User's Manual

41
世界保健機関は、『携帯電話が潜在的な健康リスクをもたらすかどうか
を評価するために、これま20 年以上にわたって多数の研究が行われ
てきました。今日まで、携帯電話使用によって生じるとされる、いかな
る健康影響も確立されていませんと表明しています。
SARについて、さらに詳しい情報をお知りになりたい場合は、下記の
ホームページをご参照ください。
総務省のホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/ele/index.htm
一般社団法人電波産業会のホームページ
http://www.arib-emf.org/index02.html
※1 技術基準については、電波法関連省令(無線設備規則第 14 条の 2)で規
定されています。
※2 平成9年に(旧)郵政省電気通信技術審議会により答申された「電波防護
指針」に規定されています。
※3 携帯電話機本体を側頭部以外でご使用になる場合の SAR の測定法につい
ては、平成22年3月に国際規格(IEC62209-2)が制定されました。国
の技術基準については、平成23年10月に情報通信審議会より答申されて
います。
電波ばく露の影響に関する情報として、米国連邦通信委員会(FCC)
基準および欧州における情報を掲載しています。細は「米国連邦通信
委員会(FCC)の電波ばく露の影響に関する情報」「欧州における電波
ばく露の影響に関する情報」をご参照ください。
米国連邦通信委員会の指針は、独立した科学機関が定期的かつ周到に科
学的研究を行った結果策定された基準に基づいています。この許容値
は、使用者の年齢や健康状態にかかわらず十分に安全な値となっていま
す。携帯電話機から送出される電波の人体に対する影響は、比吸収率
(SAR:SpecificAbsorptionRate)という単位を用いて測定します
FCCで定められているSARの許容値は、1.6W/kgとなっています。
測定試験は機種ごとにFCCが定めた位置で実施され、下記のとおりに
従って身体に装着した場合は0.513W/kgです。
身体装着の場合:この携帯電話機201Fでは、一般的な携帯電話の装着
法として身体から1.0センチに距離を保ち携帯電話機の背面を身体に
向ける位置で測定試験を実施しています。FCCの電波ばく露要件を満た
すためには、身体から1.0センチの距離に携帯電話を固定できる装身具
を使用し、ベルトクリップやホルスターなどには金属部品の含まれてい
ないものを選んでください。上記の条件に該当しない装身具は、FCC
電波ばく露要件を満たさない場合もあるので使用を避けてください。
比吸収率(SAR)に関するさらに詳しい情報をお知りになりたい場合
は下記のホームページを参照してください。
FCCRadioFrequencySafety(英文のみ)
http://transition.fcc.gov/oet/rfsafety/
「米国連邦通信委員会(FCC)の電波ばく露の影
響に関する情報」