Administrator's Guide HP Session Allocation Manager (HP SAM) v.3.2
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[コントロール パネル]→[管理ツール]→[サービス]の順に選択して HP SAM 登録サービスと
いう名前のサービスを起動することによって、HP SAM 登録サービスを起動します。Linux の場
合は、次のコマンドをターミナルに入力します。/etc/init.d/daesvc start
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コンピューティング リソースにファイアウォールがある場合は、以下のポートを有効にします。
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受信:
- Web サーバ(UDP/47777)から Blade PC(UDP/47777)へ
- Web サーバ(TCP/ANY)から Blade PC(TCP/139)へ
- アクセス デバイス(TCP/ANY)から Blade PC(TCP/3389)へ:RDP
- アクセス デバイス(TCP/ANY)から Blade PC(TCP/42966)へ:HP RGS
注記: 初期設定の RGS ポートは TCP/42966 ですが、RGS 5.3 以降ではこのポートを変
更できます。詳しくは、RGS の操作説明書を参照してください。初期設定以外の RGS ポー
トは HP SAM 3.0 以降でサポートされています。
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送信:
- Blade PC(TCP/ANY)から Web サーバ(TCP/80:HTTP)へ
- Blade PC(UDP/47777)から Web サーバ(UDP/47777)へ
注記: ポートを有効にするための別の選択肢に、ソフトウェア サービス自体を有効にする方法が
あります。HP SAM 登録サービス ソフトウェアを有効にするには、ファイアウォールの説明に沿っ
て操作してください。
HP SAM 登録サービスの設定ファイルの作成
HP SAM 登録サービスの設定ファイルは、hpevent.cfg という名前の単純なテキスト ファイルです。
HP SAM 登録サービスは、以下に示す順序で設定ファイルを探します。
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サービスの格納先と同じディレクトリ内(通常は、C:¥Program Files¥Hewlett-Packard¥HP
SAM Registration Service)
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%SystemRoot%内(通常は、C:\windows\)
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%SystemDrive%内(通常は、C:\)
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Linux では、/opt/hpsamd/内
ファイルが見つかると検索は停止し、そのファイルの内容が抽出されます。
次に示すサンプルのテンプレートを参照してください。[WebServerList]セクションを更新する必要が
あります。[RolesList]セクションは省略可能です。[RolesList]セクションに入力しなかった場合は、HP
SAM 管理者コンソールにロールなしで表示されます。ロールは、HP SAM 管理者コンソールを使用
して割り当てることができます。
[hpEventCfg]
Gateway=WebServerList
Role=RolesList
HP SAM 登録サービス ソフトウェアのインストールおよび有効化
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