For comfortable use

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モニターの調節
頭、首、および上体をチェックして快適にする
体のすべての部分が常時快適になるようなモニターの位置はありません。1 日を通して、目、首、
肩、および背中をチェックして、いつどのように体を動かすかを決めます。配置、ズーム、照明はす
べて、快適さと生産性に影響する重要な要素です。たとえば、目が乾燥する場合は、しばらくモニ
ターの位置を下げて定期的にまばたきすることをおすすめします。目の疲れを感じ始めたら、ズーム
の割合を上げて画面上のオブジェクトのサイズを拡大してみます。場合によっては、モニターを近づ
けたり、ちらつきの原因となる光源を排除したり、目を頻繁に休ませたりする必要があります。見下
ろす姿勢を続けて首の疲れを感じ始めたら、モニターの位置を上げてみてください。そのとき、頭は
安定した楽な状態で、背中は椅子でしっかり支えられている必要があります。
しい例
頭は安定
した楽な状態で
、背中は椅子
でしっかり支え
られています。
モニターを調節するには、以下のガイドラインに沿って作業してください。
ちらつきや反射の原因となる光が画面に入りこまないような場所に、モニターを配置します。明
るい光が視野に入らないようにします。
モニターを真正面に置き、首や上体の向きを変えないで済むようにします。
小さいテキストを見ようとして首を前に伸ばすことを避けるために、ズームの割合を 125%以上
に上げてみてください。コンピューターでの作業では、縦 34 ミリメートルの文字がもっとも
読み取りやすいと認識されることがあります。
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4 章 モニターの調節