HP ThinPro 7.1-Administrator Guide
サービス
以下の表では、RDP 接続を編集しているときに[サービス]カテゴリで使用できる設定について説明し
ます。
オプション 説明
サービス RDP サービスを以下のどれかに設定します
● [リモート コンピューター]:このサービスを使用すると、リモート コンピュー
ターへの直接 RDP 接続が作成されます。必要に応じて、リモート アプリケー
ションまたは代替シェルを接続時に起動できます。次の追加オプションを、リ
モート コンピューター サービスで利用できます
– [モード]を[リモート アプリケーション]に設定した場合は、実行するアプ
リケーションのパスを[アプリケーション]フィールドで指定します
– [モード]を[代替シェル]に設定した場合は、代替シェルで実行するアプリ
ケーションの実行コマンドを[コマンド]フィールドで指定します。たと
えば、Microsoft Word を実行する場合は、Word.exe と入力します
[モード]を[代替シェル]に設定した場合は、アプリケーションのプログラ
ム ファイル用のサーバーの作業ディレクトリ パスを[ディレクトリ]
フィールドで指定します。たとえば、Microsoft Word の作業ディレクトリ
は C:¥Program Files¥Microsoft になります
● [RD Web アクセス]:このサービスを使用すると、RemoteApp リソースの一覧
がサーバーから取得されてユーザーに表示され、リソースが選択されたときに
実際の RDP 接続が開始されます。次の追加オプションを RD Web アクセスで
利用できます
– [リソース選択ウィンドウを開いたままにする]:このオプションを選択す
ると、ユーザーはリソース選択ウィンドウで複数のリソースを同時に開く
ことができます
– [単一のリソースを自動起動する]:このオプションを選択すると、単一の
公開されたリソースがある場合はそのリソースが接続時に自動的に起動
します
– [リソース フィルター]および[Web フィード ブラウザー]:ユーザーがリ
ソース選択ウィンドウで選択できるリモート リソースを制限するために
使用できます
– [自動切断タイムアウト]:このオプションを選択すると、セキュリティ対
策として、Web アクセス接続が自動的に閉じられるまでに接続を維持でき
る期間を設定できます
注記:
RD Web アクセスを使用する利点は、ブローカー接続の詳細および負荷
分散 URL が自動的に処理される点にあります
詳しくは、HP ThinPro のホワイト ペーパー『RD Web Access Deployment
Example』(RD Web アクセスの展開例)(英語版)を参照してください
ウィンドウ
以下の表では、RDP 接続を編集しているときに[ウィンドウ]カテゴリで使用できる設定について説明
します。
オプション
説明
ウィンドウの装飾を表示しない この設定により、メニュー バー、最小化オプション、閉じるオプション、
ウィンドウ パネルの枠線などの画面要素が非表示になります
ウィンドウ サイズ ウィンドウのサイズを[フル]、[固定]、または[パーセント]に設定します
24 第 5 章 接続インターフェイス