Operator's Guide

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1.8 無線設備について
1.8.1 本製品は2.4 GHz帯を使用する無線モジュールを内蔵しています。
これらの機器には、以下のラベルが貼付されています。
Bluetooth
®
2.4
: 2.4
GHz
帯を使用する無線設備を表します。
FH
:
変調方式が
FH-SS
方式であることを表します。
2
:
想定される干渉距離を表します。
この機器の想定干渉距離は約
20
m
です。
:
全帯域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域を回避不可能であ
ることを表します。
無線LAN
2.4
: 2.4
GHz
帯を使用する無線設備を表します。
DS/OF
:
変調方式が
DS-SS
方式または
OFDM
方式であることを表します。
4
:
想定される干渉距離を表します。
この機器の想定干渉距離は約
40
m
です。
:
全帯域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域を回避可能である
ことを表します。
W52
: 36ch(5.18
GHz
), 40ch(5.20
GHz
), 44ch(5.22
GHz
),
48ch(5.24
GHz
)
が使用できることを表します。
W53
: 52ch(5.26
GHz
), 56ch(5.28
GHz
), 60ch(5.30
GHz
),
64ch(5.32
GHz
)
が使用できることを表します。
W56
: 100ch(5.50
GHz
), 104ch(5.52
GHz
), 108ch(5.54
GHz
),
112ch(5.56
GHz
), 116ch(5.58
GHz
), 120ch(5.60
GHz
),
124ch(5.62
GHz
), 128ch(5.64
GHz
), 132ch(5.66
GHz
),
136ch(5.68
GHz
), 140ch(5.70
GHz
)
が使用できることを表しま
す。
W52/W53
は屋内においてのみ使用が可能です。
1.8.2 この機器の使用周波数に関わるご注意
この機器の使用周波数帯では、電子レンジなどの産業・科学・医療用機器のほか、工場の製造ラインなどで使
用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)および特定小電力無線局(免許を要しない
無線局)が運用されています。
この機器を使用する前に、近くに移動体識別用の構内無線局および特定小電力無線局が運
用されていないことを確認してください。
万一、この機器から移動体識別用の構内無線局に対して、電波干渉の事例が発生した場合
には、すみやかに使用場所を変えるか、電波の発射を停止してください。
その他、この機器から移動体識別用の特定小電力無線局に対して電波障害の事例が発生し
た場合など何かお困りのことが起きたときは、QBdirectへお問い合わせください。
1.8.3 システム設計者へのお願い
使用する環境によっては通信できないことがあります。事前に問題なく通信が行えることを確
認した上で、使用してください。
通信に失敗したときにデータを再送できるプログラムを使用してください。
2.4
GHz帯の電波を使用する機器が稼働している環境にBHTを導入するときや、システム導
入後新たに2.4
GHz帯の電波を使用する機器を導入したときは、それらの機器をすべて稼働
状態にして、BHTで通信が行えることを確認したうえで使用してください。
システム導入後使用環境に変化があった場合(家電製品の追加、棚や荷物の移動、追加な
ど)、再度通信確認を実施したうえで使用してください。
IEEE802.11b/g/n
IEEE802.11a/n
W52 W53 W56
IEEE802.11b/g/n
IEEE802.11a/n
W52 W53 W56