3000 FC Wireless Multimeter ユーザーズ・マニュアル May 2014 (Japanese) © 2014 Fluke Corporation. All rights reserved. Specifications are subject to change without notice. All product names are trademarks of their respective companies.
保証および責任 本 Fluke 製品は、使用されている部分の欠陥、または製造上の問題に起因する欠陥により生ずる故障に関し、購入日より 3 年間、保証がされています。この保証は、ヒューズ、消耗部品である電池、偶発的な事故・天災に基づく本品への損傷、操 作上、取扱い上の不注意、使用上の誤り、又は普通でない状況下から生ずる本品への損傷に関しては適用されません。販売 代理店は、その他いかなる保証も、Fluke 社を代表して、あるいは Fluke 社に代わって、約束することを許されておりませ ん。保証期間中にサービスをお受けになる必要が生じた時は、故障内容を本品に添えて、最寄りのサービスセンターへお送 りください。 この保証は、お客様に対する唯一の保証です。特定の目的に対する適合性といった、その他いかなる保証を意味するもので も、また暗示するものでもありません。FLUKE 社は、なんらかの理由、又は理論に起因して生ずる、いかなる特別な損傷 又は損失、間接的な損傷又は損失、偶発的な損傷又は損失、又は必然的な損傷又は損失に対し、責任を負うものではありま せん。州(米国)また国によっては、暗示的な保証の除外又は制限、あるいは
目次 題目 ページ はじめに ......................................................................................................................... フルークへの連絡先 ....................................................................................................... 安全に関する情報........................................................................................................... 危険な電圧 ..................................................................................................................... テスト・リード・アラート .....
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 手動および自動レンジ ................................................................................................... パワーアップ・オプション ............................................................................................ 機能 ............................................................................................................................... 真の実効値 メーターの AC ゼロ入力作動 ..................................................................... 基本的な測定 ............................................
表目次 表 題目 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. ページ 記号 ....................................................................................................................................... パワーアップ・オプション ................................................................................................... 入力 ....................................................................................................................................... ロータリー・スイッチの位置......................................................................
3000 FC ユーザーズ・マニュアル iv
図目次 図 題目 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. ページ モジュールのバインド手順 ................................................................................................... AC および DC 電圧測定 ........................................................................................................ ボルト/ヘルツ比率 ................................................................................................................. 抵抗測定 ..............................................................................................
3000 FC ユーザーズ・マニュアル vi
はじめに 警告 不慮の感電事故、火災、怪我を防止するために、 本器の使用前にすべての「安全情報」をお読みく ださい。 3000 FC Wireless Multimeter (以下「本器」) は、True-rms Digital Multimeter です。 フルークへの連絡先 フルークにご連絡いただく場合は、次の電話番号をご利用く ださい。 • • • • • • • テクニカル・サポート米国:1-800-44-FLUKE (1-800443-5853) 校正/修理 米国:1-888-99-FLUKE (1-888-993-5853) カナダ:1-800-36-FLUKE (1-800-363-5853) ヨーロッパ:+ 31 402-675-200 日本:+81-3-6714-3114 シンガポール:+65-6799-5566 その他の国:+ 1-425-446-5500 製品の登録には、http://register.fluke.com をご利用くだ さい。 最新のマニュアルの補足を表示、印刷、あるいはダウン ロードするには、 http://us.fluke.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル • 製品、プローブ、アクセサリーのうち定格 が最も低い部品の測定カテゴリー (CAT) 定 格を超えないようにしてください。 • 最初に既知の電圧を測定して、製品が正し く作動していることを確認します。 • 本製品が損傷している場合は使用せず、電 源をオフにしてください。 感電、火災、人身への傷害を防ぐため、次の注 意事項を遵守してください。 • 安全のため、単独で作業をしないでくださ い。 • すべての説明を注意深くお読みください。 • • 本器は指定された方法で使用してください。 指定外の方法で使用した場合、安全性に問題 が生じることがあります。 • 指定された測定カテゴリー、電圧、アンペ ア定格での操作に限定してください。 地域または国の安全規定に従ってください。 危険な通電導体が露出している部分では、個 人用保護具(承認されたラバーグローブ、フ ェイスカバー、難燃素材の衣服)を着用し て、衝撃やアークブラストによる怪我を防い でください。 • 本器は爆発性のガスまたは蒸気の周辺、結 露した環境、または湿気の多い場所では使 用
Wireless Multimeter 安全に関する情報 • 作動に異常が見られる場合は使用しないで ください。 • 本製品を使用する前に外装を点検してくだ さい。ひび割れやプラスチックの欠損がな いことを確認してください。端子周辺の絶 縁状態を十分に検査してください。 • 測定では、正しい測定カテゴリー (CAT)、 電圧、アンペア定格のプローブ、テスト負 荷、アダプターのみを使用してください。 • テスト・リードが損傷している場合は使用 しないでください。テスト・リードの絶縁 が損傷していたり、金属が露出していた り、磨耗していないか確認してください。 テスト・リードの導通状態を確認します。 • プローブの保護ガードより前に指を出さな いでください。 • テスト・リードが電流端子に接続されてい るときは、プローブを電圧源に接触させな いでください。 • 接続する場合は、電気信号の通っているテ スト・リードより先に共通テスト・リード を接続し、取り外す場合は COM 側テス ト・リードの前に電気信号の通っているテ スト・リードを外します。 • 測定に必要のないプローブ、テスト
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 表 1.
Wireless Multimeter 危険な電圧 危険な電圧 本器の入力に危険な電圧 (30 V 以上) が印加された場 合、 がディスプレイに表示され、危険な電圧を知らせ るインジケーターが赤で点灯します。 テスト・リード・アラート 機能スイッチを mA の位置にしたり、mA の位置から切 り替えると、ディスプレイに「LEAD」が一瞬表示さ れ、テスト・リードが正しい端子に接続されていること を確認するよう通知します。 バッテリー・セーブ機能 機能の変更またはボタンの操作が 20 分間ない場合、本 器は「スリープ・モード」となり、ディスプレイがオフ になります。スリープ・モードを解除するには、 を 押しながら本器の電源をオンにします。スリープ・モー ドは、MIN MAX AVG 記録セッション中、およびリモー ト・モジュールがディスプレイに表示されている場合は 常にオフとなります。 リモート操作 器は、他の DMM またはモジュールを制御することはで きません。無線がメーター測定に干渉することはありま せん。 無線周波数データ 注記 フルーク・コーポレーションによって明確に承 認されていな
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 本器は FCC Part 15 によるClassB デジタル装置の制限を 満たすことがテストされ、確認されています。これらの 制限は、住宅地区で使用した場合に、有害な電波妨害か ら適正に保護することを目的としています。本器は、無 線周波数エネルギーを生成、使用し、放射する可能性が あり、また、取扱説明書に従って設置および使用されな いと、有害な電波妨害を無線通信に及ぼすことがありま す。ただし、電波妨害が特定の設置において発生しない という保証はありません。本器がラジオまたはテレビ受 信に有害な妨害を及ぼす場合(装置をオン/オフして確認で きる)、以下のような 1 つまたは複数の対策によって電波 妨害の解決を試みることを推奨します。 • 受信アンテナを設定し直す、または位置を変え る。 • 装置と受信機の間の距離を遠くする。 • 販売店やベテランの無線/TV 技術者に相談する。 無線認証番号の前にある「IC:」は、デバイスがカナダ産 業省の技術仕様を満たしていることを表します。 6 モジュールの検出 本マニュアルで「検出」という用語は、3000 FC
Wireless Multimeter リモート操作 検出手順が完了すると、ディスプレイの の点滅が終 了します。 注記 2 分後にモジュールが検出されていない場合、 無線がオフになります。 検出手順の最後に、すべての検出されたモジュールがグ レーの背景に黒い数字でディスプレイに表示されます。 図 1 を参照してください。この図は、本器がバインドさ れるモジュールを示します。ディスプレイには 3 つのモ ジュールのみ表示されますが、本器は最大 6 台のモジュ ールを検出し、一時的にバインドできます。 リストの一番上のモジュール番号が点滅し、反転表示さ れていることを示します。 を押して、リストの次の モジュールに反転表示を移動します。 モジュール選択モードは、約 2 分間保持されます。本器 にバインドするモジュールを選択するには、次の手順に 従います。 1.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 注記 Auto V AC 1 2 120.0 モジュールを選択しない場合、ディスプレイに 表示されたすべてのモジュールがモジュール選 択モードの終了時に本器にバインドされます。 T3000 V3000 バインドされた各モジュールのモデル番号は、モジュール測 定で置換されます。本器および本器にバインドされた各モジ ュールの無線ボタンは、5 秒間隔で点滅します。バインドさ れていない各モジュールの無線ボタンは点滅しません。 Auto V AC 1 2 120.
Wireless Multimeter MIN MAX AVG 記録モード 本器からのモジュールのアンバインド方法 本器からモジュールをアンバインドするには、3 通りの 方法があります。 • モジュールをオフにします。 • モジュールの を押して、モジュールの無線をオ フにします。モジュールは測定を続行します。 • 本器の を押してアンバインドするモジュール を選択してから、 を押します。他のモジュー ルはすべて本器にバインドされたままとなります。 他の DMM の無線がオンになり検出手順が開始されると、本 器が検出されて本器のディスプレイに番号が表示されます。 MIN MAX AVG 記録モード MIN MAX AVG 記録モードは、最小/最大入力値を記録し、 すべての測定値の移動平均を計算します。新しい高/低測定 値を検出すると、ビープ音が鳴ります。 注記 DC 機能の場合、確度は測定機能の仕様確度 (250 ms よりも長い時間の変更に対して ±12 カ ウント) です。 モジュール・モードへの設定方法 マスターとして設定された別の DMM で測定値を表示で きるように、本
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 3. 4. 5.
Wireless Multimeter ディスプレイ・バックライト ディスプレイ・バックライト パワーアップ・オプション を押すと、バックライトのオンとオフが切り替わりま す。バックライトは 2 分後に自動的にオフとなります。 パワーアップ・オプションを設定するには、表 2 に表示 されているボタンを押しながら本器の電源をオンにしま す。 手動および自動レンジ 本器を手動または自動レンジに設定できます。自動レン ジでは、入力が最適な分解能で表示されるように本器が レンジを設定します。手動レンジでは、レンジを手動で 設定します。 本器の電源をオンにすると自動レンジに設定され、ディ スプレイに Auto が表示されます。本器を手動レンジに 設定するには、 を押します。 注記 MIN MAX AVG 記録モードまたはディスプレ イ・ホールド・モード中にレンジを変更するこ とはできません。いずれかのモード中に を押すと、ビープ音が 2 回鳴り、無効な操作で あることを知らせます。 表 2.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 機能 表 3 ~ 5 に、本器の機能のリストとその説明を示します。 表 3.入力 1 3 2 gxr001.eps 端子 12 説明 mA - 3.00 mA ~ 400.
Wireless Multimeter 機能 表 4. ロータリー・スイッチの位置 スイッチ 位置 機能 1 mV ~ 1,000 V の DC 電圧。 2 Hz ~ 99.99 kHz の周波数を測定するには、 を押します。 60.0 mV ~ 1,000 V の AC 電圧測定。 2 Hz ~ 99.99 kHz の周波数を測定するには、 ボルト/ヘルツを測定するには、 を押します。 をもう一度押します。 1 mV ~ 600 mV の DC 電圧測定。 6 mV ~ 600 mV の AC 電圧を測定するには、 を押します。[1] 0.1Ω ~ 50 MΩ の抵抗測定。 1 nF ~ 9999 μF の静電容量を測定するには、 を押します。 導通。25 Ω 未満でビープ音が鳴り、250 Ω を超えるとビープ音がオフになります。 ダイオード・テストを実行する場合は、 を押します。2.0 V を超えると、OL が表示されます。 3.00 mA ~ 400 mA の AC 電流測定。 3.00 mA ~ 400 mA の DC 電流を測定するには、 2 Hz ~ 9.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 表 5.
Wireless Multimeter 機能 表 5.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 真の実効値 メーターの AC ゼロ入力作動 平均値応答メーターは、純粋な正弦波だけを正確に測定 できます。真の実効値メーターは、歪んだ波形の信号を 正確に測定できます。真の実効値 コンバーターで測定値 を計算するには、最小入力電圧が必要です。この最小入 力により、真の実効値 メーターの仕様は 1 % ~ 100 % の範囲でのみ有効となります。テスト・リードの開放ま たは短絡時に真の実効値メーターに表示される非ゼロ桁 を使用できます。これは、範囲が 1 % を超える信号の AC 測定確度に影響を与えません。 下限のレンジで未指定の入力レベル: 600 mV AC または 6 mV AC の 1 % 未満 の AC 電圧 60 mA AC または 3 mA AC の 5 % 未満の AC 電流 基本的な測定 警告 不慮の感電事故、火災、怪我を防止するために、 抵抗、導通、静電容量、ダイオードジャンクショ ンを測定する前に、電源を切断し、すべての高電 圧コンデンサーを放電してください。 下図に、本器での基本的な測定方法を示します。 テスト・リードを回線またはデ
Wireless Multimeter 基本的な測定 had002.eps 図 2.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル ボルト/ヘルツ比率 本器には、AC 信号のボルトと周波数の比率が表示され ます。図 3 に示すように本器を設定して、ボルト/ヘルツ 比率を表示します。 x2 本器をボルト/Hz 機能に設定すると、電圧範囲が手動に 設定されます。電圧の値がその範囲よりも大きくなった 場合、ディスプレイに OL と表示されます。電圧がその 範囲の 5 % 未満になった場合、ディスプレイに表示され る値が無効となる可能性があります。図 3 に示すように 本器を設定して、ボルト/ヘルツを測定します。 had011.eps 図 3.
Wireless Multimeter 基本的な測定 抵抗測定 警告 不慮の感電事故、火災、怪我を防止するために、 抵抗、導通、静電容量、ダイオードを測定する前 に、電源を切断し、すべての高電圧コンデンサー を放電してください。 本器は、抵抗測定用の回路を通して小電流を送ります。 電流はプローブ間の可能な限りすべてのパスを流れるた め、測定される抵抗はプローブ間のすべてのパスの全抵 抗となります。 抵抗レンジには、600.0 Ω、6.000 kΩ、60.00 kΩ、600.0 kΩ、6.000 MΩ、50.00 MΩ があります。図 4 に示すよう に本器を設定して、抵抗を測定します。 gxr003.eps 図 4.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 静電容量測定 警告 不慮の感電事故、火災、怪我を防止するために、 抵抗、導通、静電容量、ダイオードを測定する前 に、電源を切断し、すべての高電圧コンデンサー を放電してください。 静電容量範囲は 1,000 nF、10.00 μF、100.0 μF、および 9999 μF です。静電容量を測定するには、図 5 に示すよ うに本器を設定します。 gxr004.eps 図 5.
Wireless Multimeter 基本的な測定 導通試験 警告 不慮の感電事故、火災、怪我を防止するために、 抵抗、導通、静電容量、ダイオードを測定する前 に、電源を切断し、すべての高電圧コンデンサー を放電してください。 導通試験では、閉回路が検知されるとビープ音が鳴りま す。ビープ音により、ディスプレイを見なくても、導通 試験を行うことができます。導通試験を行うには、図 6 に示すように本器を設定します。 gxr005.eps 図 6.
00 FC ユーザーズ・マニュアル AC または DC 電流測定 警告 感電、火災、人身への傷害を防ぐため、次の注 意事項を遵守してください。 • 電流を測定する際は、回路に製品を接続す る前に回路の電力を遮断してください。製 品は回路と直列になるように接続してくだ さい。 • 指定された測定カテゴリー、電圧、アンペ ア定格での操作に限定してください。 注意 本器または機器の損傷を防ぐため、次の注意事 項を遵守してください。 22 • 電流測定の前にヒューズ試験を行ってくだ さい。「ヒューズ・テスト」を参照してく ださい。 • 測定には必ず、適切な端子、機能およびレ ンジを使ってください。 • テスト・リードが電流端子に接続されてい る場合は、プローブを回路や素子の両端に (並列に)当てないでください。 回路の電源をオフにして、本器を直列に接続してから、 回路の電源をオンにします。 電流レンジは 60.00 mA および 400.
Wireless Multimeter 基本的な測定 DC gxr007.eps 図 7.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル ダイオード・テスト 警告 不慮の感電事故、火災、怪我を防止するために、 抵抗、導通、静電容量、ダイオードを測定する前 に、電源を切断し、すべての高電圧コンデンサー を放電してください。 ダイオード、トランジスター、シリコン制御整流器 (SCR)、およびその他の半導体装置に対してダイオー ド・テストを行います。機能は半導体接合部を通して電 流を送り、接合部にわたる電圧降下を測定します。良品 のシリコン接合での電圧降下は、0.5 V から 0.8 V の間と なります。 回路外のダイオードでダイオード・テストを行うには、 図 8 に示すように本器を設定します。半導体素子の順方 向バイアス測定の場合は、赤いテスト・リードを素子の 正の端子につなぎ、黒いテスト・リードを素子の負の端 子につなぎます。 24 回路内では、良品のダイオードの順方向バイアス測定値 は 0.5 V ~ 0.8 V になります。逆バイアス測定値には、 プローブ間の他の経路の抵抗が含まれます。 ダイオードが良好な場合 (< 0.85 V) は、短いビープ音が 鳴ります。測定値が 0.
Wireless Multimeter 基本的な測定 1 had006.eps 図 8.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 周波数測定 周波数測定は、AC 電圧または電流信号が 1 秒ごとに、 しきい値ポイントを通過する回数のカウントです。 本器は、4 つの周波数レンジ (99.99 Hz、999.9 Hz、 9.999 kHz、および 99.
Wireless Multimeter 基本的な測定 Hz x2 Hz had008.eps 図 9.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 保守 2. 端子に残っている汚れを払い落とします。 警告 3. 清潔な綿棒を弱中性洗剤と水に浸します。 不慮の感電または怪我を防ぐため、次の注意事 項を遵守してください。 4. 各端子の周りを綿棒で拭きます。 5.
Wireless Multimeter バッテリーおよびヒューズの交換 バッテリーおよびヒューズの交換 警告 感電、火災、人身への傷害を防ぐため、次の注 意事項を遵守してください。 440 mA <12 アーク・フラッシュに対する保護を維持す るため、切れたヒューズは正しい交換用ヒ ューズと交換してください。 • 指定された交換ヒューズのみを使用してく ださい。 • 本器を長期間使用しない場合や 50 °C 以上 の場所に保管する場合は、バッテリーを外 してください。バッテリーが外されていな いと、バッテリーの液漏れが発生し本器を 損傷する可能性があります。 • バッテリーの液漏れが発生した場合は、使 用する前に製品を修理してください。 • 液漏れを防ぐために、電池のプラスとマイ ナスを合わせて正しく装着してください。 • バッテリーには火災や爆発の原因となる危 険な化学薬品が含まれています。化学薬品 に触れてしまった場合は、水で洗浄して医 師の診断を受けてください。 OK OK gxr009.eps 図 10.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル バッテリーを交換するには、次の手順に従います。 1. 本器の電源をオフにして、テスト・リードをすべて 取り外します。 2. 図 に示すように、傾斜スタンドを引き上げます。 3. バッテリー・カバーのラッチを回して、ロック解除 記号 () を矢印に合わせます。 電池収納部ドアを外します。 3 つの単 3 電池を外し、新しい電池と交換します。 電池は正しい向きに取り付けてください。 電池収納部ドアを取り付けます。 バッテリー・カバーのラッチを回して、ロック記号 () を矢印に合わせます。 4. 5. 6. 7. ヒューズを交換するには、次の手順に従ってください: 1. 2. 3. 4.
Wireless Multimeter バッテリーおよびヒューズの交換 gxr010.eps 図 11.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 修理および部品 交換部品および付属品を表 6、図 12 に示します。 本器が正常に作動しない場合は、バッテリーを交換し、 ヒューズ・テストを実行してください。本マニュアルを 参照して、本器が正常に作動していることを確認してく ださい。 部品およびアクセサリーの入手については、「フルーク への連絡先」セクションを参照してください。 表6. 交換部品 数量 Fluke 部品またはモデ ル番号 ヒューズ、440 mA、1000 V 1 943121 バッテリー、単三 1.
Wireless Multimeter 修理および部品 3000 FC 3000 FC had012.eps 図 12.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 表 7.
Wireless Multimeter 仕様 仕様 端子と接地間の最大電圧: 1000 V DC または AC rms mA 入力用ヒューズ保護 .................................... 0.44 A (44/100 A、440 mA)、1000 V FAST ヒューズ、フルーク指定のパーツのみ ディスプレイ (LCD) 更新レート .......................................................... 4/秒 V、A、Ω.............................................................. 6000 カウント 周波数 ................................................................. 10,000 カウント 静電容量 .............................................................. 1,000 カウント バッテリー・タイプ.............
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 安全性 ..................................................................... IEC 61010-1: 600 V CAT IV / 1000 V CAT III、汚染度 2 EM 環境 .............................................................. IEC 61236-1: Portable 電磁適合性 [1] 韓国で使用する場合にのみ該当 .........................
Wireless Multimeter 仕様 DC 電圧、導通、抵抗、ダイオード・テスト、および静電容量 機能 Ω ダイオード・テスト レンジ 確度 600.0 mV 0.1 mV 6.000 V 0.001 V 60.00 V 0.01 V 600.0 V 0.1 V 1000 V 1V 0.15 % + 2 600 Ω 1Ω メーターは 25 Ω 未満でビープ音が鳴り、250 μs よりも長い開放または 600.0 Ω 0.1 Ω 6.000 kΩ 0.001 kΩ 60.00 kΩ 0.01 kΩ 60.00 kΩ 0.1 kΩ 600.0 kΩ 0.001 MΩ 50.00 MΩ 0.01 MΩ 1.5 % + 3 2.000 V 0.001 V 1%+2 1000 nF 1 nF 10.00 μF 0.01 μF 100.0 μF 0.1 μF 0.09 % + 2 0.09 % + 2 短絡が検出される 9999 μF [1] 分解能 [1] 1 μF 0.5 % + 2 0.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル AC および DC 電流 機能 レンジ 60.00 mA (45 Hz ~ 1 kHZ) 400.0 mA [1] [2] [1] 0.01 mA [3] 60.00 mA 400.0 mA 確度 分解能 1.5 % + 3 0.1 mA 0.01 mA [3] 0.5 % + 3 0.1 mA AC 電流範囲はすべて、5 % ~ 100 % の範囲で指定されます。 [2] 入力バードン電圧 (標準): 400 mA 入力 2 mV/mA [3] 400.0 mA 確度、最大 600 mA までの負荷が指定されます。 周波数 レンジ 分解能 99.99 Hz 0.01 Hz 999.9 Hz 0.1 Hz 9.999 kHz 0.001 kHz 99.99 kHz 0.01 kHz [1] 38 周波数は、電圧で最大 99.99 kHz、電流で最大 10 kHz まで指定されます。 確度 [1] 0.
Wireless Multimeter 仕様 周波数カウンターの感度 入力レンジ [1] [2] 45 Hz ~ 10 kHz 10 kHz ~ 20 kHz 20 kHz ~ 50 kHz 50 kHz ~ 100 kHz 0.5 V 0.6 V 1.0 V 2.8 V 指定なし[3] 60 V 5V 3.8 V 4.1 V 5.6 V 9.6 V 600 V 50 V 36 V 39 V 50 V 58 V 1000 V 500 V 300 V 320 V 380 V 該当なし 6V 0.5 V 0.75 V 1.4 V 4.0 V 指定なし[3] 60 V 4V 3.8 V 4.3 V 6.6 V 13 V 600 V 40 V 36 V 39 V 45 V 58 V 6V [1] [2] [3] [4] 標準感度 (RMS 正弦波) 2 Hz ~ 45 Hz 1000 V 500 V 300 V 320 V 380 V 該当なし 60.
3000 FC ユーザーズ・マニュアル 入力特性 機能 過負荷保護 コモン・モード 入力インピーダンス (定格) 除去比 標準モードの除去比 (1 kΩ 不均衡) 1100 V rms > 10 MΩ < 100 pF DC、50 Hzまたは 60 Hz で >120 dB 1100 V rms > 10 MΩ < 100 pF DCから60 Hz まで > 60 dB 1100 V rms > 10 MΩ < 100 pF DC、50 Hzまたは 60 Hz で >120 dB 50 Hzまたは 60 Hz で >60 dB 50 Hzまたは 60 Hz で >60 dB フルスケール電圧 開放回路テスト電圧 Ω/ / 1100 V rms < 2.7 V DC 1100 V rms < 2.7 V DC 機能 短絡回路電流の代表値 6 MΩまで 50 MΩ < 0.7 V DC < 0.9 V DC 2.000 V dc < 1.