ユーザー ガイド
© Copyright 2016 HP Development Company, L.P. AMD は、Advanced Micro Devices, Inc.の商標ま たは登録商標です。Bluetooth は、その所有 者が所有する商標または登録商標であり、 使用許諾に基づいて HP Inc.
安全に関するご注意 警告!低温やけどをするおそれがありますので、ひざなどの体の上にコンピューターを置いて使用し たり、肌に直接コンピューターが触れている状態で長時間使用したりしないでください。肌が敏感な 方は特にご注意ください。また、コンピューターが過熱状態になるおそれがありますので、コン ピューターの通気孔をふさいだりしないでください。コンピューターが過熱状態になると、やけどや コンピューターの損傷の原因になる可能性があります。コンピューターは、硬く水平なところに設置 してください。通気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置し たり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダ プターを肌に触れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いた りしないでください。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950-1)で定められた、ユーザーが触れる表面
iv 安全に関するご注意
プロセッサの構成設定(一部の製品のみ) 重要:一部の製品のコンピューターは、インテル® Pentium®プロセッサ N35xx/N37xx シリーズまたは インテル Celeron®プロセッサ N28xx/N29xx/N30xx/N31xx シリーズおよび Windows®オペレーティング システムで構成されています。お使いのコンピューターが説明のとおりに構成されている場合は、 msconfig.
vi プロセッサの構成設定(一部の製品のみ)
目次 1 ようこそ ...................................................................................................................................................... 1 情報の確認 ............................................................................................................................................................ 2 2 各部の名称と機能概要 .................................................................................................................................. 4 ハードウェアの確認 ............................
モデムの使用(一部の製品のみ) ............................................................................................... 24 モデム ケーブルの接続 ................................................................................................ 25 各国または地域仕様のモデム ケーブル アダプターの接続 ................................... 25 4 画面の操作 ................................................................................................................................................. 26 タッチパッドおよびタッチ スクリーン ジェスチャの使用 .................................
[HP バッテリ チェック]の使用 .................................................................................... 38 バッテリ充電残量の表示 ............................................................................................. 38 バッテリの放電時間の最長化 ..................................................................................... 39 ロー バッテリ状態への対処 ........................................................................................ 39 ロー バッテリ状態の確認 .........................................................................
[ディスク クリーンアップ]の使用 ................................................................................................ 52 [HP 3D DriveGuard]の使用(一部の製品のみ) ........................................................................... 52 [HP 3D DriveGuard]の状態の確認 ................................................................................. 53 プログラムおよびドライバーの更新 ............................................................................................................. 53 コンピューターの清掃 .................................
12 仕様 .......................................................................................................................................................... 69 入力電源 ............................................................................................................................................................. 69 動作環境 ............................................................................................................................................................. 69 13 静電気対策 .......
xii
1 ようこそ 最大限に活用するため、コンピューターのセットアップおよび登録が終了したら、以下の操作を行う ことをおすすめします。 ● ヒント:開いているアプリケーションまたは Windows デスクトップからコンピューターのスター ト画面にすばやく戻るには、キーボードの Windows キー を押します。Windows キーをもう 一度押すと、前の画面に戻ります。 ● インターネットへの接続:インターネットに接続できるように、有線ネットワークまたは無線 ネットワークをセットアップします。詳しくは、20 ページの「ネットワーク接続」を参照して ください。 ● ウィルス対策ソフトウェアの更新:ウィルスによる被害からコンピューターを保護します。この ソフトウェアは、お使いのコンピューターにプリインストールされています。詳しくは、 49 ページのウィルス対策ソフトウェアの使用を参照してください ● コンピューター本体の確認:お使いのコンピューターの各部や特徴を確認します。詳しくは、 4 ページの「各部の名称と機能概要」および26 ページの「画面の操作」を参照してくださ い。 ● インストールされ
情報の確認 このガイドに記載されている情報を確認した後は、下の表に記載されている説明書や Web サイトも参 照してください。 リソース 『セットアップ手順』ポスター(印刷物) HP のサポート 日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/ support/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサ ポートについては、http://welcome.hp.com/country/us/en/ wwcontact_us.
リソース 内容 または ▲ タスクバーにある疑問符のアイコンをクリックします。 [自分の PC]→[仕様]タブ→[ユーザー ガイド]の順に選択 します 限定保証規定* ● このコンピューターの具体的な保証内容 日本向けの日本語モデルに適用される HP 限定保証規定は、 製品に付属の小冊子、『サービスおよびサポートを受けるに は』に記載されています * HP 限定保証規定は、国や地域によっては、お使いの製品に収録されているドキュメントまたは製品に付属の CD や DVD に収録されているドキュメントに示されています。日本向けの日本語モデル製品には、保証内容を 記載した小冊子、 『サービスおよびサポートを受けるには』が付属しています。また、日本以外でも、印刷物の 保証規定が製品に付属している国や地域もあります。保証規定が印刷物として提供されていない国または地域 では、コピーを入手できます。http://www.hp.
2 各部の名称と機能概要 ハードウェアの確認 どのようなハードウェアがコンピューターに取り付けられているかを調べるには、以下の操作を行い ます。 ▲ タスクバーの検索ボックスで「デバイス マネージャー」と入力して、[デバイス マネージャー] アプリを選択します。 コンピューターに取り付けられているすべてのデバイスの一覧が表示されます。 システムのハードウェア コンポーネントおよびシステム BIOS のバージョン番号に関する情報を確認 するには、fn + esc キーを押します(一部の製品のみ)。 ソフトウェアの確認 コンピューターにインストールされているソフトウェアを確認するには、以下の操作を行います。 ▲ [スタート]ボタンを選択して、[すべてのアプリ]を選択します。 または [スタート]ボタンを右クリックし、[プログラムと機能]を選択します。 注記:ソフトウェアによっては表示されないものもあります。 4 第 2 章 各部の名称と機能概要
右側面の各部 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 説明 (1) USB Type-C ポート(電源オフ USB チャージ機能対応) USB Type-C コネクタを持つデバイスを接続します。携帯 電話、コンピューター、タブレット、MP3 プレーヤーなど の製品を充電できます (2) USB 3.
名称 説明 (9) オプティカル ドライブ イ ジェクト ボタン(一部の製品 のみ) オプティカル ドライブのディスク トレイを引き出せるよ うにします (10) オーディオ出力(ヘッドフォ 別売または市販の別途電力が供給されているステレオ ス ン)/オーディオ入力(マイク) ピーカー、ヘッドフォン、イヤフォン、ヘッドセット、テ レビ オーディオ ケーブルなどを接続します。市販のヘッ コンボ コネクタ ドセット マイクを使用する場合もここに接続します。こ のコネクタは、市販の単独のマイクには対応していません 警告!突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、 音量の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、また はヘッドセットを使用してください。安全に関する情報 について詳しくは、『規定、安全、および環境に関するご 注意』を参照してください このガイドを表示するには、以下の操作を行います 1. タスクバーの検索ボックスで「support」と入力して [HP Support Assistant]アプリを選択します または タスクバーにある疑問符のアイコンをクリックしま す 2.
左側面の各部 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 (1) 説明 セキュリティ ロック ケーブ ル用スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに 接続します 注記:セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありま すが、コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に防 ぐものではありません (2) 通気孔 コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気 を通します 注記:(ファンレス モデルを除く)コンピューターのファ ンは、内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐために自 動的に作動します。通常の操作を行っているときに内部 ファンが回転したり停止したりしますが、これは正常な動 作です (3) USB 2.
名称 説明 (5) メディア カード スロット 情報の保存、管理、共有、およびアクセスを可能にする別 売のメディア カードを読み取ります (6) ドライブ ランプ ● 白色で点滅:ハードドライブにアクセスしています ● オレンジ色に点灯:[HP 3D DriveGuard]によってハード ドライブが一時停止しています 注記:[HP 3D DriveGuard]について詳しくは、52 ページの [HP 3D DriveGuard]の使用(一部の製品のみ)を参照してく ださい (7) 電源コネクタ AC アダプターを接続します (8) バッテリ ランプ 外部電源が接続されている場合: ● 白色:バッテリの充電が 90%を越えています ● オレンジ色:バッテリの充電が 0~90%完了していま す ● 消灯:バッテリが充電されていません 外部電源が接続されていない(バッテリが充電されていな い)場合: 8 ● オレンジ色で点滅:バッテリがロー バッテリ状態に達 しています。完全なロー バッテリ状態になった場合 は、バッテリ ランプがすばやく点滅し始めます ● 消灯
ディスプレイの各部 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 説明 (1) 無線 LAN アンテナ*(一部の製 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無線信号を 品のみ) 送受信します (2) 無線 WAN アンテナ*(一部の製 無線ワイド エリア ネットワーク(無線 WAN)で通信する無線信号を送 品のみ) 受信します (3) 内蔵マイク(モデルによって 1 つまたは 2 つ) サウンドを集音、録音します (4) Web カメラ ランプ(一部の製 品のみ) Web カメラの使用中に点灯します (5) Web カメラ(一部の製品のみ) 動画を録画したり、写真を撮影したりします。一部のモデルでは、動 画のストリーミングによるビデオ会議やオンライン チャットができま す Web カメラを使用するには、以下の操作を行います ▲ タスクバーの検索ボックスで「カメラ」と入力して[カメラ]を選択 します * アンテナはコンピューターの外側からは見えません。送受信が最適に行われるようにするため、アンテナの 周囲には障害物を置かないでください。
表面の各部 タッチパッド 名称 10 説明 (1) タッチパッド ゾーン 指によるジェスチャを読み取り、画面上のポインターを移 動したり項目をアクティブにしたりします (2) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (3) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します 第 2 章 各部の名称と機能概要
ランプ 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。下の図は英語版のキー配列です。 日本語版とは配列および個別のキーの形が若干異なります。 名称 (1) 説明 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターはスリープ状態で、省電力状態 になっています。ディスプレイおよびその他の不要 なコンポーネントの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、 休止状態になっています。休止状態は、最小限の電力 を使用する省電力状態です (2) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっていて、アルファベットが大 文字で入力されます (3) マイクの消音ランプ ● オレンジ色:マイクのサウンドがオフになっています ● 消灯:マイクのサウンドがオンになっています (4) Num Lock ランプ 点灯:Num Lock がオンになっています (5) 無線ランプ 点灯:無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバ イスや Bluetooth® デバイスなどの内蔵
ボタン、スピーカー、および指紋認証システム 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。下の図は英語版のキー配列です。 日本語版とは配列および個別のキーの形が若干異なります。 名称 (1) 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを 押すと、電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときにボタンを 短く押すと、スリープが開始されます ● コンピューターがスリープ状態のときにボタンを短 く押すと、スリープが終了します ● コンピューターが休止状態のときにボタンを短く押 すと、休止状態が終了します 注意:電源ボタンを押したままにして電源を切断すると、 保存されていない情報は失われます コンピューターが応答せず、シャットダウン手順を実行で きないときは、電源ボタンを 5 秒程度押したままにする と、コンピューターの電源が切れます 電源設定について詳しくは、電源オプションを確認してく ださい ▲ タスクバーの検索ボックスで「電源」と入力して[電源 とスリープの設定]を選択します または [スタート]ボタンを右クリックして[電源オプション] を
名称 説明 無線接続を確立するには、事前に無線ネットワークがセッ トアップされている必要があります (4) ミュート(消音)ボタン スピーカーの音を消したり音量を元に戻したりします (5) 指紋認証システム(一部の製 品のみ) パスワードの代わりに指紋認証を使用して Windows にロ グオンできます 表面の各部 13
特別なファンクション キー 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。下の図は英語版のキー配列です。 日本語版とは配列および個別のキーの形が若干異なります。 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を 表示します (2) fn キー ファンクション キー、num lk キー、または esc キーと組み 合わせて押すことによって、頻繁に使用するシステムの機 能を実行します 15 ページのホットキーの使用を参照してください (3) Windows キー [スタート]メニューを開きます 注記:Windows キーをもう一度押すと、[スタート]メニュー を閉じます (4) 内蔵テンキー キーボードのアルファベット キーに重なって表示される テンキーで、加算や減算などの計算作業を実行できます。 Num Lock 機能がオンになっているときは、外付けテンキー と同様に使用できます。上の図は英語版のキー配列です。 日本語版のキー配列とは若干異なりますが、内蔵テンキー の位置は同じです (5) Windows アプリケーション
ホットキーの使用 ホットキーを使用するには、以下の操作を行います。 ▲ fn キーを押してから、以下のアイコンで示されている適切なファンクション キーを押します。 fn キーと一緒に押 すファンクション キー 説明 スリープを開始します。これによって、情報がシステム メモリに保存されます。ディスプ レイおよびその他のシステム コンポーネントはオフになり、節電されます スリープを終了するには、電源ボタンを短く押します 注意:情報の損失を防ぐために、スリープを開始する前に必ずデータを保存してください キーボードのバックライトをオンまたはオフにします 注記:バッテリ電源を節約するには、この機能をオフにします システムに接続されているディスプレイ間で画面を切り替えます。たとえば、コンピュー ターに外付けモニターを接続している場合は、このキーを繰り返し押すと、コンピュー ター本体のディスプレイ、外付けモニターのディスプレイ、コンピューター本体と外付け モニターの両方のディスプレイのどれかに表示画面が切り替わります このキーを押したままにすると、画面輝度が一定の割合で徐々に下がります このキーを押したままにする
裏面の各部 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 (1) 説明 底面カバー(モデルによって× ハードドライブ ベイ、無線 LAN モジュール スロット、無 1 または×2) 線 WAN モジュール スロット、SIM カード スロット、およ びメモリ モジュール スロットがあります 注意:システムの応答停止を防ぐため、無線モジュールを 交換する場合は、各国/地域の無線デバイスの認定/承認機 関でこのコンピューター用に認定された製品のみを使用 してください。モジュールを交換した後にエラー メッ セージが表示される場合は、モジュールを取り外してコン ピューターを元の状態に戻してから、HP のサポート窓口 にお問い合わせください ▲ タスクバーの検索ボックスで「support」と入力して [HP Support Assistant]アプリを選択します または タスクバーにある疑問符のアイコンをクリックしま す (2) SIM カード スロット、または SIM カードロック ヒンジ コネ クタ(一部の製品のみ) SIM(Subscriber Identity Module)カー
ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決するために問い合わせたり、コ ンピューターを日本国外で使用したりするときに必要な基本情報が記載されています。 重要:このセクションで説明するラベルの位置については、コンピューターの裏面、バッテリ ベイ 内、底面カバーの裏面、またはディスプレイの背面を確認してください。 ● サービス ラベル:お使いのコンピューターを識別するための重要な情報が記載されています。 HP のサポート窓口にお問い合わせになるときに、シリアル番号や、製品番号またはモデル番号 を尋ねられることがあります。お問い合わせになる前に、これらの番号を確認しておいてくださ い。 サービス ラベルは、下に示す例のどれかのような外観です。お使いのコンピューターのサービス ラベルに近い図を参照してください。 名称 名称 (1) シリアル番号 (3) 保証期間 (2) 製品番号 (4) モデル番号(一部の製品のみ) 名称 名称 (1) HP 製品名(一部の製品のみ) (4) シリアル番号 (2) モデル番号 (5) 保証期間 (3) 製品 I
SIM カードの装着(一部の製品のみ) 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 注意:コネクタの損傷を防ぐため、SIM カードを装着するときは無理な力を加えないでください。 SIM カードロック ヒンジ コネクタ付きのコンピューター SIM カードを装着するには、以下の操作を行います。 1. [シャットダウン]コマンドを使用して、コンピューターの電源を切ります。 2. ディスプレイを閉じます。 3. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 4. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 5. 安定した平らな場所に、コンピューターの底面が上になるようにして置きます。 6. 底面カバーを取り外します。 7. SIM カードロック ヒンジ コネクタを開きます。 8.
SIM カードを取り出すには、SIM カードコネクタのヒンジを上向きに回転させ、固定を解除してからコ ネクタから取り出します。 SIM カード スロット付きのコンピューター SIM カードを装着するには、以下の操作を行います。 1. [シャットダウン]コマンドを使用して、コンピューターの電源を切ります。 2. ディスプレイを閉じます。 3. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 4. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 5. 安定した平らな場所に、コンピューターの底面が上になるようにして置きます。 6. 底面カバーを取り外します。 7.
3 ネットワーク接続 お使いのコンピューターは、どこへでも持ち運べます。しかし、自宅にいるときでも、コンピュー ターを有線または無線ネットワークに接続して使用すれば、世界中を検索して何百万もの Web サイト の情報を参照できます。この章では、ネットワークで世界と接続する方法について説明します。 無線ネットワークへの接続 お買い上げいただいたコンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つまたは複数内蔵されている場 合があります。 ● 無線 LAN デバイス:会社の事務所、自宅、および公共の場所(空港、レストラン、コーヒー ショッ プ、ホテル、大学など)で、コンピューターを無線ローカル エリア ネットワーク(一般に、無 線 LAN ネットワーク、無線 LAN、WLAN と呼ばれます)に接続します。無線 LAN では、コンピュー ターのモバイル無線デバイスは無線ルーターまたは無線アクセス ポイントと通信します。 ● HP モバイル ブロードバンド モジュール(一部の製品のみ):より広い範囲での無線接続を実現 する、無線ワイド エリア ネットワーク(無線 WAN)デバイスです。モバイル ネットワーク事業
オペレーティング システムの制御機能 オペレーティング システムの制御機能である[ネットワークと共有センター]では、接続またはネット ワークのセットアップ、ネットワークへの接続、およびネットワークの問題の診断と修復が行えま す。 [ネットワークと共有センター]にアクセスするには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの検索ボックスに「コントロール」と入力して、[コントロール パネル]を選択しま す。 2.
HP モバイル ブロードバンドの使用(一部の製品および一部の国や地域のみ) HP モバイル ブロードバンド コンピューターは、モバイル ブロードバンド サービスをあらかじめサ ポートしています。この新しいコンピューターでモバイル事業者のネットワークを使用すると、無線 LAN スポットなしで、インターネットへの接続、電子メールの送信、および企業ネットワークへの接 続が可能になります。 注記:お使いのコンピューターで[HP Mobile Connect]を使用できる場合、このセクションで説明する手 順は適用されません。22 ページの[HP Mobile Connect Pro]の使用(一部の製品のみ)を参照してくだ さい。 モバイル ブロードバンド サービスを有効にするには、HP モバイル ブロードバンド モジュールの IMEI 番号および MEID 番号が必要な場合があります。番号は、コンピューターの裏面、バッテリ ベイ内、 底面カバーの裏面、またはディスプレイの背面のラベルに印刷されている場合があります。 または 以下の操作を行って番号を確認できます。 1.
Bluetooth 無線デバイスの使用(一部の製品のみ) Bluetooth デバイスによって近距離の無線通信が可能になり、以下のような電子機器の通信手段を従来 の物理的なケーブル接続から無線通信に変更できるようになりました。 ● コンピューター(デスクトップ、ノートブック、タブレット) ● 電話機(携帯、コードレス、スマートフォン) ● イメージング デバイス(プリンター、カメラ) ● オーディオ デバイス(ヘッドセット、スピーカー) ● マウス ● 外付けキーボード Bluetooth デバイスは、Bluetooth デバイスの PAN を設定できるピアツーピア機能を提供します。 Bluetooth デバイスの設定および使用方法については、[はじめに]アプリを参照してください。 ▲ [スタート]ボタン→[はじめに]アプリの順に選択します。 Bluetooth デバイスの接続 Bluetooth デバイスを使用する前に、Bluetooth 接続を確立する必要があります。 1.
有線ネットワーク(LAN)への接続 一部の製品では、有線ネットワーク(ローカル エリア ネットワーク(LAN)およびモデム接続)を使 用できる場合があります。LAN 接続ではネットワーク ケーブルを使用しており、電話ケーブルを使用 するモデムよりも大幅に高速で接続できます。これらのケーブルは別売です。 警告!火傷や感電、火災、および装置の損傷を防ぐため、モデム ケーブルまたは電話ケーブルを RJ-45 (ネットワーク)コネクタに接続しないでください。 ローカル エリア ネットワーク(LAN)への接続(一部の製品のみ) コンピューターを自宅のルーターに無線ではなく有線で接続する場合、または会社等の既存のネット ワークに接続する場合は、有線 LAN 接続を使用します。 有線 LAN に接続するには、別売の 8 ピンの RJ-45 ネットワーク ケーブル、またはコンピューターに RJ-45 コネクタがない場合は別売のドッキング デバイスや拡張ポートを使用する必要があります。 ネットワーク ケーブルを接続するには、以下の操作を行います。 1.
モデム ケーブルの接続 モデム ケーブルを接続するには、以下の操作を行います。 1. モデム ケーブルをコンピューター本体のモデム コネクタに差し込みます(1)。 2. モデム ケーブルのもう一方の端を電話回線用モジュラー コンセントに接続します(2)。 注記:モデム ケーブルに、テレビやラジオからの干渉を防止するノイズ抑制コア(3)が取り付 けられている場合は、コアが取り付けられている方の端をコンピューターに接続します。 各国または地域仕様のモデム ケーブル アダプターの接続 モジュラー コンセントは、国や地域によって異なります。モデムおよびモデル ケーブルを国や地域の 外で使用する場合は、各国または地域仕様のモデム ケーブル アダプターを用意する必要があります。 RJ-11 モデム コネクタ以外のアナログ電話回線用モジュラー コンセントにケーブルを接続するには、 以下の操作を行います。 1. モデム ケーブルをコンピューター本体のモデム コネクタに差し込みます(1)。 2. モデム ケーブルをモデム ケーブル アダプターに接続します(2)。 3.
4 画面の操作 以下の方法でコンピューター画面を操作できます。 ● コンピューター画面で直接タッチ ジェスチャを使用する(一部の製品のみ) ● タッチパッドでタッチ ジェスチャを使用する ● キーボードおよび別売のマウスを使用する ● スクリーン キーボードを使用する(一部の製品のみ) ● ポイント スティックを使用する(一部の製品のみ) タッチパッドおよびタッチ スクリーン ジェスチャの使用 タッチパッドを使用すると、簡単なタッチ ジェスチャでコンピューターの画面やポインターを操作で きます。タッチパッドの左右のボタンを、外付けマウスの対応するボタンと同様に使用することもで きます。タッチ スクリーン(一部の製品のみ)で移動するには、この章に記載されているジェスチャ を使用して直接画面をタッチします。 また、ジェスチャをカスタマイズしたり、ジェスチャ操作のデモンストレーションを確認したりする こともできます。タスクバーの検索ボックスに「コントロール」と入力して、[コントロール パネル] →[ハードウェアとサウンド]の順に選択します。[デバイスとプリンター]で[マウス]を選択します。 注
2 本指ピンチ ズーム 2 本指ピンチ ズームを使用すると、画像やテキストをズームイン(拡大)またはズームアウト(縮 小)できます。 ● タッチパッド ゾーンまたはタッチ スクリーン上で 2 本の指を互いに離した状態にして置き、そ の 2 本の指の間隔を狭めるとズームアウト(縮小)できます。 ● タッチパッド ゾーンまたはタッチ スクリーン上で 2 本の指を一緒の状態にして置き、その 2 本 の指の間隔を拡げるとズームイン(拡大)できます。 2 本指スクロール(タッチパッドのみ) 2 本指スクロールを使用すると、ページや画像内を上下左右に移動できます。 ● 2 本の指を少し離してタッチパッド ゾーン上に置き、上下左右に動かします。 2 本指タップ(タッチパッドのみ) 2 本指タップを使用すると、画面上の項目のメニューを開くことができます。 注記:2 本指タップでは、マウスを右クリックしたときと同じ機能が実行されます。 ● 2 本の指でタッチパッド ゾーンを軽く叩くと、選択したオブジェクトのオプション メニューが表 示されます。 タッチパッドおよびタッチ スクリーン ジェスチャの使用 27
4 本指タップ(タッチパッドのみ) 4 本指タップを使用すると、[アクション センター]を開くことができます。 ● 4 本の指でタッチパッドを軽く叩くと、[アクション センター]が開き、現在の設定および通知が 表示されます。 3 本指スワイプ(タッチパッドのみ) 3 本の指を滑らせると、開いているウィンドウを表示したり、開いているウィンドウとデスクトップ を切り替えたりできます。 28 ● 3 本の指を手前から奥に滑らせると、開いているすべてのウィンドウが表示されます。 ● 3 本の指を奥から手前に滑らせると、デスクトップが表示されます。 ● 3 本の指を左または右に滑らせると、開いているウィンドウが切り替わります。 第 4 章 画面の操作
1 本指スライド(タッチ スクリーンのみ) 1 本指スライドを使用すると、一覧やページを上下左右にスクロールしたり、オブジェクトを移動さ せたりできます。 ● 画面をスクロールするには、画面上で移動したい方向に 1 本の指を軽く滑らせます。 ● オブジェクトを移動させるには、オブジェクトをタップしたままの状態で指を滑らせます。 キーボードおよび別売のマウスの使用 キーボードおよびマウスを使用すると、入力、項目の選択、スクロールができ、タッチ ジェスチャを 使用する場合と同じ機能の実行が可能です。キーボードを使用すると、操作キーおよびキーの組み合 わせを使って特定の機能も実行できます。 注記:国または地域によっては、キーボードに含まれるキーおよびキーボード機能がこの項目での説 明と異なる場合もあります。 内蔵テンキーの使用(一部の製品のみ) お使いのコンピューターには、テンキーが内蔵されています。また、別売の外付けテンキーや、テン キーを備えた別売の外付けキーボードも使用できます。内蔵テンキーの場所について詳しくは、 14 ページの特別なファンクション キーを参照してください。 名称 num lk キ
5 エンターテインメント機能 HP コンピューターを仕事や遊びに使用して、Web カメラ経由で他のユーザーと話をしたり、オーディ オとビデオを組み合わせたり、プロジェクター、モニター、テレビ、およびスピーカーなどの外付け デバイスを接続したりできます。お使いのコンピューターのオーディオ、ビデオ、およびカメラ機能 を確認するには、4 ページの「各部の名称と機能概要」を参照してください。 Web カメラの使用(一部の製品のみ) お使いのコンピューターには、動画を録画したり、写真を撮影したりする Web カメラ(内蔵カメラ) があります。一部のモデルでは、動画のストリーミングによるビデオ会議やオンライン チャットがで きます。 ▲ カメラにアクセスするには、タスクバーの検索ボックスで「カメラ」と入力して、アプリケー ションの一覧から[カメラ]を選択します。 オーディオの使用 音楽のダウンロードや再生、Web 上のオーディオ コンテンツ(ラジオなど)のストリーミング、オー ディオの録音、オーディオとビデオの組み合わせによるマルチメディアの作成などが可能です。コン ピューターで音楽 CD を再生したり(一部のモ
有線のヘッドフォンは、コンピューターのオーディオ出力(ヘッドフォン)/オーディオ入力(マイ ク)コンボ コネクタに接続できます。 無線のヘッドフォンをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明書に沿って操作して ください。 ヘッドセットの接続 警告!突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量設定を下げてからヘッドフォン、イヤ フォン、またはヘッドセットを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、『規定、安 全、および環境に関するご注意』を参照してください。 このガイドを表示するには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの検索ボックスで「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリを選択しま す。 または タスクバーにある疑問符のアイコンをクリックします。 2.
動画の視聴 お使いのコンピューターはパワフルなビデオ デバイスであり、お気に入りの Web サイトの動画のス トリーミングを視聴したり、動画や映画をダウンロードしてネットワークに接続していないときにコ ンピューター上で視聴したりできます。 コンピューターのビデオ コネクタのどれかに外付けモニター、プロジェクター、またはテレビを接続 することで、視聴の楽しみが広がります。 重要:外付けデバイスが、正しいケーブルを使用してコンピューター上の正しいコネクタに接続され ていることを確認してください。デバイスの製造元の説明書に沿って操作してください。 ビデオ機能の使用について詳しくは、[HP Support Assistant]を参照してください。 VGA ケーブルを使用したビデオ デバイスの接続(一部の製品のみ) 注記:VGA ビデオ デバイスをコンピューターに接続するには、別売の VGA ケーブルが必要です。 コンピューターの表示画面をモニターやプロジェクターなどの外付けの VGA モニターまたはプロ ジェクターに切り替えてプレゼンテーションを行うには、モニターまたはプロジェクターをコン ピューターの VGA コ
HDMI ケーブルを使用したビデオ デバイスの接続(一部の製品のみ) 注記:HDMI デバイスをコンピューターに接続するには、別売の HDMI ケーブルが必要です。 HD 対応のテレビまたはモニターでコンピューターの表示画面を見るには、以下の手順に従って HD 対 応のデバイスを接続します。 1. HDMI ケーブルの一方の端をコンピューターの HDMI 出力端子に接続します。 注記:HDMI 端子の形状は、モデルによって異なります。 2. ケーブルのもう一方の端を HD 対応のテレビまたはモニターに接続します。 3.
オーディオの再生をコンピューターのスピーカーに戻すには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの右端の通知領域にある[スピーカー]アイコンを右クリックし、[再生デバイス]をク リックします。 2. [再生]タブで、[スピーカー/ヘッドフォン]をクリックします。 3.
6 電源の管理 注記:コンピューターには、電源ボタンまたは電源スイッチがあります。このガイドで使用する「電 源ボタン」という用語は、両方の種類の電源コントロールを指します。 コンピューターのシャットダウン 注意:コンピューターをシャットダウンすると、保存されていない情報は失われます。 [シャットダウン]コマンドはオペレーティング システムを含む開いているすべてのプログラムを終了 し、ディスプレイおよびコンピューターの電源を切ります。 以下の場合は、コンピューターをシャットダウンします。 ● バッテリを交換したりコンピューター内部の部品に触れたりする必要がある場合 ● USB(Universal Serial Bus)ポート以外のコネクタに外付けハードウェア デバイスを接続する場合 ● コンピューターを長期間使用せず、外部電源から切断する場合 電源ボタンでコンピューターの電源を切ることもできますが、Windows の[シャットダウン]コマンド を使用した以下の手順をおすすめします。 注記:コンピューターがスリープまたは休止状態(一部の製品のみ)の場合は、シャットダウンをす る前に電源ボタンを短く
省電力設定の使用 スリープは、出荷時に有効に設定されています。スリープを開始すると、電源ランプが点滅し、画面 表示が消えます。作業中のデータがメモリに保存されます。 注意:オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、または情報の損失を防ぐため、ディスクや 外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にスリープを開始しないでください。 注記:コンピューターがスリープ状態の間は、どのような種類のネットワーク接続もコンピューター 機能も開始できません。 スリープの開始および終了 コンピューターの電源が入っているときにスリープを開始するには、以下のどちらかの操作を行いま す。 ● 電源ボタンを短く押します。 ● [スタート]ボタン→[電源]アイコン→[スリープ]の順に選択します。 スリープを終了するには、電源ボタンを短く押します。 コンピューターがスリープを終了すると電源ランプが点灯し、作業を中断した時点の画面に戻りま す。 注記:復帰するときにパスワードを必要とするように設定した場合は、作業を中断した時点の画面に 戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。 ユーザー起動の休止状
電源メーターおよび電源設定の使用 電源メーターは、Windows デスクトップにあります。電源メーターを使用すると、すばやく電源設定 にアクセスしたり、バッテリ充電残量を表示したりできます。 ● ● 充電残量率を表示するには、[電源メーター]アイコン [電源オプション]を使用するには、[電源メーター]アイコン にマウス カーソルを合わせします。 を右クリックして一覧から項目 を選択します。タスクバーの検索ボックスで「電源オプション」と入力して[電源オプション]を 選択することもできます。 コンピューターがバッテリ電源で動作しているか外部電源で動作しているかは、[電源メーター]アイ コンの形の違いで判断できます。アイコンには、バッテリがロー バッテリ状態または完全なロー バッ テリ状態になった場合にそのメッセージも表示されます。 復帰時のパスワード保護の設定 スリープまたは休止状態が終了したときにパスワードの入力を求めるようにコンピューターを設定 するには、以下の操作を行います。 1.
注記:外部電源の接続を外すと、バッテリ電源での駆動時間を延ばすために自動的に画面の輝度が下 がります。一部の製品のコンピューターでは、グラフィックス モードを切り替えてバッテリでの駆動 時間を延ばすことができます。 バッテリに関する詳細情報の確認 バッテリ情報にアクセスするには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの検索ボックスで「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリを選択しま す。 または タスクバーにある疑問符のアイコンをクリックします。 2.
バッテリの放電時間の最長化 バッテリの放電時間は、バッテリ電源で動作しているときに使用する機能によって異なります。バッ テリの容量は自然に低下するため、バッテリの最長放電時間は徐々に短くなります。 バッテリの放電時間を長く保つには、以下の点に注意してください。 ● ディスプレイの輝度を下げます。 ● [電源オプション]で[省電力]設定を選択します。 ロー バッテリ状態への対処 ここでは、出荷時に設定されている警告メッセージおよびシステム応答について説明します。ロー バッテリ状態の警告とシステム応答の設定は、[電源オプション]で変更できます。[電源オプション]を 使用した設定は、ランプの状態には影響しません。 タスクバーの検索ボックスで「電源オプション」と入力して[電源オプション]を選択します。 ロー バッテリ状態の確認 コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにバッテリがロー バッテリ状態また は完全なロー バッテリ状態になった場合は、以下のようになります。 ● バッテリ ランプ(一部の製品のみ)が、ロー バッテリ状態または完全なロー バッテリ状態に なっていることを示します。 ま
● ネットワークに接続する必要がないときは無線接続と LAN 接続をオフにして、モデムを使用する アプリケーションを使用後すぐに終了します。 ● 外部電源に接続されていない外付けデバイスのうち、使用していないものをコンピューターから 取り外します。 ● 使用していない外付けメディア カードを停止するか、無効にするか、または取り出します。 ● 画面の輝度を下げます。 ● しばらく作業を行わないときは、スリープを開始するか、コンピューターの電源を切ります。 バッテリの処分 バッテリは消耗品です。バッテリが寿命に達した場合、そのバッテリを一般の家庭ごみと一緒に処分 しないでください。コンピューターの使用済みのバッテリは、お住まいの地域の地方自治体の条例ま たは規則に従って、正しく処分してください。 バッテリの交換 この製品のバッテリは、ユーザー自身で簡単に交換することはできません。バッテリを取り外したり 交換したりすると、保証が適用されない場合があります。バッテリが充電されなくなった場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせください。 外部電源の使用 警告!安全に関する問題の発生を防ぐため、
7 セキュリティ コンピューターの保護 Windows オペレーティング システムおよび Windows 以外の[Computer Setup]ユーティリティ(BIOS) によって提供される標準のセキュリティ機能により、個人設定およびデータをさまざまなリスクから 保護できます。 注記:セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱いや盗 難を完全に防ぐものではありません。 注記:コンピューターを修理などのためにサポート宛てに送付する場合は、機密性の高いファイルの バックアップと削除、およびすべてのパスワード設定の削除を事前に行ってください。 注記:この章に記載されている一部の機能は、お使いのコンピューターでは使用できない場合があり ます。 注記:お使いのコンピューターでは、オンライン セキュリティ ベースの追跡および復元サービスであ る[Computrace]がサポートされています(一部の地域のみ)。コンピューターが盗難に遭ったりコン ピューターを紛失したりしたときに、不正なユーザーがそのコンピューターからインターネットにア クセスすると、[Computrace]による
コンピューターでの危険性 セキュリティ機能 注記:キーボードが取り付けられていないタブレットでは、タッチスクリーンを使用できます。 パスワードの使用 パスワードとは、お使いのコンピューターの情報を保護するために選択する文字列です。情報へのア クセスの制御方法に応じてさまざまな種類のパスワードを選択できます。パスワードは、Windows お よびコンピューターにプリインストールされている[Computer Setup]で設定できます。 ● BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)および DriveLock パスワードは[Computer Setup]で設定され、システム BIOS によって管理されます。 ● Windows パスワードは、Windows オペレーティング システムでのみ設定されます。 ● [Computer Setup]で設定した DriveLock の user password(ユーザー パスワード)および DriveLock の master password(マスター パスワード)の両方を忘れてしまうと、これらのパスワードで保
[Computer Setup]でのパスワードの設定 パスワード 機能 BIOS administrator password(BIOS 管理者パ スワード)* [Computer Setup]へのアクセスを保護します DriveLock の master password(マスター パス ワード)* DriveLock によって保護されている内蔵ハードドライブへのアクセスを保護しま す。また、DriveLock による保護の解除に使用します 注記:BIOS administrator password の削除を防ぐ機能が有効になっている場合、そ の機能が無効にされるまでは削除できないことがあります 注記:一部の製品では、DriveLock パスワードを設定できるようにするために、BIOS administrator password を設定する必要があります DriveLock の user password DriveLock によって保護されている内蔵ハードドライブへのアクセスを保護しま (ユーザー パスワード)* す。DriveLock パスワードを有効にする操作の過程で設定します 注
● キーボードが取り付けられているコンピューターまたはタブレット: ▲ ● コンピューターの電源を入れるか再起動し、HP のロゴが表示されたら f10 キーを押し て[Computer Setup]を起動します。 キーボードが取り付けられていないタブレット: ▲ タブレットの電源を切ります。電源ボタンと音量下げボタンを同時に押し、スタート アップ メニューが表示されたら[f10]を選択して[Computer Setup]を起動します。 2. [Security](セキュリティ)→[Change BIOS Administrator Password](BIOS 管理者パスワードの変 更)または[Change Password](パスワードの変更) (一部の製品のみ)の順に選択し、enter キー を押します。 3. メッセージが表示されたら、現在のパスワードを入力します。 4. メッセージが表示されたら、新しいパスワードを入力します。 5. メッセージが表示されたら、確認のために新しいパスワードを再度入力します。 6.
BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)の入力 [BIOS Administrator password](BIOS 管理者パスワード)の入力画面でパスワードを設定したときと同 じキーを使用して自分のパスワードを入力し、enter キーを押します。2 回続けて間違えて入力した場 合は、コンピューターを再起動して入力しなおす必要があります。 [Computer Setup]の DriveLock パスワードの管理(一部の製品のみ) 注意:DriveLock で保護されているハードドライブが恒久的に使用できなくなることを防ぐため、 DriveLock の user password(ユーザー パスワード)と master password(マスター パスワード)を、紙 などに書いて他人の目にふれない安全な場所に保管しておいてください。DriveLock パスワードを両 方とも忘れてしまうと、これらのパスワードで保護されているハードドライブがロックされたままに なり、恒久的に使用できなくなります。 DriveLock で保護することによって、ハードドライブのデータへの不
2. 1. タブレットの電源を切ります。 2. 電源ボタンと音量下げボタンを同時に押し、スタートアップ メニューが表示されたら [f10]を選択して[Computer Setup]を起動します。 [Security](セキュリティ)→[Hard Drive Utilities](ハードドライブ ユーティリティ)または[Hard Drive Tools](ハードドライブ ツール) (一部の製品のみ)→[DriveLock]の順に選択し、enter キー を押します。 注記:一部の製品では、DriveLock パスワードの設定および BIOS administrator password(BIOS 管 理者パスワード)の入力が必要になる場合があります。 3. 保護するハードドライブを選択して、enter キーを押します。 4.
注記: 一部の製品では、「DriveLock」と入力することが必要になる場合があります。この フィールドでは大文字と小文字が区別されます。 5. [Computer Setup]を終了するには、[Main](メイン)→[Save Changes and Exit](変更を保存して終 了)→[Yes](はい)の順に選択します。 DriveLock の無効化(一部の製品のみ) 1. [Computer Setup]を開始します。 ● ● 2. キーボードが取り付けられているコンピューターまたはタブレット: 1. コンピューターの電源を切ります。 2. 電源ボタンを押し、HP のロゴが表示されたら f10 キーを押して[Computer Setup]を起動 します。 キーボードが取り付けられていないタブレット: 1. タブレットの電源を切ります。 2.
3. [DriveLock Password](DriveLock パスワード)画面が表示されたら、変更する現在の DriveLock の user password(ユーザー パスワード)または master password(マスター パスワード)を入力し、 enter キーを押してから、[f10]を選択して[Computer Setup]を起動します。 4. [Security](セキュリティ)→[Hard Drive Utilities](ハードドライブ ユーティリティ)または[Hard Drive Tools](ハードドライブ ツール) (一部の製品のみ)→[DriveLock]の順に選択し、enter キー を押します。 注記:一部の製品では、BIOS Administrator password(BIOS 管理者パスワード)の入力および[Set DriveLock Password](DriveLock パスワードの設定)の選択が必要になる場合があります。 5. 管理するハードドライブを選択して、enter キーを押します。 6.
自動 DriveLock による保護の解除(一部の製品のみ) [Computer Setup]で DriveLock による保護を解除するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]という メッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. [Security](セキュリティ)→[Hard Drive Tools](ハードドライブ ツール)→[Automatic DriveLock](自動 DriveLock)の順に選択し、enter キーを押します。 4. BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)を入力し、enter キーを押します。 5. 内蔵ハードドライブを選択し、enter キーを入力します。 6. [Disable protection](保護を無効にする)を選択します。 7.
お使いのコンピューターまたはネットワーク機器には、ファイアウォールがすでにインストールされ ている場合があります。インストールされていない場合は、ファイアウォール ソフトウェア ソリュー ションを使用できます。 注記:特定の状況下では、ファイアウォールがインターネット ゲームへのアクセスをブロックした り、ネットワーク上のプリンターやファイルの共有に干渉したり、許可されている電子メールの添付 ファイルをブロックしたりすることがあります。問題を一時的に解決するには、ファイアウォールを 無効にして目的のタスクを実行した後で、ファイアウォールを再度有効にします。問題を恒久的に解 決するには、ファイアウォールを再設定します。 ソフトウェア更新プログラムのインストール お使いのコンピューターにインストールされている HP、Windows、および他社製ソフトウェアは、セ キュリティの問題を修正するため、およびソフトウェア パフォーマンスを向上させるために、定期的 に更新する必要があります。 重要:Microsoft®社は、セキュリティ更新プログラムなどの Windows の更新プログラムに関する通知 を配信しています。
指紋認証システムの使用(一部の製品のみ) 一部の製品では、内蔵の指紋認証システムを使用できます。指紋認証システムを使用するには、[HP Client Security]の[Credential Manager]で指紋を登録する必要があります。[HP Client Security]ソフトウェ アのヘルプを参照してください。 [Credential Manager]で指紋を登録すると、[HP Client Security]の[Password Manager]を使用して、対応し ている Web サイトやアプリケーションでユーザー名およびパスワードを保存および入力できます。 指紋認証システムの位置 指紋認証システムは小さい金属製センサーで、コンピューターの以下のどこかの場所にあります。 ● タッチパッドの下部付近 ● キーボードの右側 ● ディスプレイの右上 ● ディスプレイの左側 製品によって、指紋認証システムは横向きの場合も縦向きの場合もあります。どちらの向きでも、金 属製センサーと垂直に指を滑らせる必要があります。 指紋認証システムの使用(一部の製品のみ) 51
8 メンテナンス コンピューターを最適な状態に保つには、定期的なメンテナンスを行うことが非常に重要です。この 章では、[ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]などのツールを使用する方法について説明 します。また、プログラムおよびドライバーの更新方法、コンピューターの清掃手順、およびコン ピューターの持ち運び(または送付)に関する情報も提供します。 パフォーマンスの向上 [ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]などのツールを使用して定期的なメンテナンス作業 を実行することにより、コンピューターのパフォーマンスを向上させることができます。 [ディスク デフラグ]の使用 少なくとも 1 か月に 1 度、[ディスク デフラグ]を使用してハードドライブのデフラグを行うことをお すすめします。 注記:SSD(Solid State Drive)では、[ディスク デフラグ]を実行する必要はありません。 [ディスク デフラグ]を実行するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを外部電源に接続します。 2.
これらの動作の実行後は、[HP 3D DriveGuard]によって、短時間でハードドライブが通常の動作に戻り ます。 注記:内蔵ハードドライブのみが[HP 3D DriveGuard]によって保護されます。別売のドッキング デバイ スに取り付けられているハードドライブや USB ポートに接続されているハードドライブは、[HP 3D DriveGuard]では保護されません。 注記:SSD(Solid State Drive)には駆動部品がないため、SSD に[HP 3D DriveGuard]は必要ありません。 詳しくは、[HP 3D DriveGuard]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 [HP 3D DriveGuard]の状態の確認 コンピューターのドライブ ランプの色が変化することによって、メイン ハードドライブ ベイまたは セカンダリ ハードドライブ ベイ(一部の製品のみ)のディスク ドライブが停止していることを示し ます。Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にあるアイコンを使用して、ドライブ が現在保護されているかどうか、およびドライブが停止しているかどうかを確認
注意:コンピューターに修復できない傷が付いてしまう可能性があるため、強力なクリーニング溶剤 は使用しないでください。クリーニング製品がコンピューターに対して安全かどうかわからない場 合は、製品にアルコール、アセトン、塩化アンモニウム、塩化メチレン、炭化水素などが含まれてい ないかどうか確認します。 ペーパー タオルなどの繊維素材を使用すると、コンピューターに傷が付く可能性があります。時間が たつにつれて、ほこりの粒子や洗浄剤がその傷の中に入り込んでしまう場合があります。 清掃手順 お使いのコンピューターを安全に清掃するため、このセクションの手順に沿って作業をしてくださ い。 警告!感電やコンポーネントの損傷を防ぐため、電源が入っているときにコンピューターを清掃しな いでください。 1. コンピューターをシャットダウンします。 2. AC アダプターを取り外します。 3.
コンピューターの持ち運びまたは送付 コンピューターを持ち運んだり発送したりする必要がある場合は、装置を安全に保持するために以下 の点に注意してください。 ● お使いのコンピューターを持ち運んだり荷物として送ったりする場合は、以下の手順で準備を行 います。 — 外付けドライブ等に情報をバックアップします。 — すべてのディスクおよびすべての外付けメディア カード類を取り出します。 — すべての外付けデバイスを、必要に応じてそれぞれの電源を切ってから取り外します。 — コンピューターをシャットダウンします。 ● バックアップはコンピューターとは別に保管します。 ● 飛行機に乗る場合などは、コンピューターを手荷物として持ち運び、他の荷物と一緒に預けない でください。 注意:ドライブを磁気に近づけないようにしてください。磁気を発するセキュリティ装置には、 空港の金属探知器や金属探知棒が含まれます。空港のベルト コンベアなど機内持ち込み手荷物 をチェックするセキュリティ装置は、磁気ではなく X 線を使用してチェックを行うので、ドライ ブには影響しません。 ● 機内でコンピューターを使用する場
9 バックアップおよび復元 この章には、以下のプロセスに関する情報が含まれています。この章の情報はほとんどの製品で標準 的な手順です。 ● リカバリ メディアおよびバックアップの作成 ● システムの復元および回復 詳しくは、[HP Support Assistant]アプリを参照してください。 ▲ タスクバーの検索ボックスで「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリを選択しま す。 または タスクバーにある疑問符のアイコンをクリックします。 重要:タブレットで復元操作を実行する場合、復元プロセスを開始するには、タブレットのバッテリ が最低 70%充電されている必要があります。 重要:着脱可能なキーボードまたはキーボード ドックを使用している場合は、復元プロセスを開始す る前にキーボードまたはキーボード ドックをタブレットに取り付けてください。 リカバリ メディアおよびバックアップの作成 リカバリ メディアおよびバックアップを作成するための以下の方法は、一部の製品でのみ使用可能で す。お使いのコンピューターのモデルに応じた使用可能な方法を選択してください。 ●
[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成(一部の製品のみ) 可能であれば、復元用パーティションおよび Windows のパーティションがあることを確認します。 [スタート]メニューで、[エクスプローラー]→[PC]の順に選択します。 ● お使いのコンピューターに Windows のパーティションおよび復元用パーティションが表示され ない場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせのうえ、お使いのシステムのリカバリ メディア を入手できます。日本のサポート窓口については、日本向けの日本語モデル製品に付属の小冊 子、『サービスおよびサポートを受けるには』に記載されています。また、HP の Web サイトで HP のサポート窓口を検索することもできます。日本でのサポートについては、 http://www.hp.com/jp/support/ を参照してください。日本以外の国や地域については、 http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
— 作成処理には 1 時間以上かかる場合があります。作成処理を中断しないでください。 — 必要に応じて、すべてのリカバリ DVD の作成が完了する前に、プログラムを終了させるこ とができます。[HP Recovery Manager]は、現在の DVD への書き込みを終了します。次回[HP Recovery Manager]を起動すると、続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。 [HP Recovery]メディアを作成するには、以下の操作を行います。 重要:着脱可能なキーボードまたはキーボード ドックを使用している場合は、以下の手順を開始する 前にキーボードまたはキーボード ドックをタブレットに取り付けてください。 1. タスクバーの検索ボックスで「recovery」と入力して、[HP Recovery Manager](HP リカバリ マ ネージャー)を選択します。 2.
● Windows パーティションを工場出荷時のコンテンツに復元したい場合は、HP 復元用パーティ ション(一部の製品のみ)の[システムの復元]オプションを選択するか、または[HP Recovery]メ ディアを使用できます。詳しくは、59 ページの[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネー ジャー)を使用した復元を参照してください。まだリカバリ メディアを作成していない場合は、 57 ページの[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成(一部の製品のみ)を参照してくださ い。 ● 一部の製品では、コンピューターの工場出荷時のパーティションおよびコンテンツを復元したい 場合や、ハードドライブを交換した場合に、[HP Recovery]メディアの[ファクトリ リセット]オプ ションを使用できます。詳しくは、59 ページの[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネー ジャー)を使用した復元を参照してください。 ● 一部の製品では、復元用パーティションを削除してハードドライブの空き領域を増やせるよう に、[HP Recovery Manager]
[HP Recovery]メディアを使用して、以下の復元オプションのどちらかを選択できます。 注記:復元プロセスを開始すると、お使いのコンピューターで使用可能なオプションのみが表示され ます。 ● システムの復元:初期状態のオペレーティング システムを再インストールし、工場出荷時にイン ストールされていたプログラムの設定を再構築します。 ● ファクトリ リセット:ハードドライブの全情報を消去してパーティションを再作成し、コン ピューターを工場出荷時の状態に復元します。その後、工場出荷時にインストールされていたオ ペレーティング システムおよびソフトウェアを再インストールします。 HP 復元用パーティション(一部の製品のみ)を使用すると、[システムの復元]を実行できます。 HP 復元用パーティションの使用(一部の製品のみ) HP 復元用パーティションを使用すると、リカバリ ディスクまたはリカバリ USB フラッシュ ドライブ なしでシステムの復元を実行できます。このような復元は、ハードドライブがまだ動作している場合 にのみ使用できます。 HP 復元用パーティションから[HP Recovery Mana
[HP Recovery](HP リカバリ)メディアを使用した復元 [HP Recovery]メディアを使用して、元のシステムを復元できます。この方法は、システムに HP 復元用 パーティションが含まれていない場合、またはハードドライブが正常に動作していない場合に使用で きます。 1. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2. [HP Recovery]メディアを挿入し、コンピューターを再起動します。 注記:[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)でコンピューターが自動的に再起動し ない場合は、コンピューターのブート順序を変更します。61 ページのコンピューターのブート 順序の変更を参照してください。 3.
HP 復元用パーティションの削除(一部の製品のみ) [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)ソフトウェアを使用すると、HP 復元用パーティ ションを削除して、ハードドライブの空き領域を増やせます。 重要:HP 復元用パーティションを削除した後は、[システムの復元]を実行したり、HP 復元用パーティ ションから[HP Recovery](HP リカバリ)メディアを作成したりすることができなくなります。このた め、復元用パーティションを削除する前に、[HP Recovery]メディアを作成します。57 ページの[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成(一部の製品のみ)を参照してください。 注記:[復元用パーティションの削除]オプションは、この機能をサポートする製品でのみ使用可能で す。 HP 復元用パーティションを削除するには、以下の操作を行います。 62 1. タスクバーの検索ボックスで「recovery」と入力して、[HP Recovery Manager](HP リカバリ マ ネージャー)を選択します。 2.
10 [Computer Setup] (BIOS)、TPM、および[HP Sure Start] [Computer Setup]の使用 BIOS(Basic Input/Output System)とも呼ばれる[Computer Setup]は、システム上のすべての入出力デバ イス(ディスク ドライブ、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなど)間で行われる通信 を制御します。[Computer Setup]を使用すると、取り付けるデバイスの種類、コンピューターの起動順 序、およびシステム メモリと拡張メモリの容量を設定できます。 注記:[Computer Setup]で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってください。設定を誤ると、コン ピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 [Computer Setup]の開始 注記:[Computer Setup]では、USB レガシー サポート機能が有効な場合にのみ、USB ポートに接続され た外付けキーボードまたはマウスを使用できます。 ▲ コンピューターの電源を入れるか再起動し、HP のロゴが表示されたら f10 キーを押して [Com
変更、保存した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 [Computer Setup]の工場出荷時設定の復元 注記:初期設定を復元しても、ハードドライブのモードには影響ありません。 [Computer Setup]のすべての設定を工場出荷時の設定に戻すには、以下の操作を行います。 1. [Computer Setup]を開始します。63 ページの[Computer Setup]の開始を参照してください。 2. [Main](メイン)→[Apply Factory Defaults and Exit](初期設定を適用して終了)の順に選択しま す。 注記:一部の製品では、選択項目に[Apply Factory Defaults and Exit]ではなく[Restore Defaults] (初期設定に復元)が表示される場合があります。 3. 画面の説明に沿って操作します。 4.
より新しいバージョンの BIOS があるかどうかを確認するには、65 ページの BIOS 更新プログラムの ダウンロードを参照してください。 BIOS 更新プログラムのダウンロード 注意:コンピューターの損傷やインストールの失敗を防ぐため、BIOS 更新プログラムのダウンロード およびインストールを実行するときは必ず、AC アダプターを使用して信頼性の高い外部電源にコン ピューターを接続してください。コンピューターがバッテリ電源で動作しているとき、別売のドッキ ング デバイスに接続されているとき、または別売の電源装置に接続されているときは、BIOS 更新プロ グラムをダウンロードまたはインストールしないでください。ダウンロードおよびインストール時 は、以下の点に注意してください。 ● 電源コンセントからコンピューターの電源コードを抜かないでください。外部からの電源供給 を遮断しないでください。 ● コンピューターをシャットダウンしたり、スリープや休止状態を開始したりしないでください。 ● ケーブルやコード類の抜き差しおよびデバイスの着脱は行わないでください。 1.
4. 更新ファイルをダブルクリックします。 BIOS のインストールが開始されます。 5. 画面の説明に沿って操作し、インストールを完了します。 注記:インストールが成功したことを示すメッセージが画面に表示されたら、ダウンロードしたファ イルをハードドライブから削除できます。 [f9]の画面を使用したブート順序の変更 現在の起動でブート デバイスを動的に選択するには、以下の操作を行います。 1. ブート デバイス オプション メニューにアクセスします。 ● 2.
11 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使 用 [HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断)は UEFI(Unified Extensible Firmware Interface) であり、診断テストを実行して、コンピューターのハードウェアが正常に動作しているかどうかを確 認できます。このツールはオペレーティング システムの外で実行されるため、オペレーティング シス テムまたはその他のソフトウェア コンポーネントが原因で発生する可能性のある問題からハード ウェア障害を分離できます。 ハードウェアの交換が必要な障害が[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)で検出された場合、24 桁の障 害 ID コードが生成されます。この ID コードは HP のサポートでの問題の解決に役立てることができ ます。 注記:モードの変更が可能なコンピューターで診断を開始するには、お使いのコンピューターをノー トブック モードにして、コンピューターに取り付けられているキーボードを使用する必要がありま す。 [HP PC Ha
[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の USB デバイスへのダウ ンロード 注記:[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)のダウンロードの説明は、英語でのみ提供されています。 また、.exe ファイルのみが提供されているため、Windows コンピューターを使用して、[HP UEFI Support Environment](HP UEFI サポート環境)をダウンロードおよび構築する必要があります。 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)を USB デバイスにダウンロードするには、以下の 2 つの方法があ ります。 UEFI の最新バージョンをダウンロードする 1. HP の Web サイト、http://www8.hp.com/jp/ja/campaigns/hpsupportassistant/pc-diags.html にアクセ スします。[HP PC Hardware Diagnostics]のホーム ページが表示されます。 2.
12 仕様 入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100~240 V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作します が、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されている AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作します。 入力電源 定格 動作電圧および電流 19.5 V DC(2.31 A、45 W の場合) 19.5 V DC(3.
13 静電気対策 静電気の放電は、じゅうたんの上を歩いてから金属製のドアノブに触れたときなど、2 つのものが接 触したときに発生します。 人間の指など、導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなどのデバイスが損傷したり、 耐用年数が短くなったりすることがあります。 静電気に弱い部品を取り扱う前に、以下で説明する方法のどれかで身体にたまった静電気を放電して ください。 70 ● 部品などの取り外しまたは取り付けの手順で、コンピューターから電源コードを取り外すように 指示されている場合は、まず正しくアース(接地)されていることを確認してください。 ● 部品は、コンピューターに取り付ける直前まで静電気防止用のケースに入れておきます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。電子部品に触れる回数をなるべく少な くします。 ● 磁気を帯びていない道具を使用します。 ● 部品を取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電します。 ● 取り外した部品は、静電気防止用のケースに入れておきます。 第 13 章 静電気対策
14 ユーザー サポート HP は、単体で、または適切な補助ツールや支援技術と組み合わせることにより、お身体の不自由な方 にもお使いいただけるような製品やサービスを設計、製造、販売しています。 サポートされている支援技術 HP 製品は、さまざまなオペレーティング システム支援技術に対応しており、また、その他の支援技 術と組み合わせて機能するようにも設定できます。支援機能に関してより詳しい情報を確認するに は、お使いのデバイスの検索機能を使用してください。 注記:特定の支援技術製品について詳しくは、その製品のサポート窓口にお問い合わせください。 HP のサポート窓口へのお問い合わせ このユーザー ガイドで提供されている情報で問題に対処できない場合は、以下の Web サイト、また は日本向けの日本語モデル製品に付属の『サービスおよびサポートを受けるには』に記載されている HP のサポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/ contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.
索引 記号/数字 1 本指スライド用タッチ スクリー ン ジェスチャ 29 2 本指スクロール用タッチパッド ジェスチャ 27 2 本指タップ用タッチパッド ジェ スチャ 27 2 本指ピンチ ズーム用タッチパッ ドおよびタッチ スクリーン ジェ スチャ 27 3 本指スワイプ用タッチパッド ジェスチャ 28 4 本指タップ用タッチパッド ジェ スチャ 28 E esc キー 位置 14 F fn キー 位置 14 G GPS 22 B BIOS 更新 64 更新プログラムのダウンロー ド 65 バージョンの確認 64 Bluetooth デバイス 20, 23 ラベル 17 C Caps Lock ランプ 位置 11 Computer Setup BIOS administrator password (BIOS 管理者パスワード) 43 DriveLock パスワード 45 移動および選択 63 工場出荷時設定の復元 64 D DriveLock 無効化 47 有効化 46 DriveLock の master password(マス ター パスワード) 変更 47 72 D
Windows アプリケーション キー 位置 14 Windows キー、位置 14 Windows ツール 使用 58 こ お オーディオ 31 オーディオ出力(ヘッドフォン)/ オーディオ入力(マイク)コンボ コネクタ、位置 6, 7 オプティカル ドライブ 位置 5 オプティカル ドライブ イジェクト ボタン、位置 6 公共無線 LAN への接続 21 コネクタ Miracast 34 RJ-45(ネットワーク) 5 VGA 32 オーディオ出力(ヘッドフォ ン)/オーディオ入力(マイク) コンボ 6, 7 外付けモニター 5, 8, 32 電源 5, 8 ネットワーク 5 コンピューター 運搬 55 清掃 53 手入れ 53 電源切断 35 持ち運び 17, 55 か さ う ウィルス対策ソフトウェア 49 書き込み可能メディア 36 各部 ディスプレイ 9 左側面 7 表面 10 右側面 5 裏面 16 完全なロー バッテリ状態 36 管理者パスワード 42 き キー esc 14 fn 14 Windows アプリケーション 14 Windows キー 14 キーボードおよ
タッチパッドおよびタッチ スク リーン ジェスチャ 2 本指ピンチ ズーム 27 タップ 26 タッチパッド ジェスチャ 2 本指スクロール 27 2 本指タップ 27 3 本指スワイプ 28 4 本指タップ 28 タッチパッド ゾーン 位置 10 タッチパッドの使用 26 タップ用タッチパッドおよびタッ チ スクリーン ジェスチャ 26 つ 通気孔 位置 7, 16 て [ディスク クリーンアップ]ソフト ウェア 52 [ディスク デフラグ]ソフトウェ ア 52 テンキー 内蔵テンキー 14 電源 オプション 35 節約 39 バッテリ 37 電源オプションの設定 35 電源コネクタ 位置 5, 8 電源スイッチ 35 電源ボタン 35 位置 12 電源ランプ 11 と 動画 32 動作環境 69 ドライブ メディア 36 ドライブ ランプ、位置 8 な 内蔵 Web カメラ ランプ 位置 9 内蔵テンキー 位置 14, 29 74 索引 内蔵テンキーの使用 内蔵マイク 位置 9 に 入力電源 29 復帰時のパスワード保護の設定 37 プログラムおよびドライバーの更 新 53
り 接続 21 動作範囲 21 無線ボタン 20 無線ランプ 11, 20 め メディア カード 36 メディア カード スロット、位置 8 メモリ モジュール 位置 16 メンテナンス HP 3D DriveGuard 52 ディスク クリーンアップ 52 ディスク デフラグ 52 プログラムおよびドライバーの 更新 53 も 元のシステムの復元 リカバリ メディア [HP Recovery Manager]を使用し た作成 58 作成 57 裏面 17 れ レガシー サポート、USB 63 ろ ロー バッテリ状態 39 59 ゆ ユーザー サポート 71 ユーザー パスワード 42 よ 読み取り可能メディア 36 ら ラベル Bluetooth 17 規定 17 サービス 17 シリアル番号 17 無線 LAN 17 無線認定/認証 17 ランプ Caps Lock 11 Num Lock 11 RJ-45(ネットワーク) Web カメラ 9 電源 11 ハードドライブ 8 バッテリ 5, 8 マイクの消音 11 無線 11 5 索引 75