ユーザー ガイド
© Copyright 2018 HP Development Company, L.P. AMD および Catalyst は、米国 Advanced Micro Devices, Inc.の商標です。Intel および Xeon は、米国 Intel Corporation の米国およびその 他の国における商標です。Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における 商標または登録商標です。Microsoft および Windows は、米国 Microsoft Corporation の米 国およびその他の国における商標または登 録商標です。NVIDIA は、NVIDIA Corporation の米国およびその他の国における商標また は登録商標です。Red Hat および Enterprise Linux は、Red Hat, Inc.
このガイドについて このガイドでは、ワークステーションの特長、ワークステーションの設置方法、ソフトウェアの使用 方法、および技術仕様について説明します。 このガイドには、以下の種類の注意事項等の情報が記載されている場合があります。 警告!回避しなければ死亡または重傷に至る可能性のある危険な状況を示します。 注意:回避しなければ軽度または中度の傷害に至る可能性のある危険な状況を示します。 重要:重要と考えられるものの、危険性に関わるとは見なされない情報を示します(本体の損傷に関 する記載など)。この重要事項は、説明に沿って正しく操作しなければ、データの損失やハードウェ アまたはソフトウェアの破損を引き起こす可能性があることをユーザーに警告します。また、概念を 説明したり、タスクを完了したりするための重要な情報を示します。 注記:本文の重要なポイントを強調または補足する追加情報を示します。 ヒント:タスクを完了させるために役立つヒントを示します。 iii
iv このガイドについて
目次 1 HP リソースの参照場所 ................................................................................................................................ 1 製品情報 ................................................................................................................................................................ 1 サポート ................................................................................................................................................................ 1 製品ドキュメント ..................
5 Linux のセットアップ ................................................................................................................................. 17 Linux 対応システム ............................................................................................................................................ 17 HP Linux ドライバー ディスク ......................................................................................................................... 17 Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のセットアップ .......................
製品名または製品番号を使用した Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]のダウンロード(一部の製品のみ) .................................................... 29 Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]のインストール ...................................................... 29 UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics]の使用 ................................................................................................ 29 UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics]の起動 ..............................................................................
Australia(オーストラリア向け) .............................................................................. 39 全世界 ............................................................................................................................. 39 ユーザー サポートに関する役立つリソースおよびリンク ......................................................................... 40 組織(英語のみ) ........................................................................................................................... 40 教育機関(英語のみ) .........................
1 HP リソースの参照場所 この章では、HP が提供するさまざまな情報の入手方法などについて説明しています。 製品情報 トピック 場所 技術仕様 お使いの製品の『QuickSpecs』を確認するには、HP の Web サイト、 http://jp.ext.hp.com/workstations/whitepaper/ にアクセスし、[QuickSpecs]の 横の[+](プラス)ボタンをクリックして、お使いのモデルを選択します 『規定、安全、および環境に関する 製品の規定に関する情報については、『規定、安全、および環境に関する ご注意』 ご注意』を参照してください。また、認定/認証ラベルにも規定情報が記 載されています このガイドを表示するには、以下の操作を行います ▲ [スタート]ボタン→使用する製品→[HP Help and Support](HP ヘルプ とサポート)→[HP Documentation](HP ドキュメント)の順に選択し ます オプション製品 サポートされているオプション製品およびコンポーネントの最新情報に ついては、http://www.hp.
トピック 場所 保証に関する情報 HP 限定保証規定は、国や地域によっては、お使いの製品に収録されてい るドキュメントに示されています。製品に付属の CD や DVD に収録され ているドキュメントにも記載されている場合もあります。日本向けの日 本語モデル製品には、保証内容を記載した小冊子、『サービスおよびサ ポートを受けるには』が付属しています。また、日本以外でも、印刷物の 保証規定が製品に付属している国や地域もあります。保証規定が印刷物 として提供されていない国または地域では、コピーを入手できます。 http://www.hp.
製品の診断 トピック 場所 Windows®診断ツール Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]ユーティリティおよび UEFI 版の [HP PC Hardware Diagnostics]ユーティリティが、一部の Windows ワークス テーションにプリインストールされています。29 ページの UEFI 版の [HP PC Hardware Diagnostics]の使用を参照してください 詳しくは、HP のサポート Web サイト、https://support.hp.com/jp-ja/ で、 ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』を参照して ください ビープ音およびランプのコードの 定義 HP のサポート Web サイト、https://support.hp.com/jp-ja/ で、ワークステー ションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』を参照してください POST 時のエラー コード HP のサポート Web サイト、https://support.hp.
2 ワークステーションの機能 お使いのワークステーションでサポートされているオプション製品およびコンポーネントの最新情 報については、http://partsurfer.hp.com/ (英語サイト)を参照してください。 デスクトップの各部 お使いのワークステーションでサポートされているオプション製品およびコンポーネントの最新情 報については、http://partsurfer.hp.com/ (英語サイト)を参照してください。 前面の各部 番号 4 アイコン 名称 番号 アイコン 名称 1 オプティカル ドライブ(オ プション) 6 USB Type-C SuperSpeedPlus ポー ト(充電機能付き) (オプション) 2 電源ボタン 7 USB Type-C SuperSpeedPlus ポー ト(充電機能付き) (オプション) 3 HDD 動作ランプ 8 メディア カード スロット(オプ ション) 4 オーディオ出力(ヘッドフォ ン)/オーディオ入力(マイ ク)コンボ コネクタ 9 3.
背面の各部 番号 アイコン 名称 番号 アイコン 名称 1 アンテナ カバー 6 Flex IO ポート 2 電源コネクタ 7 RJ-45(ネットワーク)コネク タ 3 オーディオ入力コネクタ (青色) 8 USB ポート(×2) 4 オーディオ出力コネクタ (緑色) 9 USB Type-C SuperSpeedPlus ポート(充電機能付き) (オプ ション)(×4) 5 DisplayPort(DP)(×2) 10 拡張スロット カバー(×4) 注記:リア パネルのコネクタのラベルには、業界標準のアイコンおよび色が使用されています。 注記:DP コネクタは、システムに内蔵 Intel® HD グラフィックスを持たないプロセッサが搭載されている場合 にはサポートされていません。他のすべてのプロセッサでは、ディスクリート グラフィックス カードが取り付 けられている場合、これらの DP コネクタは初期設定では無効になっています。 注記:3 台以上のディスプレイを使用したい場合、[HP Computer Setup]で、内蔵 Intel HD グラフィック
タワー型の各部 この項では、タワー型の各部について説明します。 お使いのワークステーションでサポートされているオプション製品およびコンポーネントの最新情 報については、http://partsurfer.hp.com/ (英語サイト)を参照してください。 前面の各部 番号 6 アイコン 名称 番号 アイコン 名称 1 5.
背面の各部 番号 アイコン 名称 番号 6 アイコン 名称 1 電源コネクタ USB ポート(×2) 2 オーディオ入力コネクタ(青 色) 7 USB SuperSpeed ポート(×4) 3 オーディオ出力コネクタ(緑 色) 8 拡張スロット カバー(×4) 4 DisplayPort(DP)(×2) 9 アンテナ カバー 5 RJ-45(ネットワーク)コネク タ/ステータス ランプ 10 ラッチ 注記:リア パネルのコネクタのラベルには、業界標準のアイコンおよび色が使用されています。 注記:DP および DVI-D コネクタは、システムに内蔵 Intel HD グラフィックスを持たないプロセッサが搭載され ている場合にはサポートされていません。また、ディスクリート グラフィックス カードが取り付けられている 場合、これらのコネクタは初期設定では無効になっています。 注記:3 台以上のディスプレイを使用したい場合、[HP Computer Setup]で、内蔵 Intel HD グラフィックスとディ スクリート グラフィックス カードを同時に使用できるよう
3 ワークステーションのセットアップ この章では、ワークステーションのセットアップ方法について説明します。 適切な通気の確保 適度な通気はワークステーションの動作にとって重要です。以下のガイドラインをよくお読みくだ さい。 ● ワークステーションは、安定した平らな場所に設置してください。 ● ワークステーションの前後に 15 cm 以上の空間を確保してください(これは、すべてのワークス テーション モデルに当てはまる最小の距離です)。 注記:お使いのワークステーションの外観は、図と多少異なる場合があります。 ● 8 周囲温度が指定されている範囲内にあることを確認してください。お使いのワークステーショ ンの仕様を確認するには、7 ページの製品仕様を参照してください。 第 3 章 ワークステーションのセットアップ
● キャビネットに入れる場合は、キャビネットの通気をよくして、中の温度が指定されている制限 を超えないようにしてください。 ● 通気口や吸気口をふさいでワークステーション周辺の通風を遮らないようにしてください。 セットアップ手順 警告!感電や装置の損傷を防ぐため、必ず以下の注意事項を守ってください。 ● 電源コードは常に、装置の近くの手が届きやすい場所にある電源コンセントに接続してくださ い。 ● ワークステーションへの外部電源の供給を完全に遮断して待機電力をカットするには、電源を 切った後、電源コードをコンセントから抜いてください。 ● 電源コードは、3 ピンのアース(接地)された電源コンセントに接続してください。2 ピンのア ダプターを接続するなどして電源コードのアース端子を無効にしないでください。アース端子 は、製品を安全に使用するための重要な装置です。 注記:ワークステーションが 1125 W 電源を搭載している場合、通常のオフィス環境で供給可能な電 力より多くの電力が必要になる場合があります。詳しくは、HP のサポート Web サイト、 https://support.hp.
モニターの追加 モニターを追加するための準備 HP Z シリーズのワークステーションに付属しているすべてのグラフィックス カードでは、2 台のモニ ターへの同時表示がサポートされています(13 ページのモニターの接続および設定を参照してくだ さい)。3 台以上のモニターがサポートされているグラフィックス カードを利用することもできま す。モニターを追加するための手順は、お使いのグラフィックス カードおよび追加するモニターの種 類や数によって異なります。 モニターを追加するための計画は、以下の手順に沿って行います。 1.
注記:60 Hz で 1920×1200 ピクセルよりも高解像度のモニターでは、デュアルリンク DVI(DLDVI)または DisplayPort 出力を備えたグラフィックス カードが必要です。DVI でネイティブ解像 度を得るには、標準の DVI-I または DVI-D ケーブルではなく、DL-DVI ケーブルを使用する必要が あります。 HP ワークステーションは、すべてのグラフィックス カードをサポートしているわけではありま せん。新しいグラフィックス カードを購入する前に、そのカードがサポートされていることを確 認してください。12 ページのサポートされているグラフィックス カードの確認を参照してく ださい。 多くのグラフィックス カードは 2 つよりも多いモニター出力を備えていますが、1 度に 2 つしか 使用できないという制限があります。グラフィックス カードの説明書を参照するか、または 12 ページのサポートされているグラフィックス カードの確認の手順に沿ってカードに関する 情報を調べてください。 一部のグラフィックス カードでは、モニター信号を複数の出力で多重化することによって、複数 のモニタ
サポートされているグラフィックス カードの確認 お使いのワークステーションでサポートされているグラフィックス カードについて詳しい情報を確 認するには、以下の操作を行います。 1. HP の Web サイト、http://jp.ext.hp.com/workstations/whitepaper/ にアクセスします。 2. [QuickSpecs]の横の+(プラス)ボタンをクリックします。 3.
モニターの接続要件の確認 モニターの接続には、以下のさまざまなシナリオがあります(各グラフィックス カードについて詳し くは、12 ページのモニター コネクタへのグラフィックス カードの適合を参照してください)。 ● DisplayPort 出力のグラフィックス カード:4 つの DisplayPort が付属したグラフィックス カード がある場合は、各コネクタにモニターを接続できます。必要に応じて、適切なアダプターを使用 します。 ● DVI 出力のグラフィックス カード:2 つの DVI コネクタが付属したグラフィックス カードがある 場合は、各コネクタにモニターを接続できます。必要に応じて、適切なアダプターを使用しま す。 注記:DVI コネクタが 1 つしかないモデルには必ず 2 つ目のグラフィックス出力オプション (DisplayPort または VGA)があります。 多くのグラフィックス カードは 2 つよりも多いモニター出力を備えていますが、1 度に 2 つしか 使用できないという制限があります。グラフィックス カードの説明書を参照するか、または 12 ページのモニター コネクタへのグラフ
2. モニター ケーブルのもう一方の端をモニターに接続します。 3. モニターの電源コードの一方の端をモニターに接続し、もう一方の端を電源コンセントに差し込 みます。 4. モニターを設定します。詳しくは、Windows のヘルプを参照するか、 http://www.microsoft.com/ja-jp/default.
別売のコンポーネントの取り付け ワークステーションのモデルによっては、追加のコンポーネント(メモリ、ハードディスク ドライ ブ、オプティカル ドライブ、PCIe カード、2 番目のプロセッサなど)をワークステーションに取り付 けることができます。 ● コンポーネントの取り付け手順を説明したビデオを見るには、http://www.hp.com/go/sml/ (英語 サイト)を参照してください。 ● 取り付けガイドラインおよび技術情報については、https://support.hp.
4 バックアップおよび復元 この章では、ほとんどの製品の標準的な手順である、以下のプロセスについて説明します。 ● 個人データのバックアップ:Windows ツールを使用して個人の情報をバックアップできます (16 ページの Windows ツールの使用 を参照してください)。 ● 復元ポイントの作成:Windows ツールを使用して復元ポイントを作成できます(16 ページの Windows ツールの使用 を参照してください)。 ● 復元およびリカバリ:Windows には、バックアップからの復元、ワークステーションのリフレッ シュ、および元の状態へのワークステーションのリセットを行うためのオプションが用意されて います。(16 ページの Windows ツールの使用 を参照してください)。 Windows ツールの使用 重要:Windows のみが個人データをバックアップできるオプションです。情報の損失を防ぐために、 定期的なバックアップのスケジュールを設定します。 Windows ツールを使用して個人データをバックアップしたり、システムの復元ポイントやリカバリ メ ディアを作成したりできます
5 Linux のセットアップ この章では、Linux オペレーティング システムのセットアップおよび復元方法について説明します。 注意:オペレーティング システムのインストールが正常に完了するまでは、ワークステーションに別 売のハードウェアや他社製のデバイスを追加しないでください。途中でハードウェアを追加すると、 エラーが発生して、オペレーティング システムが正しくインストールされない可能性があります。 注記:オペレーティング システムをセットアップしたら、最新の BIOS、ドライバー、およびソフト ウェアの更新がインストールされていることを確認してください。21 ページの「ワークステーショ ンの更新」を参照してください。 注記:リカバリ メディアを作成するには、高品質で空の USB フラッシュ ドライブ、または DVD 書き 込み機能に対応した外付けオプティカル ドライブが必要です。オプティカル ドライブを使用する場 合は、高品質で空の DVD-R、DVD+R、DVD-R DL、または DVD+R DL ディスクのみを使用する必要があり ます。互換性のある外付けオプティカル ドライブが必要な場合は、HP
Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のセットアップ 特定のプラットフォームでの RHEL のサポートについて詳しくは、http://www.hp.com/support/ linux_hardware_matrix/ の『Linux Hardware Matrix for HP Workstations』 (HP ワークステーション用 Linux ハードウェア対応表)を参照してください。 HP ワークステーションでの Red Hat の認証について詳しくは、https://access.redhat.
SUSE Linux Enterprise Desktop(SLED)のセットアップ HP ワークステーションでは、さまざまなバージョンの SLED が SUSE によって認証およびサポートさ れています。詳しくは、SUSE の認証報告検索ページ、https://www.suse.com/yessearch/Search.jsp (英 語サイト)を参照してください。 HP ドライバー ディスクを使用した SLED のインストール 1. HP ドライバー ディスクがワークステーションに付属していない場合は、ディスクを作成します (17 ページの HP Linux ドライバー ディスクを参照してください)。 2. SUSE ボックス セットに付属のディスクを使用してオペレーティング システムをインストール します。 3. オペレーティング システムのインストールが正常に完了したら、ワークステーションを再起動し ます。 4.
HP が提供するグラフィックス ドライバー ほとんどの HP ワークステーションは、HP によって詳細に検証されたグラフィックス カードが付属し た状態で購入できます。サポートされているカードの一覧については、http://www.hp.com/support/ linux_hardware_matrix/ の『Linux Hardware Matrix for HP Workstations』 (HP ワークステーション用 Linux ハードウェア対応表)を参照してください。 注記:すべてのグラフィックス カードがすべてのワークステーションに対応しているわけではありま せん。通常、低電力のワークステーションでは、電力消費量の大きいカードの使用が制限されていま す。 他社製の独自のグラフィックス ドライバーが HP によってサポートされています。グラフィックス ベンダーの一覧は、SLED 11 および Ubuntu プリロードに収録されているほか、HP のサポート Web サ イトから入手できます。https://support.hp.
6 ワークステーションの更新 HP では、ワークステーション全体の操作性を向上させるため、継続的な取り組みを行っています。お 使いのワークステーションが最新の機能を利用できるように、最新の BIOS、ドライバー、およびソフ トウェアの更新プログラムなどを定期的にインストールすることをおすすめします。 初回ブート後のワークステーションの更新 ワークステーションの最初の起動が正常に行われたら、以下のガイドラインに沿って、ワークステー ションが最新のものであることを確認してください。 ● 最新のシステム BIOS バージョンがロードされていることを確認します。21 ページの BIOS の 更新 を参照してください。 ● システムに最新のドライバーがインストールされていることを確認します。22 ページのデバ イス ドライバーのアップグレードを参照してください。 ● 入手可能な HP リソースを確認してください。26 ページのオンライン サポートを参照してく ださい。 ● https://h41369.www4.hp.com/alerts-signup.
BIOS のアップグレード 最新の拡張機能を含む、入手可能な最新の BIOS バージョンを検索してダウンロードするには、以下の 操作を行います。 1. HP のサポート Web サイト、https://support.hp.com/jp-ja/ にアクセスし、お使いの製品を選択しま す。 2. [ソフトウェアとドライバー]を選択し、説明に沿って操作し、ワークステーションの最新の BIOS バージョンを確認します。 3. 4.
7 メンテナンス、診断、および簡単なトラブ ルシューティング ワークステーションの電源切断 ワークステーションの電源を適切に切断するには、オペレーティング システム ソフトウェアをシャッ トダウンします。 注意:HP では、電源ボタンを押したままにしてシステムの電源を切ることをおすすめしません。これ を行うと、ユーザーのデータが損失したり、ストレージ デバイスが損傷したりするおそれがありま す。システムが不安定になり、電源ボタンを押して電源を切る方法しかない場合は、ワークステー ションの再起動後にシステムが完全に復帰できるだけの十分な時間を確保してください。この処理 には数分かかることがあります(特に容量の大きいデバイスやソリッド ステート デバイスの場合)。 ▲ [スタート]アイコン→[電源]アイコン→[シャットダウン]の順にクリックします。 問題が発生した場合 問題を診断および解決するには、以下の順番で対応することをおすすめします。 ● 視覚的な検査 ● ランプの点滅やビープ音 ● [HP PC Hardware Diagnostics]を含む、基本的なトラブルシューティング ● H
● 出荷時とは異なるオペレーティング システムをインストールしている場合は、そのオペレーティ ング システムがお使いのシステムでサポートされていることを http://jp.ext.hp.
カスタマー セルフ リペア プログラム カスタマー セルフ リペア プログラムでは、交換用部品を購入し、HP のサポート担当者を呼ばずに部 品を取り付けることができます。一部のコンポーネントでは、カスタマー セルフ リペアが必要になる 場合があります。詳しくは、http://www.hp.
HP のサポート オンライン サポート オンライン サポート リソースには、Web ベースのトラブルシューティング ツール、技術情報データ ベース、ドライバーおよびパッチのダウンロード、オンライン コミュニティ、製品変更通知サービス などがあります。 以下の Web サイトも使用できます。 ● http://www.hp.com/ :役立つ製品情報 ● https://support.hp.com/jp-ja/ :最新のオンライン マニュアルおよびテクニカル サポート ● http://support.hp.com/ :ワークステーションの技術サポート情報 ● http://support.hp.com/ :ワークステーションのソフトウェアおよびドライバー ワークステーションのためのカスタマー サポート 1. HP のサポート Web サイト、http://support.hp.com/ にアクセスします。 2. お使いの製品を検索します。 3. [トラブルシューティング]を選択します。 4.
● オペレーティング システムをメモします。 ● 他社製のハードウェアやソフトウェアをメモします。 ● ワークステーションの前面(縦置きおよび横置きモデル)または側面(オールインワン モデル) にあるランプの点滅の仕方を詳しく書き留めておきます。 ● 問題が発生したときに使用していたアプリケーションをメモします。 注記:サービスまたはサポートに電話をかけると、ワークステーションの製品番号(例:PS988AV) を尋ねられる場合があります。ワークステーションに製品番号が貼付されている場合、通常は、10 桁 または 12 桁のシリアル番号の隣に記載されています。 注記:シリアル番号ラベルおよび製品ラベルは、ワークステーションのリア パネルに貼付されていま す。 日本での製品サポートについては、日本向け製品に付属の小冊子、『サービスおよびサポートを受け るには』または HP のサポート Web サイト、https://support.hp.com/jp-ja/ を参照してください。日本 以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.
8 [HP PC Hardware Diagnostics]の使用 Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]の使用 Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]は、診断テストを実行して、ワークステーションのハード ウェアが正常に動作しているかどうかを確認できる Windows ベースのユーティリティです。この ツールは、ハードウェア障害を診断するために Windows オペレーティング システム内で実行されま す。 Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]がお使いのワークステーションにインストールされていな い場合は、まず、ダウンロードしてインストールする必要があります。Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]をダウンロードする場合は、28 ページの Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]のダ ウンロードを参照してください。 Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]をインストールした後は、以下の
最新バージョンの Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]のダウンロード Windows 版の[HP PC Hardware Diagnostics]をダウンロードするには、以下の操作を行います。 1. HP の Web サイト、http://www.hp.com/go/techcenter/pcdiags/ にアクセスします。[HP PC Hardware Diagnostics]のホーム ページが表示されます。 2. 画面の説明に沿って操作して、[PC Diagnostics Windows]をダウンロードします。 お使いのワークステーション上でこのツールを実行するには、ワークステーションのデスクトッ プにダウンロードします。 または USB フラッシュ ドライブからのこのツールを実行するには、USB フラッシュ ドライブにダウン ロードします。 3.
お使いのワークステーションで Windows が起動しない場合は、UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics] を使用してハードウェアの問題を診断できます。 ハードウェアの交換が必要な障害が UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics]で検出された場合、24 桁の 障害 ID コードが生成されます。HP のサポート窓口にお問い合わせになるときに、障害 ID コードをお 知らせください。 注記:モードの変更が可能なワークステーションで診断を開始するには、お使いのワークステーショ ンをノートブック モードにして、ワークステーションに取り付けられているキーボードを使用する必 要があります。 注記:診断テストを停止する必要がある場合は、Esc キーを押します。 UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics]の起動 UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics]を起動するには、以下の操作を行います。 1. ワークステーションの電源を入れるかワークステーションを再起動してすぐに Esc キーを押し ます。 2.
最新バージョンの UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics]のダウンロード 最新バージョンの UEFI 版の[HP PC Hardware Diagnostics]を USB フラッシュ ドライブにダウンロードす るには、以下の操作を行います。 1. HP の Web サイト、http://www.hp.com/go/techcenter/pcdiags/ にアクセスします。[HP PC Hardware Diagnostics]のホーム ページが表示されます。 2.
製品名または製品番号による[Remote HP PC Hardware Diagnostics UEFI]のダウンロード 注記:一部の製品では、製品名または製品番号を使用してこのソフトウェアをダウンロードすること が必要な場合があります。 製品名または製品番号で[Remote HP PC Hardware Diagnostics UEFI]をダウンロードするには、以下の操 作を行います。 1. HP のサポート Web サイト、https://support.hp.com/jp-ja/ にアクセスします。 2. [ソフトウェアとドライバー]または[ソフトウェア/ドライバー]を選択し、製品名または製品番号 を入力します。次に、お使いのワークステーションを選択して、オペレーティング システムを選 択します。 3.
9 日常的なお手入れ 一般的な清掃に関する安全上の注意事項 ● ワークステーションは、溶剤や可燃性の溶液で拭かないでください。 ● 部品を水やクリーニング溶液に浸さないでください。清潔な布に液体をしみ込ませて、部品を拭 いてください。 ● 必ずワークステーションの電源プラグを抜いてから、キーボード、マウス、または通気孔を清掃 してください。 ● キーボードを清掃する場合には、必ずケーブルを外してください。 ● キーボードを清掃する場合には、側面に覆いのある安全眼鏡を着用してください。 シャーシの清掃 ● ワークステーションを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイ ド』に記載されている安全に関する注意事項に従ってください。 ● 少しの染みや汚れは、汚れのない柔らかい布または綿棒を水で湿らせて取り除いてください。 ● 強い汚れには、水で薄めた低刺激の食器用洗剤を使用します。きれいな水で湿らせた布または綿 棒でワークステーションを拭いて、洗剤をしっかり拭き取ります。 ● しつこい汚れには、イソプロピル(消毒用)アルコールを使用します。アルコールはす
● イソプロピル アルコールで湿らせて余分なアルコールを絞り出した綿棒で、キーの下を清掃しま す。適切なキー動作に必要な潤滑油を拭き取らないよう注意してください。部品は、取り付けな おす前に空気乾燥させます。 ● 狭い場所にある繊維やごみはピンセットで取り除いてください。 モニターの清掃 ● モニターを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』に記載 されている安全に関する注意事項に従ってください。 ● モニターを清掃するには、モニター清掃用のウェットティッシュまたは水で湿らせた清潔な布で モニターの画面を拭きます。 注意:画面に直接スプレーやエアゾールを吹きかけないでください。液体が筐体の隙間から内部 にしみ込んで、コンポーネントが損傷することがあります。 ディスプレイまたは筐体が破損するおそれがありますので、溶剤や可燃性の液体は絶対に使用し ないでください。 マウスの清掃 34 1. マウスを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』に記載さ れている安全に関する注意事項に従ってください。 2.
10 ユーザー サポート ユーザー サポート HP では、ダイバーシティ(人材の多様性)、インクルージョン(受容)、およびワーク ライフ バラン スを自社の構造に組み込もうと日々努力しており、あらゆる業務にそれが反映されています。ここで は、世界中で人と技術力を結び付けることを重視したすべての人が活躍できる環境をつくるために、 HP がどのように働き方に変化をもたらしているかについていくつかの例を挙げて説明します。 必要なテクノロジ ツールの確認 テクノロジは、人間の潜在能力を引き出すことができます。支援技術は、障壁を取り除き、自宅、職 場、およびコミュニティでの自立を後押しするためのものです。支援技術によって電子技術や情報技 術の機能を向上、維持、および改善できます。詳しくは、36 ページの最適な支援技術の確認を参照 してください。 HP の取り組み HP は、お身体の不自由な方にもご利用いただける製品やサービスを提供できるよう取り組んでいま す。こうした取り組みは、HP の目標であるダイバーシティを実現し、あらゆる人が確実にテクノロジ を活用できるようにするために役立ちます。 ユーザー サポートにおけ
IAAP(International Association of Accessibility Professionals) IAAP は、人の交流、教育、および認定を通じてユーザー サポートに関する専門職の発展を目指す非営 利団体です。ユーザー サポートの専門家のキャリア形成やキャリア アップを支援したり、企業がユー ザー サポートを自社の製品やインフラストラクチャに組み込めるようにすることを目標としていま す。 HP は設立メンバーであり、他の企業と協力してユーザー サポートの分野を発展させるために加わり ました。この取り組みは、お身体の不自由な方にも効果的にお使いいただける製品やサービスを設 計、製造、販売するという HP のユーザー サポートの目標の達成を後押しします。 IAAP は、世界中の個人、学生、および組織を結び付け、お互いに学び合えるようにすることで、私た ちの業務自体をも強めることにつながります。詳しい情報をお知りになりたい場合は、 http://www.accessibilityassociation.
● HP Chrome OS – HP Chromebook または Chromebox でユーザー補助機能をオンにする(Chrome OS) ● HP のショップ – HP 製品の周辺機器 HP 製品のユーザー サポート機能の他に追加のサポートも必要な場合は、41 ページの HP のサポート 窓口へのお問い合わせを参照してください。 追加の支援を提供できる外部のパートナーやサプライヤーへのリンクは以下のとおりです。 ● Microsoft のアクセシビリティ情報 (Windows 7、Windows 8、Windows 10、Microsoft Office) ● Google ユーザー補助機能(Android、Chrome、Google アプリ) ● お困りの種類別に分類された支援技術(英語版) ● 製品別に分類された支援技術(英語版) ● 支援技術ベンダーと製品の説明(英語版) ● ATIA(Assistive Technology Industry Association)(英語版) 標準および法令 標準 FAR(Federal Acquisition Regulati
● 理解可能(読みやすさ、予測可能性、入力支援など) ● 堅牢性(支援技術との互換性など) 法令および規制 IT および情報のユーザー サポートは、法的な重要性が高まりつつある分野になってきました。このセ クションの各リンクから、主要な法令、規制、および標準に関する情報を確認できます(英語のみ)。 ● United States(米国向け) ● Canada(カナダ向け) ● Europe(欧州向け) ● United Kingdom(英国向け) ● Australia(オーストラリア向け) ● 全世界 United States(米国向け) Section 508 of the Rehabilitation Act specifies that agencies must identify which standards apply to the procurement of ICT, perform market research to determine the availability of accessible products and services, and d
Canada(カナダ向け) The Accessibility for Ontarians with Disabilities Act was established to develop and implement accessibility standards to make goods, services, and facilities accessible to Ontarians with disabilities and to provide for the involvement of persons with disabilities in the development of the accessibility standards. The first standard of the AODA is the customer service standard; however, standards for transportation, employment, and information and communication are also being developed.
ユーザー サポートに関する役立つリソースおよびリンク 以下の組織から、障がいや年齢による身体的制限に関する適切な情報を得られる場合があります。 注記:この一覧に記載されている組織がすべてではありません。これらの組織は、情報提供のみを目 的として記載されています。インターネットで確認された情報または連絡先について HP は一切の責 任を負わないものとします。このページの一覧は、HP による推奨を示すものではありません。 組織(英語のみ) ● AAPD(American Association of People with Disabilities) ● ATAP(Association of Assistive Technology Act Programs) ● HLAA(Hearing Loss Association of America) ● ITTATC(Information Technology Technical Assistance and Training Center) ● Lighthouse International ● National Associatio
HP のサポート窓口へのお問い合わせ このガイドで提供されている情報で問題に対処できない場合は、以下の Web サイト、または日本向け の日本語モデル製品に付属の『サービスおよびサポートを受けるには』に記載されている HP のサ ポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/contact/ を 参照してください。日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.com/country/us/ en/wwcontact_us.
索引 記号/数字 Red Hat Linux ドライバー メディ ア 18 セットアップ 18 508 条のユーザー サポートに関す る標準 37, 38 A AT(支援技術) 確認 36 目的 35 H HP 支援ポリシー 35 HP ドライバー ディスク RHEL のセットアップ 18 SLED のセットアップ 19 Ubuntu セットアップ 19 HP リソース 1 I International Association of Accessibility Professionals 36 L Linux HP Linux ドライバー ディスク 17 HP が提供するグラフィックス ドライバー 20 RHEL 18 セットアップ 17 ソリューション 17 Linux 対応システム Linux のバージョン 17 ディスクの作成 17 R Red Hat Linux ドライバー メディ ア、RHEL のセットアップ 18 [Remote HP PC Hardware Diagnostics UEFI]設定 カスタマイズ 32 使用 31 RHEL HP ドライバー ディスク 18
て デスクトップ 各部 4 前面の各部 4 背面の各部 5 手入れ、日常 33 適切な通気の確保 8 テクニカル サポート 25 と ドキュメント 2 トラブルシューティング 23 カスタマー セルフ リペア プロ グラム 25 起動時 23 操作中 24 に 日常的なお手入れ 33 キーボードの清掃 33 シャーシの清掃 33 清掃の安全 33 マウスの清掃 34 モニターの清掃 34 は バックアップ 16 ひ ら ランプの点滅やビープ音 25 り リソース、ユーザー サポート 40 リンク HP のお問い合わせ先 26 HP のカスタマー セルフ リペア プログラム 25 Linux Hardware Matrix for HP Workstations 17 Red Hat の認証 18 SUSE の認証報告検索ページ 19 Ubuntu 19 ソフトウェアおよびドライバー のダウンロード 17 わ ワークステーションの機能 4 ワークステーションの更新 21 ワークステーションのセットアッ プ 8 セキュリティ 15 セットアップ手順 9 モニターの接続 10 ワーク