Owners Manual

6
システム診断の使用
システムに問題が起こった場合、デルのテクニカルサポートに電話する前にシステム診断プログラムを実行
してください。システム診断プログラムを使うと、特別な装置を使用せずにシステムのハードウェアをテス
トでき、データが失われる心配もありません。お客様がご自分で問題を解決できない場合でも、サービスお
よびサポート担当者が診断プログラムの結果を使って問題解決の手助けを行うことができます。
Dell Embedded System Diagnostics
メモ: Dell 組み込み型システム診断は、Enhanced Pre-boot System Assessment(ePSA) 診断としても知
られています。
内蔵されたこのシステム診断プログラムには、特定のデバイスグループや各デバイス用の一連のオプション
が用意されており、以下の処理が可能です。
テストを自動的に、または対話モードで実行
テストの繰り返し
テスト結果の表示または保存
詳細なテストで追加のテストオプションを実行し、障害の発生したデバイスに関する詳しい情報を得る
テストが問題なく終了したかどうかを知らせるステータスメッセージを表示
テスト中に発生した問題を通知するエラーメッセージを表示
内蔵システム診断を使用する状況
システム内の主要なコンポーネントまたはデバイスが正しく動作していない場合、内蔵されたシステム診断
プログラムを実行すると、コンポーネントの障害が示されることがあります。
起動マネージャからの組み込み型システム診断プログラムの実行
1. システム起動中に F11 を押します。
2. 上下矢印キーを使用して、システムユーティリティ診断の起動と選択します。
ePSA Pre-boot System AssessmentePSA 起動前システムアセスメント)ウィンドウが表示され、シ
ステム内に検知された全デバイスがリストアップされます。Dell Diagnostics が検知された全デバイス
のテストを開始します。
Dell Lifecycle Controller からの内蔵されたシステム診断プログラムの実行
1. システム起動中に F11 を押します。
2. Hardware Diagnostics(ハードウェア診断) Run Hardware Diagnostics(ハードウェア診断の実
)を選択します。
132