User's Manual

保守
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保守
XW警告
感電または怪我を避けるため、このマニュアルに
記載されていない修理や保守は、80
シリーズ
V
サービス情報
に記載されているように、認定を受
けた担当者のみが行います。
一般保守
ケースは、水で軽く湿らせた布と弱中性洗剤を使用して定
期的に拭くようにします。研磨剤や溶剤は使用しないでく
ださい。
端子部にゴミや水分があると、読みに影響し、Input Alert
機能を誤って作動させることがあります。端子をクリーニ
ングするには、次の手順に従います。
1. 本器の電源を切り、テスト・リードをすべて外し
ます。
2. 端子内部に入り込んでいるゴミを振り落として下
さい。
3. 新しい綿棒に清掃給油剤 WD-40など) を含ませ
ます。各端子廻りを綿棒で清掃します。給油剤は、湿
気による Input Alert 機能の誤作動から端子を保護し
ます。
ヒューズの試験
テスト・リードを mA/μA または A 端子に差し込み、ロー
タリー・スイッチを電流以外の機能に合わせます。現在の
端子に関連付けられているヒューズが良好な場合は、音が
鳴り、「LEAd」が点滅します。音が鳴らず「LEAd」が点
滅しない場合は、ヒューズが不良であるため、交換する必
要があります。正しい交換ヒューズについては、表 8
参照してください。
ヒューズの品質を試験するには、次の操作を実行します。
電流測定の前には、図 10 に示すように、該当するヒュー
ズを試験します。試験での読みが、ここに示す値と異なる
場合には、本器を修理に出していただく必要があります。
XW警告
感電や怪我を避けるために、電池やヒューズを交
換する前には、テスト・リードを外し、入力信号
がある場合はそれも外します。損害や傷害の予防
のために、表 8 に示されている電流、電圧、溶
断速度の、指定交換ヒューズのみを使用してくだ
さい。