ユーザー ガイド
© Copyright 2017 HP Development Company, L.P. Linux®は、Linus Torvalds の米国およびその他 の国における商標または登録商標です。 Microsoft および Windows は、米国 Microsoft Corporation およびその関連会社の米国およ びその他の国における商標または登録商標 です。Red Hat および Enterprise Linux は、 Red Hat, Inc.
このガイドについて このガイドでは、コンピューターの特長、コンピューターの設置方法、ソフトウェアの使用方法、お よび技術仕様について説明します。 警告!回避しなければ死亡または重傷に至る可能性のある危険な状況を示します。 注意:回避しなければ軽度または中度の傷害に至る可能性のある危険な状況を示します。 重要:重要と考えられるものの、危険性に関わるとは見なされない情報を示します(モニターの損傷 に関する記載など)。この注意事項は、説明に沿って正しく操作しなければ、データの損失やハード ウェアまたはソフトウェアの破損を引き起こす可能性があることをユーザーに警告します。また、概 念を説明したり、タスクを完了したりするための重要な情報を示します。 注記:本文の重要なポイントを強調または補足する追加情報を示します。 ヒント:タスクを完了させるために役立つヒントを示します。 ヒント: ● 詳細な技術情報については、http://www.hp.com/jp/support/ の『メンテナンスおよびサービス ガ イド』を参照してください。 ● 取り外しや交換の手順を説明したビデオを見るには、http://www.hp.
iv このガイドについて
目次 1 HP リソースの参照場所 ................................................................................................................................ 1 製品情報 ................................................................................................................................................................ 1 サポート ................................................................................................................................................................ 1 製品ドキュメント ..................
4 バックアップおよび復元 ............................................................................................................................ 21 リカバリ メディアおよびバックアップの作成 ............................................................................................. 21 [HP Recovery](HP リカバリ)メディアの使用(一部の製品のみ) ...................................... 22 Windows ツールの使用 ...................................................................................................................
カスタマー セルフ リペア プログラム ...................................................................... 36 ランプの点滅やビープ音:POST 時のランプおよびビープ音の診断 ..................................... 36 基本的なトラブルシューティング ............................................................................................... 36 HP のサポート ................................................................................................................................. 37 オンライン サポート ............................................................................
viii
1 HP リソースの参照場所 この章では、HP が提供するさまざまな情報の入手方法などについて説明しています。 製品情報 トピック 場所 お使いの製品の『QuickSpecs』を確認するには、HP の Web サイト、 http://jp.ext.hp.com/workstations/whitepaper/ にアクセスし、[QuickSpecs]の 横の[+](プラス)ボタンをクリックして、お使いのモデルを選択します 技術仕様 『規定、安全、および環境に関 製品の規定に関する情報については、 『規定、安全、および環境に関するご するご注意』 注意』を参照してください。また、ワークステーションのシャーシに貼付 されている認定/認証ラベルにも規定情報が記載されています アクセサリ(オプション製品) サポートされているオプション製品およびコンポーネントの最新情報につ いては、http://www.hp.com/jp/workstation/ を参照してください システム ボード システム ボードの図は、シャーシ内部にあります。追加情報は、HP のサ ポート Web サイト、http://www.hp.
トピック 保証に関する情報 場所 保証に関する情報を確認するには、HP の Web サイト、HP のサポート Web サイト、https://support.hp.com/jp-ja/products/workstations-thin-clients/ にア クセスし、画面の説明に沿ってお使いのモデルを選択して、該当する項目 を選択してください。HP Care Pack サービスは、標準の製品保証を延長およ び拡張する、アップグレードされたサービス レベルを提供します HP 限定保証規定は、国や地域によっては、お使いのワークステーションに 収録されているドキュメントまたは製品に付属の CD や DVD に収録されて いるドキュメントに示されています。日本向けの日本語モデル製品には、 保証内容を記載した小冊子、 『サービスおよびサポートを受けるには』が付 属しています。また、日本以外でも、印刷物の保証規定が製品に付属して いる国や地域もあります。保証規定が印刷物として提供されていない国ま たは地域では、コピーを入手できます。http://www.hp.
製品の診断 トピック Windows 診断ツール 場所 UEFI 診断ユーティリティは、一部の Windows ワークステーションにプリイ ンストールされています。39 ページの「[HP PC Hardware Diagnostics] (UEFI) の使用」を参照してください 詳しくは、HP のサポート Web サイト、http://www.hp.com/jp/support/ で、 ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』を参照して ください ビープ音およびランプのコー ドの定義 34 ページの「メンテナンス、診断、および簡単なトラブルシューティン グ」を参照してください 詳しくは、HP のサポート Web サイト、http://www.hp.com/jp/support/ で、 ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』を参照して ください POST 時のエラー コード 34 ページの「メンテナンス、診断、および簡単なトラブルシューティン グ」を参照してください 詳しくは、HP のサポート Web サイト、http://www.hp.
2 コンピューターの機能 お使いのコンピューターでサポートされているオプション製品およびコンポーネントの最新情報に ついては、http://partsurfer.hp.com/ (英語サイト)を参照してください。 各部の名称と機能概要 HP Z8 G4 Workstation 前面 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 ● プレミアム I/O モジュール選択時 番号 4 アイコン 名称 1 電源ボタン 2 ドライブ ランプ 3 オーディオ出力(ヘッドフォン)/オーディオ入力(マイク)コンボ コネクタ 4 USB 3.x SuperSpeed ポート(HP スリープおよび充電機能付き) 5 USB 3.
番号 ● アイコン 名称 7 メディア カード スロット 8 オプティカル ドライブ スタンダード I/O モジュール選択時 番号 アイコン 名称 1 電源ボタン 2 ドライブ ランプ 3 オーディオ出力(ヘッドフォン)/オーディオ入力(マイク)コンボ コネクタ 4 USB 3.x SuperSpeed ポート(HP スリープおよび充電機能付き) 5 USB 3.
左側面 番号 6 名称 1 側面のアクセス パネルのハンドル 2 側面のアクセス パネルのロック 第 2 章 コンピューターの機能
背面 番号 アイコン 名称 番号 アイコン 名称 1 電源ボタン 8 PS/2 キーボード コネクタ 2 セキュリティ ロック ケー ブル用スロット 9 PS/2 マウス コネクタ 3 電源コネクタ 10 オーディオ入力(マイク) コネクタ 4 シリアル コネクタ 11 オーディオ出力(ヘッド フォン)コネクタ 5 USB 3.
HP Z6 G4 Workstation 前面 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 ● プレミアム I/O モジュール選択時 番号 8 アイコン 名称 1 電源ボタン 2 ドライブ ランプ 3 オーディオ出力(ヘッドフォン)/オーディオ入力(マイク)コンボ コネクタ 4 USB 3.x SuperSpeed ポート(HP スリープおよび充電機能付き) 5 USB 3.
● スタンダード I/O モジュール選択時 番号 アイコン 名称 1 電源ボタン 2 ドライブ ランプ 3 オーディオ出力(ヘッドフォン)/オーディオ入力(マイク)コンボ コネクタ 4 USB 3.x SuperSpeed ポート(HP スリープおよび充電機能付き) 5 USB 3.
左側面 番号 10 名称 1 側面のアクセス パネルのハンドル 2 側面のアクセス パネルのロック(一部の製品のみ) 第 2 章 コンピューターの機能
背面 番号 アイコン 名称 番号 アイコン 名称 電源ボタン 1 点灯:コンピューターの電 源がオンになっています 9 電源装置のビルトイン自 己診断テスト(BIST)ラン プ 白色で点滅:ハードディス ク ドライブにアクセスし ています 2 オーディオ入力(マイク) コネクタ 10 電源コネクタ 3 オーディオ出力(ヘッド フォン)コネクタ 11 セキュリティ ロック ルー プ 4 PS/2 キーボード コネクタ 12 Ethernet コネクタ(一部の 製品のみ)(×2) 5 USB 3.
製品仕様 お使いの製品の『QuickSpecs』を確認するには、HP の Web サイト、http://www.hp.com/go/quickspecs/ (英語サイト)にアクセスし、[Search all QuickSpecs](すべての QuickSpecs の検索)をクリックして 検索フィールドにお使いのモデル名を入力し、[Go](次へ)をクリックします。 または HP のサポート Web サイト、http://www.hp.
3 ワークステーションのセットアップ この章では、ワークステーションのセットアップ方法について説明します。 適切な通気の確保 適度な通気はワークステーションの動作にとって重要です。以下のガイドラインをよくお読みくだ さい。 ● ワークステーションは、安定した平らな場所に設置してください。 ● ワークステーションの前後に 15 cm 以上の空間を確保してください(これは、すべてのワークス テーション モデルに当てはまる最小の距離です)。 注記:お使いのワークステーションの外観は、図と多少異なる場合があります。 ● 周囲温度が指定されている範囲内にあることを確認してください(12 ページの製品仕様を参照 してください)。 ● キャビネットに入れる場合は、キャビネットの通気をよくして、中の温度が指定されている制限 を超えないようにしてください。 適切な通気の確保 13
● 以下の図に示すように、通気口や吸気口をふさいでワークステーション周辺の通風を遮らないよ うにしてください。 セットアップ手順 警告!感電や装置の損傷を防ぐため、必ず以下の注意事項を守ってください。 ● 電源コードは常に、装置の近くの手が届きやすい場所にある電源コンセントに接続してくださ い。 ● ワークステーションへの外部電源の供給を完全に遮断するには、電源を切った後、電源コードを コンセントから抜いてください。 ● 電源コードは、3 ピンのアース(接地)された電源コンセントに接続してください。2 ピンのア ダプターを接続するなどして電源コードのアース端子を無効にしないでください。アース端子 は、製品を安全に使用するための重要な装置です。 注記:1125 W 電源を搭載したワークステーションでは、通常のオフィス環境で供給可能な電力より多 くの電力が必要になる場合があります。詳しくは、HP のサポート Web サイト、http://www.hp.
モニターの追加 モニターを追加するための準備 HP Z シリーズのワークステーションに付属しているすべてのグラフィックス カードでは、2 台のモニ ターへの同時表示がサポートされています(18 ページのモニターの接続および設定を参照してくだ さい)。3 台以上のモニターがサポートされているグラフィックス カードを利用することもできま す。モニターを追加するための手順は、お使いのグラフィックス カードおよび追加するモニターの種 類や数によって異なります。 モニターを追加するための計画は、以下の手順に沿って行います。 1.
注記:60 Hz で 1920×1200 ピクセルよりも高解像度のモニターでは、デュアルリンク DVI (DL-DVI)または DisplayPort 出力を備えたグラフィックス カードが必要です。DVI でネイ ティブ解像度を得るには、標準の DVI-I または DVI-D ケーブルではなく、DL-DVI ケーブルを 使用する必要があります。 HP ワークステーションは、すべてのグラフィックス カードをサポートしているわけではあ りません。新しいグラフィックス カードを購入する前に、そのカードがサポートされてい ることを確認してください。16 ページのサポートされているグラフィックス カードの確 認を参照してください。 多くのグラフィックス カードは 2 つよりも多いモニター出力を備えていますが、1 度に 2 つ しか使用できないという制限があります。グラフィックス カードの説明書を参照するか、 または16 ページのサポートされているグラフィックス カードの確認の手順に沿ってカー ドに関する情報を調べてください。 一部のグラフィックス カードでは、モニター信号を複数の出力で多重化することによって、 複数のモ
1. HP の Web サイト、http://jp.ext.hp.com/workstations/whitepaper/ にアクセスします。 2. [QuickSpecs]の横の[+](プラス)ボタンをクリックします。 3. お使いのモデルを選択して、仕様を表示します。 4.
● DisplayPort 出力のグラフィックス カード:4 つの DisplayPort が付属したグラフィックス カード がある場合は、各コネクタにモニターを接続できます。必要に応じて、適切なアダプターを使用 します。 ● DVI 出力のグラフィックス カード:2 つの DVI コネクタが付属したグラフィックス カードがある 場合は、各コネクタにモニターを接続できます。必要に応じて、適切なアダプターを使用しま す。 注記:DVI コネクタが 1 つしかないモデルには必ず 2 つ目のグラフィックス出力オプション (DisplayPort または VGA)があります。 多くのグラフィックス カードはモニター出力を 3 つ以上備えていますが、1 度に 2 つしか使用で きないという制限があります。グラフィックス カードの説明書を参照するか、または 17 ページのモニター コネクタへのグラフィックス カードの適合の手順に沿ってカードに関する 情報を調べてください。 2 つの DVI 接続を備えたシステムのコネクタ番号 1 は、システム起動後に BIOS POST スクリーン が表示される、プライマリ ディス
2. モニター ケーブルのもう一方の端をモニターに接続します。 3. モニターの電源コードの一方の端をモニターに接続し、もう一方の端を電源コンセントに差し込 みます。 4. モニターを設定します。詳しくは、Microsoft®社のヘルプまたは Web サイト、 http://www.microsoft.
別売のコンポーネントの取り付け ワークステーションのモデルによっては、追加のコンポーネント(メモリ、ハードディスク ドライ ブ、オプティカル ドライブ、PCIe カード、2 番目のプロセッサなど)をワークステーションに取り付 けることができます。 ● コンポーネントの取り付け手順を説明したビデオを見るには、http://www.hp.com/go/sml/ (英語 サイト)を参照してください。 ● 取り付けガイドラインおよび技術情報については、http://www.hp.
4 バックアップおよび復元 この章には、以下のプロセスに関する情報が含まれています。この章の情報はほとんどの製品で標準 的な手順です。 ● リカバリ メディアおよびバックアップの作成 ● システムの復元および回復 詳しくは、[HP Support Assistant]アプリを参照してください。 ▲ タスクバーの検索ボックスで「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリを選択しま す。 または タスクバーにある疑問符のアイコンを選択します。 重要:タブレットで復元操作を実行する場合、復元プロセスを開始するには、タブレットのバッテリ が最低 70%充電されている必要があります。 重要:着脱可能なキーボードが付属しているタブレットの場合は、復元プロセスを開始する前にタブ レットをキーボード ドックに接続してください。 リカバリ メディアおよびバックアップの作成 リカバリ メディアおよびバックアップを作成するための以下の方法は、一部の製品でのみ使用可能で す。お使いのコンピューターのモデルに応じた使用可能な方法を選択してください。 ● コンピューターを正常にセットア
[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの使用(一部の製品のみ) 可能であれば、復元用パーティションおよび Windows のパーティションがあることを確認します。 [スタート]ボタンを右クリックし、[エクスプローラー]→[PC]の順に選択します。 ● お使いのコンピューターに Windows のパーティションおよび復元用パーティションが表示され ない場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせのうえ、お使いのシステムのリカバリ メディア を入手できます。HP の Web サイトから HP のサポート窓口を検索できます。日本でのサポート については、http://www.hp.com/jp/contact/ を参照してください。日本以外の国や地域について は、http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
重要:着脱可能なキーボードが付属しているタブレットの場合は、以下の手順を開始する前にタブ レットをキーボード ドックに接続してください。 1. タスクバーの検索ボックスで「recovery」と入力して、[HP Recovery Manager](HP リカバリ マ ネージャー)を選択します。 2.
● Windows パーティションを工場出荷時のコンテンツに復元したい場合は、HP 復元用パーティ ション(一部の製品のみ)の[システムの復元]オプションを選択するか、または[HP Recovery]メ ディアを使用できます。詳しくは、24 ページの[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネー ジャー)を使用した復元を参照してください。まだリカバリ メディアを作成していない場合は、 22 ページの[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの使用(一部の製品のみ)を参照してくださ い。 ● 一部の製品では、コンピューターの工場出荷時のパーティションおよびコンテンツを復元したい 場合や、ハードディスク ドライブを交換した場合に、[HP Recovery]メディアの[ファクトリ リ セット]オプションを使用できます。詳しくは、24 ページの[HP Recovery Manager](HP リカバ リ マネージャー)を使用した復元を参照してください。 ● 一部の製品では、復元用パーティションを削除してハードディスク ドライブの空き領域を増やせ るように、[HP Recover
注記:復元プロセスを開始すると、お使いのコンピューターで使用可能なオプションのみが表示され ます。 ● システムの復元:初期状態のオペレーティング システムを再インストールし、工場出荷時にイン ストールされていたプログラムの設定を再構築します。 ● ファクトリ リセット:ハードディスク ドライブの全情報を消去してパーティションを再作成し、 コンピューターを工場出荷時の状態に復元します。その後、工場出荷時にインストールされてい たオペレーティング システムおよびソフトウェアを再インストールします。 HP 復元用パーティション(一部の製品のみ)を使用すると、[システムの復元]を実行できます。 HP 復元用パーティションの使用(一部の製品のみ) HP 復元用パーティションを使用すると、リカバリ ディスクまたはリカバリ USB フラッシュ ドライブ なしでシステムの復元を実行できます。このような復元は、ハードディスク ドライブがまだ動作して いる場合にのみ使用できます。 HP 復元用パーティションから[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を起動するには、 以下の操作を行い
[HP Recovery](HP リカバリ)メディアを使用した復元 [HP Recovery]メディアを使用して、元のシステムを復元できます。この方法は、システムに HP 復元用 パーティションが含まれていない場合、またはハードディスク ドライブが正常に動作していない場合 に使用できます。 1. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2. [HP Recovery]メディアを挿入し、コンピューターを再起動します。 注記:[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)でコンピューターが自動的に再起動し ない場合は、コンピューターのブート順序を変更します。26 ページのコンピューターのブート 順序の変更を参照してください。 3.
HP 復元用パーティションの削除(一部の製品のみ) [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)ソフトウェアを使用すると、HP 復元用パーティ ションを削除して、ハードディスク ドライブの空き領域を増やせます。 重要:HP 復元用パーティションを削除した後は、[システムの復元]を実行したり、HP 復元用パーティ ションから[HP Recovery](HP リカバリ)メディアを作成したりすることができなくなります。このた め、復元用パーティションを削除する前に、[HP Recovery]メディアを作成します。22 ページの[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの使用(一部の製品のみ)を参照してください。 注記:[復元用パーティションの削除]オプションは、この機能をサポートする製品でのみ使用可能で す。 HP 復元用パーティションを削除するには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの検索ボックスで「recovery」と入力して、[HP Recovery Manager](HP リカバリ マ ネージャー)を選択します。 2.
5 Linux のセットアップ この章では、Linux オペレーティング システムのセットアップおよび復元方法について説明します。 HP では、HP ワークステーションのユーザー向けに、以下のようなさまざまな Linux ソリューション を提供しています。 ● HP は、HP ワークステーションで Red Hat® Enterprise Linux®(RHEL)を認証およびサポートして います。 ● HP は、HP ワークステーションで SUSE® Linux Enterprise Desktop(SLED)を認証およびサポート しています。 ● HP は、一部の HP ワークステーションで Canonical Ubuntu を認証およびサポートしています。 ● HP Z シリーズ ワークステーションで 64 ビット SLED 11 をサポートしています。 ● HP Z シリーズ ワークステーションで Ubuntu をサポートしています。 注意:オペレーティング システムのインストールが正常に完了するまでは、ワークステーションに別 売のハードウェアや他社製のデバイスを追加しないでください
HP Linux ドライバー ディスク HP ワークステーションで一部の Linux OS を適切に使用および動作させるためのドライバーの ISO イ メージを、HP の Web サイトから入手できる場合があります。これらのイメージには、RHEL、SLED、 Ubuntu、またはその他の OS 内にあるドライバーをアップデートまたは更新するためのテスト済みド ライバーが含まれています。各イメージは特定の Linux OS リリースに固有のものです。 これらのイメージは、以下の操作を行ってダウンロードすることもできます。 1. http://www.hp.com/support/workstation_swdrivers/ (英語サイト)にアクセスします。 2. お使いのワークステーションのモデルを選択します。 3. 目的のオペレーティング システムを選択します。 4. 適切なパッケージ(通常は最新のバージョン)の[Obtain software](ソフトウェアを入手)リン クを選択します。 5. [I Agree](同意します)をクリックし、使用許諾契約書に同意します。 6.
ドライバー メディアは、この段階で使用します。HP によって追加されたコンテンツはすべて、この メディアの/HP ディレクトリにあります。このメディアを使用して、独自のイメージを作成したり、 HP のコンテンツを参照したりできます。 メディアのコンテンツに関する README ファイルの最新の説明については、メディアの/HP ディレク トリを確認してください。 HP Red Hat Linux ドライバー メディアを使用したインストール 1. サポートされているリリース用の適切な HP ドライバー メディアがない場合は作成します (29 ページの HP Linux ドライバー ディスクを参照してください)。 2. Red Hat Linux ボックス セットに付属のメディアを使用してオペレーティング システムをインス トールします。 3.
Ubuntu のセットアップ HP では、HP Z シリーズ ワークステーションで 64 ビット Ubuntu 14.04 LTS を、他のワークステーショ ンで 64 ビット Ubuntu14.04 をサポートしています。 HP ワークステーションでは、さまざまなバージョンの Ubuntu が Canonical によって認証およびサポー トされています。詳しくは、http://www.ubuntu.
6 ワークステーションの更新 HP では、ワークステーション全体の操作性を向上させるため、継続的な取り組みを行っています。お 使いのワークステーションが最新の機能を利用できるように、最新の BIOS、ドライバー、[Software Update](ソフトウェア更新プログラム)などを定期的にインストールすることをおすすめします。 初回ブート後のワークステーションの更新 ワークステーションの最初の起動が正常に行われたら、以下のガイドラインに沿って、ワークステー ションが最新のものであることを確認してください。 ● 最新のシステム BIOS バージョンがロードされていることを確認します。32 ページの BIOS の 更新を参照してください。 ● システムに最新のドライバーがインストールされていることを確認します。33 ページのデバ イス ドライバーのアップグレードを参照してください。 ● 入手可能な HP リソースを確認してください。 ● https://h41369.www4.hp.com/alerts-signup.
BIOS のアップグレード 最新の拡張機能を含む、入手可能な最新の BIOS バージョンを検索してダウンロードするには、以下の 操作を行います。 1. HP のサポート Web サイト、https://support.hp.com/jp-ja/products/workstations-thin-clients/ にアク セスします。 2. お使いの製品を選択します。 3. [ソフトウェアとドライバー]を選択します。 4. 説明に沿って操作し、ワークステーションの最新の BIOS バージョンを確認します。 5. 6.
7 メンテナンス、診断、および簡単なトラブ ルシューティング ワークステーションの電源切断 ワークステーションの電源を適切に切断するには、オペレーティング システム ソフトウェアをシャッ トダウンします。 注意:HP では、電源ボタンを押したままにしてシステムの電源を切ることをおすすめしません。これ を行うと、ユーザーのデータが損失したり、ストレージ デバイスが損傷したりするおそれがありま す。システムが不安定になり、電源ボタンを押して電源を切る方法しかない場合は、ワークステー ションの再起動後にシステムが完全に復帰できるだけの十分な時間を確保してください。この処理 には数分かかることがあります(特に容量の大きいデバイスやソリッド ステート デバイスの場合)。 HP ワークステーションのホワイト ペーパーは、[HP Performance Advisor]からも参照できます。 Windows 10 ▲ [スタート]アイコン→[電源]アイコン→[シャットダウン]の順にクリックします。 または タスクバーで、「設定」と入力して[設定]を選択し、「切る」と入力して[PC の電源を切る]をク リックします。
視覚的な検査 ワークステーション本体、モニター、またはソフトウェアに問題が発生した場合は、以下のことを確 認して問題を特定および調査してから、作業を実行してください。 起動時 ● ワークステーションの電源プラグが、正常に機能している電源コンセントに接続されていること を確認します。 ● すべてのオプティカル ディスクおよび USB フラッシュ ドライブを取り外し、ワークステーショ ンを起動します。 ● ワークステーション本体の電源が入っていて、電源ランプが点灯していることを確認します。 ● 出荷時とは異なるオペレーティング システムをインストールしている場合は、そのオペレーティ ング システムがお使いのシステムでサポートされていることを http://jp.ext.hp.
● オールインワン タイプのワークステーションのディスプレイ パネルに何も表示されない場合 は、ワークステーションのカバーを開き、システム ボードとディスプレイ パネルの間のケーブ ルの両端が接続されていることを確認します。グラフィックス カードを使用している場合は、そ のカードが正しく取り付けられていることを確認します。 ● BIOS をアップグレードします。新しい機能のサポートや問題の修正プログラムが含まれた BIOS の新しいリリースが発表されている可能性があります。 ● 詳しくは、HP のサポート Web サイト、http://www.hp.com/jp/support/ で、『メンテナンスおよび サービス ガイド』のトラブルシューティングの章を参照してください。 カスタマー セルフ リペア プログラム カスタマー セルフ リペア プログラムでは、交換用部品を購入し、HP のサポート担当者を呼ばずに部 品を取り付けることができます。一部のコンポーネントでは、カスタマー セルフ リペアが必要になる 場合があります。詳しくは、http://www.hp.
● ワークステーションの電源を入れてもオペレーティング システムが起動しない場合は、「ブート 前」診断ユーティリティである[HP PC Hardware Diagnostics]を実行します。39 ページの「[HP PC Hardware Diagnostics] (UEFI) の使用」を参照してください。 ● ワークステーションの電源を入れるとオペレーティング システムが起動し、インターネットにも アクセスできる場合は、http://www.hp.com/go/ispe/ から HP インスタント サポート プロフェッ ショナル エディションにアクセスできます。 HP のサポート オンライン サポート オンライン サポート リソースには、Web ベースのトラブルシューティング ツール、技術情報データ ベース、ドライバーおよびパッチのダウンロード、オンライン コミュニティ、製品変更通知サービス などがあります。 以下の Web サイトも使用できます。 ● http://www.hp.com/jp/ :役立つ製品情報 ● http://www.hp.
HP のサポート窓口へのお問い合わせ サポートが必要となる問題が発生することがあります。HP のサポート窓口にお問い合わせになる前 に、次の準備をしてください。 ● ワークステーションがすぐに確認できる場所から問い合わせます。 ● ワークステーションのシリアル番号、製品番号、モデル名、およびモデル番号を書き留めておき ます。この情報はラベルに記載されています。ラベルの場所については、1 ページの製品情報を 参照してください。 ● 該当するエラー メッセージをメモします。 ● アドオン オプションをメモします。 ● オペレーティング システムをメモします。 ● 他社製のハードウェアやソフトウェアをメモします。 ● ワークステーションの前面(縦置きおよび横置きモデル)または側面(オールインワン モデル) にあるランプの点滅の仕方を詳しく書き留めておきます。 ● 問題が発生したときに使用していたアプリケーションをメモします。 注記:サービスまたはサポートに電話をかけると、ワークステーションの製品番号(例:PS988AV) を尋ねられる場合があります。ワークステーションに製品番号が貼付
8 [HP PC Hardware Diagnostics] (UEFI) の使用 [HP PC Hardware Diagnostics] (HP PC ハードウェア診断) は UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)で あり、診断テストを実行して、コンピューターのハードウェアが正常に動作しているかどうかを確認 できます。このツールはオペレーティング システムの外で実行されるため、オペレーティング システ ムまたはその他のソフトウェア コンポーネントが原因で発生する可能性のある問題からハードウェ ア障害を分離できます。 ハードウェアの交換が必要な障害が[HP PC Hardware Diagnostics] (UEF) で検出された場合、24 桁の障害 ID コードが生成されます。この ID コードは HP のサポートでの問題の解決に役立てることができま す。 注記:モードの変更が可能なコンピューターで診断を開始するには、お使いのコンピューターをノー トブック モードにして、コンピューターに取り付けられているキーボードを使用する必要がありま す。 [HP PC
[HP PC Hardware Diagnostics] (UEFI) の USB デバイスへのダウ ンロード 注記:[HP PC Hardware Diagnostics] (UEFI) のダウンロードの説明は、英語でのみ提供されています。ま た、.exe ファイルのみが提供されているため、Windows コンピューターを使用して、[HP UEFI Support Environment](HP UEFI サポート環境)をダウンロードおよび構築する必要があります。 [HP PC Hardware Diagnostics] (UEFI) を USB デバイスにダウンロードするには、以下の 2 つの方法があり ます。 UEFI の最新バージョンをダウンロードする 1. HP の Web サイト、http://www8.hp.com/jp/ja/campaigns/hpsupportassistant/pc-diags.html にアクセ スします。[HP PC Hardware Diagnostics]のホーム ページが表示されます。 2.
9 日常的なお手入れ 一般的な清掃に関する安全上の注意事項 ● ワークステーションは、溶剤や可燃性の溶液で拭かないでください。 ● 部品を水やクリーニング溶液に浸さないでください。清潔な布に液体をしみ込ませて、部品を拭 いてください。 ● 必ずワークステーションの電源プラグを抜いてから、キーボード、マウス、または通気孔を清掃 してください。 ● キーボードを清掃する場合には、必ずケーブルを外してください。 ● キーボードを清掃する場合には、側面に覆いのある安全眼鏡を着用してください。 シャーシの清掃 ● ワークステーションを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイ ド』に記載されている安全に関する注意事項に従ってください。 ● 少しの染みや汚れは、汚れのない柔らかい布または綿棒を水で湿らせて取り除いてください。 ● 強い汚れには、水で薄めた低刺激の食器用洗剤を使用します。きれいな水で湿らせた布または綿 棒でワークステーションを拭いて、洗剤をしっかり拭き取ります。 ● しつこい汚れには、イソプロピル(消毒用)アルコールを使用します。アルコールはす
● イソプロピル アルコールで湿らせて余分なアルコールを絞り出した綿棒で、キーの下を清掃しま す。適切なキー動作に必要な潤滑油を拭き取らないよう注意してください。部品は、取り付けな おす前に空気乾燥させます。 ● 狭い場所にある繊維やごみはピンセットで取り除いてください。 モニターの清掃 ● モニターを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』に記載 されている安全に関する注意事項に従ってください。 ● モニターを清掃するには、モニター清掃用のウェットティッシュまたは水で湿らせた清潔な布で モニターの画面を拭きます。 注意:画面に直接スプレーやエアゾールを吹きかけないでください。液体が筐体の隙間から内部 にしみ込んで、コンポーネントが損傷することがあります。 ディスプレイまたは筐体が破損するおそれがあるので、溶剤や可燃性の液体は絶対に使用しない でください。 マウスの清掃 42 1. マウスを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』に記載さ れている安全に関する注意事項に従ってください。 2.
10 ユーザー サポート HP は、単体で、または適切な補助ツールや支援技術と組み合わせることにより、お身体の不自由な方 にもお使いいただけるような製品やサービスを設計、製造、販売しています。HP のユーザー サポー トの最新情報については、HP の Web サイト、http://www.hp.
索引 B BIOS アップグレード 33 更新 32 バージョンの確認 32 H HP PC Hardware Diagnostics(UEFI) 使用 39 [HP Recovery](HP リカバリ)メ ディア 使用 22 復元 26 HP Recovery Manager 起動 25 ブートの問題の修正 26 HP ドライバー ディスク RHEL のセットアップ 29 SLED のセットアップ 30 Ubuntu セットアップ 31 HP 復元用パーティション 削除 27 復元 25 HP リソース 1 L Linux HP Linux ドライバー ディスク 29 HP が提供するグラフィックス ドライバー 31 RHEL 29 セットアップ 28 ソリューション 28 Linux 対応システム Linux のバージョン 28 ディスクの作成 28 R Red Hat Linux ドライバー メディ ア、RHEL のセットアップ 30 RHEL HP ドライバー ディスク 29 44 索引 Linux 29 Red Hat Linux ドライバー メディ ア 30 セットアップ 29
サポート 1, 37, 38 アドバイザリ(技術情報) 37 オンライン 37 告示 37 特記事項 37 サポートされるディスク、復元 22 し と ドライバー、更新 33 ドライブ ランプ、位置 4, 5, 8, 9 トラブルシューティング カスタマー セルフ リペア プロ グラム 36 起動時 35 操作中 35 システムの復元 24 システムの復元ポイント 作成 23 システムの復元ポイント、作成 21 仕様、製品 12 シリアル コネクタ、位置 7 に す は スロット セキュリティ ロック ケーブ ル 7, 11 せ 製品 更新プログラム 3 情報 1 診断 3 ドキュメント 2 製品変更通知 37 セキュリティ ロック ケーブル用ス ロット 位置 7 セキュリティ ロック ケーブル用ス ロット、位置 11 セットアップ Linux 28 RHEL 29 SLED 30 Ubuntu 31 て 手入れ、日常 41 電源コネクタ 位置 7 電源コネクタ、位置 11 電源ボタン 位置 4, 5, 7, 8, 9, 11 日常的なお手入れ 41 キーボードの清掃 41 シャーシ
初回ブートの更新 32 デバイス ドライバーの更新 33 ワークステーションのセットアッ プ 13 セキュリティ 20 セットアップ手順 14 ディスプレイのカスタマイズ 19 適切な通気の確保 13 モニターの接続 15 46 索引