HPDM Deployment Guide HP Device Manager 4.7 SP3
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ルールの使用
ルールを定義し、HPDM Serverが正しいデバイスへ自動的にタスクを送信するように設定できます。ルールを明確
に定義すると、HPDM ConsoleからHPDM Serverへのネットワーク トラフィックを軽減できるだけでなく、同時タス
ク レポートも減らせます。
ルールには、そのトリガーによって、[Scheduled](スケジュール設定)、[First Contact](最初の接続)、および
[Startup](スタートアップ)の3種類があります。ルール タスクを使わない場合、特定の条件を満たすデバイス
を見つけてタスクを送信するという作業が、管理者の日常作業の大部分を占めることになってしまいます。
[Scheduled]ルールを使用すると、HPDM ConsoleからHPDM Serverへのトラフィックを軽減できます。HPDM Console
から手動で多数のデバイスへタスクを送信していると、タスクを開始するのに数分、またはそれ以上の時間がか
かる場合があります。これらのデバイスを見つけるフィルターを定義し、[Scheduled]ルールを作成して、HPDM
Consoleからの大量のリクエスト メッセージがHPDM Serverに押し寄せてくることがないよう、ターゲット デバイ
スのリストをHPDM Serverに生成させることができます。
[Startup]ルールを定義して、HPDM Serverにデバイスの起動レポートが届いたときに、デバイスへタスクを送信す
るかどうかをHPDM Serverに確認させることができます。また、[First Contact]ルールを定義して、デバイスが初め
て登録されたときに、新しいデバイスへタスクを送信するかどうかをHPDM Serverに確認させることができます。
これで、デバイスが別々のタイミングで起動する環境で、タスク レポートに使用される帯域幅を低減します。