HP ThinPro 6.1-Administrator Guide
VMware Horizon View でのスマート カードのリダイレクト
スマート カードを使用して VMware Horizon View サーバーにログインするには、以下の操作を行いま
す。
1. スマート カード ログインが VMware Horizon View 接続マネージャーで有効になっていることを確
認します。
接続を開始すると、VMware Horizon View Client にサーバー資格情報のリストが表示されます。
2. 資格情報のロックを解除して VMware Horizon View Manager サーバーにアクセスするには、サー
バーの適切な PIN を入力します。
注記:正しい PIN を入力すると、ユーザーの資格情報を使用して、VMware Horizon View Manager サー
バーにログインします。スマート カード ログインをサポートするためのサーバーの設定について詳
しくは、VMware Horizon View の説明書を参照してください。サーバーがスマート カード ログインを
許可する設定になっている限り、ユーザーの資格情報が自動的に渡されるため、PIN を再入力しなく
てもデスクトップにログインします。
注記:VMware Horizon View Manager 管理サーバーにスマート カードでログインするには、Thin Client
にローカルのスマート カード ドライバーをインストールしておく必要があります。スマート カード
ドライバーのインストールについて詳しくは、26 ページの RDP でのスマート カードのリダイレクト
を参照してください。リモート ホストにログインすると、USBR ではなく仮想チャネルによってリ
モート ホストにスマート カードが渡されます。この仮想チャネル リダイレクトにより、電子メール
署名、画面ロックなどのタスクにスマート カードを使用できますが、このスマート カードは、
Windows
の[デバイス マネージャー]にスマート カード デバイスとして表示されない可能性があります。
注記:リモート ホストには、適切なスマート カード ドライバーをインストールしておく必要があり
ます。
VMware Horizon View での Web カメラ リダイレクト
VMware Horizon View クライアントでは、高レベルの Web カメラ リダイレクトがサポートされます。
このリダイレクトは、VMware Horizon View 5.2 Feature Pack 2 以降が動作しているバックエンド サー
バーに接続されている、
x86 ユニットを使用した RTAV による場合にのみサポートされます。その他の
接続方法では高レベルの Web カメラ リダイレクトをサポートしていないため、USBR を使用した Web
カメラのリダイレクトのみを行えます。HP では、内部テストおよび検証に基づいて、基本的な USBR
経由で接続された Web カメラのパフォーマンスが良好でないことを確認しました。HP では、この構
成の使用を推奨しておらず、この機能を必要とするお客様には、RTAV テクノロジを持つ x86 ユニット
を使ったテストを実行してパフォーマンスの満足度を確認するようおすすめしています。USBR を使
用すると、
Web カメラがうまく動作しないか、まったく動作しない場合があります。詳しくは、
24 ページの RDP での USB リダイレクトを参照してください。
VMware Horizon View プロトコルの変更
VMware Horizon View クライアントでは、PCoIP、RDP、または BLAST プロトコルを使用できます。
プロトコルを変更するには、以下の操作を行います。
1. VMware Horizon View クライアントで、利用可能などれかのプロトコルをサポートするプールを選
択します。
2. [接続]メニューで、[設定]を選択します。
3. [Connect Via](接続方法)の横にあるドロップダウン ボックスを使用して、プロトコルを変更し
ます。
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