HP Sure Sense-User Guide

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セキュリティ プロセス
マルウェアからの保護
コンピューターのローカル ドライブに追加されたすべてのファイルが自動的にスキャンされ、分析さ
れます。悪意のあるファイルとして識別されると、以下の操作が行われます。
ファイルがブロックされ、検疫のために隔離されます。検疫プロセスがファイルを検疫フォル
ダーにコピーし、ファイルを元の場所から削除し、検疫テーブルにファイルを追加します。
[アラート ログ]ページにイベントが追加されます。脅威から保護されていることを示す通知が
表示されます。通知をクリックすると、関連するエントリが強調表示された状態で[検疫]ページ
が表示されます。
注記外部ストレージ デバイスの悪意のあるファイルはブロックされて実行できなくなりますが、
疫のための隔離は行われません。
検疫のために隔離されたファイルの復元および削除
検疫フォルダーに移動したファイルは、必要に応じて復元または削除できます。復元されたファイル
は元の場所に移動し、実行できるようになります。検疫のために隔離されたファイルを削除すると、
検疫テーブルからそのエントリが削除され、検疫フォルダーからファイルが削除されます。ファイル
の分類は変更されず、ファイルの新しいインスタンスはすべてブロックされ、検疫のために隔離され
ます。
検疫のために隔離されたファイルを削除または復元するには、以下の操作を行います。
1. [検疫]ページを開きます。
2. 削除するファイルを選択します。[操作]アイコンを選択します。
3. オプションから[ファイルの復元]または[ファイルの削除]を選ぶか、[ファイルの詳細]を表示しま
す。
重要:
検疫のために隔離されたファイルを復元する場合は、ファイルがマルウェアではないことを確
認してから復元してください。
すべてのファイルを一度に削除するには、以下の操作を行います。
[検疫]ページで、検索ボックスの右側にあるごみ箱アイコンを選択します。
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2 章 セキュリティ プロセス