User's Manual

80 Series V
ユーザーズ・マニュアル
16
温度の測定
(87)
本器は、付属の K 型熱電対の温度を測定します。C
押して、摂氏 (°C) または華氏 (°F) を選択します。
W 注意
本器やその他の機器に対する損傷を避けるため、
本器の定格は -200.0 °C +1090.0 °C および
- 328.0 °F1994.0 °F ですが、付属の K 型熱電
対の定格は 260 °C までです。このレンジ以外の
温度では、より高い定格の熱電対を使用してくだ
さい。
表示レンジは、-200.0 °C +1090.0 °C
-328.0 °F 1994.0 °F です。このレンジ外の読み取り値で
は、ディスプレイにOLと表示されます。接続されてい
る熱電対がない場合、シリアル番号が90710501より大きい
メーターでは[OPEn]が表示され、シリアル番号が90710501
より小さいメーターでは[OL]が表示されます。
注記
シリアル番号を確認するには、本器をホルスター
から取り出します。シリアル番号を確認するには、
本器をホルスターから取り出します。
温度を測定するには、次の手順に従います。
1. K 型熱電対を本器の COM および dV eG 端子に接
続します。
2. ロータリー・スイッチを
M に合わせます。
3. A を押して、温度モードに移行します。
4. C を押して、摂氏または華氏を選択します。
導通試験
W注意
本器または被試験装置を誤って損傷しないよう、
導通試験の前に、回路の電源を切り離し、すべて
の高電圧コンデンサーを放電させてください。
導通試験にはビープ音機能が付いており、回路が完全であ
る限りビープ音が鳴ります。この機能により、表示部を見
なくてもすむため、導通試験を迅速に実行できます。
導通を試験するには、本器を図 4 に示すようにセットし
ます。
導通ビープ音は、E を押してオンとオフを切り替え
ます。
導通試験機能は、1 ms までの短い間欠的な開放や短絡も検
出します。瞬時の短絡に対しては、短いビープ音が鳴ります。