Product Manual
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計算する上でのもう一つ考慮すべき要因は、Goal Zero Yeti バッテリーから電力供給先/充電先と
なるお使いのデバイスに対して、どれだけの電力が変換されているかです。 12V デバイスを 12V
ポートから直接使用する場合などの一定の状況では、変換は行われないため、変換による電力損
失はありません。 この例として、12Vポートで実行されるLAL 350があります。 携帯電話を充電する
のに USB ポートを使用する場合には、変換が行われるため(Goal Zero Yeti 内の 12V バッテリー
が 5V の USB 出力に変換される)、10% ほどの電力が失われます。 インバーターが使用される際
には、変換が 2 回行われます(12V から高電圧へ、DC から AC への変換)。 Goal Zero Yeti バッテ
リーの最も非効率な使い方は、AC ポートに AC-DC アダプターをつないでしまうことです。携帯電
話を充電するためのコンセントに差すタイプの充電器の使用がその例です。その場合、充電器に
対してさらにもう一段階の変換が必要になってしまうからです。
よって、新しい Goal Zero 発電所でどんなデバイスを使用するか決める際には、お使いのデバイス
のワット消費量をお調べください。 その他のアイデアや学習ツールについては、www.GoalZero.
com/learn.html を参照してください。