HP ThinPro 5.0-Administrator Guide
Table Of Contents
- ようこそ
- お使いになる前に
- インターフェイスの操作
- [コントロール パネル]の設定
- 共通の接続設定
- Citrix接続
- RDP接続
- VMware Horizon View接続
- Web Browser接続
- その他の接続インターフェイス(HP ThinProの構成のみ)
- HP Smart Client Services
- [Profile Editor]の使用
- トラブルシューティング
- USBのアップデート
- BIOSツール
- フラッシュ ドライブ パーティションのサイズ変更
- HP Smart Zeroログイン画面のカスタマイズ
- レジストリ キー
- root > Audio
- root > CertMgr
- root > ConnectionManager
- root > ConnectionType
- root > DHCP
- root > Dashboard
- root > Display
- root > Network
- root > SCIM
- root > Serial
- root > SystemInfo
- root > TaskMgr
- root > USB
- root > auto-update
- root > background
- root > config-wizard
- root > desktop
- root > entries
- root > keyboard
- root > logging
- root > mouse
- root > screensaver
- root > security
- root > sshd
- root > time
- root > touchscreen
- root > translation
- root > usb-update
- root > users
- root > vncserver
- 索引

●
サーバーは、クライアントが USB リダイレクトを利用できるようにするためにそれをサポート
する必要があります。汎用の USB リダイレクトは、RemoteFX、Windows 8、および Windows
Server 2012 が動作する RDVH サーバーでサポートされています。
●
[コントロール パネル]の[USB マネージャー]のプロトコルを RDP に設定する必要があります。
●
RDP 接続の場合、USB デバイスがリダイレクトされるかどうかは、[USB マネージャー]のコン
トロールによって決定されます。USB デバイスがリダイレクトされる方法は、個々の接続の設
定によって決定されます。
RDP での大容量記憶装置のリダイレクトの使用
初期設定では、RDP セッションは、高レベルのドライブ リダイレクトを使用してすべての大容量記
憶装置をリモート ホストにリダイレクトします。USB フラッシュ ドライブ、USB DVD-ROM ドライ
ブ、外付け USB ハードディスク ドライブなどのデバイスをシステムに接続すると、クライアントは
そのデバイスを検出してローカル ファイル システムにマウントします。その後、RDP が、マウント
されたドライブを検出してリモート ホストにリダイレクトします。リモート ホスト内では、そのド
ライブが Windows エクスプローラーで新しいディスク ドライブとして表示され、<デバイス ラベル
> on <クライアントのホスト名>という名前が付けられます(例:Bill_USB on
HP04ab598100ff)。
この種類のリダイレクトには 3 つの制限があります。
●
デバイスを取り外すためのアイコンがリモート ホストのタスクバーに表示されません。このた
め、デバイスを取り外す前に、コピーされたデータが同期されるまでの時間を十分に取り、デバ
イスが壊れないようにしてください。通常、ファイル コピーのダイアログが消えてから待機する
必要がある時間は 1 秒未満ですが、デバイスの書き込み速度およびネットワークの遅延時間に
よっては、最大で 10 秒間待機することが必要になる場合があります。
●
クライアントでサポートされているファイル システムのみがマウントされます。サポートされ
ているファイル システムは、FAT32、NTFS、ISO9660(CD-ROM)、UDF(DVD-ROM)、およ
び ext3 です。
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デバイスはディレクトリとして扱われるため、フォーマットやディスク ラベルの変更といったド
ライブでよく行われる作業はできません。
ストレージ デバイスの USB リダイレクトは、個々の接続の設定で無効にできます。必要に応じて、
大容量記憶装置のリダイレクトを完全に無効にできます。そのためには、USB リダイレクトを無効に
してから、以下の表で説明しているように、レジストリ キーを変更します。
表 7-7 USB リダイレクトの無効化
レジストリ エントリ 設定する値 説明
root/USB/root/holdProtocolStatic 1
接続が設定または設定解除されたときに USBR タイプが
自動的に変更されないようにします
root/USB/root/protocol local
デバイスをリモート セッションにリダイレクトするため
に RDP 接続が試行されないようにします
USB 大容量記憶装置のローカル マウントを完全に無効にするか、USB 大容量記憶装置のリダイレク
トのみを無効にして他のデバイスのリダイレクトを許可するには、クライアント ファイル システム
で、udev ルール/etc/udev/rules.d/010_usbdrive.rules を削除します。
RDP でのデバイス リダイレクトの使用
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