Users Manual

注意事項
24
F-41Bは、スロットキャップをしっかりと閉じた状態で、
IPX5
※1
、IPX8
※2
の防水性能、IP6X
※3
の防塵性能を
有しています。また、MIL規格に準拠する試験
※4
をクリ
アした耐衝撃構造を採用しています。
1 IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約
3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する
条件であらゆる方向から噴流を当てても、通信機器
としての機能を有することを意味します。
2 IPX8とは、常温で水道水、かつ静水の水深1.5m
ところに携帯電話を静かに沈め、約30分間放置後に
取り出したときに通信機器としての機能を有するこ
とを意味します。
3 IP6Xとは、保護度合いを指し、直径75μm以下の
塵埃(じんあい)が入った装置に携帯電話を8時間入
れてかくはんさせ、取り出したときに内部に塵埃が
侵入しない機能を有することを意味します。
4 米国国防総省が制定したMIL-STD-810GMethod
516.6-Shockに準拠した独自の落下試験を実施して
います。
防水/防塵、耐衝撃性能
落下 高さ約1.22mから26方向で合板(ラ
ワン材)に落下させる試験
耐衝撃 40Gの衝撃を6方向から3回与える試験
防水(浸漬) 30分間にわたる水深1.5mでの浸漬試
防塵(6時間風
速有り)
連続6時間(粉塵10r7g/m
3
、風速
8.9m/s)の粉塵試験
防塵(脆弱面
90分)
脆弱面に最小で90分間砂を当てる試験
塩水耐久 連続96時間(濃度5%の塩水を噴霧24
時間、乾燥24時間を2サイクル)の塩
水耐久試験
防湿 連続10日間(湿度95%、3060℃)
の高湿度試験
耐日射(連続) 連続24時間(合計1,120W/m
2
)の日
射試験
耐日射(湿度変
化)
温度差(+49度差)を与えると同時に、
すべての湿度レベルで対日射を繰り返す
試験(24時間サイクルで3回)
耐振動 3時間(3方向各1時間)の振動試験
防水(風雨) 30分間にわたる18m/sの降雨試験
雨滴 1mの高さから15分間雨滴を落とす試
熱衝撃 -2150℃の急激な温度変化において、
連続3時間の温度耐久試験
高温動作
(60℃固定)
動作環境:60℃の高温試験
高温動作(32
49℃変化)
温度3249℃までの変化を3サイクル
実施する高温試験
高温保管
(70℃固定)
保管環境:70℃の高温試験
高温保管(30
60℃変化)
温度3060℃まで変化させる高温試
低温動作
(-20℃固定)
動作環境:-20℃の低温試験
低温保管
(-30℃固定)
保管環境:-30℃の低温試験
低圧動作 連続1時間(57.11kPa/約4,572m)
の低圧試験