User guide

色補正:ユーザー設定
ネイティブのパネル色空間を除き、各色空間は、製品に付属のキャリブレーション ソフトウェアおよ
び測色器(別売の DreamColor キャリブレーション キットに付属)を使用してエンド ユーザーが調整
できます。キャリブレーション ソフトウェアは Windows ベースのアプリケーションで、Windows 7
降のオペレーティング システムを使用する必要があります。キャリブレーションを実行するには、
下の操作を行います。
1. ホスト コンピューターのオプティカル ドライブに DreamColor キャリブレーション キットに付
属のオプティカル ディスクを挿入します。
2. キャリブレーション プログラムをホスト コンピューターにインストールします。
3. 説明に沿って、DreamColor キャリブレーション キットの測色器をモニター パネルの前面に設置
します。
4. キャリブレーション ソフトウェアを実行し、画面の説明に沿って操作します。キャリブレーショ
ンを行って名前を付けられる色空間は、一度に 1 つです。以下の 2 つの調整方法を選択できま
す。
ウィザード モード:アプリケーションがユーザーの環境および使用方法を質問し、使用す
る設定を提案します。
上級者モードキャリブレーション中に、使用するすべての変数を入力するよう求められま
す。
キャリブレーションが完了すると、プロファイルがモニターのメモリに保存されます。最新のキャリ
ブレーション設定を、オンスクリーン ディスプレイ(OSD)メニューからいつでも適用しなおすこと
ができます。
自動 EDID 更新
初期設定では、色空間を切り替えるとディスプレイ EDID が自動更新されます。
自動 EDID 更新が有効になっている場合、アクティブな色空間プリセットを変更するたびに EDID がす
べての入力に対して更新されます。自動
EDID 更新が無効になっている場合、各入力はネイティブ色空
間用の工場出荷時の値に設定されます。
オンスクリーン ディスプレイ(OSD)メニューで自動 EDID 更新の有効/無効を切り替えるには、以下
の操作を行います。
1. フロント パネルの右側にある 5 つのボタンのどれかを押してボタンを有効にします。
2. [メニュー表示]ボタンを押して OSD を表示します。
3. OSD で、[マネージメント][自動 EDID 更新]の順に選択し、[有効にする]または[無効にする]を選
択します。
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4 章 モニターの操作