HP ThinPro 6.1-Administrator Guide
注記:VMware Horizon View Manager を使用して、各デスクトップ プールでどのプロトコルが使用され
るようにするかを設定します。
ヒント:デスクトップ環境を向上させるために PCoIP プロトコルを使用することをおすすめします。
ただし、RDP プロトコルにはカスタマイズ用のオプションがさらに用意されており、低速の接続でも
動作が向上する場合があります。
VMware Horizon View
の
HTTPS
および証明書管理の要件
VMware Horizon View Client 1.5 および VMware Horizon View Server 5.0 以上には、HTTPS が必要です。初
期設定では、VMware Horizon View Client は、自己署名証明書(たとえば、VMware Horizon View Manager
の初期設定の証明書)や期限切れの証明書のような、信頼されていないサーバー証明書を警告しま
す。証明書に認証局(CA)の署名があっても、その CA が信頼されていない場合、接続エラーになり、
ユーザーは接続を許可されません。
VMware Horizon View Manager サーバーでは、標準の信頼されているルート CA によって検証された署名
済み証明書を使用することをおすすめします。このような証明書を使用すると、ユーザーは、確認や
特別な設定なしでサーバーに接続できます。内部
CA を使用する場合、以下のタスクのうちどれかが
完了するまで、VMware Horizon View Client 接続はエラーになります。
●
証明書マネージャーを使用して、ファイルまたは URL から証明書をインポートします。
●
リモート プロファイル更新を使用して、証明書をインポートします。
●
VMware Horizon View 接続マネージャーで、[接続のセキュリティ レベル]を[すべての接続を許可
する]に設定します。
以下の表では、セキュリティ レベルが[安全でない接続を拒否する]に設定されているときの証明書の
信頼度について説明します。
証明書の信頼度
判定
信頼できる 信頼できる
自己署名 エラー
期限切れ エラー
信頼できない エラー
以下の表では、セキュリティ レベルが[警告]に設定されているときの証明書の信頼度について説明し
ます。
証明書の信頼度
判定
信頼できる 信頼できる
自己署名 警告
期限切れ 警告
信頼できない エラー
以下の表では、セキュリティ レベルが[すべての接続を許可する]に設定されているときの証明書の信
頼度について説明します。
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第 4 章 接続インターフェイス