Care Sheet

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Duravit(デュラビット)製浴室ファニチャ
ーは浴室に最適なな素材から製造されていま
す。Duravit製品を楽しく長くお使いになれる
ように、次の点には必ず従ってください。浴
室の良好な換気を確保することは重要です。
ファニチャーを滞留している水や持続的な湿
気に晒さないでください。それでも水が撥ね
た場合はファニチャーを損傷させないた水を
良くふき取り、乾燥させてください。先のと
がった物、鋭い物や研磨性の物と接触させな
いでください。マニキュア除光液、香水、ヘ
アダイ/ヘアトーン液、溶媒を含む液体、アセ
トンなどの化学薬品が付いた場合はファニチ
ャーの表面からすぐに除去してください。ク
リーニングには研磨性のお手入れ液、溶媒や
腐食性洗剤を絶対に使用しないでください。
インク、フルーツやフェルトペンなどの染
み、茶類、コーヒー、ジュースや赤ワインは
そのままにしておくと表面に浸透するので直
ちに除去してください。
汚れはすぐに除去してください。付着したば
かりの汚れなら乾燥して固まったものより表
面から容易に除去できます。表面はすべて条
件付きでUV耐性があります。UVが持続的に
照射されれば製品が変色することがありま
す。
以下では、個々の素材別に、ケアとメンテナ
ンスについて別個に記載されています。
重要な注意
洗剤メーカーの使用推奨事項に必ず従ってく
ださい。不明な場合は見えない箇所で洗剤や
ケア溶液を少々試してください。
天然木材や一体木材のケアとクリーニング
天然木材のベニヤは生きている材料です。構
造、木目、多孔性、色の自然な変化は、木材
が、本物の天然素材であることの証です。木
材が経時的に日光に晒され続けると、変色
したり艶が無くなることがあり、こうした
使用後における木材の風合いの変化等による
理由の返品請求に関しましては、受け付けて
おりません。ご了承ください。日常のほこり
拭きには窓用レザーなどをはじめ軽く湿らせ
た柔らかく糸の立たないクロスを使用してく
ださい。しつこい汚れはお湯と場合によって
は洗剤を使って落とします。付着している水
は直ちに柔らかい布で拭き取ります。粗目の
穴がある天然木材ベニヤ(樫やオーク材)の
汚れを除去するには洗剤として多目的クリー
ナーであって次の成分を含むものをご使用下
さい。陰イオンと非イオン性界面活性剤、
石鹸、リン酸系、フェノキシエタノール。洗
剤は布に着けて丸を描きながら次に目に沿っ
て穴の中へ擦りこみます。次に温水を湿らせ
た柔らかい布で拭き上げます。穴がひどく汚
れていれば表面を最初にPolitur(ウッドケア
液)で擦り、次に前記に従い多目的クリー
ナーで仕上げにクリーニングします。ファ
ニチャー用Politurは僅少な量のみ乾燥した表
面に付け、濡れた表面に付けないでくださ
い。Politurが白く変色することがあります。
高光沢性表面のケアとクリーニング
バスファニチャーを温水で若干湿らせた布と
少量の洗剤できれいにします。布では取り
切れないようなひどい汚れは、非研磨性の
自動車ボディー洗浄液を微量付けて拭き取り
ます。頻繁に使用すると塗装が取れていくの
で、これは例外的にのみ使用してください。
家具磨き剤(油性、ワックス)は 使用しない
でください。表面に脂質の層が形成され、光
沢が劣化します。艶消しまたは高光沢製表面
には表面の擦り傷等を防止するため、乾いた
布、ペーパーナプキン、マイクロファイバー
クロスを使用します。
メラミン樹脂紙製表面のケアとクリーニング
バスファニチャーを温水で若干湿らせた布と
少量の洗剤できれいに。表面に構造的加工
が施されたファニチャーは構造の目に沿って
クリーニングすると汚れが取れやすいです。
次に水を湿らせた布で拭き上げ、洗剤を除去
し、しみや筋が残らないようようにします。
しつこい汚れは、お湯と場合によっては、洗
剤を使って落とします。
人工皮革のケアとクリーニング
人工皮革が天然皮革とは全く別物であること
に注意してください。人工皮革は湿らせた布
で拭き取るのみとし、クリームなどはその後
で塗りません。人工皮革のソフナーはクリー
ムの油脂含有物質との相互作用により表面が
変色し損傷することがあります。
鏡とミラードアのケアとクリーニング
しみ(油脂、化粧品など)を除去するには温
水で洗い上げよく絞った窓拭き用レザーを
使用します。鏡の縁は堆積物で汚くなる場合
があるので常に拭き取り乾燥状態を維持しま
す。ガラスクリーナーや窓クリーナーその他
の薬品は鏡の銀被膜を損傷し、茶色のしみが
発生する場合があるので使用しないでくださ
い。鏡やミラードアを不正に取り扱った場合
は補償や賠償請求は無効です。
ボックスなど樹脂品目のケアとクリーニング
引き出し、トレイ、樹脂成型品は溶媒を含ま
ない洗剤で湿らせた布でクリーニングしま
す。クリーニングにはアセトン、ベンジン、
ベンゾールなどの溶媒を含むクリーニング液
を使用しないでください。
ハンドルのケアとクリーニング
メタリックの素材で比較的硬めの材料製でも
適用されている表面処理(塗装、陽極酸化処
理、電気メッキ)は傷に対する耐性がありま
せん。日常のお手入れには温水を湿らせた柔
らかい布で拭き取れば十分です。しつこい汚
れの場合は次の点に従ってください。
クロム:
光沢を維持するため、クロムメッ
キ表面は柔らかい布に希釈したシンナーを
付けて押し付けずに拭き取ります。仕上げ
に表面を柔らかい布で拭き上げます。
ステンレススチール:
ひどい汚れを除去す
るにはステンレススチール用特殊ケア液を
メーカー規定に従って使用してください。
アルミニウム/真鍮:
柔らかい窓拭きレザー
でクリーニングします。これなら表面が傷
つかずに最適に保護されます。