HP Z440、Z640、および Z840 Workstation シリーズ ユーザー ガイド
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このガイドについて このガイドでは、HP Z Workstation シリーズのセットアップおよびトラブルの解決方法について説明し ます。このガイドには、以下のトピックが含まれます。 ガイドのトピック 1 ページの「HP リソースの参照場所」 5 ページの「ワークステーションの機能」 12 ページの「ワークステーションのセットアップ」 21 ページの「Windows 7 のセットアップ、バックアップ、復元、およびリカバリ」 26 ページの「Windows 8 のセットアップ、バックアップ、復元、およびリカバリ」 34 ページの「Windows 10 のセットアップ、バックアップ、復元、およびリカバリ」 44 ページの「Linux のセットアップおよび復元」 54 ページの「診断および簡単なトラブルシューティング」 60 ページの「日常のお手入れ」 ヒント:このガイドでお探しのものが見つからない場合 詳細な技術情報については、http://h50146.www5.hp.com/doc/manual/workstation/hp_workstation.
iv このガイドについて
目次 1 HP リソースの参照場所 ................................................................................................................................ 1 製品情報 ................................................................................................................................................................ 1 製品サポート ........................................................................................................................................................ 2 製品ドキュメント ........................
製品のリサイクル ............................................................................................................................................. 20 4 Windows 7 のセットアップ、バックアップ、復元、およびリカバリ ........................................................... 21 Windows 7 オペレーティング システムのセットアップ .............................................................................. 21 デバイス ドライバーのインストールまたはアップグレード .................................................. 21 ファイルおよび設定の転送 .................................................
Windows 10 のバックアップ、復元、およびリカバリ ............................................ 38 リカバリ メディアおよびバックアップの作成 ..................................... 38 Windows ツールの使用 .............................................................................. 40 復元およびリカバリ .................................................................................. 40 7 Linux のセットアップおよび復元 ................................................................................................................ 44 HP Installer Kit for Linux(HPIKL) .......
HP サポート センター .................................................................................................. 56 HP チャット サポート .................................................................................................. 56 技術情報、セキュリティ関連情報、および顧客通知 ............................................. 57 製品に関する通知 ...................................................................................... 57 役に立つヒント ......................................................................................................
1 HP リソースの参照場所 ここでは、お使いの HP ワークステーション用の以下のリソースに関する情報を提供します。 ● 製品情報 ● 製品サポート ● 製品ドキュメント ● 製品の診断 ● 製品の更新プログラム 製品情報 トピック 技術仕様 場所 お使いの製品の『QuickSpecs』を確認するには、http://h71069.www7.hp.com/ quickspecs/overview.html (英語サイト)にアクセスし、[Search all QuickSpecs](すべての QuickSpecs の検索)をクリックして検索フィールド にお使いのモデル名を入力し、[Go](次へ)をクリックします 『規定、安全および環境に関す 製品の規定に関する情報については、 『規定、安全、および環境に関するご るご注意』 注意』を参照してください。また、ワークステーションのシャーシに貼付 されている規定ラベルにも規定情報が記載されています。最新のオンライ ンの説明書については、HP の Web サイト、http://h50146.www5.hp.
製品サポート トピック 場所 製品サポート 日本での製品サポートについては、日本向け製品に付属の小冊子、『サービスおよびサ ポートを受けるには』または HP の Web サイト、http://www.hp.com/jp/contact/ を参照して ください 日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.com/country/us/en/ wwcontact_us.html (英語サイト)から該当する国や地域、または言語を選択してください ここでは、以下のようなサポート情報を提供しています 保証に関する 情報 ● HP のサービス担当者とオンラインでチャットする ● HP のサポート窓口に電子メールで問い合わせる ● HP のサポート窓口の電話番号を調べる ● HP のサービス センターを探す 保証に関する情報を確認するには、日本向け製品に付属の小冊子、『サービスおよびサ ポートを受けるには』または HP の Web サイト、http://www.hp.
製品ドキュメント トピック 場所 HP のユーザー マニュアル、ホ ユーザー マニュアルはハード ディスク ドライブ上にあります。Windows 7 ワイトペーパー、および他社 では、[スタート]→[HP]→[HP ドキュント]の順に選択します。Windows 8 で 製の説明書 は、スタート画面で[HP ドキュメント]アプリを選択します。Windows 10 で は、[スタート]→[すべてのアプリ]→[HP]→[HP ドキュメント]の順に選択し ます。最新のオンラインの説明書については、http://h50146.www5.hp.com/ doc/manual/workstation/hp_workstation.html を参照してください。説明書 には、このユーザー ガイドおよび『メンテナンスおよびサービス ガイド』 が含まれています 取り外しや交換の手順を説明 したビデオ ワークステーションのコンポーネントの取り外しおよび交換については、 http://www.hp.
製品の更新プログラム トピック ドライバーおよび BIOS の更 新 場所 ワークステーションの最新のドライバーを、http://www.hp.com/go/ workstationsupport/ で検索してください お使いのワークステーションで現在のワークステーションの BIOS バー ジョンを確認するには、システムの起動中に以下の操作を行います 1. ワークステーションの電源を入れ、起動時に Esc キーを押します 2. F10 キーを押して F10 セットアップ ユーティリティを起動します 3. [ファイル]→[システム情報]の順に選択します。BIOS バージョンおよ び日付を書き留め、http://www.hp.com/go/workstationsupport/ の BIOS バージョンと比較します Windows 7 の場合は、以下の手順で操作して BIOS のバージョン番号を確認 することもできます 1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システム ツール] →[システム情報]の順に選択します 2.
2 ワークステーションの機能 HP ワークステーションでサポートされているオプション製品およびコンポーネントの最新情報につ いては、http://partsurfer.hp.com/ (英語サイト)を参照してください。 ● HP Z440 Workstation の各部 ● HP Z640 Workstation の各部 ● HP Z840 Workstation の各部 ● 製品仕様 HP Z440 Workstation の各部 HP Z440 Workstation のフロント パネルの各部 充電機能付き USB 3.0 ポート (×1) 1 オプティカル ドライブ ベイ 5 2 オプティカル ドライブ 6 USB 3.
HP Z440 Workstation のリア パネルの各部 6 1 電源装置のビルトイン自己診 断テスト(BIST)ランプ 8 オーディオ入力コネクタ(青 色) 2 PS/2 キーボード コネクタ(紫 色) 9 PCI/PCIe カード スロット 3 PS/2 マウス コネクタ(緑色) 10 電源コード コネクタ 4 USB 2.0 ポート(×2、黒色) 11 ユニバーサル シャーシ クラ ンプ開口部 5 USB 3.
HP Z640 Workstation の各部 HP Z640 Workstation のフロント パネルの各部 充電機能付き USB 3.0 ポート (×1) 1 オプティカル ドライブ ベイ 5 2 オプティカル ドライブ 6 USB 3.
HP Z640 ワークステーションのリア パネルの各部 8 1 電源装置のビルトイン自己診 断テスト(BIST)ランプ 7 AMT 対応ネットワーク ポー ト(オレンジ色) 2 背面電源ボタン 8 オーディオ出力コネクタ(緑 色) 3 PS/2 キーボード コネクタ(紫 色) 9 オーディオ入力コネクタ(青 色) 4 PS/2 マウス コネクタ(薄緑 色) 10 PCI/PCIe カード スロット 5 USB 2.0 ポート(×2、黒色) 11 電源コード コネクタ 6 USB 3.
HP Z840 Workstation の各部 HP Z840 Workstation のフロント パネルの各部 充電機能付き USB 3.0 ポート (×1) 1 オプティカル ドライブ 5 2 オプティカル ドライブ ベイ 6 USB 3.
HP Z840 Workstation のリア パネルの各部 1 電源装置のビルトイン自己診断テ スト(BIST)ランプ 8 USB 2.0 ポート(×2、黒色) 2 背面電源ボタン 9 USB 3.
製品仕様 ワークステーションの質量および寸法 HP Z440 HP Z640 HP Z840 標準構成 13.2 kg 17.9 kg 23.5 kg 最小構成 12.5 kg 15.5 kg 19.8 kg 最大構成 17.7 kg 22.6 kg 28.9 kg 高さ 43.2 cm 44.4 cm 44.4 cm 幅 16.9 cm 17.2 cm 20.3 cm 奥行き 44.5 cm 47.0 cm 52.5 cm 項目 質量 シャーシの寸法 (縦置き時) 動作環境 HP Z440、Z640、および Z840 Workstation 項目 動作時:5~35°C 温度 非動作時:-40~60°C 注記:1,524 m を超えると、高度 305 m ごとに 1.
3 ワークステーションのセットアップ この章では、ワークステーションのセットアップ方法について説明します。 ● 適切な通気の確保 ● セットアップ手順 ● モニターの追加 ● 別売のコンポーネントの取り付け ● セキュリティ ● 製品のリサイクル 適切な通気の確保 適度な通気はワークステーションの動作にとって重要です。以下のガイドラインをよくお読みくだ さい。 ● ワークステーションは安定した平らな場所で操作してください。 ● ワークステーションの前後に 15 cm 以上の空間を確保してください(これは、すべてのワークス テーションモデルに当てはまる最小の距離です)。 注記:お使いのワークステーションの外観は、このセクションの図と若干異なる場合がありま す。 12 第 3 章 ワークステーションのセットアップ
● 周囲温度が11 ページの動作環境に記載されている仕様の範囲内にあることを確認してくださ い。 ● キャビネットに入れる場合は、キャビネットの通気をよくして、中の温度が指定されている制限 を超えないようにしてください。 ● 以下の図に示すように、通気口や吸気口をふさいでワークステーション周辺の通風を遮らないよ うにしてください。 セットアップ手順 警告!感電や装置の損傷を防ぐため、必ず以下の注意事項を守ってください。 ● 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にある電源コンセントに差し込んでください。 ● 電源コンセントから電源コードを抜いて(電源コードをワークステーションから抜かないように します)、ワークステーションの電源を切断してください。 ● 電源コードは、3 ピンのアース(接地)された電源コンセントに差し込んでください。必ず電源 コードのアース端子を使用してアースしてください。アース端子は、製品を安全に使用するため に欠かせないものです。 注記:1125 W 電源を搭載した HP Z840 Workstation では、通常のオフィス環境で供給可能な電力より 多くの電
モニターの追加 モニターを追加するための準備 HP Z シリーズのワークステーションに付属しているすべてのグラフィックス カードでは、2 台のモニ ターへの同時表示がサポートされています(18 ページのモニターの接続および設定を参照してくだ さい)。2 台を超えるモニターがサポートされているグラフィックス カードを利用することもできま す。モニターを追加するための手順は、お使いのグラフィックス カードおよび追加するモニターの種 類や数によって異なります。 モニターを追加するための計画は、以下の手順に沿って行います。 1.
注記:60 Hz で 1920×1200 ピクセルよりも高解像度のモニターでは、デュアルリンク DVI (DL-DVI)または DisplayPort 出力を備えたグラフィックス カードが必要です。DVI でネイ ティブ解像度を得るには、標準の DVI-I または DVI-D ケーブルではなく、DL-DVI ケーブルを 使用する必要があります。 HP ワークステーションは、すべてのグラフィックス カードをサポートしているわけではあ りません。新しいグラフィックス カードを購入する前に、そのカードがサポートされてい ることを確認してください。16 ページのサポートされているグラフィックス カードの確 認を参照してください。 多くのグラフィックス カードは 2 つよりも多いモニター出力を備えていますが、1 度に 2 つ しか使用できないという制限があります。グラフィックス カードの説明書を参照するか、 または16 ページのサポートされているグラフィックス カードの確認の手順に沿ってカー ドに関する情報を調べてください。 一部のグラフィックス カードでは、モニター信号を複数の出力で多重化することによって、 複数のモ
サポートされているグラフィックス カードの確認 お使いのワークステーションでサポートされているグラフィックス カードについて詳しくは、以下の 方法で確認できます。 1. http://www.hp.com/go/qs/ (英語サイト)を参照します。 2. [Search active QuickSpecs](アクティブな QuickSpecs の検索)→[Desktops & Workstations](デス クトップおよびワークステーション)の順に選択します。 3. お使いのモデルを選択して、仕様を表示します。 4.
モニターの接続要件の確認 モニターの接続には、以下のさまざまなシナリオがあります(各グラフィックス カードについて詳し くは、16 ページのモニター コネクタへのグラフィックス カードの適合を参照してください)。 ● DisplayPort 出力のグラフィックス カード:4 つの DisplayPort 出力が付属したグラフィックス カードがある場合は、各コネクタにモニターを接続できます。必要に応じて、適切なアダプター を使用します。 ● DVI 出力のグラフィックス カード:2 つの DVI 出力が付属したグラフィックス カードがある場合 は、各コネクタにモニターを接続できます。必要に応じて、適切なアダプターを使用します。 注記:DVI コネクタが 1 つしかないモデルには必ず 2 つ目のグラフィックス出力オプション (DisplayPort または VGA)があります。 多くのグラフィックス カードはモニター出力を 3 つ以上備えていますが、1 度に 2 つしか使用で きないという制限があります。グラフィックス カードの説明書を参照するか、または 16 ページのモニター コネクタへのグラフィックス
モニターの接続および設定 注記:このセクションで示すように、サポートされているグラフィックス カードでは通常、少なくと も 2 つのモニターを使用できます。一部のカードでは、より多くのモニターに対応できます。詳しく は、グラフィックス カードの説明書を参照してください。 1. モニター ケーブル アダプターをワークステーションに接続し(1)(必要な場合)、適切なモニ ター ケーブルをアダプターに接続するか(2)、グラフィックス カードに直接接続します。 2. モニター ケーブルのもう一方の端をモニターに接続します。 3. モニターの電源コードの一方の端をモニターに接続し、もう一方の端を電源コンセントに差し込 みます。 4. モニターを設定します。詳しくは、Microsoft 社のヘルプまたは Web サイト、 http://www.microsoft.
他社製のグラフィックス設定ユーティリティの使用 他社製のグラフィックス カードにモニター設定ユーティリティが含まれている場合があります。イ ンストール時にこのユーティリティは Windows に組み込まれます。このユーティリティを選択して 使用することで、ワークステーションで複数のモニターを設定できます。 詳しくは、グラフィックス カードの説明書を参照してください。 注記:一部の他社製の設定ユーティリティでは、その設定ツールを使用する前に Windows でモニター を有効にする必要があります。詳しくは、グラフィックス カードの説明書を参照してください。 注記:モニター設定ユーティリティは、HP のサポート Web サイトで入手できる場合もあります。 モニター ディスプレイのカスタマイズ(Windows) モニターのモデル、リフレッシュ レート、画面解像度、色設定、フォント サイズ、電力管理設定など は、手動で選択または変更できます。 ● Windows 7 でディスプレイ設定を変更するには、デスクトップで空白の領域を右クリックし、[画 面の解像度]をクリックします。 ● Windows 8 でディス
セキュリティ 一部の HP ワークステーションには側面のアクセス パネルにロックがあります。このロックの鍵は、 ワークステーションのシャーシの背面パネルに取り付けられて出荷されます。 また、追加のセキュリティ機能を利用すると、盗難のリスクを軽減したり、シャーシへの侵入があっ た場合に警告したりできます。お使いのシステムで利用可能な追加のハードウェアおよびソフト ウェアのセキュリティ機能について詳しくは、http://h50146.www5.hp.com/doc/manual/workstation/ hp_workstation.html からお使いのワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』を参 照してください。 製品のリサイクル HP では、使用済みの電子機器や HP 製インク カートリッジのリサイクルを推奨しています。 日本でのリサイクル プログラムについて詳しくは、http://www.hp.com/jp/hardwarerecycle/ を参照して ください。日本以外の国や地域の HP でのリサイクル プログラムについて詳しくは、 http://www.hp.
4 Windows 7 のセットアップ、バックアッ プ、復元、およびリカバリ この章では、以下のトピックで Windows 7 オペレーティング システムのセットアップおよび更新につ いて説明します。 ● Windows 7 オペレーティング システムのセットアップ ● Windows 7 のバックアップ、復元、およびリカバリ 注意:オペレーティング システムのインストールが正常に完了するまでは、HP ワークステーション にオプションのハードウェアや他社製のデバイスを追加しないでください。途中でハードウェアを 追加すると、エラーが発生して、オペレーティング システムが正しくインストールされない可能性が あります。 注記:オペレーティング システムをセットアップしたら、最新の BIOS、ドライバー、およびソフト ウェアの更新がワークステーションにインストールされていることを確認してください。 49 ページの「ワークステーションの更新」を参照してください。 Windows 7 オペレーティング システムのセットアップ 注意:インストールが開始されたら、プロセスが完了するまでワークステーションの電源を切
Windows 7 のバックアップ、復元、およびリカバリ お使いのワークステーションには、HP が提供しているツールおよび Windows に付属のツールが含ま れています。これらを使用すると障害の発生に備えて情報を保護したり、障害が発生した場合に保護 しておいた情報を取り出したりできます。さらに、簡単な手順でお使いのワークステーションを正常 な状態に復元したり、工場出荷時の状態に復元したりできます。 ここでは、以下のプロセスについて説明します。 ● バックアップの作成 ● システムの復元およびリカバリ 注記:提供されている Windows の[バックアップと復元]ツールについて詳しくは、[ヘルプとサポー ト]を参照してください。[ヘルプとサポート]にアクセスするには、[スタート]→[ヘルプとサポート]の 順に選択します。 システム障害後のリカバリでは、直近のバックアップの時点に戻ります。 1.
注記:バックアップおよび復元オプションの手順については、[ヘルプとサポート]で関連するトピッ クを検索して参照してください。[ヘルプとサポート]にアクセスするには、[スタート]→[ヘルプとサ ポート]の順に選択します。 別売の外付けハードディスク ドライブ、ネットワーク ドライブ、またはディスクに情報をバックアッ プできます。 バックアップをするときは以下の点を参考にしてください。 ● ドキュメント ライブラリに個人用のファイルを保存し、定期的にバックアップします。 ● 関連ディレクトリに保存されているテンプレートをバックアップします。 ● 設定のスクリーン ショットを取ることによって、ウィンドウ、ツールバー、またはメニュー バーに表示されるカスタマイズされた設定を保存します。設定をリセットする必要がある場合、 スクリーン ショットは時間を節約できます。 ● ディスクにバックアップするときは、ドライブからディスクを取り出した後、各ディスクに番号 を割り振ります。 Windows の[バックアップと復元]を使用してバックアップを作成するには、以下の操作を行います。 注記:バックアップ プロセスは
リカバリ メディア セットは、製品購入後 90 日以内に限り、HP のサポート窓口から無償で入手できま す。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/contact/ または日本向け製品に付属の小冊 子、『サービスおよびサポートを受けるには』を参照して、購入後の問い合わせ窓口にご連絡くださ い。日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.com/country/us/en/ wwcontact_us.
Windows 7 オペレーティング システム DVD およびドライバー DVD については、製品購入後 90 日以内 に限り、HP のサポート窓口から無償で入手できます。日本でのサポートについては、 http://www.hp.com/jp/contact/ または日本向け製品に付属の小冊子、『サービスおよびサポートを受け るには』を参照して、購入後の問い合わせ窓口にご連絡ください。日本以外の国や地域でのサポート については、http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.html (英語サイト)から該当する国や 地域、または言語を選択してください。なお、リカバリ メディア セットのお届けまでに 1 か月程度お 時間をいただく場合がありますことをご了承ください。 Windows 7 オペレーティング システムの DVD を使用して復元を開始するには、以下の操作を行いま す。 注記:リカバリには数分かかる場合があります。 1. すべての個人用ファイルをバックアップします。 2.
5 Windows 8 のセットアップ、バックアッ プ、復元、およびリカバリ この章では、以下のトピックで Windows 8 オペレーティング システムのセットアップおよび更新につ いて説明します。 ● 追加情報 ● Windows 8 オペレーティング システムのセットアップ ● Windows 8 更新プログラムのダウンロード ● Windows 8 のバックアップ、復元、およびリカバリ 注意:オペレーティング システムのインストールが正常に完了するまでは、HP ワークステーション にオプションのハードウェアや他社製のデバイスを追加しないでください。途中でハードウェアを 追加すると、エラーが発生して、オペレーティング システムが正しくインストールされない可能性が あります。 注記:オペレーティング システムをセットアップしたら、最新の BIOS、ドライバー、およびソフト ウェアの更新がワークステーションにインストールされていることを確認してください。 49 ページの「ワークステーションの更新」を参照してください。 追加情報 オペレーティング システムをカスタマイズした後に、[ヘルプと
Windows 8 オペレーティング システムのセットアップ ワークステーションの電源を最初に入れたときに、オペレーティング システムをカスタマイズできま す。インターネットに接続している場合は、Microsoft によってオペレーティング システムが有効にさ れます。この処理には、15~30 分程度かかります。画面に表示される説明に沿って操作します。 注意:オペレーティング システムの初期セットアップ プロセスが開始されたら、完了するまでは絶対 にワークステーションの電源を切らないでください。初期セットアップ プロセス中に電源を切ると、 ワークステーションを実行するソフトウェアが壊れたり、オペレーティング システムを正しくインス トールできなくなったりすることがあります。 注記:Windows にはユーザー アカウント制御が装備されており、ワークステーションのセキュリティ を向上させています。特定のタスクの実行時に、ユーザー アカウント制御の許可またはパスワードを 求めるメッセージが表示されることがあります。その場合、タスクを実行するには、適切なオプショ ンを選択します。ユーザー アカウント制御について詳し
情報のバックアップ 注記:Windows にはユーザー アカウント制御が装備されており、ワークステーションのセキュリティ を向上させています。特定のタスクの実行時に、ユーザー アカウント制御の許可またはパスワードを 求めるメッセージが表示されることがあります。その場合、タスクを実行するには、適切なオプショ ンを選択します。ユーザー アカウント制御について詳しくは、スタート画面で「ヘルプ」と入力し て、[ヘルプとサポート]を選択します。 システム障害後のリカバリでは、直近のバックアップの時点に戻ります。初期システム セットアップ 後、すぐにシステム修復メディアおよび初期バックアップを作成することを強くおすすめします。 バックアップを常に最新にしておくために、新しいソフトウェアやデータ ファイルを追加したときな ど、定期的な頻度で継続してシステムをバックアップするようにしてください。システム修復メディ アは、システムが不安定なときや障害が発生したときに、ワークステーションを起動してオペレー ティング システムを修復するために使用されます。初期バックアップおよび定期的なバックアップ により、障害が発生した場合に、デ
USB フラッシュ ドライブを使用して起動可能なリカバリ ドライブを作成し、起動できない Windows 8 ワークステーションのトラブルシューティングに利用できます。USB フラッシュ ド ライブを使用すると、工場出荷時にインストールされていた元のオペレーティング システムおよ びプログラムを再インストールできます。 注意:[Copy contents from the recovery partition to the recovery drive](復元用パーティションの コンテンツをリカバリ ドライブにコピー)を選択した場合、リカバリ メディアの作成が完了し た時点で、復元用パーティションを削除するオプションが表示されます。ほとんどのシステム で、復元用パーティションのサイズは 10 GB です。復元用パーティションは削除しないことをお すすめします。復元用パーティションを削除した場合、リカバリ USB ドライブを使用して、ハー ドディスク ドライブ上に Windows 8 の工場出荷時の復元用パーティションを復元できなくなり ます。復元用パーティションを削除すると、ドライブの空き領域を確保することは
[ファイル履歴]の使用方法について詳しくは、Windows の[ヘルプとサポート]を参照してくださ い。スタート画面で「ヘルプ」と入力して、[ヘルプとサポート]を選択します。 ● 個人情報を失わずにシステムを以前の状態に復元したい場合は、Windows の[システムの復元]を 使用できます。[システムの復元]を使用すると、Windows のリフレッシュまたは再インストール の要件が揃っていなくても復元が可能です。Windows は、Windows の更新時および他のシステム のメンテナンス時に自動的にシステムの復元ポイントを作成します。復元ポイントを手動で作 成していなくても、自動的に作成された復元ポイントを使用して復元できます。Windows の[シ ステムの復元]の使用方法について詳しくは、Windows の[ヘルプとサポート]を参照してくださ い。スタート画面で「ヘルプ」と入力して、[ヘルプとサポート]を選択します。 ● 個人の情報や設定、ワークステーションにプリインストールされていたアプリケーションや Windows ストアで購入したアプリケーションを失わずに、システムの復元をすばやく簡単に行い
3. 画面の右下隅にある[PC 設定の変更]を選択し、PC 設定画面で[保守と管理]→[回復]の順に選択し ます。 4. [PC をリフレッシュする]で[開始する]を選択し、画面の説明に沿って操作します。 Windows が応答しない場合は、以下の手順で[リフレッシュ]を起動します。 1. 可能な場合は、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2. 可能な場合は、HP の復元用パーティションの存在を確認します。スタート画面で「PC」と入力 して、[PC]を選択します。 注記:HP の復元用パーティションが一覧に表示されない場合や、その存在を確認できない場合 は、作成しておいたリカバリ メディアを使用してリカバリを行う必要があります。32 ページの Windows 8 の復元用 USB フラッシュ ドライブによるリカバリを参照してください。リカバリ メ ディアを作成していない場合は、Windows 8 復元メディア(別売)を使用する必要があります。 33 ページの Windows 8 の復元メディアによるリカバリを参照してください。 3.
1. 可能な場合は、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2. 可能な場合は、HP の復元用パーティションの存在を確認します。スタート画面で「PC」と入力 して、[PC]を選択します。 注記:HP の復元用パーティションが一覧に表示されない場合や、その存在を確認できない場合 は、作成しておいたリカバリ メディアを使用してリカバリを行う必要があります。32 ページの Windows 8 の復元用 USB フラッシュ ドライブによるリカバリを参照してください。リカバリ メ ディアを作成していない場合は、Windows 8 復元メディア(別売)を使用する必要があります。 33 ページの Windows 8 の復元メディアによるリカバリを参照してください。 3. HP の復元用パーティションが一覧に表示される場合は、ワークステーションを再起動して HP の ロゴが表示されている間に Esc を押します。ワークステーションの[Startup Menu](起動メ ニュー)が表示されます。 4.
Windows 8 の復元メディアによるリカバリ このリカバリ プロセスでは、Windows 8 の復元メディアが必要です。この復元メディアは、製品購入 後 90 日以内に限り、HP のサポート窓口から無償で入手できます。Windows 8 の復元メディアは、 Windows 8 オペレーティング システム ディスクで構成されています。Windows 8 用のドライバー ディスクは、HP のサポート Web サイト、http://www.hp.com/jp/support/ からダウンロードしてお使い ください。 日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/contact/ または日本向け製品に付属の小冊子、 『サービスおよびサポートを受けるには』を参照して、購入後の問い合わせ窓口にご連絡ください。 日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
6 Windows 10 のセットアップ、バックアッ プ、復元、およびリカバリ この章では、以下のトピックで Windows 10 オペレーティング システムのセットアップおよび更新に ついて説明します。 ● ソフトウェアのライセンス認証およびカスタマイズ ● ワークステーションの電源切断 ● その他の情報の参照先 ● 問題が発生した場合 ソフトウェアのライセンス認証およびカスタマイズ オペレーティング システムのライセンス認証が終了した後に、ヘルプを参照して追加情報を確認して ください。 注記:通気を確保するため、コンピューターの後ろとモニターの上 10 cm(4 インチ)以内に障害物 がないようにしてください。 Windows オペレーティング システムの初期セットアップ ワークステーションの電源を最初に入れたときに、オペレーティング システムのセットアップおよび ライセンス認証が自動的に開始されます。この処理には、5~10 分程度かかります。画面に表示され る説明に沿って操作して、Windows の初期セットアップを完了してください。 重要なソフトウェア更新プログラムに関する情報を受
ワークステーションの電源切断 ワークステーションの電源を適切に切断するには、オペレーティング システム ソフトウェアをシャッ トダウンします。 ▲ [スタート]アイコン→[電源]アイコン→[シャットダウン]の順にクリックします。 または タスクバーで、「設定」と入力して[設定]を選択し、「切る」と入力して[PC の電源を切る]をク リックします。 その他の情報の参照先 注記:ワークステーションのハードディスク ドライブには以下の説明書の一部またはすべてが収録さ れています。 ● 『お使いになる前に』 :ワークステーションの出荷時に含まれているソフトウェアをセットアップ する手順や、システムのバックアップおよび復元方法について説明します。初期起動時に発生す る可能性があるトラブルに対する基本的な解決方法についても説明しています。 ● 『ハードウェア リファレンス ガイド』:ハードウェアの概要およびこのワークステーション シ リーズのハードウェアのアップグレードについて説明します。RTC バッテリ、メモリ、および電 源装置のアップグレードについても説明します。 ● 『メンテナンスおよびサービス ガイ
視覚的な検査:起動しない、電源が入らない、ビデオがない ワークステーション本体、モニター、またはソフトウェアにトラブルが発生した場合は、まず以下の ことを確認してください。 ● ワークステーション本体およびモニターの電源コードが、電源コンセントに正しく差し込まれて いますか。 ● 電圧選択スイッチのあるモデルをお使いの場合は、スイッチがお住まいの地域に合った設定(115 V または 230 V、日本国内では通常 115 V に設定します)になっていますか。 ● ワークステーション本体の電源が入っていて、電源ランプが点灯していますか。 ● モニターの電源が入っていて、電源ランプが点灯していますか。 ● モニター画面の表示がぼやけている場合は、モニターのボタンで輝度およびコントラストを調整 してください。 ● システムが起動しない場合は、キーを押し続けてみてください。ビープ音が鳴れば、キーボード は正しく機能しています。 ● すべてのケーブルを正しく接続していますか。ゆるんでいたり、間違ったコネクタに接続したり していませんか。 ● キーボードの任意のキーまたは電源ボタンを押して、ワ
ランプの点滅やビープ音:POST 時のフロント パネルのランプおよびビープ音の診断 ワークステーション前面のランプが点滅していたり、ビープ音が鳴ったりする場合には、お使いの ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』を参照して状態を調べ、推奨される処 置を行ってください。 お問い合わせになる前に 警告!ワークステーションが電源コンセントに接続されていると、電源が入っていなくてもシステム ボードには常に電気が流れています。感電や火傷の危険がありますので、ワークステーションのメン テナンス等を行うときは、事前に、電源コードが電源コンセントから抜き取ってあることおよび本体 内部の温度が下がっていることを必ず確認してください。 ワークステーションにトラブルが発生した場合は、テクニカル サポートにお問い合わせになる前に、 前のセクションでの説明または以下のまとめの中から適切な解決方法を実行して、問題の切り分けを 試みてください。 ● ワークステーション前面の電源ランプが点滅しているかどうか、また、ワークステーションから 連続したビープ音が聞こえるかどうかを確認します。点滅の仕方やビープ音のパターンに
HP の Web サイト、http://www.hp.
[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成(一部のモデルのみ) 可能であれば、復元用パーティションおよび Windows のパーティションがあることを確認します。 [スタート]メニューで、[エクスプローラー]を選択します。 ● お使いのワークステーションで Windows パーティションおよび復元用パーティションが表示さ れない場合、HP のサポート窓口からシステムのリカバリ メディアを入手できます。日本のサ ポート窓口については、日本向けの日本語モデル製品に付属の小冊子、『サービスおよびサポー トを受けるには』に記載されています。また、HP の Web サイトで HP のサポート窓口を検索す ることもできます。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/support/ を参照してく ださい。日本以外の国や地域については、http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
○ 作成処理には 1 時間以上かかる場合があります。作成処理を中断しないでください。 ○ 必要に応じて、すべてのリカバリ DVD の作成が完了する前に、プログラムを終了させるこ とができます。[HP Recovery Manager]は、現在の DVD への書き込みを終了します。次回[HP Recovery Manager]を起動すると、続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。 [HP Recovery]メディアを作成するには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの検索ボックスで、「recovery」または「リカバリ」と入力し、[HP Recovery Manager]を選択します。 2. 確認画面が表示されたら、[はい]をクリックしてプログラムを続行します。 3.
● 一部のモデルでは、ワークステーションの工場出荷時のパーティションおよびコンテンツを復元 したい場合や、ハードディスク ドライブを交換した場合に、[HP Recovery]メディアの[ファクト リ リセット]オプションを使用できます。詳しくは、41 ページの[HP Recovery Manager](HP リ カバリ マネージャー)を使用した復元を参照してください。 ● 一部のモデルでは、復元用パーティションを削除してハードディスク ドライブの空き領域を増や せるように、[HP Recovery Manager]に[復元用パーティションの削除]オプションが用意されていま す。 詳しくは、43 ページの HP 復元用パーティションの削除(一部のモデルのみ)を参照してくだ さい。 [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を使用した復元 [HP Recovery Manager]ソフトウェアでは、作成するか、または HP から入手した[HP Recovery](HP リカ バリ)メディアを使用するか、HP 復元用パーティション(一部のモデルのみ)を使用することによっ て、
● システムの復元:初期状態のオペレーティング システムを再インストールし、工場出荷時にイン ストールされていたプログラムの設定を再構築します。 ● ファクトリ リセット:ハードディスク ドライブの全情報を消去してパーティションを再作成し、 ワークステーションを工場出荷時の状態に復元します。その後、工場出荷時にインストールされ ていたオペレーティング システムおよびソフトウェアを再インストールします。 HP 復元用パーティション(一部のモデルのみ)を使用すると、[システムの復元]のみを実行できま す。 HP 復元用パーティションの使用(一部のモデルのみ) HP 復元用パーティションを使用すると、リカバリ ディスクまたはリカバリ USB フラッシュ ドライブ なしでシステム リカバリを実行できます。このような復元は、ハードディスク ドライブがまだ動作し ている場合にのみ使用できます。 HP 復元用パーティションから[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を起動するには、 以下の操作を行います。 1.
1. [HP Recovery](HP リカバリ)メディアを挿入します。 2. BIOS にアクセスします。 ワークステーションを再起動し、すばやく Esc キーを押してから F9 キーを押して、ブート オプ ションを表示します。 3. 起動したいオプティカル ドライブまたは USB フラッシュ ドライブを選択します。 4.
7 Linux のセットアップおよび復元 HP では、HP ワークステーションのユーザー向けに、以下のようなさまざまな Linux ソリューション を提供しています。 ● HP は、HP ワークステーションで Red Hat® Enterprise Linux(RHEL)を認証およびサポートしてい ます。 ● HP は、HP ワークステーションで SUSE® Linux Enterprise Desktop(SLED)を認証およびサポート しています。 ● HP は、HP ワークステーションで Canonical Ubuntu を認証およびサポートしています。 ● HP Z シリーズ ワークステーションで 64 ビット SLED 11 をサポートしています。 ● HP Z シリーズ ワークステーションで Ubuntu をサポートしています。 この章では、以下のトピックで Linux オペレーティング システムのセットアップおよび復元方法につ いて説明します。 ● HP Installer Kit for Linux(HPIKL) ● Red Hat Enterprise Linux
HPIKL オプションを使用すると、FreeDOS がプリロードされる場合があります。このオペレーティング システム オプションは、カスタマイズ版の Linux ディストリビューションを使用するユーザー、また はライセンス版の RHEL、SLED、または Ubuntu を使用し、HP の推奨ドライバーを追加するユーザーの ために提供されています。 このキットは、以下の操作を行ってダウンロードすることもできます。 1. http://www.hp.com/support/workstation_swdrivers/ (英語サイト)にアクセスします。 2. お使いのワークステーションのモデルを選択します。 3. 目的のオペレーティング システムを選択します。 4. ソフトウェアおよびドライバーの言語を選択し、[Software](ソフトウェア)ページ内リンクを クリックします。 5. 適切なパッケージ(通常は最新のバージョン)の[Obtain software](ソフトウェアを入手)リン クを選択します。 6.
注記:DisplayPort 接続されたモニターを使用してインストールを実行すると、一部のインストールで 問題が発生することがあります。これは、OS のインストーラーが使用している初期設定のドライバー が DisplayPort 機能をサポートしていないためです。問題が発生した場合は、インストールの開始時に DisplayPort のモニター選択を無効にし、代わりに VESA ドライバーを使用してみてください。 DisplayPort モニターは後でセットアップできます。 HP Red Hat Linux ドライバー ディスクを使用したインストール 1. サポートされているリリース用の適切な HP ドライバー ディスクがない場合は、ディスクを作成 します(44 ページの HP Installer Kit for Linux(HPIKL)を参照してください)。 2. Red Hat Linux ボックス セットに付属のオプティカル メディアを使用してオペレーティング シス テムをインストールします。 3.
HP ワークステーションでは、さまざまなバージョンの Ubuntu が Canonical によって認証およびサポー トされています。詳しくは、http://www.ubuntu.com/certification/desktop/make/HP/?category=Desktop/ で Ubuntu Desktop 認証済みハードウェア検索ページにアクセスし、「Workstation」という単語で一覧 をフィルタリングしてください。 プリロードされた Ubuntu のセットアップ オペレーティング システムがプリロードされたシステムに Ubuntu をセットアップするには、以下の 操作を行います。 1. ワークステーションを起動します。 システムが起動し、一部のセットアップ アクティビティが非対話形式モードで実行されます。 システムが再起動され、短いビデオが再生されます。ビデオの再生が終わると、初期設定のダイ アログが表示されます。 2.
注意:システム イメージの復元では、パーティションの再設定とイメージの再書き込みが行われま す。アプリケーションおよびドライバーは、後で再インストールする必要があります。以下で説明す る F11 およびブート ローダーを使用する方法では、復元中に/home 内のデータを保存できます。他の ファイル ツリー(/etc など)内のデータおよび設定情報は保持されません。 オペレーティング システムを復元しても、データは復元されません。選択した方式およびメディアを 使用してデータをバックアップしてください。 復元ディスクまたはドライバー キーの作成 初期イメージには復元イメージを ISO ファイルとして作成できるツールが含まれており、そのファイ ルをブート可能な DVD に書き込むか、USB ドライブ キーにコピーすることができます。ブート ドラ イブを交換する必要がある場合は、この操作を行ってメディアを使用することをおすすめします。 ISO を作成するには、以下の操作を行います。 1. ログインし、アプリケーションの検索ができる[DASH]インターフェイスにアクセスします。 2.
8 ワークステーションの更新 ● 初回ブート後のワークステーションの更新 ● BIOS の更新 ● デバイス ドライバーのアップグレード HP では、ワークステーション全体の操作性を向上させるため、継続的な取り組みを行っています。お 使いのワークステーションが最新の機能を利用できるように、最新の BIOS、ドライバー、[Software Update](ソフトウェア更新プログラム)などを定期的にインストールすることをおすすめします。 初回ブート後のワークステーションの更新 ワークステーションの最初の起動が正常に行われたら、以下のガイドラインに沿って、ワークステー ションが最新のものであることを確認してください。 ● 最新のシステム BIOS バージョンがロードされていることを確認します。49 ページの BIOS の 更新を参照してください。 ● システムに最新のドライバーがインストールされていることを確認します。50 ページのデバ イス ドライバーのアップグレードを参照してください。 ● 入手可能な HP リソースを確認してください。 ● http://www.hp.
BIOS のアップグレード 最新の拡張機能を含む、入手可能な最新の BIOS バージョンを検索してダウンロードするには、以下の 操作を行います。 1. http://www.hp.com/go/workstationsupport/ にアクセスします。 2. [ダウンロード オプション]タブで、[ドライバー、ソフトウェア、およびファームウェア]を選択 します。 3. 説明に沿って操作し、ワークステーションの最新の BIOS バージョンを確認します。 4. 5.
9 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使 用 [HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断)は UEFI(Unified Extensible Firmware Interface) であり、診断テストを実行して、コンピューターのハードウェアが正常に動作しているかどうかを確 認できます。このツールはオペレーティング システムの外で実行されるため、オペレーティング シス テムまたはその他のソフトウェア コンポーネントが原因で発生する可能性のある問題からハード ウェア障害を分離できます。 ハードウェアの交換が必要な障害が[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)で検出された場合、24 桁の障 害 ID コードが生成されます。この ID コードは HP のサポートでの問題の解決に役立てることができ ます。 注記:モードの変更が可能なコンピューターで診断を開始するには、お使いのコンピューターをノー トブック モードにして、コンピューターに取り付けられているキーボードを使用する必要がありま す。 [HP PC Ha
UEFI の最新バージョンをダウンロードする 1. HP の Web サイト、http://www8.hp.com/jp/ja/campaigns/hpsupportassistant/pc-diags.html にアクセ スします。[HP PC Hardware Diagnostics]のホーム ページが表示されます。 2. [HP PC Hardware Diagnostics 3-in-1 USB メモリ]セクションの[ダウンロード(3-in-1 USB メモリ v.x.x.x)](「x.x.x」はバージョン番号)リンクを選択し、[保存]を選択して USB デバイスに保存 します。 特定の製品向けの任意のバージョンの UEFI をダウンロードする 1. HP の Web サイト、http://www.hp.com/jp/support/ にアクセスします。 2. [ソフトウェアとドライバー]または[ソフトウェア/ドライバー]を選択します。 3. 製品の名前または番号を入力します。 または [検出を開始]を選択して、お使いの製品が自動検出されるようにします。 4.
3. カスタマイズの内容に応じて選択します。 4. [Main](メイン)を選択し、[Save Changes and Exit](変更を保存して終了)を選択して設定内容 を保存します。 変更、保存した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 Remote HP PC Hardware Diagnostics(UEFI)を使用してサーバーをリモート診断用に設定する方法、ま たはどの診断テストを実行するかをカスタマイズする方法に関する説明書を確認するには、 http://www.hp.
10 診断および簡単なトラブルシューティン グ ● サポートへのお問い合わせ ● ID ラベルの貼付位置 ● 保証に関する情報 ● HP トラブルシューティングのリソースとツール サポートへのお問い合わせ サポートが必要となる問題が発生することがあります。サポートにお問い合わせになる前に、次の準 備をしてください。 ● ワークステーションがすぐに確認できる場所から問い合わせます。 ● ワークステーションのシリアル番号、製品番号、モデル名、およびモデル番号を書き留めておき ます。 ● 該当するエラー メッセージを書き留めておきます。 ● アドオン オプションを書き留めておきます。 ● オペレーティング システムを書き留めておきます。 ● 他社製のハードウェアやソフトウェアを書き留めておきます。 ● ワークステーションの前面(縦置きおよび横置きモデル)または側面(オールインワン モデル) にあるランプの点滅の仕方を詳しく書き留めておきます。 ● 問題が発生したときに使用していたアプリケーションを書き留めておきます。 注記:サービスまたはサポートに電話をかけると、ワー
ID ラベルの貼付位置 問題を解決しやすくするため、各ワークステーションには ID ラベルが貼付されています。 ● すべてのワークステーションにシリアル番号(ワークステーションごとに固有)および製品番号 があります。これらの番号は、HP のサポート窓口にお問い合わせになるときに利用できます。 ● 認証証明書(COA)は、Windows 7 がプリインストールされているシステムでのみ使用します。 ● Genuine Microsoft Label(GML)は、Windows 8 がプリインストールされているシステムでのみ使 用します。 ● サービス ラベルには、ビルド ID および FeatureByte の情報が記載されています。この情報はシス テム ボードを交換する場合に必要になります。 注記:お使いのワークステーションの外観は、このセクションの図と若干異なる場合があります。 保証に関する情報 保証に関する情報を確認するには、日本向け製品に付属の小冊子、『サービスおよびサポートを受け るには』または HP の Web サイト、http://www.hp.
HP トラブルシューティングのリソースとツール このセクションでは、システムのトラブルシューティングに役立つ情報を提供します。 オンライン サポート オンライン サポート リソースには、Web ベースのトラブルシューティング ツール、技術情報データ ベース、ドライバーおよびパッチのダウンロード、オンライン コミュニティ、製品変更通知サービス などがあります。 以下の Web サイトも使用できます。 ● http://www.hp.com/jp/ :役立つ製品情報 ● http://h50146.www5.hp.com/doc/manual/workstation/hp_workstation.html :最新のオンライン マ ニュアル ● http://www.hp.com/go/workstationsupport/ :ワークステーションの技術サポート情報 ● http://www8.hp.com/us/en/contact-hp/phone-assist.html:世界各地のテクニカル サポートの電話番 号を掲載しています。地域を選択します。 ● http://www.hp.
技術情報、セキュリティ関連情報、および顧客通知 技術情報、セキュリティ関連情報、および通知を検索するには、以下の操作を行います 1. HP の Web サイト、http://www.hp.com/go/workstationsupport/ にアクセスします。 2. お使いの製品を検索します。 3. [重要な問題およびソリューション]タブの[Other solution options](その他のソリューション オプ ション)で、[サポート技術情報(アドバイザリー)]を選択します。 4.
操作中 ● ワークステーションのビープ音および点滅の仕方によって、問題を特定できる場合があります。 ビープ音および点滅の解釈について詳しくは、ワークステーションの『メンテナンスおよびサー ビス ガイド』の「診断 LED とビープ音の意味」を参照してください。 ● キーボードの任意のキーを押し続けます。ビープ音が鳴れば、キーボードは正しく機能していま す。 ● 接続が緩んでいたり、間違って接続していないか、すべてのケーブルを確認します。 ● 電源ボタンまたはキーボードの任意のキーを押して、ワークステーションを復帰させます。シス テムがサスペンド モードから復帰しない場合は、電源ボタンを 4 秒以上押し続けてシステムの電 源を切ります。次に、もう一度電源ボタンを押して電源を入れなおします。 システムがシャットダウンしない場合は、電源コードを抜いて数秒待ち、コードを接続しなおし ます。システムが再起動しない場合は、電源ボタンを押す必要があります。 ● PnP 対応でない拡張ボードまたは他のオプション(ディスケット ドライブなど)を取り付けた後 で、ワークステーションを再起動します。 ● 必要な
その他のトラブルシューティング オプション その他のトラブルシューティング方法およびツールについて詳しくは、HP の Web サイト、 http://h50146.www5.hp.com/doc/manual/workstation/hp_workstation.
11 日常のお手入れ ● 一般的な清掃に関する安全上の注意事項 ● 推奨される清掃用製品 ● シャーシの清掃 ● キーボードの清掃 ● モニターの清掃 ● マウスの清掃 一般的な清掃に関する安全上の注意事項 ● ワークステーションは、溶剤や可燃性の溶液で拭かないでください。 ● 部品を水やクリーニング溶液に浸さないでください。清潔な布に液体をしみ込ませて、部品を拭 いてください。 ● 必ずワークステーションの電源プラグを抜いてから、キーボード、マウス、または通気孔を清掃 してください。 ● キーボードを清掃する場合には、必ずケーブルを外してください。キーボードにオン/オフ ス イッチがある場合は、オフにしてからキーボードを取り外してください。 ● 圧縮空気を使用する場合は、目にほこりやごみが入らないよう、側面に覆いのある安全眼鏡をか けてください。 推奨される清掃用製品 以下の製品を使用してお使いのワークステーションを安全に清掃します。 ● 濃度が 0.
シャーシの清掃 ● ワークステーションを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイ ド』に記載されている安全に関する注意事項に従ってください。 ● 少しの染みや汚れは、汚れのない柔らかい布または綿棒を水で湿らせて取り除いてください。 ● 強い汚れには、低刺激の食器用洗剤を水で薄めて湿らせた、柔らかいマイクロファイバーの布ま たはセーム革を使用します。きれいな水で湿らせた布または綿棒で表面を拭いて、洗剤をしっか り拭き取ります。 ● 清掃が終了したら、汚れのない柔らかい布で必ずワークステーションを拭いてください。 ● ワークステーションの通気孔を時々清掃してください。糸くずや異物によって通気孔がふさが れて、通気が妨げられていることがあります。 キーボードの清掃 ● キーボードを清掃する場合には、必ずケーブルを外してください。キーボードにオン/オフ ス イッチがある場合は、オフにしてからキーボードを取り外してください。 ● キーボードを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』に記 載されている安全に関する注意事項に従ってください
マウスの清掃 62 1. マウスを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイド』に記載さ れている安全に関する注意事項に従ってください。 2. マウスにオン/オフ スイッチがある場合は、オフにします。 3. マウスの本体は、ノンアルコールのガラス用クリーナーまたは低刺激性の液体石けんで湿らせ た、柔らかいマイクロファイバーの布またはセーム革で拭きます。 4.
12 ユーザー サポート HP は、単体で、または適切な補助ツールや支援技術と組み合わせることにより、お身体の不自由な方 にもお使いいただけるような製品やサービスを設計、製造、販売しています。 サポートされている支援技術 HP 製品は、さまざまなオペレーティング システム支援技術に対応しており、また、その他の支援技 術と組み合わせて機能するようにも設定できます。支援機能に関してより詳しい情報を確認するに は、お使いのデバイスの検索機能を使用してください。 注記:特定の支援技術製品について詳しくは、その製品のサポート窓口にお問い合わせください。 HP のサポート窓口へのお問い合わせ このユーザー ガイドで提供されている情報で問題に対処できない場合は、以下の Web サイト、また は日本向けの日本語モデル製品に付属の『サービスおよびサポートを受けるには』に記載されている HP のサポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/ contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.
索引 B BIOS 更新 50 バージョンの確認 製品の更新プログラム 製品の診断 3 製品の特長 物理特性 11 セットアップ 21, 34 49 H HP PC Hardware Diagnostics(UEFI) 使用 51 HP リソース 1 L Linux セットアップ と ドライバー インストール 更新 21, 50 21 は 44 ハードディスク ドライブのリカバ リ 30, 31, 32, 33 R Red Hat Linux セットアップ 4 ふ 45 復元メディア 33 復元用 USB フラッシュ ドライブ 32 W Windows 10 バックアップおよび復元 Windows 7 セットアップ 21 Windows 8 セットアップ 26 リセット 31 リフレッシュ 30 38 も モニター グラフィックス カード 16 接続 18 ディスプレイの調整 19 ゆ グラフィックス カード 種類 16 ユーザー サポート 63 HP のサポート窓口へのお問い 合わせ 63 支援技術 63 さ わ く サポート 1, 2 ユーザー