User's Manual

レコーダー機能の使い方
長時間メモリーによるスコープ波形の記録
(Scope Record) 2
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長時間メモリーによるスコープ波形の記録
(Scope Record)
SCOPE RECORD 機能は、1 つまたは 2 つの長い波形を記録
するロール式記録モードです。本機能は、各種の動作制
御信号の波形や UPS (無停電電源装置) の電源立上げ時の
イベントなどを監視するのに使用されます。記録中に過
渡現象をすばやく捕捉でき、長時間メモリーによって
1 日以上の記録をとることができます。本機能は多くの
DSO のロール式記録モードに類似していますが、より一
層充実した長時間メモリーおよび機能を備えています。
Scope Record
機能の開始
入力 A と入力 B 波形を記録する場合の例を示します。
1 入力 A と入力 B を入力します。
2
RECORDER
RECORDER メイン・メニューを開
きます。
3
ENTER
RECORDER メイン・メニューで、
Scope Record を反転表示にし
て、記録を開始します。
通常のチャート・レコーダーのように、画面の右から左へ
波形が表示されていきます ( 21 を参照)
21. 記録中の波形
次の情報が画面に表示されます。
画面上部に、記録開始から経過した時間が表示され
ます。
画面下部に、時間目盛りの設定、およびメモリーに
保存される全時間幅の情報が表示されます。
注記
正確な読み値を得るために、本器を
5
分間ウォー
ムアップすることをお勧めします。