ユーザー ガイド
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安全に関するご注意 警告!低温やけどをするおそれがありますので、ひざなどの体の上にコンピューターを置いて使用し たり、肌に直接コンピューターが触れている状態で長時間使用したりしないでください。肌が敏感な 方は特にご注意ください。また、コンピューターが過熱状態になるおそれがありますので、コン ピューターの通気孔をふさいだりしないでください。コンピューターが過熱状態になると、やけどや コンピューターの損傷の原因になる可能性があります。コンピューターは、硬く水平なところに設置 してください。通気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置し たり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダ プターを肌に触れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いた りしないでください。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950-1)で定められた、ユーザーが触れる表面
iv 安全に関するご注意
プロセッサの構成設定(一部の製品のみ) 重要:一部の製品のコンピューターは、インテル® Pentium®プロセッサ N35xx/N37xx シリーズまたは インテル Celeron®プロセッサ N28xx/N29xx/N30xx/N31xx シリーズおよび Windows®オペレーティング システムで構成されています。お使いのコンピューターが説明のとおりに構成されている場合は、 msconfig.
vi プロセッサの構成設定(一部の製品のみ)
目次 1 ようこそ ...................................................................................................................................................... 1 情報の確認 ............................................................................................................................................................ 2 2 各部の名称と機能概要 .................................................................................................................................. 3 ハードウェアの確認 ............................
[HP LAN-WLAN Protection]の使用(一部の製品のみ) ............................................................... 22 [HP LAN-WLAN Protection]の有効化およびカスタマイズ ......................................... 22 [HP MAC Address Manager]を使用したネットワーク上でのコンピューターの識別(一部の製品の み) ..................................................................................................................................................................... 23 システムの MAC アドレスの有効化およびカスタマイズ ..........................................................
6 電源の管理 ................................................................................................................................................. 35 スリープおよび休止状態の使用 ..................................................................................................................... 35 スリープの開始および終了 ........................................................................................................... 35 休止状態の開始および終了(一部の製品のみ) .......................................................................
ウィルス対策ソフトウェアの使用 ................................................................................................................. 50 ファイアウォール ソフトウェアの使用 ......................................................................................................... 50 ソフトウェア更新プログラムのインストール ............................................................................................. 51 [HP Client Security]の使用(一部の製品のみ) ..............................................................................................
[Computer Setup]での移動および選択 .......................................................................................... 63 [Computer Setup]の工場出荷時設定の復元 .................................................................................. 64 BIOS の更新 ...................................................................................................................................... 64 BIOS のバージョンの確認 ............................................................................................
xii
1 ようこそ 最大限に活用するため、コンピューターのセットアップおよび登録が終了したら、以下の操作を行う ことをおすすめします。 ● ヒント:開いているアプリケーションまたは Windows デスクトップからコンピューターのスター ト画面にすばやく戻るには、キーボードの Windows キー を押します。Windows キーをもう 一度押すと、前の画面に戻ります。 ● インターネットへの接続:インターネットに接続できるように、有線ネットワークまたは無線 ネットワークをセットアップします。詳しくは、17 ページの「ネットワーク接続」を参照して ください。 ● ウィルス対策ソフトウェアの更新:ウィルスによる被害からコンピューターを保護します。この ソフトウェアは、お使いのコンピューターにプリインストールされています。詳しくは、 50 ページのウィルス対策ソフトウェアの使用を参照してください ● コンピューター本体の確認:お使いのコンピューターの各部や特徴を確認します。詳しくは、 3 ページの「各部の名称と機能概要」および24 ページの「画面の操作」を参照してくださ い。 ● インストールされ
情報の確認 このガイドに記載されている情報を確認した後は、下の表に記載されている説明書や Web サイトも参 照してください。 リソース 『セットアップ手順』ポスター(印刷物) HP のサポート 内容 ● コンピューターのセットアップおよび機能 の概要 ● HP のサービス担当者とオンラインでチャッ トする 日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートに ● ついては、http://welcome.hp.com/country/us/en/ wwcontact_us.
2 各部の名称と機能概要 このコンピューターは最高級のコンポーネントを備えています。この章では、各部の詳細、場所、お よびその機能について説明します。 ハードウェアの確認 どのようなハードウェアがコンピューターに取り付けられているかを調べるには、以下の操作を行い ます。 ▲ タスクバーの検索ボックスで「デバイス マネージャー」と入力して、[デバイス マネージャー] アプリを選択します。 コンピューターに取り付けられているすべてのデバイスの一覧が表示されます。 システムのハードウェア コンポーネントおよびシステム BIOS のバージョン番号に関する情報を確認 するには、fn + esc キーを押します(一部の製品のみ)。 ソフトウェアの確認 コンピューターにインストールされているソフトウェアを確認するには、以下の操作を行います。 ▲ [スタート]ボタンを選択します。 または [スタート]ボタンを右クリックし、[アプリと機能]を選択します。 注記:ソフトウェアによっては表示されないものもあります。 ハードウェアの確認 3
右側面の各部 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 (1) 説明 USB Type-C 電源ポート、 SuperSpeed ポート、および DisplayPort USB Type-C ポートのある AC アダプターを接続して、コン ピューターに電力を供給し、必要に応じてコンピューター のバッテリを充電します および 携帯電話、カメラ、活動量計、スマートウォッチなど、 Type-C ポートがある USB デバイスを接続し、データを高速 で転送します および USB Type-C ポートのあるディスプレイを接続して、 DisplayPort 信号を出力します 注記:ケーブルやアダプター(別売)が必要な場合があり ます (2) USB 3.
名称 説明 (7) 電源コネクタ ● オレンジ色で点滅:バッテリがロー バッテリ状態に達 しています。完全なロー バッテリ状態になった場合 は、バッテリ ランプがすばやく点滅し始めます ● 消灯:バッテリが充電されていません AC アダプターを接続します 左側面の各部 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 説明 (1) セキュリティ ロック ケーブ ル用スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに 接続します 注記:セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありま すが、コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に防 ぐものではありません (2) 通気孔 コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気 を通します 注記:(ファンレス モデルを除く)コンピューターのファ ンは、内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐために自 動的に作動します。通常の操作を行っているときに内部 ファンが回転したり停止したりしますが、これは正常な動 作です USB 3.
名称 説明 警告!突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、 音量の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、また はヘッドセットを使用してください。安全に関する情報 について詳しくは、『規定、安全、および環境に関するご 注意』を参照してください このガイドを表示するには、以下の操作を行います 1. タスクバーの検索ボックスで「support」と入力して [HP Support Assistant]アプリを選択します または タスクバーにある疑問符のアイコンをクリックしま す 2. [自分の PC]→[仕様]タブ→[ユーザー ガイド]の順に選 択します 注記:コネクタにデバイスを接続すると、コンピューター 本体のスピーカーは無効になります (5) メディア カード スロット 情報の保存、管理、共有、およびアクセスを可能にする別 売のメディア カードを読み取ります カードを挿入するには、以下の操作を行います 1. カードのラベルを上にし、コネクタをコンピューター 側に向けて持ちます 2.
ディスプレイの各部 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 説明 (1) 無線 LAN アンテナ* (一部の製品のみ) 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無線信号を送受信し ます (2) 無線 WAN アンテナ* (一部の製品のみ) 無線ワイド エリア ネットワーク(無線 WAN)で通信する無線信号を送受信し ます (3) カメラ(一部の製品の ビデオ チャットを利用したり、動画を録画したり、静止画像を撮影したりでき み) ます。カメラを使用するには、28 ページのカメラの使用(一部の製品のみ) を参照してください。一部のカメラでは、パスワード ログオンの代わりに顔認 識を使用してログオンすることもできます。詳しくは、50 ページの[Windows Hello]の使用(一部の製品のみ)を参照してください 注記:カメラの機能は、お使いの製品に搭載されているカメラのハードウェア およびソフトウェアによって異なります (4) 内蔵マイク(モデルに サウンドを集音、録音します よって×1 または×2) (5) カメラ ランプ(一部の 1
キーボードの各部 タッチパッド 名称 8 説明 (1) タッチパッド ゾーン 指によるジェスチャを読み取り、画面上のポインターを移 動したり項目をアクティブにしたりします (2) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (3) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します 第 2 章 各部の名称と機能概要
ランプ 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 下の図は英語版のキー配列です。日本語版とは配列および個別のキーの形が若干異なります。 名称 (1) 説明 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターはスリープ状態で、省電力状態 になっています。ディスプレイおよびその他の不要 なコンポーネントの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、 休止状態になっています。休止状態は、最小限の電力 を使用する省電力状態です (2) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっていて、アルファベットが大 文字で入力されます (3) Fn Lock ランプ 点灯:fn キーがロックされています。 (4) ミュート(消音)ランプ ● オレンジ色:コンピューターのサウンドがオフになっ ています ● 消灯:コンピューターのサウンドがオンになっていま す ● オレンジ色:マイクがオフになっています ● 消灯:マイクがオンになっています (5) マイクの消音ランプ
ボタン、スピーカー、および指紋認証システム 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 (1) 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを 押すと、電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときにボタンを 短く押すと、スリープが開始されます ● コンピューターがスリープ状態のときにボタンを短 く押すと、スリープが終了します ● コンピューターが休止状態のときにボタンを短く押 すと、休止状態が終了します 注意:電源ボタンを押したままにして電源を切断すると、 保存されていない情報は失われます コンピューターが応答せず、シャットダウン手順を実行で きないときは、電源ボタンを 5 秒程度押したままにする と、コンピューターの電源が切れます 電源設定について詳しくは、電源オプションを確認してく ださい ▲ [電源メーター]アイコン を右クリックして[電 源オプション]を選択します 10 (2) スピーカー(×2) サウンドを出力します (3) 指紋認証システム(一部の製 品のみ) パスワードの代わりに指紋認証を使用して
特別なキー 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 下の図は英語版のキー配列です。日本語版とは配列および個別のキーの形が若干異なります。 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を 表示します (2) fn キー 別のキーと組み合わせて押すことによって、頻繁に使用す るシステムの機能を実行します。これらのキーの組み合 わせはホットキーと呼ばれます (3) Windows キー [スタート]メニューを開きます 注記:Windows キーをもう一度押すと、[スタート]メニュー を閉じます (4) 操作キー 頻繁に使用するシステムの機能を実行します 13 ページの操作キーを参照してください (5) 内蔵テンキー キーボードのアルファベット キーに重なって表示される テンキーです。fn+num lk キーを押すと、外付けテンキー と同様に使用できます。オンになっているときに内蔵テ ンキーのキーを押すと、そのキーの右上または手前側面に あるアイコンで示された機能が実行されます。上の図は 英語版のキー配列です。日本語版
名称 説明 内蔵テンキーのナビゲーション機能と数字入力機能が切 り替わります (8) 内蔵テンキー アルファベット キーボードの右横にある独立したキー ボードです。num lk キーを押すと、外付けテンキーと同様 に使用できます。上の図は英語版のキー配列です。日本 語版のキー配列とは若干異なりますが、内蔵テンキーの位 置は同じです 注記:テンキー機能がコンピューターの電源を切ったとき に有効だった場合は、次回コンピューターの電源を入れた ときにも有効になっています 12 第 2 章 各部の名称と機能概要
操作キー 操作キーは、キーのアイコンが示す機能を実行します。お使いの製品に備わっているキーを確認する には、11 ページの特別なキーを参照してください。 ▲ 操作キーを使用するには、そのキーを押したままにします。 アイコン 説明 システムに接続されているディスプレイ間で画面を切り替えます。たとえば、コンピュー ターに外付けモニターを接続している場合は、このキーを繰り返し押すと、コンピュー ター本体のディスプレイ、外付けモニターのディスプレイ、コンピューター本体と外付け モニターの両方のディスプレイのどれかに表示画面が切り替わります このキーを押したままにすると、画面輝度が一定の割合で徐々に下がります このキーを押したままにすると、画面輝度が一定の割合で徐々に上がります スピーカーの音をミュート(消音)したり元に戻したりします このキーを押したままにすると、スピーカーの音量が一定の割合で徐々に下がります このキーを押したままにすると、スピーカーの音量が一定の割合で徐々に上がります マイクをミュート(消音)します キーボードのバックライトをオンまたはオフにします(一部の製品のみ) 注記:バッテリ
裏面の各部 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 (1) 説明 底面カバー(×2) ハードドライブ ベイ、無線 LAN モジュール スロット、無 線 WAN モジュール スロット、SIM カード スロット、およ びメモリ モジュール スロットがあります 注意:システムの応答停止を防ぐため、無線モジュールを 交換する場合は、各国/地域の無線デバイスの認定/承認機 関でこのコンピューター用に認定された製品のみを使用 してください。モジュールを交換した後にエラー メッ セージが表示される場合は、モジュールを取り外してコン ピューターを元の状態に戻してから、HP のサポート窓口 にお問い合わせください ▲ タスクバーの検索ボックスで「support」と入力して [HP Support Assistant]アプリを選択します または タスクバーにある疑問符のアイコンをクリックしま す (2) SIM カード スロット(一部の 製品のみ) SIM(Subscriber Identity Module)カードを挿入します。SIM カード スロットは、底面カバー内にあります 注記:
ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決するために問い合わせたり、コ ンピューターを日本国外で使用したりするときに必要な基本情報が記載されています。 重要:このセクションで説明するラベルの位置については、コンピューターの裏面、キックスタンド の裏面、バッテリ ベイ内、底面カバーの裏面、またはディスプレイの背面を確認してください。 ● サービス ラベル:お使いのコンピューターを識別するための重要な情報が記載されています。 HP のサポート窓口にお問い合わせになるときに、シリアル番号や、製品番号またはモデル番号 を尋ねられることがあります。お問い合わせになる前に、これらの番号を確認しておいてくださ い。 サービス ラベルは、下に示す例のどれかのような外観です。お使いのコンピューターのサービス ラベルに近い図を参照してください。 名称 名称 (1) シリアル番号 (3) 保証期間 (2) 製品番号 (4) モデル番号(一部の製品のみ) 名称 名称 (1) モデル名(一部の製品のみ) (3) 製品番号 (2) シリアル番号 (4) 保証期間 ●
SIM カードの装着(一部の製品のみ) 注意:コネクタの損傷を防ぐため、SIM カードを装着するときは無理な力を加えないでください。 SIM カードを装着するには、以下の操作を行います。 1. [シャットダウン]コマンドを使用して、コンピューターの電源を切ります。 2. ディスプレイを閉じます。 3. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 4. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 5. 安定した平らな場所に、コンピューターの底面が上になるようにして置きます。 6. 底面カバーを取り外します。 7. SIM カードロック ヒンジ コネクタを開きます。 8.
3 ネットワーク接続 お使いのコンピューターは、どこへでも持ち運べます。しかし、自宅にいるときでも、コンピュー ターを有線または無線ネットワークに接続して使用すれば、世界中を検索して何百万もの Web サイト の情報を参照できます。この章では、ネットワークで世界と接続する方法について説明します。 無線ネットワークへの接続 お買い上げいただいたコンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つまたは複数内蔵されている場 合があります。 ● 無線 LAN デバイス:会社の事務所、自宅、および公共の場所(空港、レストラン、コーヒー ショッ プ、ホテル、大学など)で、コンピューターを無線ローカル エリア ネットワーク(一般に、無 線 LAN ネットワーク、無線 LAN、WLAN と呼ばれます)に接続します。無線 LAN では、コンピュー ターのモバイル無線デバイスは無線ルーターまたは無線アクセス ポイントと通信します。 ● HP モバイル ブロードバンド モジュール(一部の製品のみ):より広い範囲での無線接続を実現 する、無線ワイド エリア ネットワーク(無線 WAN)デバイスです。モバイル ネットワーク事業
オペレーティング システムの制御機能 オペレーティング システムの制御機能である[ネットワークと共有センター]では、接続またはネット ワークのセットアップ、ネットワークへの接続、およびネットワークの問題の診断と修復が行えま す。 [ネットワークと共有センター]にアクセスするには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの検索ボックスに「コントロール」と入力して、[コントロール パネル]を選択しま す。 2.
モバイル ブロードバンド サービスを有効にするには、HP モバイル ブロードバンド モジュールの IMEI 番号および MEID 番号が必要な場合があります。番号は、コンピューターの裏面、バッテリ ベイ内、 底面カバーの裏面、またはディスプレイの背面のラベルに印刷されている場合があります。 または 以下の操作を行って番号を確認できます。 1. タスクバーから、ネットワーク ステータス アイコンを選択します。 2. [View Connection Settings](接続設定の表示)を選択します。 3.
Bluetooth デバイスの接続 Bluetooth デバイスを使用する前に、Bluetooth 接続を確立する必要があります。 1. タスクバーの検索ボックスで「Bluetooth」と入力して[Bluetooth and other devices settings] (Bluetooth およびその他のデバイス設定)を選択します。 2. Bluetooth がオンになっていない場合はオンにします。 3.
有線ネットワーク(LAN)への接続 一部の製品では、有線ネットワーク(ローカル エリア ネットワーク(LAN)およびモデム接続)を使 用できる場合があります。LAN 接続ではネットワーク ケーブルを使用しており、電話ケーブルを使用 するモデムよりも大幅に高速で接続できます。これらのケーブルは別売です。 警告!火傷や感電、火災、および装置の損傷を防ぐため、モデム ケーブルまたは電話ケーブルを RJ-45 (ネットワーク)コネクタに接続しないでください。 ローカル エリア ネットワーク(LAN)への接続(一部の製品のみ) コンピューターを自宅のルーターに無線ではなく有線で接続する場合、または会社等の既存のネット ワークに接続する場合は、有線 LAN 接続を使用します。 注記: お使いのコンピューターで、[HP LAN-WLAN Protection]と呼ばれる機能が有効になっている場合 があります。この機能は、LAN に有線で接続したときに無線(Wi-Fi)接続を終了します。[HP LAN-WLAN Protection]について詳しくは、22 ページの[HP LAN-WLAN Protection]の使用(一
[HP LAN-WLAN Protection]の使用(一部の製品のみ) LAN 環境で[HP LAN-WLAN Protection]を設定することで、無線による不正なアクセスから LAN ネット ワークを保護できます。[HP LAN-WLAN Protection]が有効な場合は、コンピューターを LAN に有線で接 続すると、無線 LAN(Wi-Fi)接続がオフになります。 [HP LAN-WLAN Protection]の有効化およびカスタマイズ 1. ネットワーク ケーブルを、コンピューター、別売のドッキング デバイス、または拡張製品に装 備されているネットワーク コネクタに接続します。 2.
[HP MAC Address Manager]を使用したネットワーク上でのコン ピューターの識別(一部の製品のみ) システムの MAC(Media Access Control)アドレスを有効にすることで、ネットワーク上でお使いのコ ンピューターおよびその通信を識別するためのカスタマイズ可能な方法が提供されます。このシス テムの MAC アドレスにより、お使いのコンピューターがドッキング ステーションや外付け無線アダプ ターなどの外付けデバイス経由で接続されている場合でも一意に識別できます。このアドレスは、初 期設定では無効になっています。 システムの MAC アドレスの有効化およびカスタマイズ 1. ネットワーク ケーブルを、コンピューター、別売のドッキング デバイス、または拡張製品に装 備されているネットワーク コネクタに接続します。 2.
4 画面の操作 以下の 1 つまたは複数の方法でコンピューター画面を操作できます。 ● コンピューター画面で直接タッチ ジェスチャを使用する ● タッチパッドでタッチ ジェスチャを使用する ● 別売のマウスまたはキーボードを使用する ● スクリーン キーボードを使用する ● ポイント スティックを使用する タッチパッドおよびタッチ スクリーン ジェスチャの使用 タッチパッドを使用すると、簡単なタッチ ジェスチャでコンピューターの画面やポインターを操作で きます。タッチパッドの左右のボタンを、外付けマウスの対応するボタンと同様に使用することもで きます。タッチ スクリーン(一部の製品のみ)で操作するには、この章に記載されているジェスチャ を使用して直接画面をタッチします。 また、ジェスチャをカスタマイズしたり、ジェスチャ操作のデモンストレーションを確認したりする こともできます。タスクバーの検索ボックスに「コントロール」と入力して、[コントロール パネル] →[ハードウェアとサウンド]の順に選択します。[デバイスとプリンター]で[マウス]を選択します。 注記:記載のない場合、タッチ ジェス
2 本指ピンチ ズーム 2 本指ピンチ ズームを使用すると、画像やテキストをズームイン(拡大)またはズームアウト(縮 小)できます。 ● タッチパッド ゾーンまたはタッチ スクリーン上で 2 本の指を互いに離した状態にして置き、そ の 2 本の指の間隔を狭めるとズームアウト(縮小)できます。 ● タッチパッド ゾーンまたはタッチ スクリーン上で 2 本の指を一緒の状態にして置き、その 2 本 の指の間隔を拡げるとズームイン(拡大)できます。 2 本指スクロール(タッチパッドのみ) 2 本指スクロールを使用すると、ページや画像内を上下左右に移動できます。 ● 2 本の指を少し離してタッチパッド ゾーン上に置き、上下左右に動かします。 2 本指タップ(タッチパッドのみ) 2 本指タップを使用すると、画面上の項目のメニューを開くことができます。 注記:2 本指タップでは、マウスを右クリックしたときと同じ機能が実行されます。 ● 2 本の指でタッチパッド ゾーンを軽く叩くと、選択したオブジェクトのオプション メニューが表 示されます。 タッチパッドおよびタッチ スクリーン ジェスチャの使用 25
4 本指タップ(タッチパッドのみ) 4 本指タップを使用すると、[アクション センター]を開くことができます。 ● 4 本の指でタッチパッドを軽く叩くと、[アクション センター]が開き、現在の設定および通知が 表示されます。 3 本指スワイプ(タッチパッドのみ) 3 本の指を滑らせると、開いているウィンドウを表示したり、開いているウィンドウとデスクトップ を切り替えたりできます。 26 ● 3 本の指を手前から奥に滑らせると、開いているすべてのウィンドウが表示されます。 ● 3 本の指を奥から手前に滑らせると、デスクトップが表示されます。 ● 3 本の指を左または右に滑らせると、開いているウィンドウが切り替わります。 第 4 章 画面の操作
1 本指スライド(タッチ スクリーンのみ) 1 本指スライドを使用すると、一覧やページを上下左右にスクロールしたり、オブジェクトを移動さ せたりできます。 ● 画面をスクロールするには、画面上で移動したい方向に 1 本の指を軽く滑らせます。 ● オブジェクトを移動させるには、オブジェクトをタップしたままの状態で指を滑らせます。 別売のキーボードまたはマウスの使用 別売のキーボードまたはマウスを使用すると、入力、項目の選択、スクロールができ、タッチ ジェス チャを使用する場合と同じ機能の実行が可能です。キーボードを使用すると、操作キーおよびホット キーを使って特定の機能も実行できます。 スクリーン キーボードの使用(一部の製品のみ) 1. スクリーン キーボードを表示するには、タスクバーの右端の通知領域にあるキーボード アイコ ンをタップします。 2.
5 エンターテインメント機能 HP コンピューターを仕事や遊びに使用して、カメラ経由で他のユーザーと話をしたり、オーディオと ビデオを組み合わせたり、プロジェクター、モニター、テレビ、およびスピーカーなどの外付けデバ イスを接続したりできます。お使いのコンピューターのオーディオ、ビデオ、およびカメラ機能を確 認するには、3 ページの「各部の名称と機能概要」を参照してください。 カメラの使用(一部の製品のみ) お使いのコンピューターには、動画を録画したり、写真を撮影したりするカメラ(内蔵カメラ)があ ります。一部のモデルでは、動画のストリーミングによるビデオ会議やオンライン チャットができま す。 ▲ カメラにアクセスするには、タスクバーの検索ボックスで「カメラ」と入力して、アプリケー ションの一覧から[カメラ]を選択します。 オーディオの使用 音楽のダウンロードや再生、Web 上のオーディオ コンテンツ(ラジオなど)のストリーミング、オー ディオの録音、オーディオとビデオの組み合わせによるマルチメディアの作成などが可能です。コン ピューターで音楽 CD を再生したり(一部のモデル)、外付けオプティカル
有線のヘッドフォンは、コンピューターのオーディオ出力(ヘッドフォン)/オーディオ入力(マイ ク)コンボ コネクタまたは USB ポートに接続できます。 無線のヘッドフォンをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明書に沿って操作して ください。 ヘッドセットの接続 警告!突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量設定を下げてからヘッドフォン、イヤ フォン、またはヘッドセットを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、『規定、安 全、および環境に関するご注意』を参照してください。 このガイドを表示するには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの検索ボックスで「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリを選択しま す。 または タスクバーにある疑問符のアイコンをクリックします。 2.
重要:外付けデバイスが、正しいケーブルを使用してコンピューター上の正しいコネクタに接続され ていることを確認してください。デバイスの製造元の説明書に沿って操作してください。 ビデオ機能の使用について詳しくは、[HP Support Assistant]を参照してください。 USB Type-C ケーブルを使用したビデオ デバイスの接続(一部の製品のみ) 注記:USB Type-C DisplayPort デバイスをコンピューターに接続するには、別売の USB Type-C ケーブル が必要です。 外付けの DisplayPort デバイスの画面にビデオまたは高解像度の出力を表示するには、以下の操作を 行って DisplayPort デバイスを接続します。 1. USB Type-C ケーブルの一方の端をコンピューターの USB SuperSpeed ポートおよび DisplayPort に 接続します。 2. ケーブルのもう一方の端を外付けの DisplayPort デバイスに接続します。 3.
VGA ケーブルを使用したビデオ デバイスの接続(一部の製品のみ) 注記:VGA ビデオ デバイスをコンピューターに接続するには、別売の VGA ケーブルが必要です。 コンピューターの表示画面をモニターやプロジェクターなどの外付けの VGA モニターまたはプロ ジェクターに切り替えてプレゼンテーションを行うには、モニターまたはプロジェクターをコン ピューターの VGA コネクタに接続します。 1. モニターまたはプロジェクターとコンピューターの VGA コネクタを、以下の図のように VGA ケーブルで接続します。 2.
注記:HDMI 端子の形状は、モデルによって異なります。 2. ケーブルのもう一方の端を HD 対応のテレビまたはモニターに接続します。 3.
マルチストリーム トランスポートを使用した有線ディスプレイの検出および接 続 マルチストリーム トランスポート(MST)では、お使いのコンピューターまたは別売の外付けのハブ やドッキング デバイスに装備されている VGA または DisplayPort に接続することで、複数の有線ディ スプレイをコンピューターに接続できます。接続する方法は、コンピューターに取り付けられている グラフィックス コントローラーの種類およびコンピューターに内蔵ハブがあるかどうかによって異 なります。どのようなハードウェアがコンピューターに取り付けられているかを調べるには、[デバイ ス マネージャー]にアクセスします。 ▲ タスクバーの検索ボックスで「デバイス マネージャー」と入力して、[デバイス マネージャー] アプリを選択します。コンピューターに取り付けられているすべてのデバイスの一覧が表示さ れます。 別売のハブを使用した、NVIDIA グラフィックス搭載コンピューターへのディスプレイの接続 注記:NVIDIA グラフィックス コントローラーおよび別売のハブを使用すると、最大 3 台の外付けディ スプレイを接続できます。
ハブを内蔵した、インテル グラフィックス搭載コンピューターへのディスプレイの接続 内蔵ハブおよびインテル グラフィックス・コントローラーを使うと、以下の構成で最大 3 台のディス プレイを接続できます。 ● 2 台の 1920×1200 の DisplayPort モニターおよび 1 台の 1920×1200 の VGA モニターを、別売の ドッキング ステーションに接続 ● 1 台の 2560x1600 の DisplayPort モニターおよび 1 台の 1920×1200 VGA モニターを、別売のドッ キング ステーションに接続 複数のディスプレイのセットアップを行うには、以下の操作を行います。 1. 外付けディスプレイをコンピューターまたはドッキング ステーションの VGA コネクタまたは DisplayPort(DP)に接続します。 2.
6 電源の管理 お使いのコンピューターは、バッテリ電源または外部電源で動作します。コンピューターがバッテリ 電源で動作しており、外部電源を使用してバッテリを充電することができない場合は、バッテリ残量 を監視し、節約することが重要です。 この章で説明されている一部の電源管理機能は、お使いのコンピューターでは使用できない場合があ ります。 スリープおよび休止状態の使用 注意:コンピューターがスリープ状態のときに問題が発生する可能性がある既知の脆弱性がありま す。お使いのコンピューターのデータへの不正アクセスを防ぐため、データが暗号化されていたとし ても、コンピューターから物理的に離れる場合は、スリープではなく必ず休止状態にすることをおす すめします。特に、コンピューターを持ち運ぶ場合にこの操作は重要です。 注意:オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、または情報の損失を防ぐため、ディスクや 外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にスリープを開始しないでください。 Windows には、スリープと休止状態の 2 つの省電力設定があります。 ● スリープ:操作しない状態が一定時間続いた場合に、ス
休止状態の開始および終了(一部の製品のみ) [電源オプション]を使用すると、ユーザーが開始する休止状態を有効にしたり、その他の電源設定お よびタイムアウトを変更したりできます。 1. [電源]アイコン を右クリックして[電源オプション]を選択します。 2. 左側の枠内で、[電源ボタンの動作を選択する](製品によって表記が異なる場合があります)を 選択します。 3.
コンピューターが応答しなくなり、上記のシャットダウン手順を使用できない場合は、以下の緊急手 順を記載されている順に試みてください。 ● ctrl + alt + delete キーを押してから、[電源]アイコン→[シャットダウン]の順に選択します。 ● 電源ボタンを 10 秒程度押したままにします。 ● ユーザーによる交換が可能なバッテリ(一部の製品のみ)を搭載したコンピューターの場合は、 コンピューターを外部電源から切断してから、バッテリを取り外します。 [電源]アイコンおよび電源オプションの使用 [電源]アイコン は、Windows タスクバーにあります。[電源]アイコンを使用すると、すばやく電 源設定にアクセスしたり、バッテリ充電残量を表示したりできます。 ● ● 充電残量率を表示するには、[電源]アイコン にマウス カーソルを合わせます。 [電源オプション]を使用するには、[電源]アイコン を右クリックして[電源オプション]を選 択します。 コンピューターがバッテリ電源で動作しているか外部電源で動作しているかは、[電源]アイコンの形 の違いで判断できます。このアイコンの上にマ
HP ファスト チャージを使用するには、お使いのコンピューターをシャットダウンしてから、AC アダ プターをコンピューターおよび外部電源に接続します。 バッテリ充電残量の表示 充電残量率を表示するには、[電源]アイコン にマウス カーソルを合わせます。 [HP Support Assistant](一部の製品のみ)でのバッテリ情報の確認 バッテリ情報にアクセスするには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの検索ボックスで「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリを選択しま す。 または タスクバーにある疑問符のアイコンを選択します。 2.
注記:[電源]アイコンについて詳しくは、37 ページの[電源]アイコンおよび電源オプションの使 用を参照してください。 完全なロー バッテリの状態になった場合、コンピューターでは以下の処理が行われます。 ● 休止状態が無効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、短い時間ス リープ状態に移行または維持した後、システムが終了します。このとき、保存されていない情報 は失われます。 ● 休止状態が有効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、休止状態が開 始します。 ロー バッテリ状態の解決 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態への対処方法 以下のどれかをコンピューターおよび外部電源に接続します。 ● AC アダプター ● 別売のドッキング デバイスまたは拡張製品 ● HP からオプション製品として購入した電源アダプター 外部電源を使用できない場合のロー バッテリ状態への対処方法 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンします。 休止状態を終了できない場合のロー バッテリ状態への対処方法 1.
外部電源での駆動 外部電源の接続について詳しくは、コンピューターに付属の印刷物の『セットアップ手順』ポスター を参照してください。 純正の AC アダプター、または別売のドッキング デバイスや拡張製品を使用してコンピューターが外 部電源に接続されている場合、コンピューターはバッテリ電源を使用しません。 警告!安全に関する問題の発生を防ぐため、コンピューターを使用する場合は、コンピューターに付 属している AC アダプター、HP が提供する交換用 AC アダプター、または HP から購入した対応する AC アダプターだけを使用してください。 警告!航空機内でコンピューターのバッテリを充電しないでください。 以下のどれかの条件にあてはまる場合はコンピューターを外部電源に接続してください。 ● バッテリを充電するか、バッテリ ゲージを調整する場合 ● システム ソフトウェアをインストールまたは更新する場合 ● システム BIOS を更新する場合 ● ディスクに情報を書き込む場合(一部の製品のみ) ● 内蔵ハードドライブが搭載されているコンピューターで[ディスク デフラグ]を実行する場合 ● バ
7 セキュリティ コンピューターの保護 Windows オペレーティング システムおよび Windows の[Computer Setup]ユーティリティ(BIOS。どの オペレーティング システムでも実行されます)によって提供される標準のセキュリティ機能により、 個人設定およびデータをさまざまなリスクから保護できます。 注記:セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱いや盗 難を完全に防ぐものではありません。 注記:コンピューターを修理などのためにサポート宛てに送付する場合は、機密性の高いファイルの バックアップと削除、およびすべてのパスワード設定の削除を事前に行ってください。 注記:この章に記載されている一部の機能は、お使いのコンピューターでは使用できない場合があり ます。 注記:お使いのコンピューターでは、オンライン セキュリティ ベースの追跡および復元サービスであ る[Computrace]がサポートされています(一部の地域のみ)。コンピューターが盗難に遭ったりコン ピューターを紛失したりしたときに、不正なユーザーがそのコンピューターからインターネットにア
コンピューターでの危険性 セキュリティ機能 注記:キーボードが取り付けられていないタブレットでは、タッチスクリーンを使用できます。 パスワードの使用 パスワードとは、お使いのコンピューターの情報を保護するために選択する文字列です。情報へのア クセスの制御方法に応じてさまざまな種類のパスワードを選択できます。パスワードは、Windows お よびコンピューターにプリインストールされている[Computer Setup]で設定できます。 ● BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)、Power-on password(電源投入時パスワー ド)、および DriveLock パスワードは[Computer Setup]で設定され、システム BIOS によって管理さ れます。 ● Windows パスワードは、Windows オペレーティング システムでのみ設定されます。 ● [Computer Setup]で設定した DriveLock の user password(ユーザー パスワード)および DriveLock の master password(マス
[Computer Setup]でのパスワードの設定 パスワード 機能 BIOS administrator password(BIOS 管理者パ スワード)* [Computer Setup]へのアクセスを保護します Power-on password(電源 投入時パスワード) ● 設定した場合、コンピューターの電源投入時または再起動時には必ずこのパス ワードを入力する必要があります ● 設定した Power-on password を忘れると、コンピューターの電源を入れること も、再起動もできなくなります DriveLock の master password(マスター パス ワード)* 注記:BIOS administrator password の削除を防ぐ機能が有効になっている場合、そ の機能が無効にされるまでは削除できないことがあります DriveLock によって保護されている内蔵ハードドライブへのアクセスを保護しま す。DriveLock を有効にする操作の過程で設定します。このパスワードは、 DriveLock による保護の解除にも使用します DriveLock の
BIOS administrator password の変更 1. [Computer Setup]を開始します。 ● キーボードが取り付けられているコンピューターまたはタブレット: ▲ ● コンピューターの電源を入れるか再起動し、HP のロゴが表示されたら f10 キーを押し て[Computer Setup]を起動します。 キーボードが取り付けられていないタブレット: ▲ タブレットの電源を切ります。電源ボタンと音量下げボタンを同時に押し、スタート アップ メニューが表示されたら[f10]を選択して[Computer Setup]を起動します。 2. 現在の BIOS administrator password を入力します。 3. [Security](セキュリティ)→[Change BIOS administrator password](BIOS 管理者パスワードの変 更)または[Change Password](パスワードの変更)(一部の製品のみ)の順に選択し、[enter] キーを押します。 4. メッセージが表示されたら、現在のパスワードを入力します。 5.
6. 再度、新しいパスワードを入力するように要求されたら、フィールドを空欄のままにして、[enter] キーを押します。 7.
● キーボードが取り付けられていないタブレット: 1. タブレットの電源を切ります。 2. 電源ボタンと音量下げボタンを同時に押し、スタートアップ メニューが表示されたら [f10]を選択して[Computer Setup]を起動します。 2. BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)の入力画面が表示されたら、BIOS administrator password を入力して[enter]キーを押します。 3. [Security](セキュリティ)→[Hard Drive Utilities](ハードドライブ ユーティリティ)→[DriveLock/ Automatic DriveLock](DriveLock/自動 DriveLock)の順に選択し、[enter]キーを押します。 4. [enter]キー、マウスの左クリック、またはタッチ スクリーンを使用して、[Automatic DriveLock] (自動 DriveLock)チェック ボックスにチェックを入れます。 5.
自動 DriveLock パスワードの入力 自動 DriveLock が有効になっている場合、ドライブが元のコンピューターに接続されている間は、ド ライブのロックを解除するために DriveLock パスワードの入力を求められることはありません。ただ し、ドライブを別のコンピューターに移動したときや、元のコンピューターでシステム ボードを交換 したときは、DriveLock パスワードの入力を求められます。 この場合は、[DriveLock Password](DriveLock パスワード)の入力画面で元のコンピューターの BIOS administrator password を入力し(パスワードを設定したときと同じキーを使用)、[enter]キーを押し てドライブのロックを解除します。 パスワードを 3 回続けて間違えて入力した場合は、コンピューターの電源を切ってから再び起動し、 入力しなおしてください。 手動 DriveLock の選択 注意:DriveLock で保護されているハードドライブが恒久的に使用できなくなることを防ぐため、 DriveLock の user password(ユーザー パ
4. [Set DriveLock Master Password](DriveLock の master password の設定)を選択し、[enter]キーを 押します。 5. 警告メッセージをよくご確認ください。 6. 画面の説明に沿って操作し、DriveLock の master password を設定します。 注記:[Computer Setup]を終了する前に、DriveLock を有効にし、DriveLock の user password(ユー ザー パスワード)を設定できます。詳しくは、48 ページの DriveLock の有効化および DriveLock の user password(ユーザー パスワード)の設定を参照してください。 7.
● キーボードが取り付けられていないタブレット: 1. タブレットの電源を切ります。 2. 電源ボタンと音量下げボタンを同時に押し、スタートアップ メニューが表示されたら [f10]を選択して[Computer Setup]を起動します。 2. [Security](セキュリティ)→[Hard Drive Utilities](ハードドライブ ユーティリティ)→[DriveLock/ Automatic DriveLock](DriveLock/自動 DriveLock)の順に選択し、[enter]キーを押します。 3. 管理するハードドライブを選択して、[enter]キーを押します。 4. [Disable DriveLock](DriveLock の無効化)を選択し、[enter]キーを押します。 5. 画面に表示される説明に沿って操作し、DriveLock を無効にします。 6.
[Windows Hello]の使用(一部の製品のみ) 指紋認証システムや赤外線カメラを搭載している製品では、指を滑らせるかカメラを見ることで [Windows Hello]を使用してサインインできます。 [Windows Hello]を設定するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]ボタン→[設定]→[アカウント]→[サインイン オプション]の順に選択します。 2.
注記:特定の状況下では、ファイアウォールがインターネット ゲームへのアクセスをブロックした り、ネットワーク上のプリンターやファイルの共有に干渉したり、許可されている電子メールの添付 ファイルをブロックしたりすることがあります。問題を一時的に解決するには、ファイアウォールを 無効にして目的のタスクを実行した後で、ファイアウォールを再度有効にします。問題を恒久的に解 決するには、ファイアウォールを再設定します。 ソフトウェア更新プログラムのインストール お使いのコンピューターにインストールされている HP、Windows、および他社製ソフトウェアは、セ キュリティの問題を修正するため、およびソフトウェア パフォーマンスを向上させるために、定期的 に更新する必要があります。 重要:Microsoft®社は、セキュリティ更新プログラムなどの Windows の更新プログラムに関する通知 を配信しています。お使いのコンピューターをセキュリティの侵害やコンピューター ウィルスから 保護するため、通知があった場合はすぐに Microsoft 社からのすべてのオンライン更新プログラムをイ ンストールしてください。 これら
指紋認証システムの使用(一部の製品のみ) 一部の製品では、内蔵の指紋認証システムを使用できます。指紋認証システムを使用するには、[HP Client Security]の[Credential Manager]で指紋を登録する必要があります。[HP Client Security]ソフトウェ アのヘルプを参照してください。 [Credential Manager]で指紋を登録すると、[HP Client Security]の[Password Manager]を使用して、対応し ている Web サイトやアプリケーションでユーザー名およびパスワードを保存および入力できます。 指紋認証システムの位置 指紋認証システムは小さい金属製センサーで、コンピューターの以下のどこかの場所にあります。 ● タッチパッドの下部付近 ● キーボードの右側 ● ディスプレイの右上 ● ディスプレイの左側 ● ディスプレイの背面 製品によって、指紋認証システムは横向きの場合も縦向きの場合もあります。 52 第 7 章 セキュリティ
8 メンテナンス コンピューターを最適な状態に保つには、定期的なメンテナンスを行うことが非常に重要です。この 章では、[ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]などのツールを使用する方法について説明 します。また、プログラムおよびドライバーの更新方法、コンピューターの清掃手順、およびコン ピューターの持ち運び(または送付)に関する情報も提供します。 パフォーマンスの向上 [ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]などのツールを使用して定期的なメンテナンス作業 を実行することにより、コンピューターのパフォーマンスを向上させることができます。 [ディスク デフラグ]の使用 少なくとも 1 か月に 1 度、[ディスク デフラグ]を使用してハードドライブのデフラグを行うことをお すすめします。 注記:SSD(Solid State Drive)では、[ディスク デフラグ]を実行する必要はありません。 [ディスク デフラグ]を実行するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを外部電源に接続します。 2.
これらの動作の実行後は、[HP 3D DriveGuard]によって、短時間でハードドライブが通常の動作に戻り ます。 注記:内蔵ハードドライブのみが[HP 3D DriveGuard]によって保護されます。別売のドッキング デバイ スに取り付けられているハードドライブや USB ポートに接続されているハードドライブは、[HP 3D DriveGuard]では保護されません。 注記:SSD(Solid State Drive)には駆動部品がないため、SSD に[HP 3D DriveGuard]は必要ありません。 詳しくは、[HP 3D DriveGuard]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 [HP 3D DriveGuard]の状態の確認 コンピューターのドライブ ランプの色が変化することによって、メイン ハードドライブ ベイまたは セカンダリ ハードドライブ ベイ(一部の製品のみ)のディスク ドライブが停止していることを示し ます。Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にあるアイコンを使用して、ドライブ が現在保護されているかどうか、およびドライブが停止しているかどうかを確認
注意:コンピューターに修復できない傷が付いてしまう可能性があるため、強力なクリーニング溶剤 は使用しないでください。クリーニング製品がコンピューターに対して安全かどうかわからない場 合は、製品にアルコール、アセトン、塩化アンモニウム、塩化メチレン、炭化水素などが含まれてい ないかどうか確認します。 ペーパー タオルなどの繊維素材を使用すると、コンピューターに傷が付く可能性があります。時間が たつにつれて、ほこりの粒子や洗浄剤がその傷の中に入り込んでしまう場合があります。 清掃手順 お使いのコンピューターを安全に清掃するため、このセクションの手順に沿って作業をしてくださ い。 警告!感電やコンポーネントの損傷を防ぐため、電源が入っているときにコンピューターを清掃しな いでください。 1. コンピューターをシャットダウンします。 2. AC アダプターを取り外します。 3.
コンピューターの持ち運びまたは送付 コンピューターを持ち運んだり発送したりする必要がある場合は、装置を安全に保持するために以下 の点に注意してください。 ● お使いのコンピューターを持ち運んだり荷物として送ったりする場合は、以下の手順で準備を行 います。 – 外付けドライブ等に情報をバックアップします。 – すべてのディスクおよびすべての外付けメディア カード類を取り出します。 – すべての外付けデバイスを、必要に応じてそれぞれの電源を切ってから取り外します。 – コンピューターをシャットダウンします。 ● バックアップはコンピューターとは別に保管します。 ● 飛行機に乗る場合などは、コンピューターを手荷物として持ち運び、他の荷物と一緒に預けない でください。 注意:ドライブを磁気に近づけないようにしてください。磁気を発するセキュリティ装置には、 空港の金属探知器や金属探知棒が含まれます。空港のベルト コンベアなど機内持ち込み手荷物 をチェックするセキュリティ装置は、磁気ではなく X 線を使用してチェックを行うので、ドライ ブには影響しません。 ● 機内でコンピューターを使用する場
9 バックアップおよび復元 この章には、以下のプロセスに関する情報が含まれています。この章の情報はほとんどの製品で標準 的な手順です。 ● リカバリ メディアおよびバックアップの作成 ● システムの復元および回復 詳しくは、[HP Support Assistant]アプリを参照してください。 ▲ タスクバーの検索ボックスで「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリを選択しま す。 または タスクバーにある疑問符のアイコンを選択します。 重要:タブレットで復元操作を実行する場合、復元プロセスを開始するには、タブレットのバッテリ が最低 70%充電されている必要があります。 重要:着脱可能なキーボードが付属しているタブレットの場合は、復元プロセスを開始する前にタブ レットをキーボード ドックに接続してください。 リカバリ メディアおよびバックアップの作成 リカバリ メディアおよびバックアップを作成するための以下の方法は、一部の製品でのみ使用可能で す。お使いのコンピューターのモデルに応じた使用可能な方法を選択してください。 ● コンピューターを正常にセットア
[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成(一部の製品のみ) 可能であれば、復元用パーティションおよび Windows のパーティションがあることを確認します。 [スタート]メニューを右クリックし、[エクスプローラー]→[PC]の順に選択します。 ● お使いのコンピューターに Windows のパーティションおよび復元用パーティションが表示され ない場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせのうえ、お使いのシステムのリカバリ メディア を入手できます。HP の Web サイトから HP のサポート窓口を検索できます。日本でのサポート については、http://www.hp.com/jp/contact/ を参照してください。日本以外の国や地域について は、http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
[HP Recovery]メディアを作成するには、以下の操作を行います。 重要:着脱可能なキーボードが付属しているタブレットの場合は、以下の手順を開始する前にタブ レットをキーボード ドックに接続してください。 1. タスクバーの検索ボックスで「recovery」と入力して、[HP Recovery Manager](HP リカバリ マ ネージャー)を選択します。 2.
● 一部の製品では、コンピューターの工場出荷時のパーティションおよびコンテンツを復元したい 場合や、ハードドライブを交換した場合に、[HP Recovery]メディアの[ファクトリ リセット]オプ ションを使用できます。詳しくは、60 ページの[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネー ジャー)を使用した復元を参照してください。 ● 一部の製品では、復元用パーティションを削除してハード ドライブの空き領域を増やせるよう に、[HP Recovery Manager]に[復元用パーティションの削除]オプションが用意されています。 詳しくは、62 ページの HP 復元用パーティションの削除(一部の製品のみ)を参照してくださ い。 [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を使用した復元 [HP Recovery Manager]ソフトウェアでは、作成するか、または HP から入手した[HP Recovery](HP リカ バリ)メディアを使用するか、HP 復元用パーティション(一部の製品のみ)を使用することによっ て、コンピューターを元の工場出荷時の
● システムの復元:初期状態のオペレーティング システムを再インストールし、工場出荷時にイン ストールされていたプログラムの設定を再構築します。 ● ファクトリ リセット:ハードドライブの全情報を消去してパーティションを再作成し、コン ピューターを工場出荷時の状態に復元します。その後、工場出荷時にインストールされていたオ ペレーティング システムおよびソフトウェアを再インストールします。 HP 復元用パーティション(一部の製品のみ)を使用すると、[システムの復元]を実行できます。 HP 復元用パーティションの使用(一部の製品のみ) HP 復元用パーティションを使用すると、リカバリ ディスクまたはリカバリ USB フラッシュ ドライブ なしでシステムの復元を実行できます。このような復元は、ハードドライブがまだ動作している場合 にのみ使用できます。 HP 復元用パーティションから[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を起動するには、 以下の操作を行います。 重要:着脱可能なキーボードが付属しているタブレットの場合は、以下の手順を開始する前にタブ レットをキーボード ド
コンピューターのブート順序の変更 お使いのコンピューターが[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)で再起動しない場合 は、コンピューターのブート順序を変更できます。これは、コンピューターが起動情報を検索すると きに参照する BIOS にあり、デバイスの順番がリストになっています。オプティカル ドライブまたは USB フラッシュ ドライブの選択を変更できます。 ブート順序を変更するには、以下の操作を行います。 重要:着脱可能なキーボードが付属しているタブレットの場合は、以下の手順を開始する前にタブ レットをキーボード ドックに接続してください。 1. [HP Recovery](HP リカバリ)メディアを挿入します。 2.
10 [Computer Setup] (BIOS)、TPM、および[HP Sure Start] [Computer Setup]の使用 BIOS(Basic Input/Output System)とも呼ばれる[Computer Setup]は、システム上のすべての入出力デバ イス(ディスク ドライブ、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなど)間で行われる通信 を制御します。[Computer Setup]を使用すると、取り付けるデバイスの種類、コンピューターの起動順 序、およびシステム メモリと拡張メモリの容量を設定できます。 注記:[Computer Setup]で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってください。設定を誤ると、コン ピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 [Computer Setup]の開始 ▲ コンピューターの電源を入れるか再起動し、HP のロゴが表示されたら f10 キーを押して [Computer Setup]を起動します。 USB キーボードまたは USB マウスを使用した[Computer Setup](BIOS)の起動 USB ポートに接続され
[Computer Setup]のメニューを終了するには、以下のどれかの方法を選択します。 ● 変更を保存しないで[Computer Setup]メニューを終了するには、以下の操作を行います。 画面の右下隅にある[終了]アイコンを選択し、画面に表示される説明に沿って操作します。 または [Main](メイン)→[Ignore Changes and Exit](変更を無視して終了)の順に選択し、enter キーを 押します。 ● 変更を保存して[Computer Setup]メニューを終了するには、以下の操作を行います。 画面の右下隅にある[Save](保存)アイコンを選択し、画面に表示される説明に沿って操作しま す。 または [Main]→[Save Changes and Exit](変更を保存して終了)の順に選択し、enter キーを押します。 変更、保存した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 [Computer Setup]の工場出荷時設定の復元 注記:初期設定を復元しても、ハードドライブのモードには影響ありません。 [Computer Setup]のすべての設定を工
BIOS のバージョンの確認 [Computer Setup](BIOS)を更新する必要があるかどうかを判断するには、まずコンピューターの BIOS バージョンを確認します。 BIOS のバージョン情報(ROM 日付またはシステム BIOS とも呼ばれます)にアクセスするには、fn + esc キーを押す(Windows を起動している場合)か、または[Computer Setup]を使用します。 1. [Computer Setup]を開始します。63 ページの[Computer Setup]の開始を参照してください。 2. [メイン]→[システム情報]の順に選択します。 3.
注記:コンピューターが職場や学校などで管理されているネットワークに接続されている場合 は、ソフトウェア更新プログラム(特にシステム BIOS 更新プログラム)のインストールは、 ネットワーク管理者に確認してから実行してください。 ダウンロードした BIOS によってインストール手順が異なります。ダウンロードが完了した後、画面に 表示される説明に沿って操作します。説明が表示されない場合は、以下の操作を行います。 1. タスクバーの検索ボックスで「エクスプローラー」と入力して[エクスプローラー]を選択します。 2. ハードドライブを選択します。通常は、[ローカル ディスク(C:)]を指定します。 3. BIOS ソフトウェアをダウンロードしたときのメモを参照するなどして、更新プログラム ファイ ルが保存されているフォルダーを開きます。 4. 更新プログラム ファイルをダブルクリックします。 BIOS のインストールが開始されます。 5.
[HP Sure Start]の使用(一部の製品のみ) 一部のコンピューター モデルでは、[HP Sure Start]が構成されています。[HP Sure Start]は、攻撃また は破損がないか確認するためにコンピューターの BIOS を監視する技術です。BIOS が破損したか攻撃 された場合、[HP Sure Start]はユーザーが介入することなく自動的に BIOS を以前の安全な状態に復元 します。 [HP Sure Start]はあらかじめ構成され、有効になっているため、ほとんどのユーザーは、[HP Sure Start] の初期設定の構成を使用できます。詳しい知識があるユーザーは、初期設定の構成をカスタマイズで きます。 [HP Sure Start]の最新のドキュメントについては、http://www.hp.
11 [HP PC Hardware Diagnostics] (UEFI) の使用 [HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断)は UEFI(Unified Extensible Firmware Interface) であり、診断テストを実行して、コンピューターのハードウェアが正常に動作しているかどうかを確 認できます。このツールはオペレーティング システムの外で実行されるため、オペレーティング シス テムまたはその他のソフトウェア コンポーネントが原因で発生する可能性のある問題からハード ウェア障害を分離できます。 ハードウェアの交換が必要な障害が[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)で検出された場合、24 桁の障 害 ID コードが生成されます。この ID コードは HP のサポートでの問題の解決に役立てることができ ます。 注記:モードの変更が可能なコンピューターで診断を開始するには、お使いのコンピューターをノー トブック モードにして、コンピューターに取り付けられているキーボードを使用する必要がありま す。 [HP PC H
[HP PC Hardware Diagnostics] (UEFI) の USB デバイスへのダウ ンロード 注記:[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)のダウンロードの説明は、英語でのみ提供されています。 また、.exe ファイルのみが提供されているため、Windows コンピューターを使用して、[HP UEFI Support Environment](HP UEFI サポート環境)をダウンロードおよび構築する必要があります。 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)を USB デバイスにダウンロードするには、以下の 2 つの方法があ ります。 UEFI の最新バージョンをダウンロードする 1. HP の Web サイト、http://www8.hp.com/jp/ja/campaigns/hpsupportassistant/pc-diags.html にアクセ スします。[HP PC Hardware Diagnostics]のホーム ページが表示されます。 2.
12 仕様 入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100~240 V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作します が、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されている AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作します。コンピューターの電圧および電流 は、規定ラベルに記載されています。 入力電源 定格 動作電圧および電流 19.5 V DC(2.31 A、45 W の場合) 19.5 V DC(3.
13 静電気対策 静電気の放電は、じゅうたんの上を歩いてから金属製のドアノブに触れたときなど、2 つのものが接 触したときに発生します。 人間の指など、導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなどのデバイスが損傷したり、 耐用年数が短くなったりすることがあります。 静電気に弱い部品を取り扱う前に、以下で説明する方法のどれかで身体にたまった静電気を放電して ください。 ● 部品などの取り外しまたは取り付けの手順で、コンピューターから電源コードを取り外すように 指示されている場合は、まず正しくアース(接地)されていることを確認してください。 ● 部品は、コンピューターに取り付ける直前まで静電気防止用のケースに入れておきます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。電子部品に触れる回数をなるべく少な くします。 ● 磁気を帯びていない道具を使用します。 ● 部品を取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電します。 ● 取り外した部品は、静電気防止用のケースに入れておきます。 71
14 ユーザー サポート HP は、単体で、または適切な補助ツールや支援技術と組み合わせることにより、お身体の不自由な方 にもお使いいただけるような製品やサービスを設計、製造、販売しています。HP のユーザー サポー トの最新情報については、HP の Web サイト、http://www.hp.
索引 記号/数字 1 本指スライド用タッチ スクリー ン ジェスチャ 27 2 本指スクロール用タッチパッド ジェスチャ 25 2 本指タップ用タッチパッド ジェ スチャ 25 2 本指ピンチ ズーム用タッチパッ ドおよびタッチ スクリーン ジェ スチャ 25 3 本指スワイプ用タッチパッド ジェスチャ 26 4 本指タップ用タッチパッド ジェ スチャ 26 B BIOS 更新 64 バージョンの確認 65 プログラムのダウンロード Bluetooth デバイス 17, 19 ラベル 15 C DisplayPort USB Type-C の位置 DriveLock 説明 47 無効化 48 有効化 48 4 E esc キー 位置 11 F Fn Lock ランプ fn キー 位置 11 65 HP Touchpoint Manager 51 HP が提供する資料 2 HP ファスト チャージ 37 HP 復元用パーティション 削除 62 復元 61 M Miracast 34 N 9 NFC 20 Num Lock ランプ 9 R GPS 19 RJ-45(ネッ
V VGA コネクタ、接続 31 W Windows システムの復元ポイント 57, 59 Windows Hello 使用 50 Windows アプリケーション キー 位置 11 Windows キー、位置 11 Windows ツール 使用 59 う ウィルス対策ソフトウェア 50 お オーディオ 29 オーディオ出力(ヘッドフォン)/ オーディオ入力(マイク)コンボ コネクタ、位置 5 か 外部電源の使用 40 各部 上部 8 ディスプレイ 7 左側面 5 右側面 4 裏面 14 カメラ 7 位置 7 使用 28 カメラ ランプ、位置 7 完全なロー バッテリ状態 管理者パスワード 42 き 索引 こ 公共無線 LAN への接続 18 コネクタ Miracast 34 RJ-45(ネットワーク) 4 VGA 31 オーディオ出力(ヘッドフォ ン)/オーディオ入力(マイク) コンボ 5 外付けモニター 4, 31 電源 5 ネットワーク 4 コンピューター 運搬 56 清掃 54 手入れ 54 電源切断 36 持ち運び 15, 56 さ 39 キー esc 11 fn
外付けモニター コネクタ、使用 4 ソフトウェア HP 3D DriveGuard 53 ウィルス対策 50 ディスク クリーンアップ 53 ディスク デフラグ 53 ファイアウォール 50 ソフトウェア更新プログラム、イン ストール 51 た タッチ スクリーン ジェスチャ 1 本指スライド 27 タッチパッド 使用 24 ボタン 8 タッチパッドおよびタッチ スク リーン ジェスチャ 2 本指ピンチ ズーム 25 タップ 24 タッチパッド ジェスチャ 2 本指スクロール 25 2 本指タップ 25 3 本指スワイプ 26 4 本指タップ 26 タッチパッド ゾーン 位置 8 タッチパッドの使用 24 タップ用タッチパッドおよびタッ チ スクリーン ジェスチャ 24 つ 通気孔 位置 て 5, 14 [ディスク クリーンアップ]ソフト ウェア 53 [ディスク デフラグ]ソフトウェ ア 53 テンキー 内蔵テンキー 11, 12 電源 外部 40 バッテリ 37 [電源]アイコン、使用 37 電源コネクタ 位置 5 電源設定、使用 37 電源設定の使用 37 電源の管理 35 電源ポート
む 無線 LAN アンテナ 位置 7 無線 LAN デバイス 15 無線 LAN への接続 18 無線 LAN ラベル 15 無線 WAN アンテナ、位置 7 無線 WAN デバイス 17, 18 無線アンテナ、位置 7 無線キー 17 無線コントロール オペレーティング システム 17 ボタン 17 無線認定/認証ラベル 15 無線ネットワーク(無線 LAN) 企業無線 LAN への接続 18 公共無線 LAN への接続 18 接続 18 動作範囲 18 無線ボタン 17 無線ランプ 9, 17 め メディア カード スロット、位置 6 メモリ モジュール 位置 14 メンテナンス HP 3D DriveGuard 53 ディスク クリーンアップ 53 ディスク デフラグ 53 プログラムおよびドライバーの 更新 54 も 元のシステムの復元 ゆ 60 ユーザー サポート 72 ユーザー パスワード 42 ら ラベル Bluetooth 15 規定 15 サービス 15 シリアル番号 15 無線 LAN 15 無線認定/認証 15 76 索引 ランプ Caps Lock 9 Fn