HP ThinPro 7.0-Administrator Guide
診断
以下の表では、RDP 接続を編集しているときに[診断]カテゴリで使用できる設定について説明します。
これらの機能は特定の問題を診断するもので、初期設定では無効になっています。
オプション 説明
RDP ダッシュボードを表示する 有効にすると、RDP ダッシュボードが接続時に表示されます
ヒント:詳しくは、このオプションの横にある[i]アイコンを選択してく
ださい
接続状態グラフを表示する このオプションを有効にすると、接続開始時に RDP サーバーからの応答
時間を示す 2 次元グラフが表示されます
ヒント:詳しくは、このオプションの横にある[i]アイコンを選択してく
ださい
USB リダイレクト分析 この機能を使用すると、リダイレクトされた USB デバイスごとに、現在
のリダイレクト方法を確認および表示できます
ヒント:詳しくは、このオプションの横にある[i]アイコンを選択してく
ださい
シンクロナス X11 パフォーマンスは低下しますが、X11 バッファーが頻繁にフラッシュさ
れます
ログ X11 ログファイルを有効にします [自動フラッシュ]オプションを選択す
ると、パフォーマンスは低下しますが、ログ出力の頻度が高くなります
キャプチャ 1 つのセッションから X11 出力をキャプチャおよび再生できます
詳細設定
注記:
接続を編集しているときに[詳細設定]カテゴリで使用可能な設定については、8 ページの接続の
詳細設定を参照してください。
RemoteFX
RemoteFX は、従来の RDP プロトコルのグラフィックス コンポーネントの後継として設計された高度
なグラフィックス ディスプレイ プロトコルです。RemoteFX はサーバー GPU のハードウェア アクセ
ラレーション機能を使用し、RemoteFX コーデック経由で画面内容をエンコードし、画面の更新を RDP
クライアントに送信します。また、高度なパイプライン テクノロジおよびアダプティブ グラフィック
スを使用して、接続インターフェイス、使用可能な CPU とネットワーク帯域幅、およびレンダリング
速度に基づいて最適な表示環境を提供できるようにします。
RemoteFX は、初期設定で有効になっています。管理者またはユーザーは、RemoteFX を有効にするた
めに設定を変更する必要はありません。RDP クライアントは、接続する RDP サーバーとネゴシエー
ションし、RemoteFX が利用できる場合には RemoteFX を使用します。
注記:
詳しくは、HP ThinPro のホワイト ペーパー『Enabling RemoteFX for RDP』(RDP での RemoteFX
の有効化)(英語版)を参照してください。
22 第 4 章 接続インターフェイス