User guide

USB フラッシュ ドライブを使用して起動可能なリカバリ ドライブを作成し、起動できない
Windows 8 ワークステーションのトラブルシューティングに利用できます。USB フラッシュ ド
ライブを使用すると、工場出荷時にインストールされていた元のオペレーティング システムおよ
びプログラムを再インストールできます。
注意:[Copy contents from the recovery partition to the recovery drive](復元用パーティションの
コンテンツをリカバリ ドライブにコピー)を選択した場合、リカバリ メディアの作成が完了し
た時点で、復元用パーティションを削除するオプションが表示されます。ほとんどのシステム
で、復元用パーティションのサイズは 10 GB です。復元用パーティションは削除しないことをお
すすめします。復元用パーティションを削除した場合、リカバリ USB ドライブを使用して、ハー
ドディスク ドライブ上に Windows 8 の工場出荷時の復元用パーティションを復元できなくなり
ます。復元用パーティションを削除すると、ドライブの空き領域を確保することはできますが、
PC をリフレッシュまたはリセットすることはできなくなります。
リカバリ メディアを作成するには、スタート画面で「リカバリ ドライブ」と入力し、[Create a
recovery drive](リカバリ ドライブの作成)を選択します。画面の説明に沿って操作を続行しま
す。
2. ハードウェアおよびソフトウェア プログラムを追加するときは、システムの復元ポイントを作成
します。システムの復元ポイントは、Windows [システムの復元]機能によって保存された特定
の時点でのハードディスク ドライブの内容のスナップショットです。システムの復元ポイント
には、レジストリ設定など Windows が使用する情報が含まれます。Windows は、Windows の更新
時および他のシステムのメンテナンス作業時(ソフトウェアの更新、セキュリティ スキャン、
ステム診断など)に自動的にシステムの復元ポイントを作成します。システムの復元ポイント
は、いつでも手動で作成できます。システムの復元ポイントの作成手順について詳しくは、
Windows [ヘルプとサポート]を参照してください。スタート画面でヘルプと入力して、[ヘ
ルプとサポート]
を選択します。
3. 写真、動画、音楽、およびその他の個人用ファイルを追加したら、個人情報のバックアップを作
成します。Windows [ファイル履歴]では、ライブラリ、デスクトップ、連絡先、およびお気に
入りのファイルを定期的および自動的にバックアップするように設定できます。ファイルを
ハードディスク ドライブから誤って削除してしまってごみ箱からも復元できない場合や、ファイ
ルが壊れてしまった場合は、バックアップしたファイルを[ファイル履歴]で復元できます。
Windows を再インストールしてワークステーションをリセットする場合は、ファイルの復元も有
効です。
注記:
[ファイル履歴]は初期設定では有効になっていないため、オンにする必要があります。
Windows [ファイル履歴]を有効にする手順について詳しくは、Windows [ヘルプとサポート]
参照してください。スタート画面で「ヘルプ」と入力して、[ヘルプとサポート]を選択します。
Windows 8 ツールによる復元およびリカバリ
Windows リカバリ ツールから、システムを修復するための複数のオプションにアクセスできます。お
客様の状況および知識に応じて最適な方法を選択してください。
個人用ファイルおよびデータを復元する必要がある場合は、Windows [ファイル履歴]を使用し
て、作成しておいたバックアップから情報を復元できます。
Windows 8
のバックアップ、復元、およびリカバリ
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