ハードウェア リファレンス ガイド HP Engage Flex Pro Retail System HP Engage Flex Pro-C Retail System
© Copyright 2018 HP Development Company, L.P. 本書の内容は、将来予告なしに変更される ことがあります。HP 製品およびサービスに 対する保証は、当該製品およびサービスに 付属の保証規定に明示的に記載されている ものに限られます。本書のいかなる内容 も、当該保証に新たに保証を追加するもの ではありません。本書に記載されている製 品情報は、日本国内で販売されていないも のも含まれている場合があります。本書の 内容につきましては万全を期しております が、本書の技術的あるいは校正上の誤り、 省略に対して責任を負いかねますのでご了 承ください。 初版:2018 年 7 月 製品番号:L28950-291 製品についての注意事項 ソフトウェア条項 このガイドでは、ほとんどのモデルに共通 の機能について説明します。一部の機能 は、お使いの製品では使用できない場合が あります。最新版のユーザー ガイドを確認 するには、HP のサポート Web サイト、 https://support.hp.
このガイドについて このガイドでは、HP EliteDesk Business PC の機能およびハードウェアのアップグレードの基本的な作 業手順などについて説明します。 警告!回避しなければ死亡または重傷に至る可能性のある危険な状況を示します。 注意:回避しなければ軽度または中度の傷害に至る可能性のある危険な状況を示します。 重要:重要と考えられるものの、危険性に関わるとは見なされない情報を示します(モニターの損傷 に関する記載など)。この重要事項は、説明に沿って正しく操作しなければ、データの損失やハード ウェアまたはソフトウェアの破損を引き起こす可能性があることをユーザーに警告します。また、概 念を説明したり、タスクを完了したりするための重要な情報を示します。 注記:本文の重要なポイントを強調または補足する追加情報を示します。 ヒント:タスクを完了させるために役立つヒントを示します。 iii
iv このガイドについて
目次 1 製品の特長 ................................................................................................................................................... 1 標準構成の機能 .................................................................................................................................................... 1 HP Engage Flex Pro ................................................................................................................................................ 2 フロント パネルの各部 ..............
ハードディスク ドライブの取り外しの準備 ............................................................ 43 HP Engage Flex Pro ......................................................................................................... 44 オプティカル ドライブの下にあるハードディスク ドライブの取 り外し .......................................................................................................... 44 電源装置の下にあるハードディスク ドライブの取り外し ................. 45 HP Engage Flex Pro-C .....................................................................................
1 製品の特長 標準構成の機能 コンピューターの機能は、モデルによって異なる場合があります。お使いのモデルのコンピューター に関するサポートが必要な場合や取り付けられているハードウェアおよびインストールされている ソフトウェアの詳細を確認する場合は、[HP Support Assistant]ユーティリティを実行してください。 注記:HP Engage Flex Pro-C コンピューターは、HP から購入できるオプションの縦置き用スタンドを 利用すれば、縦置き構成でも使用できます。 HP Engage Flex Pro Retail System HP Engage Flex Pro-C Retail System 標準構成の機能 1
HP Engage Flex Pro ドライブの構成はモデルによって異なります。一部のモデルでは、スリム オプティカル ドライブ ベ イにドライブ ベイ カバーが付いています。 フロント パネルの各部 フロント パネルの各部 1 オプティカル ドライブ(オプション) 4 ネットワーク インターフェイス カード ラン プ(×2) 2 電源ボタン 5 ハードディスク ドライブ ランプ 3 USB SuperSpeed ポート(×2) 注記:電源が入っていると、通常、電源ボタンの所にある電源ランプは白色に点灯します。コンピューターに トラブルが発生している場合は電源ランプが赤色で点滅し、その点滅パターンで診断コードを表します。コー ドについて詳しくは、『Maintenance and Service Guide』(メンテナンスおよびサービス ガイド、英語のみ)を参 照してください。 2 第 1 章 製品の特長
リア パネルの各部 リア パネルの各部 1 PCIe x16 拡張スロット(オプション) 12 DisplayPort モニター コネクタ 2 PCIe x4 拡張スロット(オプション) 13 シリアル ポート(オプション) 3 オーディオ出力(ヘッドフォン)/オーディオ 入力(マイク)コンボ コネクタ 14 オプション 4 PCIe x1 拡張スロット(×2)(オプション) 5 セキュリティ ロック ケーブル用スロット 6 電源コネクタ 7 PS/2 キーボード/マウス コンボ コネクタ 8 USB ポート、24 V(オプション) 9 キャッシュ ドロアー ポート(オプション) 15 USB SuperSpeed ポート(HP スリープおよび充 電機能付き) 10 シリアル ポート(オプション) 16 USB SuperSpeed ポート(×2) 11 オプションのコネクタ 17 USB ポート(×2) 18 RJ-45(ネットワーク)コネクタ ● シリアル ポート(図のもの) ● USB Type-C ポート ● Disp
シリアル番号の記載位置 各コンピューターの外側には、固有のシリアル番号ラベルおよび製品識別番号ラベルが貼付されてい ます。HP のサポート窓口にお問い合わせになる場合は、これらの番号をお手元に用意しておいてくだ さい。 4 第 1 章 製品の特長
HP Engage Flex Pro-C ドライブの構成はモデルによって異なります。一部のモデルでは、スリム オプティカル ドライブ ベ イにドライブ ベイ カバーが付いています。 フロント パネルの各部 フロント パネルの各部 1 電源ボタン 3 ネットワーク インターフェイス カード ラン プ(×2) 2 USB SuperSpeed ポート(×2) 4 ハードディスク ドライブ ランプ 注記:追加のコネクタをオプションとして、HP から入手できる場合があります。 システム ボード スロットのどれかにグラフィックス カードが取り付けられている場合、グラフィックス カー ドのビデオ コネクタやシステム ボードの内蔵グラフィックスを使用することも可能です。取り付けられてい るグラフィックス カードとソフトウェア構成によって動作が決まります。 システム ボードは、[HP Computer Setup]で設定を変更することによって無効にできます。 注記:[HP Computer Setup]にアクセスするには、コンピューターを再起動し、HP ロゴ画面が表示されたらすぐ に(オペレーティング シ
リア パネルの各部 リア パネルの各部 1 シリアル ポート(オプション) 10 DisplayPort 2 セキュリティ ロック ケーブル用スロット 11 オプションのコネクタ 3 USB ポート、24 V(オプション) ● シリアル ポート(図のもの) 4 キャッシュ ドロアー ポート(オプション) ● DisplayPort 5 オーディオ出力(ヘッドフォン)/オーディオ 入力(マイク)コンボ コネクタ ● HDMI 出力端子 ● 2 つ目の Ethernet コネクタ 6 PS/2 キーボード/マウス コンボ コネクタ ● VGA コネクタ 7 電源コネクタ 8 PCIe 拡張スロット(×4) 9 オプションのコネクタ 12 USB SuperSpeed ポート(HP スリープおよび充 電機能付き) 13 USB SuperSpeed ポート(×2) ● シリアル ポート(図のもの) 14 USB ポート(×2) ● USB Type-C ポート 15 RJ-45(ネットワーク)コネクタ ● DisplayPo
シリアル番号の記載位置 各コンピューターの外側には、固有のシリアル番号ラベルおよび製品識別番号ラベルが貼付されてい ます。HP のサポート窓口にお問い合わせになる場合は、これらの番号をお手元に用意しておいてくだ さい。 HP Engage Flex Pro-C 7
2 ハードウェアのアップグレード 保守機能 このコンピューターには、アップグレードおよび保守を容易にする機能が組み込まれています。この 章で説明する取り付け手順の一部では、T-15 型ドライバーまたはマイナス ドライバーが必要です。 警告および注意 アップグレードを行う前に、このガイドに記載されている、該当する手順、注意、および警告を必ず よくお読みください。 警告!感電、火傷、火災などの危険がありますので、以下の点に注意してください。 ● 作業を行う前に、電源コードを電源コンセントから抜き、本体内部の温度が十分に下がっている ことを確認してください。 ● 電話回線のモジュラー ジャックを本体の背面のネットワーク コネクタ(NIC)に接続しないでく ださい。 ● 必ず電源コードのアース端子を使用してアース(接地)してください。アース端子は、製品を安 全に使用するための重要な装置です。 ● 電源コードは常に、装置の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに接続 してください。 操作する人の健康を損なわないようにするため、『快適に使用していただくために』をお読みくださ い。正
横置きから縦置きへの変更 HP Engage Flex Pro-C コンピューターは、HP から購入できるオプションの縦置き用スタンドを利用す れば、縦置き構成でも使用できます。 注記:縦置きでのコンピューターの安定性を高めるために、付属の縦置き用スタンドを使用すること をおすすめします。 1. コンピューターが移動されないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外しま す。 2. ディスクや USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターか ら取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 4.
コンピューターのアクセス パネルの取り外し 内部部品にアクセスするには、アクセス パネルを以下の手順で取り外す必要があります。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスクや USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターか ら取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電や内部部品の損傷を防ぐため、コン ピューターのカバーを開ける場合は、電源を切るだけでなく、必ず事前に電源コードをコンセン トから抜いてください。 10 5.
コンピューターのアクセス パネルの取り付け ▲ アクセス パネルの前端をシャーシ前面の縁の下にスライドさせ(1)、正しい位置にロックされる まで、アクセス パネルの後端を本体に押し込みます(2)。 コンピューターのアクセス パネルの取り付け 11
フロント パネルの取り外し 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスクや USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターか ら取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電や内部部品の損傷を防ぐため、コン ピューターのカバーを開ける場合は、電源を切るだけでなく、必ず事前に電源コードをコンセン トから抜いてください。 12 5. スタンドを取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドからコンピューターを取 り外してから置きます。詳しくは、9 ページの横置きから縦置きへの変更を参照してください。 6.
オプティカル ドライブ ベイ カバーの取り外し HP Engage Flex Pro コンピューターでは、オプティカル ドライブ ベイにドライブ ベイ カバーが付いて います。オプティカル ドライブを取り付ける前にドライブ ベイ カバーを取り外してください。ドラ イブ ベイ カバーを取り外すには、以下の操作を行います。 1. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。詳しくは、10 ページのコンピューターのア クセス パネルの取り外しを参照してください。 2. フロント パネルを取り外します。詳しくは、12 ページのフロント パネルの取り外しを参照して ください。 3.
フロント パネルの取り付け フロント パネルの下端にある 3 つのフックを HP Engage Flex Pro の四角い穴に差し込みます(1)。次 に、フロント パネルの上側を、シャーシの所定の位置に収まりカチッという音がするまで押し込みま す(2)。 オプションのフロント パネル用ダスト フィルターの取り外し および取り付け 一部のモデルでは、オプションのフロント パネル用ダスト フィルターが取り付けられています。ダス ト フィルターを定期的に清掃し、フィルター上にたまったほこりによってコンピューター内部の通気 が妨げられないようにする必要があります。 注記:オプションのフロント パネル用ダスト フィルターは、HP から入手できます。 ダスト フィルターの取り外し、清掃、および取り付けを行うには、以下の操作を行います。 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 2.
3. ダスト フィルターを取り外すには、以下に示すタブの位置に指をかけ、フロント パネルから フィルターを取り外します。 4. 柔らかいブラシまたは布を使用して、フィルターからほこりを取り除きます。フィルターの汚れ がひどい場合は、水で洗い流してください。 5. ダスト フィルターを取り付けるには、以下に示すタブの位置を押して、フィルターをフロント パネルにしっかりと押し込みます。 6.
システム ボードの接続 お使いのモデルのシステム ボード コネクタの位置については、以下の図および表を参照してくださ い。 16 番号 システム ボード コネクタ システム ボード 上の表記 色 名称 1 PCI Express x16 X16PCIEXP 黒 拡張カード スロット 2 PCI Express x4 X4PCIEXP_1 黒 拡張カード スロット 3 PCI Express x2 X4PCIEXP_3 黒 拡張カード スロット 4 ライザー Riser 白 ライザー カード スロット 5 PCI Express x2 X4PCIEXP_2 黒 メモリ モジュール 6 電池 BAT 黒 電池 7 M.2 SSD 2280 SSD2 黒 M.2 SSD ストレージ カード 8 M.2 SSD 2280 SSD1 黒 M.
番号 システム ボード コネクタ システム ボード 上の表記 色 名称 14 Sata 3.
● 1 つのチャネルの DIMM ソケットにのみ DIMM が取り付けられている場合、システムはシングル チャネル モードで動作します。 ● チャネル A の DIMM の合計メモリ容量とチャネル B の DIMM の合計メモリ容量が等しい場合、シ ステムはより高性能なデュアル チャネル モードで動作します。両方のチャネルで、取り付ける DIMM の性能やデバイス自体の幅が異なっても構いません。たとえば、チャネル A に 1 GB の DIMM が 2 つ取り付けられていて、チャネル B に 2 GB の DIMM が 1 つ取り付けられている場合、 システムはデュアル チャネル モードで動作します。 ● チャネル A の DIMM の合計メモリ容量とチャネル B の DIMM の合計メモリ容量が異なる場合、シ ステムはフレックス モードで動作します。フレックス モードでは、最も容量の小さいメモリが 取り付けられているチャネルがデュアル チャネルに割り当てられるメモリの総量を表し、残りは シングル チャネルに割り当てられます。速度を最高にするには、最大のメモリ容量が 2 つのチャ ネルに行き渡るよう
6. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。詳しくは、10 ページのコンピューターのア クセス パネルの取り外しを参照してください。 警告!火傷の危険がありますので、必ず、本体内部の温度が十分に下がっていることを確認して から、次の手順に進んでください。 7.
8. メモリ モジュール ソケットの両方のラッチを開き(1)、メモリ モジュールをソケットに差し込 みます(2)。モジュールをソケットに押し入れ、完全に挿入されて正しい位置に固定されている ことを確認します。ラッチが閉じていること(3)を確認します。 注記:メモリ モジュールは、一方向にのみ取り付け可能です。メモリ モジュールの切り込みと メモリ ソケットのタブを合わせます。 最初に黒い DIMM ソケットに取り付けてから、白い DIMM ソケットに取り付けてください。 最適なパフォーマンスが得られるようにするには、チャネル A とチャネル B のメモリ容量が可能 な限り同じになるように、メモリをソケットに取り付けます。 9. 取り付けるすべてのモジュールに対して、手順 9 を繰り返します。 10.
● HP Engage Flex Pro-C をお使いの場合は、CPU カバーの上端にあるタブの位置をフロント パ ネル内部のスロットの位置と合わせ(1)、CPU カバーをシステム ボードに向かってまっす ぐに押し下げます(2)。 11. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。詳しくは、11 ページのコンピュー ターのアクセス パネルの取り付けを参照してください。 12. スタンドに取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドを取り付けなおします。 詳しくは、9 ページの横置きから縦置きへの変更を参照してください。 13. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。コンピューターは、追加のメモリを自動的に認識します。 14.
拡張カードの取り外しおよび取り付け ハーフハイトの拡張カードの取り付け コンピューターのシステム ボードには、PCI Express x16 拡張スロット、x4 スロットにダウンシフトさ れる PCI Express x16 拡張スロット、DisplayPort 拡張スロット、およびライザー カード拡張スロットが それぞれ 1 基ずつあります。ライザー カード拡張スロットには、この製品用に特別に設計されたライ ザー カードが標準装備されています。 注記:PCI Express ソケットは、ロープロファイルのカードのみをサポートします。 PCI Express x16 スロットには、PCI Express x1、x4、x8、または x16 の拡張カードを取り付けることが できます。 番号 拡張スロット 1 PCI Express x16 2 PCI Express x4 3 PCI Express x2_2 4 ライザー カード 5 PCI Express x2_1 6 システム ボード用電源コネクタ 重要:ライザー カード拡張スロットは、この製品用に設計された 2 つのライザー
12 V Powered USB 拡張カードの取り付け このコンピューターのライザー カードには、24 V Powered USB コネクタが装備されていることがあ り、1 枚または 2 枚の 12 V Powered USB ハーフハイト拡張カードを取り付けることで、合わせて 6 基 の 12 V Powered USB ポートをオプションで搭載できます。24 V Powered USB コネクタおよび 12 V Powered USB コネクタには、接続エラーを防止するために異なる場所に切り欠きがあります。 注記:24 V Powered USB コネクタは赤色です。12 V Powered USB コネクタは青緑色です。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスクや USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターか ら取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 4.
9. 新しい拡張カードを取り付ける前に、拡張スロット カバーまたは装着されている拡張カードを取 り外します。 注記:取り付けられている拡張カードを取り外す前に、拡張カードに接続されているすべての ケーブルを取り外します。 24 a. 拡張カードを空いているソケットに取り付ける場合は、シャーシ背面の適切な拡張スロット カバーを取り外します。スロット カバーをシャーシの側面から離すように引っ張り(1)、 引き上げてシャーシから取り出します(2)。 b. x4 ソケットにダウンシフトされた黒い PCI Express x16 ソケットから PCI Express カードを取 り外す場合は、カードの両端を持ち、コネクタがソケットから抜けるまで、カードを前後に 注意深く軽く揺さぶりながら引き抜きます。 c.
d.
10. 新しい 12 V Powered USB 拡張カードを取り付けるには、以下の操作を行います。 a. システム ボードにある PCI Express 拡張ソケットのすぐ上の位置でカードを持ち、カードの ブラケットをシャーシの背面の開いているスロットの位置に合わせます。カードがシステ ム ボードの拡張ソケットに入るようにまっすぐに押し下げます(1)。カードをしっかりと 押して、コネクタ全体が拡張カード スロットに正しく収まるようにしてください。 b.
12. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。詳しくは、11 ページのコンピュー ターのアクセス パネルの取り付けを参照してください。 13. スタンドに取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドを取り付けなおします。 詳しくは、9 ページの横置きから縦置きへの変更を参照してください。 14. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 15. アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けなおします。 16.
3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. スタンドを取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドからコンピューターを取 り外してから置きます。詳しくは、9 ページの横置きから縦置きへの変更を参照してください。 6. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。詳しくは、10 ページのコンピューターのア クセス パネルの取り外しを参照してください。 7.
8. フルハイト拡張カード固定ラッチ上の緑色のタブを引き戻して、ラッチを開きます。 9. 拡張カードを取り付ける前に、拡張スロット カバーを取り外します。電源供給機能付きシリアル ポート拡張カードは、どのフルハイト スロットにも取り付けることができます。 10.
11. カードに付属しているケーブルの一方の端をカードに接続し、もう一方の端をシステム ボードに 接続します。 12. 拡張カード固定ラッチを閉じます。 13. 電源装置の両側にある 2 本のガイド ピンがシャーシ内のくぼみに挿入されるように、電源装置を シャーシ内に下ろします(1)。 14.
15. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。詳しくは、11 ページのコンピュー ターのアクセス パネルの取り付けを参照してください。 16. スタンドに取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドを取り付けなおします。 詳しくは、9 ページの横置きから縦置きへの変更を参照してください。 17. 必要に応じて、PS/2 マウスまたは PS/2 キーボードを接続しなおします。 18. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 19. アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けなおします。 20.
4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 注意:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. スタンドを取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドからコンピューターを取 り外してから置きます。詳しくは、9 ページの横置きから縦置きへの変更を参照してください。 6. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。詳しくは、10 ページのコンピューターのア クセス パネルの取り外しを参照してください。 7.
9. 1 枚または 2 枚の拡張カードがどれかのライザー カード拡張スロットに取り付けられている場 合は、そのカードを取り外します。 10. 下側のスロットに拡張スロット カバーが取り付けられている場合は、そのカバーを取り外しま す。 注意:ライザー カードの取り外しまたは取り付け時にカードが破損することを防ぐため、必ず下 側の拡張スロット カバーを取り外してください。 11.
12. 金属のブラケットをカードの上部に固定している 2 本のネジを取り外し、ブラケットを取り外し ます。フード センサーをブラケットから取り外す必要はありません。 13. 2 本のネジを使用して金属のブラケットを新しいライザー カードに取り付けて、所定の位置に固 定します。 14.
15. 古いライザー カードから取り外した拡張カードがある場合は、そのカードを新しいライザー カードの適切なスロットに取り付けます。シャーシの背面に向かってカードを動かして、カード のブラケットをシャーシの背面の空いているスロットの位置に合わせます。カードがライザー カードの拡張ソケットに入るようにまっすぐに押し込みます。 16.
17. 拡張カード固定ラッチを閉じます。 18. HP Engage Flex Pro をお使いの場合は、電源装置の両側にある 2 本のガイド ピンがシャーシ内の くぼみに挿入されるように、電源装置をシャーシ内に下ろします(1)。 19. 電源装置を下方向に回転させて、元の位置に戻します(2)。 20. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。詳しくは、11 ページのコンピュー ターのアクセス パネルの取り付けを参照してください。 21. スタンドに取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドを取り付けなおします。 詳しくは、9 ページの横置きから縦置きへの変更を参照してください。 22. 必要に応じて、PS/2 マウスまたは PS/2 キーボードを接続しなおします。 23. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 24.
ドライブの位置 ドライブの位置 1 3.5 インチ ハードディスク ドライブ ベイ 2 2.5 インチ メイン ハードディスク ドライブ ベイ 3 2.
● ドライブがドライブ ケージの正しい位置に収まるようにするために、ガイド用ネジを取り付ける 必要があります。ドライブ ベイ用に予備のガイド用ネジ(銀色の No.6-32 インチネジ 5 本および 黒色の M3 メートル式ネジ(ミリネジ)4 本)がシャーシの前面(フロント パネルの裏側)に付 属しています。5 本の No.6-32 インチネジのうちの 4 本は、セカンダリ ハードディスク ドライブ のガイド用ネジとして使用されます。5 番目は、パネルのセキュリティのために使用されます。 M3 メートル式ネジは、オプティカル ドライブに必要です。メイン ハードディスク ドライブを交 換する場合は、青色と銀色の 4 本の No.6-32 インチ分離ガイド用ネジを古いハードディスク ドラ イブから外して、新しいハードディスク ドライブに取り付ける必要があります。 表 2-1 ドライブの位置 ガイド用ネジ 1 銀色の No.
オプティカル ドライブの取り外し HP Engage Flex Pro には、オプティカル ドライブが取り付けられている場合があります。取り外すに は、以下の操作を行います。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスクや USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターか ら取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電や内部部品の損傷を防ぐため、コン ピューターのカバーを開ける場合は、電源を切るだけでなく、必ず事前に電源コードをコンセン トから抜いてください。 5.
9. ドライブの背面右側にある緑色のリリース ラッチをドライブの中央に向けて押し(2)、ドライブ を前方向にスライドさせてベイから取り出します(3)。 オプティカル ドライブの取り付け 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスクや USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターか ら取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電や内部部品の損傷を防ぐため、コン ピューターのカバーを開ける場合は、電源を切るだけでなく、必ず事前に電源コードをコンセン トから抜いてください。 40 5.
8. ドライブの両側の下部にある穴に、ガイド用 M3 メートル式ネジ(ミリネジ)を 4 本取り付けま す。古いドライブを交換する場合は、古いドライブのガイド用ネジを新しいドライブに取り付け ます。新しいドライブを取り付ける場合は、付属のネジが必要になります。予備のガイド用 M3 メートル式ネジの位置について詳しくは、37 ページのドライブの取り外しおよび取り付けを参 照してください。 注意:ガイド用ネジの長さは 5 mm のみです。それより長いネジを使用すると、ドライブの内部 部品が破損するおそれがあります。 9. スリム オプティカル ドライブを 5.
10. ドライブのガイド用ネジの位置をドライブ ベイ内の J 字型のスロットの位置に合わせ、正しい位 置にロックされるまで、ドライブをコンピューターの前面の方向にスライドさせます(1)。 11. 電源ケーブルおよびデータ ケーブルをドライブの背面に接続します(2)。 12. データ ケーブルのもう一方の端を、システム ボード上の SATA1 または SATA2 と書かれている薄 い青色の SATA コネクタのどちらかに接続します。 注記:システム ボード ドライブ コネクタの図と表については、16 ページのシステム ボードの接 続を参照してください。 13. ドライブ ケージを下方向に回転させて、元の位置に戻します。 14. フロント パネルを取り外した場合は、取り付けなおします。詳しくは、14 ページのフロント パ ネルの取り付けを参照してください。 15. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。詳しくは、11 ページのコンピュー ターのアクセス パネルの取り付けを参照してください。 16.
17. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 18. アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けなおします。 ハードディスク ドライブの取り外し 注記:ハードディスク ドライブを取り外すときは、新しいハードディスク ドライブにデータを移動で きるように、必ず事前にハードディスク ドライブ内のデータをバックアップしておいてください。 各モデルには、ハードディスク ドライブ ベイが 2 つ装備されています。 ● HP Engage Flex Pro では、1 つ目のハードディスク ドライブ ベイがオプティカル ドライブ ベイの 下にあり、2 つ目のハードディスク ドライブ ベイが電源装置の下にあります。 ● HP Engage Flex Pro-C では、2 つのハードディスク ドライブ ベイが電源装置の横にあります。 ハードディスク ドライブの取り外しの準備 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2.
HP Engage Flex Pro オプティカル ドライブの下にあるハードディスク ドライブの取り外し 44 1. 39 ページのオプティカル ドライブの取り外しの手順に沿って、オプティカル ドライブを取り外 します。 2. ハードディスク ドライブの背面から電源ケーブルおよびデータ ケーブルを取り外します(1)。 3. ドライブの横にある緑色のドライブ固定ボタンを押し下げると(2)、ドライブの固定が解除され ます。ドライブ固定ボタンを押したまま、ドライブをスライドさせてドライブ ケージから取り外 します(3)。 4.
電源装置の下にあるハードディスク ドライブの取り外し 1. ドライブ ケージを回転させて、直立する位置まで持ち上げます。 2.
46 3. 電源ケーブルおよびデータ ケーブルを取り外します(1)。 4. ドライブの横にある緑色のドライブ固定ボタンを押し下げると(2)、ドライブの固定が解除され ます。ドライブ固定ボタンを押したままドライブを後方にスライドさせ、ドライブが止まった ら、持ち上げてドライブ ケージから取り外します(3)。 5.
HP Engage Flex Pro-C 1. CPU カバーを真上に引き上げ、シャーシから取り外します。 2.
48 3. ハードディスク ドライブの背面から電源ケーブルおよびデータ ケーブルを取り外します(1)。 4. 緑色のタブをハードディスク ドライブから引き離し(2)、ハードディスク ドライブをベイから 引き出します(3)。 5.
ハードディスク ドライブの取り付け ハードディスク ドライブの取り付けの準備 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスクや USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターか ら取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電や内部部品の損傷を防ぐため、コン ピューターのカバーを開ける場合は、電源を切るだけでなく、必ず事前に電源コードをコンセン トから抜いてください。 5.
8. 50 以下の例のようなアダプター ブラケットを使用して、2.5 インチ ハードディスク ドライブを 3.5 インチ ハードディスク ドライブ ベイに取り付けることもできます。 a. 2.5 インチ ドライブを 3.5 インチ アダプター ブラケット内にスライドさせます。 b.
c. アダプター ブラケットに、青色と銀色の 4 本の No.6-32 インチガイド用ネジを(ブラケッ トの両側に 2 本ずつ)取り付けます。 HP Engage Flex Pro オプティカル ドライブの下へのハードディスク ドライブの取り付け 1. 39 ページのオプティカル ドライブの取り外しの手順に沿って、オプティカル ドライブを取り外 します。 2. ハードディスク ドライブの前面のガイド用ネジの位置をドライブ ケージのスロットに合わせて から、ドライブをドライブ ベイに押し込んで前方へ押します(1)。次に、電源ケーブルおよび データ ケーブルをハードディスク ドライブの背面に接続します(2)。 3.
4. ドライブ ケージを下方向に回転させて、元の位置に戻します。 5. アクセス パネルを取り付けなおします。詳しくは、11 ページのコンピューターのアクセス パネ ルの取り付けを参照してください。 6. スタンドに取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドを取り付けなおします。 詳しくは、9 ページの横置きから縦置きへの変更を参照してください。 7. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 8. アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けなおします。 電源装置の下へのハードディスク ドライブの取り付け 1.
2. ハードディスク ドライブの前面のガイド用ネジの位置をドライブ ケージのスロットに合わせて から、ドライブをドライブ ベイに押し込んで前方へ押します(1)。次に、電源ケーブルおよび データ ケーブルをハードディスク ドライブの背面に接続します(2)。 3. 電源装置の両側にある 2 本のガイド ピンがシャーシ内のくぼみに挿入されるように、電源装置を シャーシ内に下ろします(1)。 4. 電源装置を下方向に回転させて、元の位置に戻します(2)。 5. アクセス パネルを取り付けなおします。詳しくは、11 ページのコンピューターのアクセス パネ ルの取り付けを参照してください。 6. スタンドに取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドを取り付けなおします。 詳しくは、9 ページの横置きから縦置きへの変更を参照してください。 7. 必要に応じて、PS/2 マウスまたは PS/2 キーボードを接続しなおします。 8. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 9.
HP Engage Flex Pro-C 54 1. CPU カバーを真上に引き上げ、コンピューターから取り外します。 2.
3. 緑色のタブをハードディスク ドライブから引き離し(1)、ハードディスク ドライブをスライド させてベイに挿入します(2)。 4. 電源ケーブルおよびデータ ケーブルをハードディスク ドライブの背面に接続します(3)。 5.
6. CPU カバーの上端にあるタブの位置をフロント パネル内部のスロットの位置と合わせ(1)、CPU カバーをシステム ボードに向かってまっすぐに押し下げます(2)。 7. アクセス パネルを取り付けなおします。詳しくは、11 ページのコンピューターのアクセス パネ ルの取り付けを参照してください。 8. スタンドに取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドを取り付けなおします。 詳しくは、9 ページの横置きから縦置きへの変更を参照してください。 9. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 10. アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けなおします。 M.2 SSD ストレージ カードの取り外しおよび取り付け 注記:システム ボードには 2 つの M.2 SSD ソケットがあります。このコンピューターでは、2230 およ び 2280 の M.2 SSD カードがサポートされます。 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2.
7. M.2 SSD カードを取り外すには、カードを固定しているネジを取り外し(1)、カードの端を引き 上げ(2)、カードをスライドさせてシステム ボードのコネクタから取り外します(3)。 8. M.2 SSD カードを取り付けるには、カードを約 30°の角度に保ったまま、カードのピンをシステ ム ボードのコネクタに挿入します(1)。カードのもう一方の端を押し下げ(2)、ネジでカード を固定します(3)。 9. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。詳しくは、11 ページのコンピュー ターのアクセス パネルの取り付けを参照してください。 10.
11. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 12.
A 電池の交換 お使いのコンピューターに付属の電池は、リアルタイム クロックに電力を供給するためのものです。 電池は消耗品です。電池を交換するときは、コンピューターに最初に取り付けられていたものと同等 の電池を使用してください。コンピューターに付属の電池は、3 V のボタン型リチウム電池です。 警告!お使いのコンピューターには、二酸化マンガン リチウム電池が内蔵されています。電池の取り 扱いを誤ると、火災や火傷などの危険があります。けがをすることがないように、以下の点に注意し てください。 ● 電池を充電しないでください。 ● 電池を 60°C を超える場所に放置しないでください。 ● 電池を分解したり、つぶしたり、ショートさせたり、火中や水に投じたりしないでください。 ● 電池を交換するときは、コンピューターに最初に取り付けられていたものと同等の電池を使用し てください。 重要:電池を交換する前に、コンピューターの CMOS 設定のバックアップを作成してください。電池 が取り出されたり交換されたりするときに、CMOS 設定がクリアされます。 静電気の放電によって、コンピューターやオプション
注記:一部のモデルのコンピューターでは、電池を交換するときに、内部部品を取り外す必要が あります。 8. システム ボード上の電池ホルダーの種類に応じて、以下の手順で電池を交換します。 タイプ 1 a. 電池をホルダーから持ち上げて外します。 b. 交換する電池を、[+]と書かれている面を上にして正しい位置に装着します。電池は電池ホ ルダーによって自動的に正しい位置に固定されます。 タイプ 2 a.
b. 新しい電池を装着するには、交換する電池を、[+]と書かれている面を上にしてホルダーに スライドさせて装着します(1)。電池の一方の端が留め具の下に収まるまで、もう一方の端 を押し下げます(2)。 タイプ 3 a. 電池を固定しているクリップを後方に引いて(1)、電池を取り出します(2)。 b. 新しい電池を挿入し、クリップを元の位置に戻します。 注記:電池の交換後、以下の操作を行うと交換作業は完了です。 9.
10. スタンドに取り付けてコンピューターを使用している場合は、スタンドを取り付けなおします。 詳しくは、9 ページの横置きから縦置きへの変更を参照してください。 11. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 12. [HP Computer Setup]を使用して、日付と時刻、パスワード、およびその他の必要なシステム セッ トアップを設定しなおします。 13.
B 静電気対策 人間の指など、導電体からの静電気放電によって、システム ボードやその他の静電気に弱いデバイス が損傷することがあります。その結果、本体の耐用年数が短くなる場合があります。 静電気による損傷の防止 静電気による損傷を防止するため、以下のことを守ってください。 ● 運搬時や保管時は、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。 ● 静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れ たままにしておきます。 ● 部品をケースから取り出す前に、まずケースごとアース(接地)されている面に置きます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。 ● 静電気に弱い部品に触れるときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。 アース(接地)の方法 アース(接地)にはいくつかの方法があります。静電気に弱い部品を取り扱うときには、以下のうち 1 つ以上の方法でアースを行ってください。 ● すでにアースされているコンピューターのシャーシにアース バンドをつなぎます。アース バン ドは柔軟な帯状のもので、アース コード内の
C コンピューター操作のガイドラインおよ び手入れと運搬時の注意 コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注 意 コンピューターおよびモニターの設置や手入れを適切に行えるよう、以下のことを守ってください。 64 ● 湿度の高い所や、直射日光の当たる場所、または極端に温度が高い場所や低い場所には置かない でください。 ● コンピューターは、安定した平らな場所に設置してください。また、通気が確保されるよう、コ ンピューターの通気孔のある面およびモニターの上部に、少なくとも 10 cm の空間を確保してく ださい。 ● 内部への通気が悪くなりますので、絶対にコンピューターの通気孔をふさがないでください。 キーボードを横置き構成の本体のフロント パネルに立てかけることも、おやめください。 ● コンピューターのアクセス パネルまたは拡張カード スロットのカバーのどれかを取り外したま ま使用しないでください。 ● コンピューターを積み重ねたり、互いの排気や熱にさらされるほどコンピューターどうしを近く に置いたりしないでください。 ● コンピューターを別のエンクロージャに入れて操作
オプティカル ドライブの使用上の注意 オプティカル ドライブの操作や手入れは、以下の項目に注意して行ってください。 操作および取り扱いに関する注意 ● 操作中はドライブを動かさないでください。データ読み取り中にドライブを動かすと誤動作す ることがあります。 ● 急に温度が変化するとドライブ内に結露することがありますので気をつけてください。ドライ ブの電源が入っているときに急な温度変化があった場合は、1 時間以上待ってから電源を切って ください。すぐに操作すると、誤動作が起きることがあります。 ● ドライブは高温多湿、直射日光が当たる場所、または機械の振動がある所には置かないでくださ い。 クリーニングの注意 ● フロント パネルやスイッチ類が汚れたら、水で軽く湿らせた柔らかい布で拭いてください。けっ して、クリーニング液を直接スプレーしないでください。 ● アルコールやベンジンなど、揮発性の液体を使用しないでください。変色や、変質の原因となり ます。 安全にお使いいただくためのご注意 ドライブの中に異物や液体が入ってしまった場合は、直ちにコンピューターの電源を切り、電源コー ドを電源コン
D ユーザー サポート HP は、単体で、または適切な補助ツールや支援技術と組み合わせることにより、お身体の不自由な方 にもお使いいただけるような製品やサービスを設計、製造、販売しています。 サポートされている支援技術 HP 製品は、さまざまなオペレーティング システム支援技術に対応しており、また、その他の支援技 術と組み合わせて機能するようにも設定できます。支援機能に関してより詳しい情報を確認するに は、お使いのデバイスの検索機能を使用してください。 注記:特定の支援技術製品について詳しくは、その製品のサポート窓口にお問い合わせください。 HP のサポート窓口へのお問い合わせ このユーザー ガイドで提供されている情報で問題に対処できない場合は、以下の Web サイト、また は日本向けの日本語モデル製品に付属の『サービスおよびサポートを受けるには』に記載されている HP のサポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/ contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.
索引 つ M M.2 SSD カード 取り付け 56 取り外し 56 通気のガイドライン て 電池 交換 59 あ アクセス パネル 取り付け 11 取り外し 10 と う 運搬時の注意 65 お オプティカル ドライブ クリーニング 65 使用上の注意 65 取り付け 40 取り外し 39 か 拡張カード 取り付け 22 取り外し 22 ハーフハイトの取り付け 22 ハーフハイトの取り外し 22 フルハイトの取り付け 27 フルハイトの取り外し 27 こ コンピューター操作のガイドライ ン 64 し システム ボードの接続 せ 静電気対策、損傷の防止 セキュリティ 南京錠 58 ロック ケーブル 58 た ダスト フィルター 14 縦置きへの変更 9 16 63 取り外し 12 ベイ カバーの取り外し 64 ドライブ 位置 37 ケーブル接続 37 取り付け 37 取り付け M.