HP Value Thermal Receipt Printer User Guide

プリンターの清掃
プリンターを清掃するときは、以下の推奨事項に留意してください。
日常的なメンテナンスを行う前に、プリンターの電源がオフになっていることを確認してくださ
い。
ガソリンやアセトンのような有機溶剤は使用しないでください。
センサーを清掃する場合は、純アルコールまたはその他の洗浄液が完全に揮発するまでプリン
ターの電源を入れないでください。
メンテナンス サイクルは 1 か月を超えないようにすることをおすすめします。
プリンターのキャビネットの清掃
必要に応じて、プラスチック製品向けの家庭用洗剤を使用して、キャビネットの外側を清掃します。
最初に、目立たない狭い範囲で洗剤を試すことをおすすめします。また、軽く湿らせた清潔な布で用
紙挿入部を拭きます。キャビネットの素材および仕上げは、洗浄液、潤滑剤、燃料、調理用油、およ
び紫外線に対して耐性があります。
プリント ヘッドおよびプラテン ローラーの清掃
注意: 火傷の危険があるため、プリント ヘッドには触れないでください。
重要: スプレー式のクリーナーでプリンターの内側を清掃しないでください。指示がある場合を除
き、プリント ヘッドを清掃しないでください。また、プリント ヘッドにスプレーがかからないように
してください。これによって、内部の電子部品またはプリント ヘッドが損傷するおそれがあります。
プリント ヘッドが汚れている場合は、イソプロピル(消毒用)アルコールで湿らせた綿棒またはアル
コール ペンを使用して拭いてください。プリンターが損傷するおそれがありますので、プリンターの
他の部分を清掃するために消毒用アルコールを使用しないでください。
重要 通常、推奨されるグレードの用紙を使用している場合は、プリント ヘッドを清掃する必要があ
りません。推奨されていない用紙を長期間使用している場合は、プリント ヘッドを清掃しても印刷品
質が向上することはほとんどなく、紙詰まり等の損傷が発生し、保証サービスを受けられなくなる可
能性があります。
サーマル プリント ヘッドの清掃後に印刷ムラができたり印刷が薄くなったりする問題が続く場合は、
プリント機構の取り替えが必要になる場合があります。
プリント ヘッドおよびプラテン ローラーを清掃するには、以下の操作を行います。
1. プリンターの電源を切り、レシート カバーを開きます。
2. 印刷が完了した直後である場合は、プリント ヘッドの温度が完全に下がるまで待ちます。
3. 綿の布およびアルコール系の洗浄液を使用して、プリント ヘッドおよびプラテン ローラーの表
面からほこりや汚れを拭き取ります。
重要:
洗浄液で綿の布を濡らしすぎないようにしてください。
4. アルコールが完全に揮発したら、レシート カバーを閉じます。
プリンターの清掃
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