラグインモジュールを取り外そうとすると、その暗号化されたバインドが破壊さ
れ、再取り付けまたは他のマザーボードへの取り付けができなくなります。
1. 「安全にお使いいただくために」を必ずお読みください。
2. 「システム内部の作業を始める前に」に記載の手順に従います。
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