Owners Manual
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を確保し、高音用スピーカーが耳の高さに来るように置いてください。
スパイク (スタンドスピーカー): スピーカーを設置の時には、一緒に包装されており ますスパイクを使用して
ください。これにより、スピーカーは床の敷物に直接触れることがないので、好ましくない共鳴が起きるのを
防ぐことができます。スタンド式ボックスの場合には金属製スパイクまたは硬ゴム製スパイクをご使用にな
れます。各スパイクはボックス下部のねじスリーブ内にねじ込みます。
HECO ELEMENTAをフロントあるいはリア・スピーカーとしてご使 用の 場合
フロント・スピーカーは、右と左にテレビからできるだけ同じ距離を置いて、耳の高さに取り付けてくださ
い。リア(後部)・スピーカーの場合は、聞く位置の横か、できればその後ろに右と左に、耳の高さか、あるい
はそれよりやや高く、取り付けます。(図 4)
HECO ELEMENTA スピーカー の接続部 / のバイ・ワイヤリングとバイ・アンピング
HECO ELEMENTA 700
HECO ELEMENTA スピーカーの接続部には5個のネジ端子が装備されています。これにより、従来のアンプ
接 続に加えてバイワイヤリング接続およびバイアンプ接続が可能とされています。 上部の各端子はクロス
オーバーネットワークのツイーター分岐またはスコーカー分岐と接続し、下部の各端子はウーファー分岐
に接続します。 コネクター端子を追加すると、 2dBの高音域ブーストを 選択することも可能となります。
バイ・ワイヤリング(2配線)とは、高域・低域周波数が独立してわかれている配線を通して、伝送されること
です。バイ・アンピング法(2増幅)では、2つ目の配線とは別に、当然のことながら2つ目の末端アンプも追加
して必要となります。主にバイ・アンピング法では、再生性能を高めることが可能です。
従来通りに接続する場合、出荷時に装備された金属製ブリッジを使用し、高音のリニア調整を行なうことが
できます。 このブリッジは、+2dBポジションの該当端子を緩めることで取り外すことが可能で す。(図 5)
バイワイヤリング接続およびバイアンプ接続時には、これらの端子を取り外す必要があります。 アン プへの
接続方法は図6および図7を参照してください。
適切なツイーター設定は、再生空間やスピーカー設置方法およびそれぞれのお好みに応じて異なります。
弱音効果の高い室内(重いソファーやカーテンなどがある場合)でのご使用には+2dBにご設定 になること
をお勧めします。
HECO ELEMENTA 300, CENTEr 30
バイ・ワイヤリング(2配線)とは、高域・低域周波数が独立してわかれている配線を通して、伝送されること
です。バイ・アンピング法(2増幅)では、2つ目の配線とは別に、当然のことながら2つ目の末端アンプも追加
して必要となります。主にバイ・アンピング法では、再生性能を高めることが可能です。
各ELEMENTAスピーカーは、特殊な接続端子によって、従来の配線・増幅方法に加え、バイ・ワイヤリングや
バイ・アンピングも行えるようにつくられています。4つのねじ込み接続は、すぐ見分けがつくようになって
います。上部の2つは高音用スピーカーに、下部の2つは低音用スピーカーに、繋ぎます。プラス端子およ
びマイナス端子は出荷時に金属製ブリッジで橋絡されていますので、バイワイヤリング接続およびバイアン
プ接続の場合にはこれらを取り除いてください。スピーカーの正しい接続方法については、図8a(従来の方
法)、図8b(バイ・ワイヤリング)、図8c(バイ・アンピング法)をご覧ください。
HECO ELEMENTA CENTEr 320
センタースピーカー、ELEMENTA CENTER 30 は、その他のELEMENTAモデルと外観も音響もぴったり合う
よう、つくられています。このスピーカーは、テレビのすぐ上か下に置いてください。その他については、前章
の一般注意事項をご覧ください。