ハードウェア リファレンス ガイド HP Engage One リテール システム、モデル 141 HP Engage One リテール システム、モデル 143 HP Engage One リテール システム、モデル 145
© Copyright 2017, 2018 HP Development Company, L.P.
このガイドについて このガイドでは、このコンピューターの機能およびハードウェアのアップグレードについて説明しま す。 警告!回避しなければ死亡または重傷に至る可能性のある危険な状況を示します。 注意:回避しなければ軽度または中度の傷害に至る可能性のある危険な状況を示します。 重要:重要と考えられるものの、危険性に関わるとは見なされない情報を示します(本体の損傷に関 する記載など)。この重要事項は、説明に沿って正しく操作しなければ、データの損失やハードウェ アまたはソフトウェアの破損を引き起こす可能性があることをユーザーに警告します。また、概念を 説明したり、タスクを完了したりするための重要な情報を示します。 注記:本文の重要なポイントを強調または補足する追加情報を示します。 ヒント:タスクを完了させるために役立つヒントを示します。 iii
iv このガイドについて
目次 1 製品の概要 ................................................................................................................................................... 1 標準機能 ................................................................................................................................................................ 1 本体に搭載された機能 ........................................................................................................................................ 3 スタンドのオプション ......................
Engage One の支柱へのセキュリティ ロック ケーブルの取り付け ........................................................... 29 Engage One 本体およびスタンドへのセキュリティ ネジの取り付け ........................................................ 29 Engage One 本体および VESA 準拠のマウント キットへのセキュリティ ネジの取り付け ..................... 30 ディスプレイ パネルの取り外し ..................................................................................................................... 31 ディスプレイ パネルの取り付けなおし ....................................................................................
タッチ スクリーンのメンテナンス ................................................................................................................. 55 磁気ストライプ リーダー(MSR)のメンテナンス ..................................................................................... 55 運搬時の注意 ..................................................................................................................................................... 55 付録 D ユーザー サポート .........................................................................................
viii
1 製品の概要 標準機能 HP Engage One リテール システムは、小売り業、サービス業、その他の業態で長期にわたって使用で きるように設計されています。このシステムには、以下の特長があります。 ● 液晶タッチパネル一体型オールインワン構成 ● 14 インチ ディスプレイ パネル(ワイド型)。1920×1080 の FHD 解像度、シーリングおよび耐化 学物質性強化、アンチグレア、汚れ防止加工 – モデル 141:1920×1080 の FHD 解像度をサポートする白色 LED SVA 300 nit のアンチグレア (非光沢)パネルおよび Intel® Celeron® 3965U 2.2 GHz 2M 2133 2C6 プロセッサ – モデル 143:1920×1080 の FHD 解像度をサポートする白色 LED UWVA 500 nit のアンチグレ ア(非光沢)パネルおよび Intel Core™ i3 - 7100U 2.
● – HP Engage One 磁気ストライプ リーダー(MSR)(受注構成として本体に内蔵) – HP Engage One 2×20 カスタマー ディスプレイ(CFD)、トップ マウント型 – HP Engage One カラム プリンターまたはスタンドアロン プリンター – HP Engage One 2D バーコード スキャナー – HP Engage One 指紋リーダー ● 2400 MHz の DDR4 メモリおよび最大 32 GB の RAM ● 以下のオペレーティング システムを選択可能: ● ● 2 別売の HP 製周辺機器: – Windows® 10 IoT Enterprise 2016 LTSB 64 ビット – Windows 10 Professional 64 ビット – FreeDOS 2.
本体に搭載された機能 以下に示す機能は選択可能です。 機能 (1) 14 インチ ディスプレイ パネル(ワイド型)。 (4) HP Engage One 2x20 カスタマー ディスプレイ 1920×1080 の FHD 解像度、シーリングおよび耐 (CFD) 化学物質性強化、アンチグレア、汚れ防止加工 (2) HP Engage One カラム プリンター (5) HP Engage One 磁気ストライプ リーダー(MSR) (3) Engage One I/O 接続ベース(2 種類から選択) (6) HP Engage One 指紋リーダー ディスプレイ パネルのオプション: ● 白色 LED SVA 300 nit のアンチグレア(非光沢)パネル ● 白色 LED UWVA 500 nit のアンチグレア(非光沢)パネル 注記:上記の輝度に関する仕様は、ディスプレイに対してアンチグレア加工を施す前のものです。 本体に搭載された機能 3
スタンドのオプション オプション (1) HP Engage One 回転スタンド(カラム プリンター付き) (2) HP Engage One 回転スタンド (3) HP Engage One 固定スタンド 注記:図では、スタンドの下にスタビリティ ベースが取り付けられています。 HP Engage One ベーシック I/O 接続ベースの各部 名称 (1) キャッシュ ドロアー ポート (7) USB Type-C ポート (2) 電源コネクタ (8) RJ-45 ネットワーク コネクタ (3) USB Type-C 電源ポート (9) セキュリティ ロック ケーブル 用スロット (4) 電源供給機能付きシリアル ポート(x3) (10) microSD カード スロット (5) USB 2.0 ポート(×4) (11) オーディオ出力コネクタ (6) USB 3.
HP Engage One アドバンス I/O 接続ベースの各部 名称 (1) キャッシュ ドロアー ポート (7) USB 3.
外部電源アダプターの電源への接続 外部電源アダプターを I/O 接続ベースに接続するには、電源コードの一方の端を外部電源アダプター に接続し(1)、もう一方の端をアース(接地)された電源コンセントに接続して(2)、外部電源アダ プターを I/O 接続ベースの電源コネクタに接続します(3)。 外部電源アダプターが I/O 接続ベースに接続されていないときに、外部電源アダプターをコンピュー ターに接続するには、外部電源アダプターをアースされた電源コンセントに接続して(1)、外部電源 アダプターの USB Type-C ポートをスタンドまたはスタビリティ ベースの底面にある USB Type-C 電源 ポートに接続します(2)。 注記:以下の図では、スタビリティ ベースが取り付けられています。 6 第 1 章 製品の概要
Engage One の電源ボタンの位置 コンピューターの電源ボタンは、ディスプレイの底面の右端にあります。 I/O 接続ベースの電源ボタンの位置 I/O 接続ベースの電源ボタンは、I/O 接続ベースの底面にあります。 I/O 接続ベースは本体によって制御されます。本体の電源がオフのときは、I/O 接続ベースもオフにな り、I/O 接続ベースのポートから電力を供給することはできません。ただし、本体に接続されている I/O 接続ベースの USB Type-C ポートは例外です。このポートには、本体との通信を継続できるように 電源が供給され続けます。これにより、本体の電源がオンになったときに、I/O 接続ベースの電源が オンに戻ります。 システムがオフになった後、I/O 接続ベースの底面にある電源ボタンを押すことで、本体がオフのま まであっても I/O 接続ベースのポートから電力を供給できます。 Engage One の電源ボタンの位置 7
Engage One 本体の調整 注記:傾斜角度および左右の向きを調整する機能は、一部のスタンドでのみ利用できます。 コンピューター本体の傾斜角度や左右の向きを調整することで、見やすい表示角度に設定できます。 傾斜角度は、50°~60°の間(10°の範囲)で設定できます。 コンピューター本体は、どちらの方向にも 180°回転できます。 8 第 1 章 製品の概要
Engage One のシリアル番号の記載位置 各コンピューターの外側には、固有のシリアル番号ラベルおよび製品識別番号ラベルが貼付されてい ます。HP のサポート窓口にお問い合わせになる場合は、これらの番号をお手元に用意しておいてくだ さい。 I/O 接続ベースのシリアル番号の記載位置 各 I/O 接続ベースの外側には、固有のシリアル番号ラベルおよび製品識別番号ラベルが貼付されてい ます。HP のサポート窓口にお問い合わせになる場合は、これらの番号をお手元に用意しておいてくだ さい。 規制に関する情報は、ベース プレートまたはウォール マウント キットに記載されています。ベース プレートまたはウォール マウント キットを取り外した後は、取り付けなおしてください。 Engage One のシリアル番号の記載位置 9
2 ケーブル配線の構成 カラム プリンターおよびベーシック I/O 接続ベースを備えた Engage One のケーブル配線図 ケーブル (1) カラム プリンターの外部電源コード (5) I/O 接続ベースの mini USB Type-B-USB Type-A データ ケーブル (2) カラム プリンターの外部電源アダプター ケー ブル (6) I/O 接続ベースの USB Type-C ケーブル (3) キャッシュ ドロアー ケーブル(キャッシュ ド (7) I/O 接続ベースの 120 W 外部電源コード ロアーとともに別途購入) (4) カラム プリンターのキャッシュ ドロアー ケー ブル 10 第 2 章 ケーブル配線の構成
カラム プリンターおよびアドバンス I/O 接続ベースを備えた Engage One のケーブル配線図 ケーブル (1) I/O 接続ベースの 180 W 外部電源コード (4) カラム プリンターの 24 V PUSB 電源およびデー タ Y ケーブル (2) キャッシュ ドロアー ケーブル(キャッシュ ド (5) I/O 接続ベースの USB Type-C ケーブル ロアーとともに別途購入) (3) カラム プリンターのキャッシュ ドロアー ケー ブル カラム プリンターおよびアドバンス I/O 接続ベースを備えた Engage One のケーブル配線図 11
I/O 接続ベースのない Engage One のケーブル配線図 ケーブル (1) 外部電源コード 12 第 2 章 ケーブル配線の構成
I/O 接続ベースを備えた Engage One のケーブル配線図 ケーブル (1) ベーシック I/O 接続ベースの 120 W 外部電源 コード (4) USB-C ミニ ドックの 90 W 外部電源コード (2) I/O 接続ベースの USB Type-C ケーブル (5) USB-C ミニ ドックの専用 USB Type-C ケーブル (3) アドバンス I/O 接続ベースの 180 W 外部電源 コード 注記:ヨーロッパ地域では、USB-C ミニ ドックは、製品購入後のオプション キットとしてのみ販売さ れています。その他の地域では、USB-C ミニ ドックは、本体に同梱されるオプションとして販売され ています。 I/O 接続ベースを備えた Engage One のケーブル配線図 13
ベーシック I/O 接続ベースおよびスタンドアロン プリンター を備えた Engage One のケーブル配線図 ケーブル (1) プリンターの外部電源コード (4) プリンターの USB Type-A-Type-B データ ケーブ ル (2) ベーシック I/O 接続ベースの 120 W 外部電源 コード (5) ベーシック I/O 接続ベースの USB Type-C ケーブ ル (3) プリンターのシリアル データ ケーブル 重要:I/O 接続ベースとプリンターの間を、シリアル データ ケーブル(3)または USB Type-A データ ケーブル (4)のどちらかで接続します。両方を同時に接続しないでください。 14 第 2 章 ケーブル配線の構成
アドバンス I/O 接続ベースおよびスタンドアロン プリンター を備えた Engage One のケーブル配線図 ケーブル (1) プリンターの 24 V PUSB 電源およびデータ Y ケーブル (4) プリンターのシリアル データ ケーブル (2) アドバンス I/O 接続ベースの 180 W 外部 AC 電 源アダプター コード (5) アドバンス I/O 接続ベースの USB Type-C ケーブ ル (3) プリンターの 24 V PUSB 電源ケーブル 重要:I/O 接続ベースとプリンターの間を、24 V PUSB 電源およびデータ Y ケーブル(1)または 24 V PUSB 電源 ケーブル(3)およびシリアル データ ケーブル(4)のどちらかで接続します。3 本すべてを同時に接続しない でください。 アドバンス I/O 接続ベースおよびスタンドアロン プリンターを備えた Engage One のケーブル配線 図 15
3 ハードウェアの構成およびアップグレー ド 必要な工具 このガイドで説明する手順では、プラス ドライバーを使用できます。 警告および注意 アップグレードを行う前に、このガイドに記載されている、該当する手順、注意、および警告を必ず よくお読みください。 警告!感電、火傷、火災などの危険がありますので、以下の点に注意してください。 ● カバーやパネル等を取り外す前に、電源コンセントから電源コードを抜き取ります。内部には通 電する部品が含まれています。 ● 作業を行う前に、本体内部の温度が十分に下がっていることを確認してください。 ● 装置の電源を入れなおす前に、取り外したカバーやパネル等を元の位置にしっかりと取り付けな おしてください。 ● 電話回線のモジュラー ジャックを本体の背面のネットワーク コネクタ(NIC)に接続しないでく ださい。 ● 必ず電源コードのアース端子を使用してアース(接地)してください。アース端子は、製品を安 全に使用するための重要な装置です。 ● 電源コードは常に、装置の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに接続 してください。 安全の
Engage One への I/O 接続ベースの取り付け I/O 接続ベースは、コンピューターのスタンドの底面に取り付けることができます。 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 2. コンピューターおよび I/O 接続ベースから電源コードを抜きます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要がありま す。 3. 4.
5. I/O 接続ベースをスタンドの底面に合わせて置き(1)、I/O 接続ベースの底面にある 4 本のネジを 締めて(2)、I/O 接続ベースをスタンドに固定します。USB Type-C 電源ケーブルを、I/O 接続ベー スの上面とスタンドの間の隙間に通してください。 6. USB Type-C 電源ケーブルを接続して固定するには、ケーブル クリップをケーブルに取り付け (1)、ケーブル タイを I/O 接続ベースの USB Type-C ポートの下にある穴に差し込み(2)、ケーブ ル クリップにケーブル タイを通して、ケーブルをポートに接続します(3)。 7. I/O 接続ベースの電源を I/O 接続ベースおよびアース(接地)された電源コンセントに接続しま す。6 ページの外部電源アダプターの電源への接続を参照してください。 Engage One への単体の I/O 接続ベースの接続 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 2.
3. USB Type-C 電源ケーブルで、スタンドの支柱の底面にある USB Type-C ポートと、I/O 接続ベース 上の USB Type-C 電源ポートを接続します。 4.
20 3. I/O 接続ベースの底面にある、底面プレートを I/O 接続ベースに固定している 5 本のネジを取り外 して(1)、底面プレートを I/O 接続ベースから取り外します(2)。 4.
5. 底面プレートを I/O 接続ベースの上に置き(1)、5 本のネジで底面プレートを I/O 接続ベースに固 定します(2)。 6. I/O 接続ベースの電源コードおよび周辺機器を接続しなおします。 I/O 接続ベースへの別売の指紋リーダーの単体としての接続 別売の指紋リーダーは、単体のデバイスとして使用することも、I/O 接続ベースに取り付けることも できます。指紋リーダーを I/O 接続ベースに単体として接続するには、以下の操作を行います。 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 2. コンピューターおよび I/O 接続ベースから電源コードを抜きます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要がありま す。 3.
4. 指紋リーダーの USB ケーブルを I/O 接続ベースの USB Type-A ポートに接続します。 5. I/O 接続ベースおよびコンピューターの電源コードを接続しなおします。 I/O 接続ベースへの別売の指紋リーダーの取り付け 別売の指紋リーダーは、単体のデバイスとして使用することも、I/O 接続ベースに取り付けることも できます。指紋リーダーを I/O 接続ベースに取り付けるには、以下の操作を行います。 注記:指紋リーダーは I/O 接続ベースのどちらの側面にも取り付けることができますが、I/O 接続ベー スの左側面に取り付けた場合、指紋リーダーが I/O 接続ベースの microSD カード スロットおよびオー ディオ出力コネクタを覆うことになります。 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 2.
4. USB ケーブルを指紋リーダーに接続し(1)、ケーブルを指紋リーダーの配線用クリップの下に通 します(2)。I/O 接続ベースの底面の取り付けネジを取り外し(3)、ベースから取り外したネジ およびキットに付属の短いネジを使用して、I/O 接続ベースの底面に、指紋リーダー アセンブリ のマウント用ブラケットを固定します(4)。 5. 指紋リーダーのケーブルを I/O 接続ベースの USB Type-A ポートに接続します。 6. I/O 接続ベースおよびコンピューターの電源コードを接続しなおします。 スタンドからの Engage One 本体の取り外し 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 2.
3. スタンドにあるコンピューター本体リリース用の穴に、ドライバーなどの細い金属を差し込み (1)、リリース ボタンを押し込んで、本体をスタンドから取り外します(2)。 注記:セキュリティ ネジがリリース用の穴に装着されている場合は、T-10 型ドライバーでネジ を外してリリース ボタンを押し込みます。 スタンドへの Engage One 本体の取り付け 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 2. コンピューターから電源コードを抜きます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要がありま す。 3.
壁面への Engage One 本体の取り付け 別売の VESA 準拠のマウント キットを使用すると、コンピューター本体を壁面に取り付けることがで きます。 1. コンピューター本体がスタンドに取り付けられている場合は、本体を取り外します。 23 ページのスタンドからの Engage One 本体の取り外しを参照してください。 2. VESA マウントを壁面に取り付けます。 3. USB Type-C 電源ケーブルを VESA マウントの USB Type-C ポートに接続します(1)。コンピュー ター本体の背面にあるガイド ポストの位置を、VESA マウントにある対応する穴の位置と合わせ、 本体を VESA マウントに押し付けて取り付けます(2)。 USB Type-C ケーブルを VESA マウントの側面にあるポートに接続する代わりに、USB Type-C ケー ブルを VESA 準拠の器具の背面から壁面に通すこともできます。 a.
b. 4. VESA マウントの内側から USB Type-C ケーブルをマウント キットの背面カバーにあるス ロットに通して(1)、背面カバーを取り付けなおします(2)。 VESA マウントの電源ケーブルを電源コンセントまたは I/O 接続ベースに接続します。 カウンターへの Engage One の取り付け 別売のカウンター マウント キットを使用すると、コンピューター本体および支柱をカウンターに取り 付けることができます。 注記:このマウント キットを使用するには、カウンターに 80 mm の穴が開いている必要があります。 カウンターの厚さは、10~50 mm である必要があります。 1.
2. マウント キットの上側ブラケットにある配線穴にケーブルを通し(1)、ケーブルを支柱の底面に 接続します(2)。 注記:支柱にプリンターが内蔵されている場合、接続するケーブルは 4 本あります。プリンター が内蔵されていない場合、接続するケーブルは 1 本です。 3. マウント キットの上側ブラケットを支柱の底面に押し当て、取り付け面の穴にケーブルを通し て、穴の上に支柱を置きます。 4.
5.
Engage One の支柱へのセキュリティ ロック ケーブルの取り 付け 別売の鍵付きセキュリティ ロック延長ケーブルおよび別売のセキュリティ ロック ケーブルを使用し て、I/O 接続ベースを固定物に固定できます。 注記:セキュリティ ロック ケーブルは、製品購入後のオプション キット(別売)としてのみ販売さ れています。 1. 支柱の底面からネジを取り外します(1)。 2. セキュリティ ロック延長ケーブルに付属の不正開封防止ネジを使用して、支柱の底面にセキュリ ティ ロック延長ケーブルを取り付けます(2)。 3. セキュリティ ロック ケーブルを使用してセキュリティ ロック延長ケーブルのもう一方の端を固 定します(3)。 Engage One 本体およびスタンドへのセキュリティ ネジの取り 付け T-10 型ドライバーを使用してコンピューターの支柱に不正開封防止ネジを挿入すると、コンピュー ター本体のリリース ボタンへのアクセスを防ぐことができます。 1.
2. スタンドの支柱にあるリリース ボタンの穴にセキュリティ ネジを取り付けます。 Engage One 本体および VESA 準拠のマウント キットへのセ キュリティ ネジの取り付け T-10 型ドライバーを使用してコンピューターの VESA 準拠のマウント キットに不正開封防止ネジを 挿入すると、コンピューター本体のリリース ボタンへのアクセスを防ぐことができます。 30 1. VESA マウントの背面カバーのリリース タブを押して(1)、VESA マウントから背面カバーを取り 外します(2)。次に、VESA マウントの内側にあるセキュリティ ネジを取り外して(3)、背面カ バーを取り付けなおします(4)。 2.
ディスプレイ パネルの取り外し コンピューターの内部部品にアクセスするには、コンピューター本体からディスプレイ パネルを取り 外す必要があります。 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 2. コンピューターから電源コードを抜きます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要がありま す。 3. スタンドからコンピューター本体を取り外します。23 ページのスタンドからの Engage One 本体 の取り外しを参照してください。 4. コンピューター本体の下端のスロットに取り付けられている 3 本の固定用ネジを緩めます。 5. コンピューターのディスプレイ パネルがコンピューター本体に接続されている部分を外して、 ディスプレイ パネルを約 2.
6. ディスプレイ パネルをコンピューター本体から 2.5 cm 持ち上げた状態で、ディスプレイ パネル を向こう側に 7.5 cm 以内の範囲でずらします(1)。これでディスプレイ ケーブルの接続部にア クセスできます。ディスプレイ ケーブルの接続部を覆っているテープの端を持ち上げ(2)、ケー ブルの端のタブを引っ張って、システム ボード上のコネクタからケーブルを取り外します(3)。 重要:テープの端を折り曲げないように注意してください。ディスプレイ ケーブルを再接続する ときに、テープを貼りなおす必要があります。 7.
2. ディスプレイ パネルをコンピューター本体から 2.5 cm 持ち上げ、そのままディスプレイ パネル を向こう側に 7.5 cm ずらします(1)。ディスプレイ ケーブルをシステム ボード上のディスプレ イ コネクタに接続し(2)、テープの端を押し付けて、システム ボードに貼りつけます。 3. ディスプレイ パネルの上端をコンピューター本体にスライドさせてはめ込み(1)、ディスプレイ パネルの上端をコンピューター本体の上端に固定します。次に、ディスプレイ パネルを下方向に 回転させて、ディスプレイ パネル全体をコンピューター本体にはめ込み(2)、ディスプレイ パ ネルの周囲のすべての接続部がしっかりとコンピューター本体に固定されていることを確認し ます。 4. コンピューター本体の下端のスロットに取り付けられている 3 本の固定用ネジを締めます。 5. コンピューター本体をスタンドに取り付けます。24 ページのスタンドへの Engage One 本体の取 り付け を参照してください。 6.
システム ボードの各部 このガイドで説明されているシステム ボードの各部の位置を確認するには、以下の表を参照してくだ さい。 システム ボードの各部 (1) SD カード スロット (4) 無線 LAN モジュール (2) CFD コネクタ (5) M.2 SSD (3) メモリ モジュール 2x20 カスタマー ディスプレイ(CFD)の取り付け 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 2. コンピューターから電源コードを抜きます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要がありま す。 34 3. スタンドからコンピューター本体を取り外します。23 ページのスタンドからの Engage One 本体 の取り外しを参照してください。 4.
5. CFD ケーブル配線用スペースおよび 2 つの CFD 用ネジ穴からゴム製のストッパーを取り外しま す。 6.
7. CFD をコンピューター本体に取り付ける 2 本のネジを締め(1)、CFD ケーブルをシステム ボード 上のコネクタに接続します(2)。 重要:CFD ケーブルが CFD と本体との間に挟まらないように、CFD を取り付ける前に、ケーブル 全体が本体の配線用スペース内に引き込まれていることを確認してください。 8. コンピューター本体のディスプレイ パネルを取り付けなおします。32 ページのディスプレイ パ ネルの取り付けなおしを参照してください。 9. コンピューター本体をスタンドに取り付けます。24 ページのスタンドへの Engage One 本体の取 り付けを参照してください。 10.
メモリの取り付け お使いのコンピューターは、少なくとも 1 つのダブル データ レート 4 シンクロナス DRAM(DDR4SDRAM)スモール アウトライン デュアル インライン メモリ モジュール(SODIMM)を標準装備してい ます。システム ボード上にある 2 つのメモリ ソケットには、最大 32 GB のメモリを取り付けることが できます。 DDR4-SDRAM SODIMM システムのパフォーマンスを最大まで高めるには、以下の仕様を満たす 1.
38 5. シールドのタブを引き上げ(1)、シールドをシステム ボードから持ち上げて、メモリ モジュー ルを覆っているシールドを取り外します(2)。 6.
7. メモリ モジュールを取り付けるには、新しいメモリ モジュールを約 30°の角度でソケットに差 し込み(1)、ラッチで正しい位置に固定されるまでメモリ モジュールをソケットに押し込みます (2)。 注記:メモリ モジュールは、一方向にのみ取り付け可能です。メモリ モジュールのノッチ(切 り込み)をソケットのタブに合わせます。 8. シールドの左側をシステム ボードに向かって押し下げてから(1)、右側も押し下げて(2)、 シールドをメモリ モジュールの上に取り付けなおします。 9. コンピューター本体のディスプレイ パネルを取り付けなおします。32 ページのディスプレイ パ ネルの取り付けなおしを参照してください。 10. コンピューター本体をスタンドに取り付けます。24 ページのスタンドへの Engage One 本体の取 り付け を参照してください。 11.
M.2 SSD(Solid State Drive)の取り外しおよび取り付け 重要:SSD を交換する場合は、新しい SSD にデータを移動できるように、必ず事前に SSD 内のデータ をバックアップしておいてください。 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 2. コンピューターから電源コードを抜きます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要がありま す。 40 3. スタンドからコンピューター本体を取り外します。23 ページのスタンドからの Engage One 本体 の取り外しを参照してください。 4. コンピューター本体からディスプレイ パネルを取り外します。31 ページのディスプレイ パネル の取り外しを参照してください。 5.
6. SSD を取り付けるには、SSD のコネクタの端をスライドさせてシステム ボードのコネクタに差し 込み(1)、SSD のもう一方の端をネジでシステム ボードに固定します(2)。 7. コンピューター本体のディスプレイ パネルを取り付けなおします。32 ページのディスプレイ パ ネルの取り付けなおしを参照してください。 8. コンピューター本体をスタンドに取り付けます。24 ページのスタンドへの Engage One 本体の取 り付け を参照してください。 9. 電源コードを接続しなおして、電源ボタンを押します。 内蔵 SD カードの取り付け 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 2.
5. システム ボード上の SD カード スロットに SD カードを挿入します。 6. コンピューター本体のディスプレイ パネルを取り付けなおします。32 ページのディスプレイ パ ネルの取り付けなおしを参照してください。 7. コンピューター本体をスタンドに取り付けます。24 ページのスタンドへの Engage One 本体の取 り付け を参照してください。 8. 電源コードを接続しなおして、電源ボタンを押します。 無線 LAN モジュールの取り外しおよび取り付け 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 2. コンピューターから電源コードを抜きます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要がありま す。 42 3.
5. 無線 LAN モジュールを取り外すには、無線 LAN ケーブルを外し(1)、モジュールをシステム ボードに固定しているネジを取り外し(2)、モジュールをスライドさせてシステム ボードのコネ クタから取り外します(3)。 重要:無線 LAN ケーブルおよびコネクタには 1 および 2 のラベルが付いています。ケーブルを接 続しなおすときは、無線 LAN モジュールの番号ラベルとケーブルの番号ラベルが一致しているこ とを確認してください。 6. 無線 LAN モジュールを取り付けるには、モジュールのコネクタの端をスライドさせてシステム ボードのコネクタに差し込み(1)、モジュールのもう一方の端をネジでシステム ボードに固定し (2)、ディスプレイ パネルの 2 本のケーブルを無線 LAN モジュールのコネクタに接続します(3)。 重要:無線 LAN ケーブルおよびコネクタには 1 および 2 のラベルが付いています。ケーブルを接 続するときは、無線 LAN モジュールの番号ラベルとケーブルの番号ラベルが一致していることを 確認してください。 7.
4 カラム プリンターの使用 カラム プリンターとは、システムに搭載できる別売の製品です。 標準機能 標準機能 インターフェイス USB メモリ/ファームウェア 8 MB のフラッシュ メモリ、EEROM による履歴、4 KB のバッファー 省電力モード ユーザーが指定した時間(分)よりも長くデータを受信しない状態が続 いた場合に、低電力(1 ワット)のアイドル状態になるようにプリンター を設定するオプション インストールされている文字セッ ト ダウンロード可能なフォント コード ページ 932(日本語)、949(韓国語)、936(簡体字中国語)、およ び 950(繁体字中国語) 内蔵バーコード Code 39、Code 93、Code 128、UPC-A、UPC-E、JAN8(EAN)、JAN13(EAN)、 Interleaved 2 of 5、Codabar、Code 128、PDF-417(2 次元)、Code 128(拡 張)、GS1 Databar、QR コード、および Datamatrix 印刷 44 PC コード ページ 437(英語(米国))、720(アラビア語
印刷機能 このプリンターは、さまざまな印刷オプションを利用できる多用途プリンターです。テキスト、グラ フィックス、およびバーコードをさまざまな形式やサイズで印刷できます。プログラミングで、テキ スト、グラフィックス、またはその他の特性を変更する方法について詳しくは、 『Programming Guide』 (プログラミング ガイド)を参照してください。 レシート用紙を交換するタイミング 用紙の交換は、用紙がロールの終わりに近づいたとき、またはロールが空になったときに行います。 用紙切れが近くなったら、使用状況を監視して、処理の途中で用紙切れにならないようにする必要が あります。ロールが空になった場合は、すぐに新しいロールをセットしないと、データが失われる可 能性があります。 ● 用紙切れが近くなると、色付きの縞模様が印刷されたレシート用紙が出力され(購入した用紙に 縞模様が付いている場合)、小さい処理を実行できるほどしか用紙が残っていないことが示され ます。 ● ロールが空になると、プリンターの緑色のランプがすばやく点滅して、用紙をセットする必要が あることが示されます。 重要:プリンターの用紙が切れ
5. 用紙が正しくセットされているかどうかをテストするには、給紙ボタン(1)を使用して用紙を 送り、カバーのカッターを使用して、用紙の余分な部分を切り取ります。緑色のランプ(2)が 点灯している場合は、プリンターの電源が入っていて、正常に動作していることを意味します。 このランプが点滅している場合は、カバーが完全に閉じていない可能性があります。 感熱紙の仕様 このプリンターでは、適合する以下のサイズの感熱紙を使用する必要があります。 ● 幅:80+0/-0.6 mm(3.15+0/-0.03 インチ) ● 直径:最大 51 mm ロールの芯を付けたままの状態で用紙を使用しないでください。用紙切れが近いことがわかるよう にするには、ロールの終わりに近い部分に色付きの縞模様が付いた用紙を使用します。 上記の数値は、芯外径 22±0.5 mm(0.87 インチ)、芯内径 11.5±0.5 mm(0.
認定製造元 電話/FAX 用紙のグレード Jujo Thermal Ltd. 電話:358(0)10 303 200 AF50KS–E3 P.O. Box 92 FI–27501 FAX:358(0)10 303 2419 AP62KS–E3 Kanzaki Specialty Papers(米国) 電話:(888)526-9254 20 Cummings St. FAX:(413)731-8864 P30023(以前の P–300)、 P31023(以前の P–310)、 Kauttua, Finland http://www.jujothermal.com/ Ware, MA 01082–2002 http://www.kanzakiusa.
プリンターのトラブルシューティング 通常、このプリンターではトラブルは発生しません。ただし、予想外の状態が発生する場合がありま す。こうしたプリンターの状態を診断して解決するには、以下のセクションを参照してください。複 雑な問題を解決するには、HP のサポート窓口に問い合わせることが必要な場合もあります。 プリンターのビープ音および緑色のランプ 状態 考えられる原因 解決方法 詳細情報の参照先 緑色のランプがすばやく 点滅し続ける ロール紙が空になってい る 新しいロール紙をセット します 45 ページのプリンターの レシート用紙のセットを 参照してください レシート カバーが開いて いる カバーを閉じます。問題 が解決しない場合は、ラン プの点滅が止まるまで、カ バーの開閉を繰り返しま す カッターを所定の位置に 戻せない プリンターの使用を停止 します HP のサポート窓口にお問 い合わせください この表で説明されていな い問題が発生している可 能性がある プリンターの使用を停止 します HP のサポート窓口にお問 い合わせください 緑色のランプがゆっくり 点滅し続ける
状態 考えられる原因 印刷が薄いか、または印刷 ロール紙が正しくセット ムラがある されていない サーマル プリントヘッド が汚れている 用紙にばらつきがある 解決方法 詳細情報の参照先 用紙を正しくセットしな おします 45 ページのプリンターの レシート用紙のセットを 参照してください 推奨されているサーマル レシート用紙を使用し、プ リント ヘッドを 99%のイ ソプロピル アルコールで 清掃します プリンター設定メニュー HP のサポート窓口にお問 の[Set Hardware Options] い合わせください (ハードウェア オプショ ンの設定)で、印刷濃度を 必要に応じて 110%また は 120%にします 縦の罫線が印刷されない プリンターの電子部品に プリンターの使用を停止 深刻な問題が発生してい します るか、プリントヘッドで印 刷されていないドットが あることが示されている HP のサポート窓口にお問 い合わせください レシートの片側が印刷さ れない プリンターの電子部品に 深刻な問題が発生してい ることが示されている HP のサポート窓口にお問 い合わせくだ
ラッチ フェイルセーフ レシート カバーが動かなくなったときのために、カバーのラッチを解放するためのフェイルセーフが プリンターに備わっています。先のとがった物を使用して、プリント ヘッドに隣接した長方形のボタ ンを押します。十分な力で押すと、ラッチが解放されてレシート カバーが開きます。 プリンターの清掃 使用中のプリンターの向きが原因で、カッターから出る紙片などのごみがたまる可能性があります。 プリンター内のごみを定期的に清掃して、プリンターが正常に動作するように保つことをおすすめし ます。 プリンターを清掃するには、カバーを開いてロール紙を取り外し、圧縮空気入りの缶を使って底面プ レートにたまっているごみを吹き飛ばします。 50 第 4 章 カラム プリンターの使用
5 ソフトウェアの設定 Windows 10 Professional および Windows 10 IoT Enterprise for Retail でのタッチ スクリーンの調整 注記:Windows の調整ツールは、デジタイザー タッチ モードでのみ動作します。リテール タッチ ユーティリティをインストールした場合は、初期設定でタッチ スクリーンが POS モード(マウス モード)に設定されるため、Windows の調整ツールを実行できません。 Windows 10 Professional および Windows 10 IoT Enterprise for Retail でタッチ モジュールを調整するに は、以下の操作を行います。 1. [コントロール パネル]を開きます。検索ボックスで「コントロール」と入力すると、[コントロー ル パネル]にアクセスできます。 2.
A 磁気ストライプ リーダー(MSR)での暗号 化の有効化 Engage One 端末に内蔵された磁気ストライプ リーダー(MSR)には、オプションの暗号化機能があり ます。HP と ID TECH Products 社との提携により、キー インジェクション サービスをリモートで実行で きるようになりました。ID TECH Products 社のサービスについて詳しくは、ID TECH Products 社の販売 チーム(Sales@idtechproducts.
B 静電気対策 人間の指などの導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなど静電気に弱いデバイスが損 傷する可能性があります。このような損傷によって、デバイスの耐用年数が短くなることがありま す。 静電気による損傷の防止 静電気による損傷を防ぐには、以下のことを守ってください。 ● 運搬時や保管時は、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。 ● 静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れ たままにしておきます。 ● 部品をケースから取り出す前に、まずケースごとアース(接地)されている面に置きます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。 ● 静電気に弱い部品に触れるときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。 アース(接地)の方法 アース(接地)にはいくつかの方法があります。静電気に弱い部品を取り扱うときには、以下のうち 1 つ以上の方法でアースを行ってください。 ● すでにアースされているコンピューターのシャーシにアース バンドをつなぎます。アース バン ドは柔軟な帯状のもので、アー
C コンピューター操作のガイドラインおよ び手入れと運搬時の注意 コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注 意 コンピューターのセットアップや手入れを適切に行えるよう、以下のことを守ってください。 ● 放熱効率を高めるために、コンピューター本体および I/O 接続ベースの通気孔の周囲に 17 mm の 空間を確保することをおすすめします。 ● 湿度の高い所や、直射日光の当たる場所、または極端に温度が高い場所や低い場所には置かない でください。 ● コンピューターのアクセス パネルを取り外したまま使用しないでください。 ● コンピューターを積み重ねたり、互いの排気や熱にさらされるほどコンピューターどうしを近く に置いたりしないでください。 ● コンピューターを別のエンクロージャに入れて操作する場合、吸気孔および排気孔がエンクロー ジャに装備されている必要があります。また、この場合にも上記のガイドラインを守ってくださ い。 ● コンピューター本体および I/O 接続ベースに液体をこぼさないでください。 ● コンピューターおよび I/O 接続ベースの通気孔は、絶対にふさが
タッチ スクリーンのメンテナンス ディスプレイとタッチ センサーは清潔に保ってください。タッチ センサーは、ごくわずかのメンテナ ンスしか必要としません。タッチ センサーのガラス製の表面部分は定期的に清掃することをおすす めします。清掃の前に、必ずディスプレイの電源を切ってください。通常、タッチ センサーに最適な 洗浄剤はイソプロピル アルコールと水を 50:50 に混合した溶液です。タッチ センサー上では腐食性 の化学薬品は使用しないように注意してください。酢をベースとする溶液は使用しないでください。 柔らかく、糸くずの出ない布でできたクリーナーを使用してください。ざらざらした布は使用しない でください。常に布を湿らせてからセンサーを清掃してください。布やセンサーには洗浄液を吹き つけないでください。洗浄液がディスプレイの内側に垂れたり、ベゼルを汚したりする可能性があり ます。 磁気ストライプ リーダー(MSR)のメンテナンス MSR(磁気ストライプ リーダー)を清掃するには、標準のクリーニング カードを MSR に数回通して ください。標準のクリーニング カードはオンラインで購入できます。また、油分を含
D ユーザー サポート HP は、単体で、または適切な補助ツールや支援技術と組み合わせることにより、お身体の不自由な方 にもお使いいただけるような製品やサービスを設計、製造、販売しています。 サポートされている支援技術 HP 製品は、さまざまなオペレーティング システム支援技術に対応しており、また、その他の支援技 術と組み合わせて機能するようにも設定できます。支援機能に関してより詳しい情報を確認するに は、お使いのデバイスの検索機能を使用してください。 注記:特定の支援技術製品について詳しくは、その製品のサポート窓口にお問い合わせください。 HP のサポート窓口へのお問い合わせ このユーザー ガイドで提供されている情報で問題に対処できない場合は、以下の Web サイト、また は日本向けの日本語モデル製品に付属の『サービスおよびサポートを受けるには』に記載されている HP のサポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/ contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.
索引 C CFD こ 34 コンピューター操作のガイドライ ン 54 I I/O 接続ベース アドバンス、各部 5 コンピューターへの取り付け 17, 18 指紋リーダーの取り付け 22 電源の接続 6 ベーシック、各部 4 M MSR 暗号化 52 メンテナンス 55 し システム ボードの各部 34 指紋リーダー 単体としての接続 21 ベースへの取り付け 22 シリアル番号 I/O 接続ベース 9 コンピューター 9 シリアル ポート、電源用の設定 19 す SD カード(内蔵) 41 SSD ストレージ デバイス 40 スタンド オプション 4 本体の取り付け 本体の取り外し V せ S VESA 準拠のマウント キット 25 う 運搬時の注意 55 か 外部電源アダプターの接続 6 カウンターへの取り付け 26 カラム プリンター 機能 44 清掃 50 適合する用紙のグレード 46 トラブルシューティング 48 用紙の交換 45 用紙の仕様 46 ラッチ フェイルセーフ 50 き 機能 け 1, 3 警告および注意 16 ケーブル配線の構成