HPDM Deployment Guide HP Device Manager 4.7 SP3

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また、送信前に各タスクのバッチ設定を調整して、デフォルトの設定を無視することもできます。
7デフォルトのバッチ数および間隔の値の設定
HPDM Agentの設定
HPDM Agentの設定には、HPDMのパフォーマンスに影響するパラメーターが2つあります。
[Delay Scope](遅延スコープ)HPDM Agentが起動すると、0から[Delay Scope]で設定された値の範囲内でラン
ダムに選択された時間に、HPDM Agentから起動レポートが送信されます。短時間に多数のデバイスを起動する
場合(2分以内に10,000台のデバイスを起動する場合など)[Delay Scope]を長めに設定することで、多数の起
動レポートが短時間でHPDM Serverに届くことがなくなり、ネットワークへの負担を軽減できます。
[Pull Interval](プル間隔)[Pull Interval]は、HPDM Agentがタスクを入手するためにHPDM Gatewayに起動レ
ポートを送信する頻度です。NAT環境ではない場合、HPDM GatewayHPDM Agentに直接接続してタスクを送信
できるため、この機能を有効にする必要はありません。多数のデバイスを管理しており、HPDM Agentのプルを
有効にする必要がある場合は、[Pull Interval]の値に注意してください。
100,000台のデバイスがHPDM Serverにレポートするのには、約30分かかります。
8HPDM Agentでの[Delay Scope]および[Pull Interval]の設定