Manual instruction

141
ja
作業中に飛散する様々な異物から目を守ってください。
粉じんマスクおよび呼吸マスクなどを着用し、作業中
に発生する粉じんから防護してください。 騒音の激し
い場所で作業を長時間続けると、聴力損失の原因とな
ることがあります。
材料をしっかりと固定してください。 材料をクランプ
等で固定すると、手で保持する場合よりも安全です。
電動工具上に銘板やマークを固定する際には、ネジや
リベッ卜を使用しないでください。 電気的な絶縁を破
壊し、感電を防げなくなる恐れがあります。貼付方式
の銘板を使用してください。
電動工具メーカーが認証していないアクセサリーは使
用しないでください。 アクセサリーが電動工具に取り
付けられるだけでは、安全な作業がおこなえるとは限
りません。
非金属製工具で電動工具の通気孔を定期的に掃除して
ください。 モーターファンは粉じんを装置内へ吸引し
ます。 金属粉じんが多く蓄積されると、感電を発生す
る恐れがあります。
電動工具をご自分、他の人物または動物に向けないで
ください。 先のとがった、または熱くなった先端工具
で怪我をする恐れがあります。
ご使用になる前に電源線およびプラグが破損していな
いかを確認してください。
推奨: この電動工具には検出電流が 30 mA またはそれ
以下の漏電遮断器 (RCD) を常に使用ください。
手に伝わる振動
本説明書上に記載された振動レベルは EN 62841 の規
格に準拠した測定方法で測定されているため、この情
報は他の電動工具との比較時にご使用いただけます。
また、振動負荷の事前調査にもご使用いただけます。
記載中の振動レベルは電動工具を主な用途にご使用に
なった場合の代表値を示しています。用途やご使用に
なる先端工具、保守状況によっては、記載中の振動レ
ベルと異なることがあります。 このような場合、作業
中の振動負荷が大幅に高くなることがあります。
振動負荷を正確に推測する場合には、電動工具のスイ
ッチを切っている時間やスイッチは入っていても実際
に使用していない時間も考慮に入れる必要があります。
これにより、作業中の振動負荷は大幅に低下すること
があります。
電動工具や先端工具の保守、手の保温、作業フローの
計画などの追加的措置を定めることで、作業員を振動
負荷から保護してください。
取り扱いにあたっての注意
必ず電動工具のスイッチを入れてから工作物にあ
ててください。
切断の際には電動工具を加工表面に向かってできるだ
け垂直に保持してください。 (BLS 1.6 E (**) および
BLS 2.5 E (**)).
電動工具に均等に力をあてながら、切断方向へ軽く押
してください。力を与えすぎると、電動工具の寿命が
大幅に短くなります。
シートメタル材の溶接箇所の切断はお避けください。
能力以上の厚さの多層シートメタル材の切断はお避け
ください。
BLS 1.6 E, BLS 2.5 E (**): ブレードの寿命を向上させる
ため、切断線上には潤滑剤を塗布されることをお奨め
します。
鋼板の切断時:カッティングペーストまたは切削油
アルミの切断時:スピンドル油
BSS 1.6 E (**), BSS 1.6 CE (**), BSS 2.0 E (**): 切断線
には潤滑剤が付着していないことが必要です。
切断線から電動工具を引き出してからスイッチを切っ
てください。
ブレードが磨耗していると、大きな力を加えなければ
作業が進まなくなります。
BSS (**): 窓抜き切断の際には、事前に穴をあけること
が必要です。『技術仕様』を参照してください。
BSS 1.6 CE (**): 切り込みを入れる際には、モーターが
作動したままで電動工具を加工材から引き出してくだ
さい。長い方の加工材を切断してください。
BSS 1.6 E (**), BSS 1.6 CE (**): ブレードは再研磨でき
ません。
BSS 2.0 E (**): ブレードは再研磨可能です。
BSS 2.0 E (**): 固定使用の場合、アルミ製またはプラス
チック製のプロテクターを使用して電動工具を万力に
固定してください。電動工具がしっかりと固定され、
破損しない程度に万力を適切に締めてください。
BLS 1.6 CE (**), BLS 2.5 E (**): ブレードは再研磨できま
せん。必ずペアで交換してください。
メンテナンスおよび顧客サービス
過度な環境条件下で金属材料を加工すると、
電動工具内部に導通性を持つ粉じんが溜ま
り、本体の絶縁機構に悪影響をおよぼすことがありま
す。このため、電動工具の通気孔から乾燥したオイル
フリー圧縮空気を吹き付けて内部の粉じんを除去する
とともに、漏電遮断器 RCD)を接続してください。
アスベストと接触した製品は修理に出さないでくださ
い。アスベストで汚染された製品は、各国に適用され
ているアスベスト含有廃棄物の処理の既定に従って処
分してください。
本電動工具の接続コードが破損した場合、メーカーま
たは代理業者に接続コードを交換させてください。
この電動工具に適用される最新の交換パーツリストは、
インターネットサイト www.fein.com をご覧ください。
以下の部品は、必要に応じてお客様ご自身で交換して
いただけます : 先端工具、切断ジョー (BSS (**)