HPDM Deployment Guide HP Device Manager 4.7 SP3
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隔は30分となります。デバイスのオペレーティング システムで違いはありません。イメージのサイズのみが影響
します。
3種類のタスク(PXE、FTP、および一般)があります。PXEタスクとは、PXEイメージング タスクです。FTPタス
クとは、ファイル転送が必要なタスクです。(PXEタスクではファイル送信を使用します。)その他すべてのタス
クは一般タスクとなります。タスクの同時実行では、PXEサーバーおよびファイルのリポジトリがボトルネック
となります。
注
ペイロード タスクは、ファイル送信を使ったペイロードを持つ一般タスクとは異なります。HPDMはファイルの
転送にFTP、FTPS、SFTP、およびSMBプロコトルをサポートします。FTPと比べ、FTPS(FTP over SSL)は遅く、
SFTP(SSH File Transfer Protocol)は最も遅くなります。リポジトリでこれらのプロトコルを使用する場合、帯域
幅を最大限に活用するため、バッチごとのユニット数を多めに、バッチ間の間隔を長めに設定してください。
[Configuration Management](設定の管理)ダイアログで、異なるタイプのタスクに対して、タスクのバッチに関
するデフォルトのパラメーターを定義します。
図6:デフォルトのバッチ数および間隔の値の設定
タスクの各タイプには、[Batch Amount](バッチ数)および[Batch Interval](バッチ間隔)の2つのパラメーター
があります。バッチ数とは、1つのタスクにおいて、サーバーが1つのバッチで送信するデバイスの数です。バッ
チ間隔とは、次のバッチのデバイスへタスクを送信するまでサーバーが待機する時間です。
たとえば、FTPのバッチ数が5台のデバイスで、バッチ間隔が2分だとします。ペイロード タスクが12台のデバイ
スに送信されると、サーバーは最初の5台のデバイスにタスクを送信します。2分後、最初の5台のデバイスが終
了したかどうかにかかわらず、サーバーは別の5台にタスクを送信します。さらに2分後、サーバーは残りの2台
にタスクを送信します。
デフォルトのバッチ設定は環境に応じて調整してください。同時タスクのパフォーマンスを向上させるため、
FTPサーバーの設定の調整が必要な場合があります。