ハードウェア リファレンス ガイド
製品についての注意事項 ソフトウェア条項 Windows は、米国 Microsoft Corporation の米 国およびその他の国における商標または登 録商標です。 このユーザー ガイドでは、ほとんどのモデ ルに共通の機能について説明します。一部 の機能は、お使いのコンピューターでは使 用できない場合があります。 本書の内容は、将来予告なしに変更される ことがあります。HP 製品およびサービスに 対する保証は、当該製品およびサービスに 付属の保証規定に明示的に記載されている ものに限られます。本書のいかなる内容 も、当該保証に新たに保証を追加するもの ではありません。本書に記載されている製 品情報は、日本国内で販売されていないも のも含まれている場合があります。本書の 内容につきましては万全を期しております が、本書の技術的あるいは校正上の誤り、 省略に対して責任を負いかねますのでご了 承ください。 Windows のエディションまたはバージョン によっては、一部の機能を使用できない場 合があります。システムで Windows の機能 を最大限に活用するには、アップグレード されたハードウェア
このガイドについて このガイドでは、HP ProDesk Business PC の機能およびハードウェアのアップグレードの基本的な作業 手順などについて説明します。 警告!回避しなければ重傷または死亡に至る可能性のある危険な状況を示します。 注意:回避しなければ軽度または中度の傷害に至る可能性のある危険な状況を示します。 重要:重要と考えられるものの、危険性に関わるとは見なされない情報を示します(本体の損傷に関 する記載など)。説明に沿って正しく操作しなければ、データの損失やハードウェアまたはソフト ウェアの破損を引き起こす可能性があることをユーザーに警告します。また、概念を説明したり、タ スクを完了したりするための重要な情報を示します。 注記:本文の重要なポイントを強調または補足する追加情報を示します。 ヒント:タスクを完了させるために役立つヒントを示します。 iii
iv このガイドについて
目次 1 製品の特長 ................................................................................................................................................... 1 標準構成の機能 .................................................................................................................................................... 1 フロント パネルの各部 ....................................................................................................................................... 2 リア パネルの各部 ................................
付録 B 静電気対策 ......................................................................................................................................... 44 静電気による損傷の防止 ................................................................................................................................. 44 アース(接地)の方法 ..................................................................................................................................... 44 付録 C コンピューター操作のガイドラインおよび手入れと運搬時の注意 ................................
1 製品の特長 標準構成の機能 コンピューターの機能は、モデルによって異なる場合があります。お使いのモデルのコンピューター に関するサポートが必要な場合や取り付けられているハードウェアおよびインストールされている ソフトウェアの詳細を確認する場合は、[HP Support Assistant]ユーティリティを実行してください。 標準構成の機能 1
フロント パネルの各部 ドライブの構成はモデルによって異なります。一部のモデルでは、オプティカル ドライブ ベイにドラ イブ ベイ カバーが付いています。 表 1-1 フロント パネルの各部 名称 名称 1 5.
リア パネルの各部 vPro システムおよび vPro ではないシステムのリア パネルの各部については、以下の図および表を参 照してください。 vPro システム 表 1-2 リア パネルの各部 名称 名称 1 オーディオ入力コネクタ 6 オーディオ出力コネクタ(別途電源 が供給されているオーディオ機器 用) 2 デュアルモードの DisplayPort モニター コネクタ(×2) 7 RJ-45(ネットワーク)コネクタ 3 オプションのコネクタ 8 シリアル コネクタ(一部の製品の み) 4 USB ポート(HP スリープおよび充電機能 9 付き)(×2)* 5 USB SuperSpeed ポート(×4)* 電源コード コネクタ * これらのポートでは、USB デバイスを接続し、高速データ転送を行い、コンピューターの電源が入っ ていないときでも、携帯電話、カメラ、活動量計、スマートウォッチなどの製品を充電できます。 注記:USB キーボードを使用する場合は、S4/S5 からのウェイク機能付き USB ポートのどれかにキー ボードを接続することをおすすめします。 シ
vPro ではないシステム 表 1-3 リア パネルの各部 名称 名称 1 オーディオ入力コネクタ 6 オーディオ出力コネクタ(別途電源 が供給されているオーディオ機器 用) 2 デュアルモードの DisplayPort モニター コネクタ(×2) 7 RJ-45(ネットワーク)コネクタ 3 オプションのコネクタ 8 シリアル コネクタ(一部の製品の み) 4 S4/S5 からのウェイク機能付き USB ポー ト(×4) 9 電源コード コネクタ 5 USB SuperSpeed ポート(×2) 注記:USB キーボードを使用する場合は、S4/S5 からのウェイク機能付き USB ポートのどれかにキー ボードを接続することをおすすめします。 システム ボード スロットのどれかにグラフィックス カードが取り付けられている場合、グラフィック ス カードのビデオ コネクタやシステム ボードの内蔵グラフィックスを使用することも可能です。取り 付けられているグラフィックス カードとソフトウェア構成によって動作が決まります。 システム ボードは、[HP Computer Setu
シリアル番号の記載位置 各コンピューターの外側には、固有のシリアル番号ラベルおよび製品識別番号ラベルが貼付されてい ます。HP のサポート窓口にお問い合わせになる場合は、これらの番号をお手元に用意しておいてくだ さい。 シリアル番号の記載位置 5
2 ハードウェアのアップグレード 保守機能 このコンピューターには、アップグレードおよび保守を容易にする機能が組み込まれています。この 章で説明する取り付け手順の一部では、T-15 型ドライバーまたはマイナス ドライバーが必要です。 警告および注意 アップグレードを行う前に、このガイドに記載されている、該当する手順、注意、および警告を必ず よくお読みください。 警告!感電、火傷、火災などの危険がありますので、以下の点に注意してください。 ● 作業を行う前に、電源コードを電源コンセントから抜き、本体内部の温度が十分に下がっている ことを確認してください。 ● 電話回線のモジュラー ジャックをネットワーク コネクタ(NIC)に接続しないでください。 ● 必ず電源コードのアース端子を使用してアース(接地)してください。アース端子は、製品を安 全に使用するための重要な装置です。 ● 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込ん でください。 操作する人の健康を損なわないようにするため、『快適に使用していただくために』をお読みくださ い。正しい作業環境の整
取り外しのための準備 1. コンピューターが開かれないように保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスクや USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターか ら取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 コンピューターのアクセス パネルの取り外し 内部部品にアクセスするには、アクセス パネルを以下の手順で取り外す必要があります。 1. 部品を取り外せるようにコンピューターを準備します(7 ページの取り外しのための準備を参照 してください)。 2.
コンピューターのアクセス パネルの取り付け パネルをコンピューターの上に置いてから(1)、カチっと音がして固定されるまで前方にスライドさ せます(2)。 8 第 2 章 ハードウェアのアップグレード
フロント パネルの取り外し 1. 部品を取り外せるようにコンピューターを準備します(7 ページの取り外しのための準備を参照 してください)。 2. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。7 ページのコンピューターのアクセス パネ ルの取り外しを参照してください。 3.
スリム オプティカル ドライブ ベイ カバーの取り外し 一部のモデルでは、スリム オプティカル ドライブ ベイにドライブ ベイ カバーが付いています。オプ ティカル ドライブを取り付ける前にドライブ ベイ カバーを取り外してください。ドライブ ベイ カ バーを取り外すには、以下の操作を行います。 10 1. コンピューターのアクセス パネルおよびフロント パネルを取り外します。7 ページのコン ピューターのアクセス パネルの取り外しおよび9 ページのフロント パネルの取り外しを参照し てください。 2.
フロント パネルの取り付け フロント パネルの下端にある 3 つのフックをシャーシの四角い穴に差し込みます(1)。フロント パ ネルの上側を、シャーシの所定の位置に収まりカチッという音がするまで押し込みます(2)。 フロント パネルの取り付け 11
システム ボード コネクタ お使いのモデルのシステム ボード コネクタの位置については、以下の図および表を参照してくださ い。 表 2-1 システム ボード コネクタ 番号 システム ボード コネクタ 12 システム ボード上の表記 色 名称 1 ×4 にダウンシフトされる ×4PCIEXP PCI Express×16 白 拡張カード 2 PCI Express×1 ×1PCIEXP2 黒 拡張カード 3 PCI Express×1 ×1PCIEXP1 黒 拡張カード 4 PCI Express×16 ×16PCIEXP 黒 拡張カード 5 DIMM4(チャネル A) DIMM4 白 メモリ モジュール 6 DIMM3(チャネル A) DIMM3 黒 メモリ モジュール 7 DIMM2(チャネル B) DIMM2 白 メモリ モジュール 8 DIMM1(チャネル B) DIMM1 黒 メモリ モジュール 9 電池 BAT 黒 電池 10 SATA 3.
表 2-1 システム ボード コネクタ (続き) 番号 システム ボード コネクタ システム ボード上の表記 色 名称 14 M.2 SSD SSD 黒 M.2 SSD ストレージ カード 15 M.2 無線 LAN WLAN 黒 M.2 無線 LAN カード システム メモリのアップグレード お使いのコンピューターは、ダブル データ レート 4 シンクロナス DRAM(DDR4-SDRAM)デュアル イ ンライン メモリ モジュール(DIMM)を装備しています。 システム ボード上のメモリ ソケットには、少なくとも 1 つのメモリ モジュールが標準装備されてい ます。高性能なデュアル チャネル モードで構成されたメモリをシステム ボードに取り付けること で、メモリを最大 64 GB まで増設できます。 システムのパフォーマンスを最大まで高めるには、以下の仕様を満たす DIMM を使用することをおす すめします。 ● 業界標準の 288 ピン ● アンバッファード非 ECC PC4-19200 DDR4-2400/2666 MHz 準拠 ● 1.
● 1 つのチャネルの DIMM ソケットにのみ DIMM が取り付けられている場合、システムはシングル チャネル モードで動作します。 ● チャネル A の DIMM の合計メモリ容量とチャネル B の DIMM の合計メモリ容量が等しい場合、シ ステムはより高性能なデュアル チャネル モードで動作します。両方のチャネルで、取り付ける DIMM の性能やデバイス自体の幅が異なっても構いません。たとえば、チャネル A に 1 GB の DIMM が 2 つ取り付けられていて、チャネル B に 2 GB の DIMM が 1 つ取り付けられている場合、 システムはデュアル チャネル モードで動作します。 ● チャネル A の DIMM の合計メモリ容量とチャネル B の DIMM の合計メモリ容量が異なる場合、シ ステムはフレックス モードで動作します。フレックス モードでは、最も容量の小さいメモリが 取り付けられているチャネルがデュアル チャネルに割り当てられるメモリの総量を表し、残りは シングル チャネルに割り当てられます。速度を最高にするには、最大のメモリ容量が 2 つのチャ ネルに行き渡るよう
3. メモリ モジュール ソケットの両方のラッチを開き(1)、メモリ モジュールをソケットに差し込 みます(2)。モジュールをソケットに押し入れ、完全に挿入されて正しい位置に固定されている ことを確認します。ラッチが閉じていること(3)を確認します。 注記:メモリ モジュールは、一方向にのみ取り付け可能です。メモリ モジュールの切り込みと メモリ ソケットのタブを合わせます。 白い DIMM ソケットよりも先に黒い DIMM ソケットに取り付けてください。 最適なパフォーマンスが得られるようにするには、チャネル A とチャネル B のメモリ容量が可能 な限り同じになるように、メモリをソケットに取り付けます。 4. 取り付けるすべてのモジュールに対して、手順 3 を繰り返します。 5. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 6. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。コンピューターは、追加のメモリを自動的に認識します。 7.
拡張カードの取り外しおよび取り付け このコンピューターには、3 基の PCI Express×1 拡張ソケットおよび 1 基の PCI Express×16 拡張ソ ケットがあります。 注記:PCI Express x16 ソケットには、PCI Express x1、x8、または x16 の拡張カードを取り付けること ができます。 デュアル グラフィックス カード構成の場合、1 つ目の(プライマリ)カードは PCI Express×16 ソ ケットに取り付ける必要があります。 拡張カードの取り外し、交換、または増設を行うには、以下の操作を行います。 1. 部品を取り外せるようにコンピューターを準備します(7 ページの取り外しのための準備を参照 してください)。 2. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。7 ページのコンピューターのアクセス パネ ルの取り外しを参照してください。 3. スロット カバーを固定しているスロット カバー固定ラッチのタブを持ち上げ、外側に回転させ てラッチを外します。 4.
a. 拡張カードを空いているソケットに取り付ける場合は、拡張スロット カバーのどれかを上 方向にスライドさせてシャーシから取り外すか、またはマイナス ドライバーを使用して、 コンピューター背面で拡張スロットを覆っている金属製シールドのどれかをこじ開ける必 要があります。取り付ける拡張カードに応じて適切なシールドを取り外すようにしてくだ さい。 b.
c. PCI Express x16 カードを取り外す場合は、拡張ソケットの後部にある留め具をカードから引 き離し(1)、コネクタがソケットから抜けるまで、カードを前後に注意深く軽く揺さぶりな がら引き抜きます。カードを真上に持ち上げ(2)、シャーシ内側から離すようにして(3) 取り外します。このとき、カードが他のコンポーネントと接触して傷が付かないようにして ください。 6. 取り外したカードを静電気防止用のケースに保管します。 7.
8. 新しい拡張カードを取り付けるには、システム ボードにある拡張ソケットのすぐ上の位置でカー ドを持ち、シャーシの背面に向かってカードを動かして(1)、カードのブラケット下部をシャー シの小さいスロットに合うまでスライドさせます。カードがシステム ボードの拡張ソケットに 入るように押し下げます(2)。 注記:拡張カードを取り付ける場合は、カードをしっかりと押して、コネクタ全体が拡張カード ソケットに正しく収まるようにしてください。 9. スロット カバー固定ラッチを回転させて元の位置に戻し、拡張カードを所定の位置に固定しま す。 10.
11. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 12. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 13. コンピューターのアクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り 付けなおします。 14. 必要な場合は、コンピューターを再設定します。 ドライブの位置 表 2-2 ドライブの位置 名称 1 5.25 インチ ハーフハイト ハードディスク ドライブ ベイ 2 3.5 インチ メイン ハードディスク ドライブ ベイ 3 9.5 mm スリム オプティカル ドライブ ベイ 4 5.25 インチ オプティカル ドライブ ベイ 5 3.
ドライブの取り外しおよび取り付け ドライブを取り付ける前に、以下のガイドラインをよくお読みください。 ● ● ● 最初に取り付けるシリアル ATA(SATA)ハードディスク ドライブは、システム ボード上の SATA0 と書かれている濃い青色のプライマリ SATA コネクタに接続します。 セカンダリ ハードディスク ドライブおよびオプティカル ドライブは、システム ボード上の (SATA1 および SATA2 と書かれている)明るい青色の SATA コネクタのどれかに接続します。 ドライブを取り外すには、ドライブ ケージの後方を持ち上げて(1)固定を解除します。ドライ ブ ケージを後方にスライドさせて(2)取り外せるようにします。ドライブ ケージを持ち上げて 取り外します(3)。 ドライブの取り外しおよび取り付け 21
● ドライブ ケージを再び取り付けるには、付属のスロットにケージを挿入し(1)、コンピューター の前方にケージをスライドさせます(2)。 重要:感電またはデータの損失やコンピューターおよびドライブの破損を防ぐために、以下の点に注 意してください。 22 ● ドライブの着脱は、必ず、すべてのアプリケーションおよびオペレーティング システムを終了 し、コンピューターの電源を切って電源コードを抜いてから行ってください。コンピューターの 電源が入っている場合またはスタンバイ モードになっている場合は、絶対にドライブを取り外さ ないでください。 ● ドライブを取り扱う前に、身体にたまった静電気を放電してください。ドライブを持つときは、 コネクタに手を触れないようにしてください。静電気対策について詳しくは、44 ページの「静 電気対策」を参照してください。 ● ドライブは慎重に取り扱い、絶対に落とさないでください。 ● ドライブを挿入するときは、無理な力を加えないでください。 ● ハードディスク ドライブは、液体や高温にさらさないようにしてください。また、モニターやス ピーカーなどの磁気を発生す
9.5 mm スリム オプティカル ドライブの取り外し 1. 部品を取り外せるようにコンピューターを準備します(7 ページの取り外しのための準備を参照 してください)。 2. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。7 ページのコンピューターのアクセス パネ ルの取り外しを参照してください。 3.
4.
9.5 mm スリム オプティカル ドライブの取り付け 1. 部品を取り外せるようにコンピューターを準備します(7 ページの取り外しのための準備を参照 してください)。 2. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。7 ページのコンピューターのアクセス パネ ルの取り外しを参照してください。 3. ドライブ ベイ カバーが付いたベイにスリム オプティカル ドライブを取り付ける場合は、フロン ト パネルを取り外してからドライブ ベイ カバーを外してください。詳しくは、10 ページのスリ ム オプティカル ドライブ ベイ カバーの取り外しを参照してください。 4. オプティカル ドライブが取り付けられている場合は、説明に沿って取り外します。23 ページの 9.5 mm スリム オプティカル ドライブの取り外しを参照してください。 5.
6. オプティカル ドライブをフロント パネルを通してベイの所定の位置に収まるまでスライドさせ (1)、緑色のラッチをシャーシ枠に固定します(2)。 7. 電源ケーブル(1)およびデータ ケーブル(2)をオプティカル ドライブの背面に接続します。 8. 新しいドライブを取り付ける場合は、データ ケーブルのもう一方の端を、システム ボード上の (SATA1 または SATA2 と書かれている)明るい青色の SATA コネクタのどちらかに接続します。 9. フロント パネルを取り外した場合は、取り付けなおします。 10.
11. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 12. アクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべて取り付けなおします。 ハードディスク ドライブの取り外し 注記:ハードディスク ドライブを取り外すときは、新しいハードディスク ドライブにデータを移動で きるように、必ず事前にドライブ内のデータをバックアップしておいてください。 1. 部品を取り外せるようにコンピューターを準備します(7 ページの取り外しのための準備を参照 してください)。 2. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。7 ページのコンピューターのアクセス パネ ルの取り外しを参照してください。 3.
4.
ハードディスク ドライブの取り付け 1. 部品を取り外せるようにコンピューターを準備します(7 ページの取り外しのための準備を参照 してください)。 2. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。7 ページのコンピューターのアクセス パネ ルの取り外しを参照してください。 3. 以下の例のような 3.5 インチ アダプター ブラケットを使用して、3.5 インチ ハードディスク ドラ イブまたは 2.5 インチ ハードディスク ドライブを取り付けることができます。 ● ドライブのコネクタがアダプター ブラケットのコネクタに完全に挿入されるまで、2.
● 4. 30 4 つの黒色のアダプター ブラケット用 M3 ネジをベイ アダプター ブラケットの側面からド ライブに取り付けて、ドライブをブラケットに固定します。 4 本の取り付けネジを、3.5 インチ ドライブまたは 2.
5. ドライブの端をスライドさせてケージに挿入し(1)、ドライブを下まで押し下げます(2)。 6. 電源ケーブル(1)およびデータ ケーブル(2)を、ハードディスク ドライブの背面に接続しま す。 7.
8. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 9. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 10.
南京錠 HP Business PC セキュリティ ロック V2 1.
34 2. セキュリティ ロック ケーブルを固定物に巻きつけます。 3.
4. モニター ロックのハサミ型の部分を開いてモニター背面のセキュリティ ロック用スロットに差 し込み(1)、ハサミ型の部分を閉じてモニター ロックを所定の位置に固定して(2)、ケーブル ガイドをモニター ロックの中央に通します(3)。 5.
36 6. お使いの環境に適したネジを使用してオプション ケーブルの固定具を机上に固定し(ネジは付属 していません)(1)、オプション ケーブルを固定具の中央に通します(2)。 7.
8. 付属のネジを使用して、錠をコンピューター本体に固定します。 9.
10.
フロント パネルのセキュリティ フロント パネルを所定の位置に固定するには、ネジをシャーシの前面に通してフロント パネルに取り 付けます。 1. 部品を取り外せるようにコンピューターを準備します(7 ページの取り外しのための準備を参照 してください)。 2. コンピューターのアクセス パネルを取り外します。7 ページのコンピューターのアクセス パネ ルの取り外しを参照してください。 3. No.6-32 インチ ネジをシャーシの前面に通して、パネル中央のリリース タブの下にあるネジ穴に 取り付けます。 4. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 5. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 6.
A 電池の交換 お使いのコンピューターに取り付けられている電池は、リアルタイム クロックに電力を供給するため のものです。電池は消耗品です。電池を交換するときは、コンピューターに最初に取り付けられてい た電池と同等の電池を使用してください。コンピューターに取り付けられている電池は、3 V のボタ ン型リチウム電池です。 警告!お使いのコンピューターには、二酸化マンガン リチウム電池が内蔵されています。電池の取り 扱いを誤ると、火災や火傷などの危険があります。けがをすることがないように、以下の点に注意し てください。 ● 電池を充電しないでください。 ● 電池を 60℃を超える場所に放置しないでください。 ● 電池を分解したり、つぶしたり、ショートさせたり、火中や水に投じたりしないでください。 ● 電池を交換するときは、コンピューターに最初に取り付けられていたものと同等の電池を使用し てください。 重要:電池を交換する前に、コンピューターの CMOS 設定のバックアップを作成してください。電池 が取り出されたり交換されたりするときに、CMOS 設定がクリアされます。 静電気の放電によって、コン
4. システム ボード上の電池ホルダーの種類に応じて、以下の手順で電池を交換します。 タイプ 1 a. 電池をホルダーから持ち上げて外します。 b. 交換する電池を、[+]と書かれている面を上にして正しい位置に装着します。電池は電池ホ ルダーによって自動的に正しい位置に固定されます。 タイプ 2 a.
b. 新しい電池を取り付けるには、交換する電池を、[+]と書かれている面を上にしてホルダー にスライドさせて装着します(1)。電池の一方の端が留め具の下に収まるまで、もう一方の 端を押し下げます(2)。 タイプ 3 a. 電池を固定しているクリップを後方に引いて(1)、電池を取り出します(2)。 b. 新しい電池を挿入し、クリップを元の位置に戻します。 注記:電池の交換後、以下の操作を行うと交換作業は完了です。 42 5. コンピューターのアクセス パネルを取り付けなおします。 6.
7. [HP Computer Setup]を使用して、日付と時刻、パスワード、およびその他の必要なシステム セッ トアップを設定しなおします。 8.
B 静電気対策 人間の指などの導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなど静電気に弱いデバイスが損 傷する可能性があります。このような損傷によって、デバイスの耐用年数が短くなることがありま す。 静電気による損傷の防止 静電気による損傷を防ぐには、以下のことを守ってください。 ● 運搬時や保管時は、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。 ● 静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れ たままにしておきます。 ● 部品をケースから取り出す前に、まずケースごとアース(接地)されている面に置きます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。 ● 静電気に弱い部品に触れるときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。 アース(接地)の方法 アース(接地)にはいくつかの方法があります。静電気に弱い部品を取り扱うときには、以下のうち 1 つ以上の方法でアースを行ってください。 ● すでにアースされているコンピューターのシャーシにアース バンドをつなぎます。アース バン ドは柔軟な帯状のもので、アー
C コンピューター操作のガイドラインおよ び手入れと運搬時の注意 コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注 意 コンピューターおよびモニターの設置や手入れを適切に行えるよう、以下のことを守ってください。 ● 湿度の高い所や、直射日光の当たる場所、または極端に温度が高い場所や低い場所には置かない でください。 ● コンピューターは、硬く水平なところに設置してください。また、通気が確保されるよう、コン ピューターの通気孔のある面とモニターの上部に、少なくとも 10.
オプティカル ドライブの使用上の注意 オプティカル ドライブの操作や手入れは、以下の項目に注意して行ってください。 操作および取り扱いに関する注意 ● 操作中はドライブを動かさないでください。データ読み取り中にドライブを動かすと誤動作す ることがあります。 ● 急に温度が変化するとドライブ内に結露することがありますので気をつけてください。ドライ ブの電源が入っているときに急な温度変化があった場合は、1 時間以上待ってから電源を切って ください。すぐに操作すると、誤動作が起きることがあります。 ● ドライブは高温多湿、直射日光が当たる場所、または機械の振動がある所には置かないでくださ い。 クリーニングの注意 ● フロント パネルやスイッチ類が汚れたら、水で軽く湿らせた柔らかい布で拭いてください。決し て、クリーニング液を直接スプレーしないでください。 ● アルコールやベンジンなど、揮発性の液体を使用しないでください。変色や、変質の原因となり ます。 安全にお使いいただくためのご注意 ドライブの中に異物や液体が入ってしまった場合は、直ちにコンピューターの電源を切り、電源コー ドを電源コンセ
D ユーザー サポート ユーザー サポート HP では、ダイバーシティ(人材の多様性)、インクルージョン(受容)、およびワーク ライフ バラン スを自社の構造に組み込もうと日々努力しており、あらゆる業務にそれが反映されています。ここで は、世界中で人と技術力を結び付けることを重視したすべての人が活躍できる環境をつくるために、 HP がどのように働き方に変化をもたらしているかについていくつかの例を挙げて説明します。 必要なテクノロジ ツールの確認 テクノロジは、人間の潜在能力を引き出すことができます。支援技術は、障壁を取り除き、自宅、職 場、およびコミュニティでの自立を後押しするためのものです。支援技術によって電子技術や情報技 術の機能を向上、維持、および改善できます。詳しくは、48 ページの最適な支援技術の確認を参照 してください。 HP の取り組み HP は、お身体の不自由な方にもご利用いただける製品やサービスを提供できるよう取り組んでいま す。こうした取り組みは、HP の目標であるダイバーシティを実現し、あらゆる人が確実にテクノロジ を活用できるようにするために役立ちます。 ユーザー サポートにお
IAAP(International Association of Accessibility Professionals) IAAP は、人の交流、教育、および認定を通じてユーザー サポートに関する専門職の発展を目指す非営 利団体です。ユーザー サポートの専門家のキャリア形成やキャリア アップを支援したり、企業がユー ザー サポートを自社の製品やインフラストラクチャに組み込めるようにすることを目標としていま す。 HP は設立メンバーであり、他の企業と協力してユーザー サポートの分野を発展させるために加わり ました。この取り組みは、お身体の不自由な方にも効果的にお使いいただける製品やサービスを設 計、製造、販売するという HP のユーザー サポートの目標の達成を後押しします。 IAAP は、世界中の個人、学生、および組織を結び付け、お互いに学び合えるようにすることで、私た ちの業務自体をも強めることにつながります。詳しい情報をお知りになりたい場合は、 http://www.accessibilityassociation.
● HP Chrome OS – HP Chromebook または Chromebox でユーザー補助機能をオンにする(Chrome OS) ● HP のショップ – HP 製品の周辺機器 HP 製品のユーザー サポート機能の他に追加のサポートも必要な場合は、53 ページの HP のサポート 窓口へのお問い合わせを参照してください。 追加の支援を提供できる外部のパートナーやサプライヤーへのリンクは以下のとおりです。 ● Microsoft®のアクセシビリティ情報 (Windows 7、Windows 8、Windows 10、Microsoft Office) ● Google ユーザー補助機能(Android、Chrome、Google アプリ) ● お困りの種類別に分類された支援技術(英語版) ● 製品別に分類された支援技術(英語版) ● 支援技術ベンダーと製品の説明(英語版) ● ATIA(Assistive Technology Industry Association)(英語版) 標準および法令 標準 FAR(Federal Acquisition Regulati
● 理解可能(読みやすさ、予測可能性、入力支援など) ● 堅牢性(支援技術との互換性など) 法令および規制 IT および情報のユーザー サポートは、法的な重要性が高まりつつある分野になってきました。このセ クションの各リンクから、主要な法令、規制、および標準に関する情報を確認できます(英語のみ)。 ● United States(米国向け) ● Canada(カナダ向け) ● Europe(欧州向け) ● United Kingdom(英国向け) ● Australia(オーストラリア向け) ● 全世界 United States(米国向け) Section 508 of the Rehabilitation Act specifies that agencies must identify which standards apply to the procurement of ICT, perform market research to determine the availability of accessible products and services, and d
Canada(カナダ向け) The Accessibility for Ontarians with Disabilities Act was established to develop and implement accessibility standards to make goods, services, and facilities accessible to Ontarians with disabilities and to provide for the involvement of persons with disabilities in the development of the accessibility standards. The first standard of the AODA is the customer service standard; however, standards for transportation, employment, and information and communication are also being developed.
ユーザー サポートに関する役立つリソースおよびリンク 以下の組織から、障がいや年齢による身体的制限に関する適切な情報を得られる場合があります。 注記:この一覧に記載されている組織がすべてではありません。これらの組織は、情報提供のみを目 的として記載されています。インターネットで確認された情報または連絡先について HP は一切の責 任を負わないものとします。このページの一覧は、HP による推奨を示すものではありません。 組織(英語のみ) ● AAPD(American Association of People with Disabilities) ● ATAP(Association of Assistive Technology Act Programs) ● HLAA(Hearing Loss Association of America) ● ITTATC(Information Technology Technical Assistance and Training Center) ● Lighthouse International ● National Associatio
HP のサポート窓口へのお問い合わせ このガイドで提供されている情報で問題に対処できない場合は、以下の Web サイト、または日本向け の日本語モデル製品に付属の『サービスおよびサポートを受けるには』に記載されている HP のサ ポート窓口にお問い合わせください。日本でのお問い合わせ先またはサポートについては、 http://www.hp.com/jp/contact/ または https://support.hp.com/jp-ja/ にアクセスしてください。日本以 外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
索引 記号/数字 508 条のユーザー サポートに関す る標準 49, 50 A AT(支援技術) 確認 48 目的 47 H HP 支援ポリシー 支援技術(AT) 確認 48 目的 47 システム ボード コネクタ 12 シリアル番号の記載位置 5 せ 47 I International Association of Accessibility Professionals 48 あ アクセス パネル 取り付け 8 取り外し 7 静電気対策、損傷の防止 44 製品識別番号の記載位置 5 セキュリティ HP Business PC セキュリティ ロック 33 南京錠 33 フロント パネル 39 ロック ケーブル 32 つ 通気のガイドライン 45 て う 運搬時の注意 電池 交換 46 お オプティカル ドライブ クリーニングの注意 使用上の注意 46 取り付け 25 取り外し 23 と 46 か 拡張カード 取り付け 16 取り外し 16 こ コンピューター操作のガイドライ ン 45 さ サポート窓口、ユーザー サポー ト 53 54 し 索