HP ThinPro 7.1-Administrator Guide
オプション 説明
[EAP-FAST]の場合は、[匿名 ID]、[ユーザー名]、[パスワード]、および[Provisioning
Method](プロビジョニング方法)を設定します。PAC ファイルの設定を変更する必
要はありません
TTLS、PEAP、および TLS について詳しくは、53 ページの有線ネットワーク設定を参
照してください
DNS 設定
以下の表では、ネットワーク マネージャーの[DNS]タブで使用できるオプションについて説明します。
オプション 説明
ホスト名 これは、Thin Client の MAC アドレスに従って自動生成されます。または、カスタム
のホスト名を設定することもできます
DNS サーバー このボックスを使用すると、カスタムの DNS サーバー情報を設定できます
ドメインの検索 このボックスを使用すると、検索対象のドメインを制限できます
HTTP プロキシ
FTP プロキシ
HTTPS プロキシ
これらのボックスを使用すると、以下の形式でプロキシ サーバー情報を設定できま
す
http://<アドレス>:<ポート>
サポート機能が向上するため、3 つのすべてのプロキシ設定に http://プレフィッ
クスを使用することをおすすめします
注記:それらのプロキシ設定は、システムの[http_proxy]、[ftp_proxy]、および
[https_proxy]環境変数に設定されます
IPSec ルール
このタブを使用すると、IPSec ルールを追加、編集、および削除できます。IPSec ルールは、IPSec を使
用して通信を行うシステムごとに同じにする必要があります。
IPSec ルールの設定時は、[全般]タブを使用して、そのルールの情報、アドレス、および認証方法を設
定します。[ソース アドレス]は Thin Client の IP アドレスであり、[相手先アドレス]はその Thin Client
が通信を行おうとしているシステムの IP アドレスです。
注記:
[PSK]および[証明書]認証タイプのみがサポートされています。Kerberos 認証はサポートされて
いません。
[トンネル]タブを使用すると、トンネル モードの設定を行えます。
[フェーズ I]および[フェーズ II]タブを使用すると、高度なセキュリティ設定を構成できます。これら
の設定は、相互に通信するすべてのピア システムで同じにする必要があります。
注記:
IPSec ルールは、Windows が動作しているコンピューターとの通信にも使用できます。
VPN 設定の構成
HP ThinPro では、2 種類の VPN をサポートしています。
● Cisco
● PPTP
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第 9 章 コントロール パネル