User's Manual

波形のトリガー
遅延トリガーと早期トリガーの使い方
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遅延トリガーと早期トリガーの使い方
トリガーが検出される時刻よりも前の、あるいは後の波
形を表示することができます。初期設定では、早期トリ
ガーの表示用に 2 目盛り分が割り当てられています (
の遅延)
次の手順に従って遅延トリガーを設定します。
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MOVE
押し続けて遅延トリガーを調節し
ます。
画面上のトリガー・アイコン が、新しいトリガー位置
に移動することを確認します。トリガー位置が左側に移
動して画面から外れると、トリガー・アイコンが に変
わり、遅延トリガーを選択していることを示します。
逆にトリガー・アイコンが画面右側に移動した場合、早
トリガー表示であることを示します。これにより、トリ
ガー・イベント前の状況、またはトリガーの原因が確認
できます。
遅延トリガーの場合、画面下部のステータス表示が変わ
ります。次に例を示します。
これは、入力 A が正の傾きのトリガー・ソースとして使用
されていることを示します。500.0 ms は、トリガー位置
と波形表示の間の (正の) 遅延時間を示します。
有効なトリガー信号が検知されると、トリガー・キーが
点灯し、数値が入力されていないトリガー・パラメー
ターが表示されます。
トリガーが検出されない場合には、トリガー変数は灰色
で表示されます。
29. 遅延トリガーおよび早期トリガー
29 は、500 ms の遅延トリガー ()、および 8 目盛り
分の早期トリガー表示 () を示しています。