User Guide-Windows 8.1
電源オプションの設定
注意:コンピューターがスリープ状態のときに問題が発生する可能性がある既知の脆弱性がありま
す。お使いのコンピューターのデータへの不正アクセスを防ぐため、データが暗号化されていたとし
ても、コンピューターから物理的に離れる場合は、スリープではなく必ず休止状態にすることをおす
すめします。特に、コンピューターを持ち運ぶ場合にこの操作は重要です。
省電力設定の使用
スリープは、出荷時に有効に設定されています。
スリープを開始すると、電源ランプが点滅し、画面表示が消えます。作業中のデータがメモリに保存
されます。
注意:オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、または情報の損失を防ぐため、ディスクや
外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にスリープを開始しないでください。
注記:コンピューターがスリープ状態の間は、どのような種類のネットワーク接続もコンピューター
機能も開始できません。
スリープの開始および終了
コンピューターの電源が入っているときにスリープを開始するには、以下のどちらかの操作を行いま
す。
●
電源ボタンを短く押します。
●
スタート画面で、ポインターを画面の右上隅または右下隅に移動します。チャームの一覧が開い
たら、[設定]→[電源]アイコンの順にクリックし、[スリープ]をクリックします。
スリープを終了するには、電源ボタンを短く押します。
コンピューターがスリープを終了すると電源ランプが点灯し、作業を中断した時点の画面に戻りま
す。
注記:
復帰するときにパスワードを必要とするように設定した場合は、作業を中断した時点の画面に
戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。
ユーザー起動の休止状態の、有効化および終了
[電源オプション]を使用すると、ユーザーが休止状態を開始できるようにしたり、その他の電源設定
およびタイムアウトを変更したりできます。
1. スタート画面で「電源」と入力し、[電源オプション]を選択します。
2. 左側の枠内で、[電源ボタンの動作の選択]をクリックします。
3. [現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックします。
4. [電源ボタンを押したときの動作]領域で、[休止状態]を選択します。
5. [変更の保存]をクリックします。
休止状態を終了するには、電源ボタンを短く押します。電源ランプが点灯し、作業を中断した時点の
画面に戻ります。
注記:
復帰するときにパスワードを必要とするように設定した場合は、作業を中断した時点の画面に
戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。
電源オプションの設定
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