Deploy Windows Updates Using WSUS and MBSA (Windows-based HP Thin Client)

Thin Clientは再起動後自動的にサービスアカウントにログオンし、サービスが開始されます。サービスの開始

後は、ユーザーの操作は必要ありません。インストールされるWindows更新プログラムによってはシステムの

再起動が要求され、システムが再起動します。システムは再起動後に再びサービスモードになり、すべての

更新プログラムのインストールが完了するまでこの処理が続行されます。サービスの実行中は、

UwfServicingScr.scrスクリーンセーバーがデバイスに表示されます。

Windows更新プログラムがインストールできなかったりエラーが返されたりした場合は、サービスが無効にな

り、UWFを再度有効にした状態でシステムが再起動します。さらに、すべてのファイルおよびレジストリの除

外が元の状態に復元されます。

サービスタスクの作成

以下の操作を行って、更新を環境内で自動化されたスケジュール済みタスクとして構成できます。

1. Thin ClientにAdministratorとしてログオンします。

2. [スタート] > [すべてのアプリ] > [Windows システムツール]の順に選択します。

3. [コマンドプロンプト]を右クリックし、[管理者として実行]を選択します。

4. 以下のコマンドを入力して、UWFを無効にし、システムを再起動します。

uwfmgr filter disable

shutdown -r -t 0

5. システムが再起動したら、Administratorとしてログオンします。

6. [スタート] > [すべてのアプリ] > [Windows 管理ツール] > [タスクスケジューラ]の順に選択します。

7. [タスクスケジューラ]で[操作] > [タスクの作成]の順に選択します。

8. [タスクの作成]ダイアログボックスの[全般]タブで以下の操作を行います。

A. 「Windows Servicing」のように、タスクの名前を入力します。

B. タスクの説明を入力します。

C. [ユーザーまたはグループの変更]を選択し、[UWF-Servicing]（UWF サービス）アカウントを選択して

から[OK]を選択します。

D. [ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する]を選択します。

E. [最上位の特権で実行する]を選択します。

9. [トリガー]タブで、Windows Servicingタスクに使用する時刻と間隔を指定します。

10. [操作]タブで以下のように操作し、サービスを有効にする新規の操作を追加します。

A. [新規]を選択します。

B. [操作]で[プログラムの開始]が選択されていることを確認します。

C. [プログラム/スクリプト]ボックスに以下のコマンドを入力します。

uwfmgr.exe

D. [引数の追加 (オプション)]ボックスに以下の引数を入力します。

servicing enable

E. [OK]を選択します。

11. [操作]タブで、Thin Clientを再起動する新規の操作を追加します。

A. [新規]を選択します。

B. [操作]で[プログラムの開始]が選択されていることを確認します。

C. [プログラム/スクリプト]ボックスに以下のコマンドを入力します。

shutdown.exe

D. [引数の追加 (オプション)]ボックスに以下の引数を入力します。

-r -t 0

E. [OK]を選択します。

12. [タスクの作成]ダイアログボックスで[OK]を選択します。

13. メッセージが表示されたら、Administratorアカウントの資格情報を入力します。