HP Sure Sense-User Guide
信頼できるファイルの追加および削除
信頼できるファイルとは、ブロックされた後、ユーザーによって復元され、実行を許可されたファイ
ルです。信頼できるファイルは、[検疫]ページまたは[アラート ログ]ページから、信頼できるファイ
ルの一覧に追加します。プロセスは、[アラート ログ]ページからのみ、信頼できるファイルの一覧に
追加できます。
信頼できるファイルの一覧に追加されたファイルは、元のフォルダーに復元され、検疫フォルダーか
ら削除されます。信頼できるファイルの一覧に追加されたプロセスは、実行を許可され、ランサム
ウェアの動作監視の対象外になります。信頼できるファイルの一覧に追加されたファイルおよびプ
ロセスは、スキャンされません。
信頼できるファイルまたはプロセスを追加するには、以下の操作を行います。
1. [アラート ログ]ページを開きます。
2. 追加するファイルまたはプロセスのエントリで、[操作]アイコンを選択します。
3. ファイルを追加するには、[ファイルの復元]を選択します。
プロセスを追加するには、[[信頼できるファイル]に追加]を選択します。
重要:信頼できるファイルの一覧にファイルまたはプロセスを追加する場合は、マルウェアでは
ないことを確認してから追加してください。
信頼できるファイルの一覧からファイルまたはプロセスを削除するには、以下の操作を行います。
1. [設定]ページで、[信頼できるファイルの編集]を選択します。
2. 削除するファイルまたはプロセスを選択し、[操作]アイコンを選択します。
3. ファイルを削除するには、[検疫ファイル]を選択します。
プロセスを削除するには、[一覧から削除]を選択します。
除外
フォルダーおよびプロセスは、[除外]オプションを使用してスキャンされないようにすることもでき
ます。
重要:
フォルダーを除外リストに追加する前に、以下の対策を行うことをおすすめします。
● 読み取り専用フォルダーのみを追加すると、信頼できるフォルダーが攻撃者によって悪用される
可能性を最小限に抑えることができます。
● 一時フォルダーを追加しないでください。マルウェアは、モジュールを一時フォルダーに書き込
む傾向があります。この推奨事項は、Windows®または system32 などのシステム フォルダーに
も該当します。
● 特定のソリューションに対して誤検知が繰り返される場合は、ソリューションのベンダーに推奨
事項を問い合わせてください。
除外リストにアクセスするには、以下の操作を行います。
1. [設定]ページを開き、[詳細設定]まで下にスクロールします。
2. [[除外]の編集]を選択します。
信頼できるファイルの追加および削除
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