HP Sure Sense-User Guide

お使いになる前に

HP Sure Sense は、ディープラーニングモデルを用いて悪意のあるファイルを検出し、マルウェア、

ゼロデイ攻撃、ランサムウェア、および APT（Advanced Persistent Threat）攻撃からお使いのコンピュー

ターを守ります。

HP Sure Sense は、以下のコンポーネントを使用します。

● 予測モデル：軽量のディープラーニング予測モデルです。これによって、サイバー脅威が自律的

に検出され、ゼロデイ攻撃や APT に対する保護が有効になります。

● ファイルレピュテーションクラウドサービス：既知のファイルに関するクラウドベースの情報

データベースであり、2 番目の階層の分類を追加します。このオプションが有効になっている場

合、

PE（Portable Executable）ファイルのハッシュがクラウドのファイルレピュテーションサー

ビスに送信されます。

● コンテンツデリバリネットワーク：HP Sure Sense の最新の予測モデルとソフトウェア更新プロ

グラムを配信するシステムです。

メインメニュータブ

メインメニューには、以下のタブが含まれています。

● [状態]：保護の状態や脅威の概要などの情報が表示されます。

● [アラートログ]：セキュリティイベントおよびログを一覧表示するテーブルが表示されます。セ

キュリティ、更新、および管理についての情報が含まれています。このページでは、セキュリ

ティ警告に関する詳しい情報を表示したり、その他の操作を実行したりできます。

● [検疫]：検疫のために隔離されたすべてのファイルを一覧表示するテーブルを表示します。各エ

ントリは、一意のハッシュ値に基づいています。エントリには、ファイルおよびファイルの元の

場所に関する情報が含まれます。[操作]列から検疫のために隔離されたファイルを復元できま

す。

● [設定]：通知を表示するかどうかの設定、コンソール言語の設定、その他の設定の管理を行うこ

とができます。[詳細設定]を表示または変更するには、[編集]を選択し、管理者の資格情報を入

力します。

フルスキャン

フルスキャンでは、コンピューターのローカルドライブ上に存在するすべてのファイルが分析されま

す。悪意のあるファイルとして識別されると、そのファイルはブロックされ、検疫のために隔離され

ます。

脅威からの強化された保護

脅威からの強化された保護が有効になっている場合は、実行中のすべてのプロセスの動作を監視して

マルウェアを探します。プロセスがランサムウェアとして識別された場合、そのプロセスは終了され

ます。

メインメニュータブ