User's Manual

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リプレイ、ズーム、カーソル機能の使い方
本章について
本章では、カーソル、ズーム、およびリプレイ分析機能に
ついて説明します。これらの機能は、ScopeTrendPlot
あるいは Scope Record の主機能において 1 つまたは複数
機能で利用することができます
また、複数の分析機能を組み合わせて使用することも可能
です。これらの機能を使った典型的な応用例として
は、次の様なものがあります。
まず最初に、リプレイを使用して最後の画面を再表示
し、特定の画面を見つけます。
ズームを使用して調べたい信号を拡大します。
最後に、カーソルを使って測定値を取得します。
100
件の最新スコープ画面の再表示
スコープ・モードでは、最新の 100 件までの画面が自動的に
保存されています。HOLD キー、あるいはREPLAYキーを押す
と、メモリーの内容が固定されます。REPLAYメニューの機
能を使用して、保存された画面を 1 画面ずつ古いものにさ
かのぼって表示し、分析したい画面を見つけます。この機能
により、HOLD キーを押さなかった場合でも、過去に捕捉し
た信号を表示させることができます。