User Guide-Windows 7
す。SRT を使用すると、SSD mSATA モジュールを搭載しているコンピューター システムで、そのモ
ジュールをハードドライブとシステム メモリの間のキャッシュ メモリとして設定できます。これに
は、ハードドライブ(または RAID ボリューム)を使用してストレージ容量を最大限に高めると同時
に、SSD によって向上したシステム パフォーマンスの体験を提供できるという利点があります。
ハードドライブを追加またはアップグレードして、RAID ボリュームを設定する予定の場合は、一時的
に SRT を無効にして RAID ボリュームを設定してから、再度 SRT を有効にする必要があります。SRT
を一時的に無効にするには、以下の操作を行います。
1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[Intel](インテル)>[Rapid Storage Technology](ラピッド・
ストレージ・テクノロジー)の順に選択します。
2. [Acceleration](アクセラレータ)リンク→[Disable Acceleration](アクセラレータを無効にする)
リンクの順にクリックします。
3. アクセラレータ モードへの切り替えが完了するまで待機します。
4. [Reset to Available](利用可能に再設定する)リンクをクリックします。
重要:RAID のモードを変更
する場合は
、SRT を一時的に無効にする
必要があります
。変更を行
ってか
ら、再度 SRT を有効にします。この機能を一時的に
無効にしないと
、RAID ボリュームの
作成または変
更ができません。
注記:HP は自己暗号化
ドライブ
(SED)での SRT をサポートしていません。
ハードドライブ パフォーマンスの向上
[ディスク デフラグ]の使用
コンピューターを使用しているうちに、ハードドライブ上のファイルが断片化されてきます。ドライ
ブが断片化されるとドライブ上のデータが隣接(連続)しなくなり、そのためにハードドライブが
ファイルを見つけるのが困難になってコンピューターの処理速度が低下します。[ディスク デフラグ]
を行うと、ハードドライブ上の断片化したファイルやフォルダーを集めて(または物理的に再構成し
て)より効率よく作業を実行できるようになります。
注記:SSD(Solid State Drive)では、[ディスク デフラグ]を実行する
必要はありません
。
いったん[ディスク デフラグ]を開始すれば、動作中に操作する必要はありません。ただし、ハードド
ライブのサイズと断片化したファイルの数によっては、完了まで 1 時間以上かかることがあります。
少なくとも 1 か月に 1 度、ハードドライブのデフラグを行うことをおすすめします。[ディスク デフ
ラグ]は 1 か月に 1 度実行するように設定できますが、手動でいつでもコンピューターのデフラグを実
行できます。
[ディスク デフラグ]を実行するには、以下の操作を行います。
1. コンピューターを外部電源に接続します。
2. [スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システム ツール]→[ディスク デフラグ]の順
に選択します。
3. [ディスクの最適化]をクリックします。
注記:Windows には、コンピューターのセキュリティを
高めるためのユーザー
アカウント
制御機
能が含まれています。ソフトウェアのインストール、ユーティリティの
実行
、Windows の設定変
更などを行うときに、ユーザーのアクセス権やパスワードの入力を求められる場合があります。
[ヘルプとサポート]を参照してください。[ヘルプとサポート]にアクセスするには、[スタート]→
[ヘルプとサポート]の順に選択します。
ハードドライブの使用
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