Windows Embedded 8.1 Industry Pro for HP Thin Client-Administrator Guide

HP ThinShell(一部の Thin Client のみ)
重要[HP ThinShell][HP Easy Shell]に置き換えられました15 ページの HP Easy Shell を参照してくだ
さい)
[HP ThinShell]は、標準ユーザー(管理者以外)側のキオスク モード(シェル置き換え)機能を有効に
するためのクライアント自動化ツールです。
[HP ThinShell]を開くには、以下の操作を行います。
[コントロール パネル]で、[HP ThinShell Conguration]を選択します。
詳しくは、HP ThinShell 管理者ガイド』を参照してください。
HP ThinState
重要:[HP ThinUpdate]には、[HP ThinState]を置き換えることを目的としたイメージング機能が含まれ
ています(17 ページの HP ThinUpdate を参照してください)
[HP ThinState]を使用すると、HP Thin Client イメージをキャプチャできます。キャプチャしたイメージ
は、モデルおよびハードウェアが同一の別の HP Thin Client に展開できます。
注意HP では、同じイメージに基づく HP ThinState キャプチャおよび展開サイクルの実行を 3 回まで
サポートしています。サイクルの実行が 3 回を超えると、イメージが破損する場合があります。
[HP ThinState]によるキャプチャを実行するには、以下の操作を行います。
1. イメージのキャプチャ元となる Thin Client で、BIOS で最初に起動するデバイスが USB に設定され
ていることを確認します。
2. UWF を無効にします。
3. オンボードのフラッシュ ドライブよりもサイズの大きい USB フラッシュ ドライブを挿入しま
す。
4. [コントロール パネル]で、[HP ThinState キャプチャ]を選択します。
5. 画面の説明に沿って操作します。
注記:
FAT32 ファイル システムを使用する 1 GB ドライブとして、フォーマットされた USB フラッ
シュ ドライブが検出されます。これは、USB フラッシュ ドライブが 2 つのパーティションでフォー
マットされたためです。FAT32 パーティションには、ブート手順が含まれています。NTFS ファイル シ
ステムを使用する 2 つ目のパーティションにはイメージが含まれていますが、ドライブの内容を表示
しているときには検出されません。
この USB フラッシュ ドライブを使用して、モデルおよびハードウェアが同一の別の HP Thin Client に、
キャプチャ イメージを展開できます。
注記:
[HP ThinState キャプチャ]では、キャプチャ イメージのサイズによっては、大きいサイズのフ
ラッシュからイメージをキャプチャし、それよりも小さいサイズのフラッシュに展開することも可能
です。
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6 章 管理ツール