User's Manual
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メンテナンス
メンテナンス5
フィー ル ド・メトロロジー・ウェルは、細心の注意を払って設計されています。操作の容易さと
メンテナンスの簡単さは商品開発で主要なテーマです。適切に手入れすることで、機器はほ
とんどメンテナンスを必 要としません 。油のついた、濡れた、汚れた、または、ほこりだらけの
環境で器具を操作することを避けてください。通風のない環境で機器を操作すると、改良さ
れた機器の性能は向上しました。
機器の外部が汚れた場合は、湿った布と中性洗剤で拭いてきれいにしてください。塗
●
料またはプラスチックを破損する可能性のある刺激の強い化学薬品を表面に使用し
ないでください。
校正器のウェルを異物のない清潔な状態に保つことは重要です。ウェ ル の クリー ニ ン
●
グには液体を使用しないでください。
機器は慎重に取り扱ってください。校正器をたたいたり、または落としたりすることを
●
避けてください。
移動可能なインサートはほこりと炭素材で覆われるようになる可能性があります。付
●
着物が厚くなりすぎると、インサートがウェルにぎゅうぎゅうに押し込まれる原因にな
りま す 。この付着物を避けるため、定期的にインサートを磨いてきれいにしてくださ
い。
もしも 、インサートを落した場合、ウェルに挿入する前に、インサートに変形がないか
●
どうか 調 べ てください 。インサートがウェルにぎゅうぎゅうに詰め込まれる可能性があ
れば、やすりで研ぐか、または隆起を研磨してください。
プローブの軸をウェルの中に落したり、または、ウェルの底へ強い衝撃を与えないで
●
くだ さい 。このタイプの動作はセンサにショックを引き起こす場合があります。
危険性物質が機器の上、または、機器の中にこぼされた場合、ユーザーはその物質に
●
関して国家安全協議会によって概説されるように適切な除染措置を取る責任があり
ます。
主電源コードが破損した場合は、機器の電流に対し適切なゲージワイヤのコードに取
●
り替 えてください 。ご質問、詳細に関しては、認定サービスセンターまでお問い合わせ
くだ さい 。
FlukeのHart Scientifi c Divisionによって推奨された以外のクリーニングまたは除染
●
手順を行う前に、ユーザーは認定サービスセンターに連絡し、その方法が機器を損傷
しないことを確認してください。
設計に合わない方法で機器を使用すると、機器が正常に動作しなかったり、危険が生
●
じたりすることがあります。
適切に動作しているかどうかを確認するため、過剰温度カットアウトは6カ月毎に点
●
検すべきです。ユーザーの選択したカットアウトを点検するには、カットアウトを 設 定
するためのコントローラ説明書に従ってください。 機器温度をカットアウトより高く設
定してください。 ディスプレイがカットアウトとその温度が低下していることを示して
いるかどうかを確認するため、点検してください。 .