HP ThinPro 5.1-Administrator Guide
VMware Horizon View の HTTPS および証明書管理の要件
VMware Horizon View Client 1.5 および VMware Horizon View Server 5.0 以上には、HTTPS が必要です。初
期設定では、VMware Horizon View Client は、自己署名証明書(たとえば、VMware Horizon View Manager
の初期設定の証明書)や期限切れの証明書のような、信頼されていないサーバー証明書を警告しま
す。証明書に認証局(CA)の署名があっても、その CA が信頼されていない場合、接続エラーになり、
ユーザーは接続を許可されません。
VMware Horizon View Manager サーバーでは、標準の信頼されているルート CA によって検証された署
名済み証明書を使用することをおすすめします。このような証明書を使用すると、ユーザーは、確認
や特別な設定なしでサーバーに接続できます。内部 CA を使用する場合、以下のタスクのうちどれか
が完了するまで、VMware Horizon View Client 接続はエラーになります。
●
証明書マネージャーを使用して、ファイルまたは URL から証明書をインポートします。
●
リモート プロファイル更新を使用して、証明書をインポートします。
●
VMware Horizon View 接続マネージャーで、[接続のセキュリティ レベル]を[すべての接続を許可
する]に設定します。
表 8-6 VMware Horizon View の証明書のセキュリティ レベル
セキュリティ レベル
安全でない接続
を拒否する
警告 すべての接続
を許可する
証明書
の信
頼度
信頼できる 信頼できる 信頼できる 信頼できる
自己署名 エラー 警告 信頼できない
期限切
れ
エラー 警告 信頼できない
信頼できない エラー エラー 信頼できない
表 8-7 証明書のセキュリティ レベルの定義
レベル 説明
信頼できる 証明書警告ダイアログ表示しないで接続し、緑色の施錠されたアイコンを表
示します
信頼できない 証明書警告ダイアログ
表示しないで接続し
、赤色の解錠されたアイコンを
表
示します
警告 証明書警告ダイアログ表示して接続し、赤色の解錠されたアイコンを表示し
ます
エラー 接続を許可しません
VMware Horizon View の HTTPS および証明書管理の
要件
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