Owners Manual

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スピーカーと聴く位置との間には、視界がさえぎられないようにしてください。吸音性や反射性のあ
る障害物は、音質を落とします。更に、スピーカーを置く場合には、次の距離を守ってください。
スタンドスピーカー: 後ろの壁から最低 20cm、横の壁からは最低30 cm。これにより、ベ ースが響き
すぎるのを防ぐことができます。
壁掛け式スピーカー: 棚型スピーカーをご使用の場合にも横および後ろの壁や物体から10cm以上 の距
離を確保し、高音用スピーカーが耳の高さに来るように置いてください。
HECO CELAN REVOLUTION スピーカーは、アクティブ・サブウーファ
ー、CELAN REVOLUTION SUB 32Aと組み合わせる と更に理想的です。図 4 は、接続バリエーショ
ンです。サブウーファーとお持ちのアンプの使用 説明書もよく注意してお読みください。
HECO CELAN REVOLUTIONをフロントあるいはリア・スピーカーとしてご使用
の場合
フロント・スピーカーは、右と左にテレビからできるだけ同じ距離を置いて、耳の高さに取り付けて
ください。リア(後部)・スピーカーの場合は、聞く位置の横か、できればその後ろに右と左に、耳
の高さか、あるいはそれよりやや高く、取り付けます。(図 5)
HECO CELAN REVOLUTION スピーカー の接続部 / のバイ・ワイヤリングとバ
イ・アンピング
HECO CELAN REVOLUTION スピーカーの接続部には5個のネジ端子が装備されています。これによ
り、従来のアンプ接 続に加えてバイワイヤリング接続およびバイアンプ接続が可能とされています。
上部の各端子はクロスオーバーネットワークのツイーター分岐またはスコーカー分岐と接続し、下部
の各端子はウーファー分岐に接続します。 コネクター端子を追加すると、 2dBの高音域ブーストを
選択することも可能となります。
バイ・ワイヤリング(2配線)とは、高域・低域周波数が独立してわかれている配線を通して、伝送
されることです。バイ・アンピング法(2増幅)では、2つ目の配線とは別に、当然のことながら2つ
目の末端アンプも追加して必要となります。主にバイ・アンピング法では、再生性能を高めることが
可能です。
従来通りに接続する場合、出荷時に装備された金属製ブリッジを使用し、高音のリニア調整を行なう
ことができます。 このブリッジは、+2dBポジションの該当端子を緩めることで取り外すことが可能
で す。(図 6)
バイワイヤリング接続およびバイアンプ接続時には、これらの端子を取り外す必要があります。 アン
プへの接続方法は図7および図8を参照してください。
適切なツイーター設定は、再生空間やスピーカー設置方法およびそれぞれのお好みに応じて異なりま
す。弱音効果の高い室内(重いソファーやカーテンなどがある場合)でのご使用には+2dBにご設定
になることをお勧めします。
HECO CELAN REVOLUTION CENTER 4
センタースピーカー、CELAN REVOLUTION CENTER 4 は、その他のCELAN REVOLUTIONモデルと
外観も音響もぴったり合う よう、つくられています。このスピーカーは、テレビのすぐ上か下に置い
てください。その他については、前章の一般注意事項をご覧ください。