HPDM Deployment Guide HP Device Manager 4.7 SP3
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• タスク100件ごとに1 MB追加します。
リポジトリのディスク使用領域
リポジトリのディスク使用領域は、ペイロード量、特にデバイスのオペレーティング システムのイメージに応じ
て増大します。ディスク領域がすべてのペイロードおよびツールを格納するのに十分なサイズであることを確認
してください。
表2:リポジトリに確保する推奨サイズ
WES 2009 2 GB
WES 7 4 GB
WES 8 5 GB
HP ThinPro 1 GB
注
すべてのハードウェア構成は、同等の仮想設定を行った仮想マシンでテストされています。
この表は、各HPDMコンポーネントを1台のコンピューターに入れた場合に推奨される最小サイズの環境です。
1台のコンピューターに複数のHPDMコンポーネント、または他のソフトウェア サービスを展開する場合は、パラ
メーターを増加させてください。その他の展開の要素がハードウェア要件に影響する場合もあります。
ネットワーク環境
ネットワーク帯域幅や、HPDMコンポーネントがサブネットに展開されているかどうかなど、HPDMの展開に影響
する可能性のあるネットワーク要素は多く存在します。デバイスをNAT環境に置く必要がある、デバイスを異な
る地域で展開する必要がある、またはHPDMコンポーネントから直接インターネットに接続できないなど、ネット
ワーク戦略も企業によって異なります。HPDMは状況に応じて展開してください。
大規模な展開を管理するには、HPDM ServerおよびHPDM Gatewayサービスをデータベースと同じサブネット上にイ
ンストールすることをおすすめします。クライアント オペレーティング システムではハーフオープン接続の制限
があるため、サーバータイプのオペレーティング システムが必要です。
HPDM Serverとデータベース サーバー間のネットワーク遅延はパフォーマンスに大きく影響するため、HPDM
Serverはできるだけデータベース サーバーの近くに展開することをおすすめします。HPDM Serverとデータベース
間のネットワーク遅延が30ミリ秒を超えると、HPDM Consoleユーザーに対する明らかな遅延が発生します。また、
チャイルド リポジトリもできるだけ関連するデバイスの近くに展開することをおすすめします。
注
遅延を回避できない場合は、…\Server\conf\wrapper.conf を開き、HPDM Server 側のwrapper.conf で
wrapper.startup.timeoutの値を増加させます。デフォルト値は300秒です。これにより、HPDM Serverのデータ
ベース遅延に対する耐性が高まります。
デバイスの数
管理デバイスの総数が増加したら、より強力なサーバーレベルのハードウェア構成(RAIDなど)を使用します。1
つのHPDMの展開で推奨されるデバイスの最大台数は100,000台です。ラボのテストでは、HPDMはこの台数以内で
最も効率的に動作することが示されています。
HPDMの利用に関する最近のお客様事例では、以下の点に考慮した場合、1つのHPDM Serverで最大100,000台のデ
バイスを管理できることが確認されています。