For comfortable use
悪い例 手のひらを作業台に付けたり、手首を極端に反らし
たりした状態でタイプしないでください。
悪い例 手首を内側に曲げないようにしてください。
以下の作業台のガイドラインに沿って作業します。
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キーボードを真正面に置き、首や上体の向きを変えないで済むようにします。
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肩、腕、手首、および手が快適な状態になるように作業台の高さを調節します。肩はリラックス
させて、両肘は体の横で楽に下ろします。キーボードのホーム ポジションがある列([L]キーが
ある列)とほぼ同じ高さに肘がくるようにします。作業台の高さは、肩に力が入らないようによ
く確認して調節します。
●
作業台、およびキーボードとポインティング デバイスの傾斜角度は微調整が可能な場合がありま
す。その場合は前腕と手がまっすぐに揃って手首の伸びた状態を維持できるように調節します。
タイプするときやポインティング デバイスを使用するときは、手首を曲げないようにしてくださ
い。
ヒント:手首を自然にまっすぐ
伸ばした状態でタイプすることが難しい場合は
、他のデザインの
キーボードまたはポインティング デバイスを
使用すると
、より快適に
作業が行えることがありま
す。
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フルサイズの幅のキーボードを使用して、ポインティング デバイスを右側に置いている場合は、
特に腕と肩の快適さに注意してください。ポインティング デバイスに手を伸ばすときに肘が体
から離れる場合は、テンキーなしのキーボードの使用を検討することをおすすめします。
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ポインティング デバイスは、キーボードのすぐ右側または左側か、手前に置きます。キーボード
台を使用する場合は、ポインティング デバイスも一緒に置いて使用できるような広さのあるもの
にしてください。
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体を動かすたびに、キーボードおよびポインティング デバイスの操作面の高さを調節することを
習慣づけてください。立って作業するときは、靴のかかとの高さまたはソールの厚さに応じて作
業台の高さを微調整しなければならない場合があります。このことは、さまざまなスタイルの靴
を着用する可能性がある女性にとって特に重要です。
1 日を通して、身体の状態に気を配り、不自然さや不快さを感じた場合は、快適さと生産性を高める
ように自身の体と作業環境を調整してください。
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第 3 章 作業台の調節